横スカッとジャンパーズ

徒然なる侭に、主にマリノスと日常をくっちゃべります。毒にも薬にもなりません!

時には昔の話を

2005年08月15日 19時47分41秒 | 雑記
このお盆休みの間に、両親が広島から上京した。
祖父が家に帰ってくるからだ。
祖父は、普段は老人ホームで暮らしている。しかし盆や正月など連休になると、家に帰って数日を過ごす。そんな時に自分たち兄弟も祖父の家に行って家族全員とご飯を食べたり、つかの間の一家団欒を過ごす。
そうして祖父の昔話を聞いていると、同じ話を何度も繰り返す。話の調子や盛り上がり部分は全く同じだが、それを何度も聞いていると否定はしない。
新しい体験が出来なくなると、人間は過去に生き始めるんだと考えているからだ。
昔話を繰り返すのを否定してしまうと、何となく祖父の生き方自体を否定してしまうように思える。
……そりゃ、ボケ始めていると言ってしまえばそれまでかもしれないが。

そうやって何度も聞いた話を繰り返すかと思ったら、今回初めて聞いた話があった。
戦争の話だ。
祖父は滅多に戦争の話をしない。いや、自分の身の回りの老人は、滅多に戦争の話をしない。
唯一自分に戦争の話をする、名古屋にいる祖母(ヤングな従兄妹と暮らしている)が言っていたが、「辛い話だから思い出したくない」のだそうだ。

祖父は今年で87歳。専門学校で写真を学び、某フィルム会社に勤務後は空軍へと徴集された。
当時写真撮影の技術者は、航空写真を撮り地図を作成するため空軍へ配属されたのだそうだ。
空襲警報が鳴ると厚木の飛行場で八王子飛行場から飛んでくる飛行機を見上げたり、飛行機の羽を貫通する銃弾が横を掠めるのを見たりしたそうだ。

しかし祖父は昔から楽天的な気質で、「暇なときはよく川で釣りをしたんだよ。でも警報が鳴ったら飛行場に集合しないといけないんだよ。だけど空襲警報が鳴っても川で釣りしてたら間に合わないでしょ?だからそのまま釣りしていたよ」と、笑いながら言っていた。
もしかしたらあまり悲惨な戦争を思い出したくないのかもしれない。
悲観的な母方の気質を色濃く受ける自分は、何とはなしにそんな事を想像していた。

名古屋にいる母方の祖母が「戦争の話はしたくない。でも、誰かが話さないと伝えられないでしょ?」と戦争の話をしだしたのは、自分が中学校の頃だから十年ほど昔になる。

今年で終戦60年を迎えた。世界はまだ憎悪にまみれている。
60年経っても日本はアジア諸国との歴史認識は合わないままで、アメリカとも「これでいいのか」と思いながらパワーバランスを考えると何も行動できず従っているようだ。
自国嫌悪と自国愛護を国民は唱え、整理もつかない。
自分は何が出来るのか。

本当に、本当に小さいことだが。
まずは選挙。憲法第九条に関して議論が取りだたされている。
自分の考えとなるべく合う政党、議員を投票するのは大切なことだ。
そして平和の為の行動の第一歩。
これは最も小さいが。
身近な人を恨まない。
とても小さいことだが、人間単位になってもギスギスしているのなら、国同士で仲良く出来るわけ無いな……と最近思う。本当に些細なレベルだが。
そして戦争の事を忘れない。
今この瞬間も、誰かが戦争で命を失っていることを。

日本は終戦したが、世界のどこかでは戦争中だ。

浴衣DAY!!

2005年08月15日 15時06分54秒 | Weblog
昨日は三ッ沢でお菓子杯vs大宮戦。管理人も気張って浴衣。
ちなみに付け爪は以前京都で買った、ちりめんの貼ってあるもの。ラヴリー(*^_^*)


しかし、向かった先は川崎。紛らわしいが、昨日は小学校時代の同級生に会いに行ったのだ。
何故浴衣かって?今年の夏きてなかったから頑張ってみただけだ(笑)
祭でも花火大会でもないのに浴衣を着る妙齢な女性二人は、チネチッタで雑貨を見たりお茶をしたりと、昔話と近況報告に花が咲く。
幼なじみっていいもんだヽ(´▽`)/

彼女はモデルの卵で、今はバイトや派遣をしてお金を稼ぎながら、レッスンを励んでいる。
「夢は大切にしたいよね」というのは彼女の弁だが、自分もささやか過ぎて忘れてしまいそうな夢を大切にしないとな、と改めて思った。


しかしなーイベントコンパニオンの話を聞くと面白い。東京ゲームショウでギャルゲーの恰好したとか…制服貰ったから着る?と言われたが。
オタクが群がってくる~気持ち悪かった~と言っていたが…すまない、君の幼なじみもそういうの行ってた人間なんだ(-_-;)
十年以上会わない間に、方や綺麗なオネエサン道を進み、もう一方はオタク道を進む。
ちょっとだけ電車男の気持ちを味わった、夏の一夜だった(´ω`)モエー




土曜日に友達とロボッツ見に行ったけど、もう脱ヲタだと信じたい夏。