さあ、次の試合はナビスコ決勝。
実は一昨年のナビスコ決勝は、国立でビール売りの売り子をしていた。ホーム側のゴール裏とバックスタンド担当だったが、アントラーズサポーターのおじさんおばさん、お兄さんお姉さんはいい人だった。こっちがその日だけの友人の紹介バイトで、なかなか慣れなかったのに色々気遣ってくださってありがとうございます最初は発泡酒しかなかったのに無理にでも買って下さったり
野球の生ビールはタンクを背負ってアレも大変だけど、サッカーの駅弁スタイルで売るのも結構重労働なのをご存知だろうか?
一本500mlのビールを30本首から下げているのだ、実は。
その他にお金(硬貨は重い。お札は指にはさんでいる)、おつまみ、コップを積んでいる。籠自体も結構重く、ビール臭くなるので精神的にもキツイ
重量は単純計算で15キロ
もし国立でビール売りの売り子を見かけたら、買ってあげてください。あれは、安い時間給+歩合です!
そしてそれを10時ごろから(開門?)四時ごろまで(後半の半分ぐらいまで)売りまくる。15キロを抱えて屈んでビールを売ったり、ゴール裏やバックスタンドを縦横無尽に歩き回るのは、体力に自信がある自分でも結構しんどかった。
ちょっとでも試合を見ようと思っても、売り子はスタンドを見ないといけないし。
そして試合が始まる前に「邪魔だ!」とレッズサポから怒鳴られたり
今なら初タイトルが掛かったレッズサポの焦りや不安も分かるが、朝から売ってヘロヘロだった自分はそれがとても悔しかったのを覚えている。応援するクラブは違えど、サポだから大切な試合を迎えて気が立っていたのは理解できる。それでもビールを飲みたい人がいる限り、そしてこちらもそれが仕事なのだから怒鳴らないで欲しい。売り子は歩いているのだから、すぐに通り過ぎる。まして試合中は声を出さないように歩くよう指示されている。
これは会社によって違うかもしれないが。
もしこのblogをレッズサポーターの方が読んでいらっしゃたら、気を悪くしないで頂きたい。
これは、あくまで一日のうちに起きた出来事の一つだ。その人はちょっと朝から虫の居所が悪かったのだろう。そしてそんな人、世の中にごまんといるのだから。
ほとんどのレッズサポーターもビールを買ってくれて「重たいのに頑張っているね」と声を掛けてくれる、いい人だった
ちなみにその日、試合中はぱったりと売れなかった。友人曰く、「今日はお客さんが試合に熱中しすぎ」だったそうだ。さすがにタイトル試合はサポの意気込みも違い、その日の売上はいつもより悪かったらしい。
それでもハーフタイムには注文が殺到して、何度もコンコースを往復した。
それで給料は7000円ちょっと。
若くないと出来なかったと思う。
もしこのblogを読んでいらっしゃる方の中でFC東京サポ、レッズサポの方がいたら、売り子さんからビールを買ってあげてください。そして、お釣りはなるべく無いように(笑)
~~~~~そして、思ったこと。
ビール売りのバイトは、サッカー好きだと試合が見られない拷問だ。
ちなみに兄は代表戦で「人が入ってこないように試合中前で見張っている人」のバイトをしたことがある。あれも辛かったそうだ。
そしてレッズ戦のときにチケット確認のバイトした事あるそうだが、最初の100人ぐらいはサポーターがポールや荷物を持って突進してくるから逃げるように、と指示を受けたそうだ。現に兄は逃げたらしい。今から二年程前。これって本当?
やっぱりサッカー好きとサッカー関係バイトの両立は、難しいと思われる
ここまで書いて思ったが、アントラーズ缶投げ事件の時に「ビール売りの売り子から缶のままビールを受け取り、それを投げたから持ち込んでいない」という記事を見た。だがあのバイトは缶の本数の歩合だったので(たまたま自分のいた会社がそうだったのかもしれないが)、缶が足りないと数えられないと思われる。そして自分は最初で最後のバイトだったが、どこのサポーターの方にも「缶のままでいいよ」と言われてもきっちり断った。コップで注ぐように、そしてスタジアムでは缶が禁止だと教えられたからだ。
女子高生のバイトもいた。アルバイトのほとんどがサッカーを知らなかった。それでもそんなルーズなアルバイターっていないだろう。そんな事をしたら、会社の出入りが禁止される
長々と書いてしまったが、少しだけいつもいるスタジアムの別の面が見えた体験だった。
一日の終わりごろに買ってくださったお姉さんに、「泡立てるの上手ですね、バイト歴長いんですか?」と聞かれて「一日です」と答えたら笑ってくださった。今でも紙コップに泡を立ててビールを注げる。
サポーターをサポートするのも、面白い
これが、ある記事
実は一昨年のナビスコ決勝は、国立でビール売りの売り子をしていた。ホーム側のゴール裏とバックスタンド担当だったが、アントラーズサポーターのおじさんおばさん、お兄さんお姉さんはいい人だった。こっちがその日だけの友人の紹介バイトで、なかなか慣れなかったのに色々気遣ってくださってありがとうございます最初は発泡酒しかなかったのに無理にでも買って下さったり
野球の生ビールはタンクを背負ってアレも大変だけど、サッカーの駅弁スタイルで売るのも結構重労働なのをご存知だろうか?
