幻想サッカー現実サッカー

本日は、長年のサッカー観戦友人やまもっ嬢と映画『GOAL!』を観てきた。
親戚から招待券を貰って「無料だから」と誘ったのだが、無料だから気持ちよく見られる映画だった。
いや、面白くないというのではないけれど（苦笑）
話の設定を考えると「ちょっと、不法入国した人が母国に帰ったらパスポートがないから捕まりません……？」「あの、アレックスや恒様だっておりなかった就労ビザがそんな簡単におりちゃうの？」「むしろ、あなたのポジションや利き足が最後までわからなかったんですけど！」なんて穿った見方をしてしまうが、それには目を瞑ってみれば、ベタな展開がなかなか楽しい。

ニューカッスルというのも渋い。そして次に『GOAL!２』では銀河系軍団レアル・マドリードに移籍するという飛躍もなかなか。
シアラーが格好良かったり、ジェラードに男らしさを感じたり、映画終了後のクレジット欄に実在の選手が「himself」になっているのを見つけて笑ったり。
サッカー自体の映像はアップが多いので、W杯の方がナンボか観やすいが、映画らしい楽しさはある。
だが、個人的には映画館より家のTV画面の方が楽しめるような気がした。
「お家でサッカー観戦」のイメージで観た方が、内容も良く見えると思う。


ちなみにこの映画で一番観客が笑ったのが、「ベッカム、ラウル、ジダン登場」だった。
また映画館内のお客さんで一番多かったのが、「サッカー好きな彼氏と連れてこられた彼女」（映画のクレジットが流れると彼氏が色々説明しだすのが面白かった）、次が「サッカー好きな少年達」。あくっまさん達のような「サッカー好きな女性」はちらほら。
まだまだ女性サッカーファンは少ないのだろうか。



さてさて。
昨夜はイングランド対パラグアイでは、ひたすらクラウチを「キモイ」と罵倒し、アルゼンチン対コートジボアールでは「ドログバってイケメン」「アイマールのその使い方って……」と叫んでいた、あくっま兄妹。
今夜はオランダ対セルビア・モンテネグロとメヒコ対イランの二本立てだ。
明日の仕事は、ちゃんと出来るのか！

むしろ五時帰りでも、勘弁な

仕事早っ！

イングランドとパラグアイのマスコミ的イケメン対決を見て、スウェーデンとトリニダードトバゴでは睡眠を取り（あくっまさんはスウェーデンに結構心を砕いているので、結果にShock！）、今はアルゼンチン対コートジボアールを見ている。


もう、サッカーの世界観が全く覆る試合内容に、驚愕！！
まずはコートジボアールのあまりのレベルの高さに、早起きあくっま兄弟は騒然。
「前回大会のセネガルより、組織だっているよ！」
「つか、皆うまっ！ラインもちゃんと真っ直ぐ！」
「何この身体能力の高さ…」
「しかも個人の身体能力は高い」

今回大会で一番良い試合だ…。

今クレスポがゴールを決めたが、まだ油断ならぬほど。いやあ、眠気が一気に覚めるようないい試合。


しかし、一番の驚きは。




山本昌邦さん、もうドイツの解説者！？Σ(￣□￣;)


いいのかい、アンタ…三日前までジュビロの監督だったんだろ？
ジュビロの選手とサポーターを思うと、一瞬胸が痛くなる。そんな試合(-_-;)