横スカッとジャンパーズ

徒然なる侭に、主にマリノスと日常をくっちゃべります。毒にも薬にもなりません!

おばさんライセンス、取得

2010年10月24日 18時38分36秒 | Weblog
昨日、母と一緒に電車に乗っていた時のこと。


夕方の東横線は人で混みあっているのだが、ある座席の前には多少の空間があった。小柄の母の為に移動すると、座席に小学三年生ぐらいの少女二人に一年生ぐらいの小さな女の子が一人、母親らしき女性が二人、席に座っていた。
女の子達は段々スカートに大きなリボン、黒を基調とした格好で、今時のダンスをする少女の縮小版のような姿だった。

予想通り、その席の前は騒がしかった。母に申し訳ないと思ったが、吊り革に掴まれるほうが良かったので、そのまま子ども達の前で立つことにした。

電車が発車すると母親と少女のお喋りはヒートアップし、小さな女の子は飽きて靴を履いたまま膝をついて足を乗客側に向けている。
母はもう意識しないようにしたのか、上を向いていた。


あくっまさんは、人間観察をしていると、三年生ぐらいの少女達はこそこそと内緒話になり、そのうちに一人の少女がしなをつくり始めた。
足を揃えて斜めに座り直し、スカートをめくり上げた。
あくっまさんは目を見張る。


少女はまた同じようにしなをつくり、スカートをまくってパンツを見せた。



あくっまさんは、思わず吊り革から手を離し、しゃがみこんだ。
「女の子がそんなことをしちゃダメ!」
スカートを慌てて引き下げたら、上を見ていた母から「あくっま!!」と声が口鋭く飛ぶ。

お喋りを続けていた母親が「すみません」と笑顔であくっまさんに謝った。少女は、あくっまさんに恥ずかしさを隠した笑みを浮かべた。

電車はそのまま進み、あくっまさん達は目的の駅で降りた。


後から母に「あの子達の靴の裏が当たったの?」と尋ねられたので、「まさか!」と経緯を話すと「注意して正解」という返答があった。


あくっまさんは気が短くても、そんな事では怒らない。
あの少女の母親も、足が当たったり服を汚して怒ったと思ったのだろうか。

少女がどんな環境に置かれているのかわからないが、情報が多い現在、親が相当注意を払わないと恐ろしい事件に繋がってしまうように思われる。


あくっまさんも他人の子どもに注意出来るような、立派なオバタリアンになったものだ。
少女の母親達は、あくっまさんと変わらないぐらいというのに。

名実ともにおばさんである。
皆さんは注意をしますか?

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