一本500mlのビールを30本首から下げているのだ、実は。
その他にお金(硬貨は重い。お札は指にはさんでいる)、おつまみ、コップを積んでいる。籠自体も結構重く、ビール臭くなるので精神的にもキツイ
重量は単純計算で15キロ
もし国立でビール売りの売り子を見かけたら、買ってあげてください。あれは、安い時間給+歩合です!
そしてそれを10時ごろから(開門?)四時ごろまで(後半の半分ぐらいまで)売りまくる。15キロを抱えて屈んでビールを売ったり、ゴール裏やバックスタンドを縦横無尽に歩き回るのは、体力に自信がある自分でも結構しんどかった。
ちょっとでも試合を見ようと思っても、売り子はスタンドを見ないといけないし。
そして試合が始まる前に「邪魔だ!」とレッズサポから怒鳴られたり
今なら初タイトルが掛かったレッズサポの焦りや不安も分かるが、朝から売ってヘロヘロだった自分はそれがとても悔しかったのを覚えている。応援するクラブは違えど、サポだから大切な試合を迎えて気が立っていたのは理解できる。それでもビールを飲みたい人がいる限り、そしてこちらもそれが仕事なのだから怒鳴らないで欲しい。売り子は歩いているのだから、すぐに通り過ぎる。まして試合中は声を出さないように歩くよう指示されている。
これは会社によって違うかもしれないが。
もしこのblogをレッズサポーターの方が読んでいらっしゃたら、気を悪くしないで頂きたい。
これは、あくまで一日のうちに起きた出来事の一つだ。その人はちょっと朝から虫の居所が悪かったのだろう。そしてそんな人、世の中にごまんといるのだから。
ほとんどのレッズサポーターもビールを買ってくれて「重たいのに頑張っているね」と声を掛けてくれる、いい人だった
ちなみにその日、試合中はぱったりと売れなかった。友人曰く、「今日はお客さんが試合に熱中しすぎ」だったそうだ。さすがにタイトル試合はサポの意気込みも違い、その日の売上はいつもより悪かったらしい。
それでもハーフタイムには注文が殺到して、何度もコンコースを往復した。
それで給料は7000円ちょっと。
若くないと出来なかったと思う。
もしこのblogを読んでいらっしゃる方の中でFC東京サポ、レッズサポの方がいたら、売り子さんからビールを買ってあげてください。そして、お釣りはなるべく無いように(笑)
~~~~~そして、思ったこと。
ビール売りのバイトは、サッカー好きだと試合が見られない拷問だ。
ちなみに兄は代表戦で「人が入ってこないように試合中前で見張っている人」のバイトをしたことがある。あれも辛かったそうだ。
そしてレッズ戦のときにチケット確認のバイトした事あるそうだが、最初の100人ぐらいはサポーターがポールや荷物を持って突進してくるから逃げるように、と指示を受けたそうだ。現に兄は逃げたらしい。今から二年程前。これって本当?
やっぱりサッカー好きとサッカー関係バイトの両立は、難しいと思われる
ここまで書いて思ったが、アントラーズ缶投げ事件の時に「ビール売りの売り子から缶のままビールを受け取り、それを投げたから持ち込んでいない」という記事を見た。だがあのバイトは缶の本数の歩合だったので(たまたま自分のいた会社がそうだったのかもしれないが)、缶が足りないと数えられないと思われる。そして自分は最初で最後のバイトだったが、どこのサポーターの方にも「缶のままでいいよ」と言われてもきっちり断った。コップで注ぐように、そしてスタジアムでは缶が禁止だと教えられたからだ。
女子高生のバイトもいた。アルバイトのほとんどがサッカーを知らなかった。それでもそんなルーズなアルバイターっていないだろう。そんな事をしたら、会社の出入りが禁止される
長々と書いてしまったが、少しだけいつもいるスタジアムの別の面が見えた体験だった。
一日の終わりごろに買ってくださったお姉さんに、「泡立てるの上手ですね、バイト歴長いんですか?」と聞かれて「一日です」と答えたら笑ってくださった。今でも紙コップに泡を立ててビールを注げる。
サポーターをサポートするのも、面白い
これが、ある記事