「レスター・レヴェンソンのリリーシング」- I'm trying to show you the entire way.

Lester:「私は、あなたに全ての道を案内しようとしています。」 2015-10-04-09:45JST

過去の記事から-1~それ(実在)でないものを除去する

2022-06-09 23:55:19 | 目次付きの記事(1~10)
過去の記事から-1~それ(実在)でないものを除去する 

 今回のテーマは、「それ(実在)でないものを除去する」についてです。 
 真我は、常に実現しています。そして現在、私と共に在ります。真我が在るから、私がいます。真我から、私という想念が現象として、現れます。私という想念から、世界という想念が現象として、現れます。 

─ 1938年3月6日 - ラマナ・マハルシとの対話より ─ 
 「真の存在は、サマーディの中でのみ、実現されます。その時実現される真理は、現在も存在しています。それを、捉 (とら)えなさい。サマーディの修練が、その自然な状態 (サハジャ・サマディ) へと導きます。」  

 この想念という現象は、実在ではありません。「それ(実在)でないものを除去する」と、自然に曇りは、晴れていきます。実在が、現れるようになります。 
 この想念を払うために、瞑想 (修練) を続けます。 


1. あなた自身へ戻り続ける 

 レスター・レヴェンソンは、講演をするときトップステートの状態でした。そして、仮定をする方法について、話しています。  

目次 
1. トップステートの状態とは? 
2. 前提を変えます 
3. 今感じているこの感情を歓迎します 
4. ゴール側から、見ることで、自我が変わる 
5. 参考サイト:あなた自身へ戻り続ける-アドラー心理学-2  

1. トップステートの状態とは? 
 レスター・レヴェンソンのトップステートの状態とは、自然な状態 (サハジャと呼ばれる) のことです。これは、ジニャーニの状態になります。 

2. 前提を変えます 
 「真我は、今実現している。」ここに、意識の焦点を合わせます。そして、相容れない想念が心に起きると、その瞬間に、その想念を歓迎するか、手放します。 

3. 今感じているこの感情を歓迎します 
 ただ、内面に起きている感情を歓迎します。 
 これをすることで、この感情を開放します。ネガティブな感情や思考を意識して、歓迎します。この内面から起きた感情や思考を、意識して歓迎することで、2度と潜在意識 (注:無意識、意識されない領域) に沈まなくなります。 

4. ゴール側から、見ることで、自我が変わる 
 レスター・レヴェンソンの結果を仮定する方法は、トップステートの状態でします。 

5. 参考サイト:あなた自身へ戻り続ける-アドラー心理学-2 
 「人は、主観的な世界に住んでいる。」という、この、主観的な世界を変えるには、「原因から考えずに、目的から考える。」ようにします。 
 「意味付けを変えれば、未来は変えられる。」とアドラーは、言います。   

2. 全ては想念でできた形態 

 私が、五感を通して知覚している世界 (注:目覚めの世界と夢の世界) は、「全ては想念でできた形態」です。知覚は、記憶からきます。記憶にないものは、知覚できません。記憶は、想念の集合体です。 

目次 
1. ラマナ・マハルシとの対話より 
2. サンサーラから目を覚ますには? 
3. 心の中の「真我 (唯一の実在)」に焦点を合わせる 
4. トップステートに焦点を合わせる 
5. 参考サイト:パラマハンサ・ヨガナンダの祈り方   

1. ラマナ・マハルシとの対話より 
 「もしあなたが、目覚めと呼ばれる夢、サンサーラから目を覚ませば、この現在の世界に対しても、興味を失うことでしょう。そして、世界は自己の一部であって、客観的現実ではないということを悟るでしょう。」 

2. サンサーラから目を覚ますには? 
 サンサーラから目を覚ますには、「実在に焦点を合わせる」ことを、持続します。これは、習慣で外の世界に焦点を合わせている。のを止めて、心の中の「真我 (唯一の実在)」に焦点を合わせる。ように、意識します。 

3. 心の中の「真我 (唯一の実在)」に焦点を合わせる 
 呼吸を整えることで、心を静かにします。呼吸は、肉体がなくなると同時に無くなります。呼吸は、心を鎮めて不要な想念を払うために行います。不要な想念を払うと、心の光に気づきます。 

4. トップステートに焦点を合わせる 
 「真我を実現していない人はいない。」が、根本にあります。真我実現の前提です。真我実現とは、「真我は実現していない。という想念 (注:無知) を払う」作業です。 

5. 参考サイト:パラマハンサ・ヨガナンダの祈り方 
 目が覚めたとき、初めて、夢を見ていたことを知ります。 
 それと同様に、この人生が夢であることを知るのは、我々が神の宇宙意識の中に、目覚めたときです。  

3. 参考サイト:愛を感じる 

「愛を感じる」より抜粋 

 「人生の何か。世界の何か。他の人の何か。」などの何かを変えたい。と思うのは、「抵抗」の現れです。 

 「私は、〜に抵抗している。受け入れることができない。」という、現れです。 

 その時は、すぐに「抵抗」を手放します。 

注記:「抵抗」は、習慣化された反応です。潜在的な形で存在している精神的な傾向です。 
 修練により、心の活動性を完全に破壊することは、可能である (注:心の活動性とは、潜在的な形で存在している精神的な傾向:完全に破壊するとは、この状態では、執着心が失われ、再び現れることはない)。  

- THE BASIC GOAL AND WAYS TO ATTAINMENT - 
「セッション1 - 基礎的なゴールおよび達成への道」より抜粋 

Look at your mind. That in itself is a good practice. It puts you apart from it. You are looking at it. Watch your thoughts. It's a wonderful practice. 

If you examine thoroughly the mind, you will discover that it isn't, it's an illusion. Let it go it's way, just watch the mind. 

The ultimate witness is the Self. It's a tre­mendous thing to watch the mind. Not only does it quiet it, it makes the mind not you. If you trace the source of the mind, you find it is nothingness. This whole world is a dream illusion, ­which means that it isn't. 

*** 
This Session was recorded in New York City, September 28, 1964. 

 あなたの心を見てください。それ自体が、良い習慣 (練習) です。それはあなたを、それから際立たせます。あなたは、それを見ています。あなたの考えを見てください。それは、素晴らしい習慣 (練習) です。 

 心を徹底的に調べると、そうではないことがわかります。それは、幻想です。それを、手放してください。それは、道です (それを手放すのは道です)。ただ、心を見てください。 

 究極の観照者 (witness) は、自己 (Self:真我) です。心を見るのは、途方もないことです (心を見るのは、素晴らしいことです)。それは、それを静かにするだけでなく (静かにするだけではありません)、あなたではなく、心を作ります。あなたが心の源をたどるなら、あなたは、それが何もないことに気づきます。この世界全体 (全世界) は、夢の幻想です。つまり、そうではない (注:実在ではない) ことを意味します。 

*** 
このセッションは、1964年9月28日、ニューヨーク市で記録されました。 

注記:現象 (心) を視ているもの (観照者:witness) に、気づきます。 
 この人生が夢であることを知るのは、我々が神の宇宙意識の中に、目覚めたときです。 ─ パラマハンサ・ヨガナンダの言葉 ─ 
 執着心 (恐れ、欠乏) が失われ、「分離の欲求 (全体と分離しているから、充足していない)」が、なくなります。  

note 
2022-06-09 13:33:17〜2022-06-09 23:54:00 記述しました。
2022-06-13 21:08:26〜2022-06-14 05:18:35 一部を追加しました。
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