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命がけの作業員守れ…幹細胞の事前採取訴え (読売新聞) - Yahoo!ニュース

 
福島第一原発の作業員らが全身に大量被曝(ひばく)をして「造血幹細胞移植」が必要になった場合に備え、作業員自身の造血幹細胞をあらかじめ採取して冷凍保存しておくよう、専門医が提言している。
 移植の際、免疫拒絶反応を防ぎ治療の可能性を高めるためだ。
 虎の門病院の谷口修一・血液内科部長によると、原発事故を巡り事前採取が行われた事例は世界的にもないが、「命がけで作業にあたる人たちを守るために行うべきだ」と訴える。同部長は今回の事故を受け、造血幹細胞の採取にかかる期間が従来(4~5日)の半分程度で済む未承認薬の輸入を計画している。
 東京電力は、今回の事故で、作業員の幹細胞の事前採取は「行っていない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000264-yom-sci

今後のことを考えるとこれは必要なんでしょうね。やはり。
実際局所ではありますが、2~6シーベルトというきわめて高い被曝をされた方が出たわけだし。

リンクを見てみると、骨髄採取と臍帯血採取以外に、末梢血から採取する方法があるんですね。しらなんだ。

通常、造血幹細胞は末梢血中にはほとんど存在していませんが、顆粒球(かりゅうきゅう)コロニー刺激因子(G―CSF)を投与すると、末梢血中の造血幹細胞の数を増やすことができます。そのうえで連続血液成分分離装置を用いて末梢血からの造血幹細胞の採取が行われます。

よく分からん。透析みたいな形でやるんだろうか?成分献血みたいなもの?

骨髄採取について“約1Lの骨髄液を”とありますが、本当にそんなに採れるんだ。
「本来ならあなたの体重だと900ミリリットルくらいだけど、相手の方の体格が大きいから1200ミリリットル採取したよ。大丈夫、若いから。」と言われて、単位が何か間違ってるんじゃないかと思ってたんですが・・・採れるもんなんですね。

現場作業者の方向けとなると、末梢血からの採取でしょうか?骨髄採取は人によりけりですが後遺症が出る場合もあるそうだし、臍帯血は関係ないし。
この

未承認薬の輸入を計画している

というのが“顆粒球コロニー刺激因子”ってやつかな?

できればこんなもの使わないで済むよう願ってます。術前処置は非常に苦しいと聞いたので。



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