「レスター・レヴェンソンのリリーシング」- I'm trying to show you the entire way.

Lester:「私は、あなたに全ての道を案内しようとしています。」 2015-10-04-09:45JST

過去の記事から-2~静かである

2022-06-11 19:23:35 | 目次付きの記事(1~10)
過去の記事から-2~静かである 

 今回のテーマは、「静かである」についてです。
 「それ(実在)でないものを除去する」と、「心が静かである。」ことに、気づきます。 

─ 1938年3月6日 - ラマナ・マハルシとの対話より ─ 
 「真の存在は、サマーディの中でのみ、実現されます。その時実現される真理は、現在も存在しています。それを、捉 (とら)えなさい。サマーディの修練が、その自然な状態 (サハジャ・サマディ) へと導きます。」  

 「心が静かである。」ことが、光を遮る、曇りを払います。曇りが、消えるほどに「沈黙」が、訪れます。 
 この想念 (曇り:思考) を払うために、瞑想 (修練) を続けます。

1. 基本的な欲求を手放す 

 無意識で働いている「何々が、欲しいという欲求」は、完全な欠乏を現しています。欲しいという欲求 (3つの基本的な欲求、分離と一体の欲求を入れると、4つになります。) をリリース (手放す) して、持つこと (Having) を許します (所持する許可を与える)。  

目次 
1. 承認の欲求を手放す 
2. 制御の欲求を手放す 
3. 分離と一体の欲求を手放す 
4. 安全と死への欲求を手放す 
5. 参考サイト:パラマハンサ・ヨガナンダの祈り方 - 01  

1. 承認の欲求を手放す 
 想像上の「制限の木」の土の幹とその根元から横に広がる根は、承認欲求と制御欲求、そしてそれらの逆を表しています。 

 「愛」は、自己の根幹です。自己を愛することは、自己に承認を与えます。 

 幹と横に広がる根(承認欲求と制御欲求)を切ればようやく、目に見えて変化が表われるでしょう。 

2. 制御の欲求を手放す 
 想像上の「制限の木」の土の幹とその根元から横に広がる根は、承認欲求と制御欲求、そしてそれらの逆を表しています。 

 「制御」を取り戻すには、あなたに起こるすべてに対して、完全な責任を取ることです。 
 あなたの思考を調べ、それを修正することによって、コントロール (制御) を取り戻します。 

 幹と横に広がる根(承認欲求と制御欲求)を切ればようやく、目に見えて変化が表われるでしょう。 

3. 分離と一体の欲求を手放す 
 想像上の「制限の木」の土は、分離欲求とその逆である一体欲求を表しています。 
 承認と制御と安全の欲求を手放すと、分離と一体の欲求は、自動的に手放せます。 

 Wanting to be Separate (分離の欲求) :土 (分離欲求とその逆である一体欲求) 
 Wanting to be One (一体の欲求) :土 (分離欲求とその逆である一体欲求) 

4. 安全と死への欲求を手放す 
 想像上の「制限の木」の主根、つまり、「安全欲求とその逆である死への欲求」を切り始めて、ようやく、この想像上の木を消せることが、ほぼ確実になります。 

 レスター・レヴェンソンは、講演でレスター自身がどのようにして、億万長者になったのか説明をしています。その時に、「安全の欲求」を手放したと話しています。 

5. 参考サイト:パラマハンサ・ヨガナンダの祈り方 - 01 
 バーナデット・ロバーツ『自己喪失の体験 』より 
 『‥‥とにかく自己の客体化の機能は永遠に止まってしまったのです。後から考えると、これが通常の意識から純粋主観性への移行の第一歩だったのです。』 

 『自己がなくなれば事物を差別相において見る相対的な心も無くなって、「それ」だけが残るのです。』 

 『旅が終わった後では、現在の瞬間に生きることしかできません。心はその瞬間に集中していて、過去や未来を顧慮 (こりょ) することがないのです。』  

2. 長息の練習 

 古代より伝わる、息長 (おきなが) の呼吸を継続して実践している人は、この瞑想「息長 (おきなが) の呼吸」によって、宇宙の真理と一体になったり、明鏡止水の境地を体験しています。  

目次 
1. 長息を習得する 
2. 慣れてきたら、1呼吸を1分で行う 
3. 478呼吸法 (Breathe-4-7-8 Method) 
4. 3・2・15の丹田呼吸法 
5. クンバカ呼吸法 
6. 参考サイト:究極の目標-9「基本的な欲求を手放す」  

1. 長息を習得する 
 長息を習得することで、ジャグリット・シュシュプティの状態になります。「深い眠りに似た、それでも意識のある目覚めた眠り。油断なく気づきながら、眠っている状態、これが、ジャグリット・シュシュプティです。」 

2. 慣れてきたら、1呼吸を1分で行う 
 少しずつ、鼻から息を吐く時間を長くして60秒までにします。止める時間と吸う時間は、やりやすい時間にします。はじめは、1セットを60秒で修練します。慣れてくると、1セットを1分から2分 (120秒) へと増やします。 

3. 478呼吸法 (Breathe-4-7-8 Method) 
 アンドルー・ワイル博士が提唱した、「4-7-8呼吸法」は、マインドフルネス呼吸法とも呼ばれています。 

4. 3・2・15の丹田呼吸法 
 この「吸う・止める・吐く」は、1セットが、20秒です。息を吐いた後は、すぐに、息を鼻から吸います。これを、1分 (3セット) から2分 (6セット) ほど、行います。これにより、身体はリラックスしているが、意識はとぎすまされ、集中した状態になります。 

5. クンバカ呼吸法 
 注:クンバカとは、ヨガで息を止めることを言います。 
 吸う息を1として、吐く息を倍の長さの2にする。 

6. 参考サイト:究極の目標-9「基本的な欲求を手放す」 
 息長 (おきなが) の呼吸は、古代神道や忍者の家系に伝承されている呼吸法です。  

3. 参考サイト:心の啓示の方法 

「セッション10 - 心:THE MIND」より抜粋 

The first thought of all thoughts is “I am an individual, separate.” 

In order for there to be a he, she or it, first there has to be an I. 

So we create I, and then there are others. Without the first thought of I there can't be any other thoughts of anyone else. 

That's the first basic error, I am a separate indi­vidual. 

If I am separate then there has to be others, he, she and it. And you start dividing up the One by first becoming an individ­ual separate from It. 

Thought first divides and separates you from the One Beingness, and then creates a multitude of beings and things and all the relationships. It's all your thought, that's all it is. 

Let go of thought and what1s left over is you, infinite, eter­nal, glorious, all joyous. serene! 

 すべての考えの最初の考えは、「私は、個別 (individual:個人) です。別々 (separate) です。」です。 

 彼、彼女、または、それがある (いる) ためには、最初に、私 (I:私) が必要です (いなければなりません)。 

 だから私たちは、私を作成し、それから、他の人がいます (他のものがあります)。私の最初の考えがなければ、他の誰かの、他の考えはありえません。 

 それが、最初の基本的な間違い (error:エラー) です。私は、別の人 (indi­vidual:個人) です。 

 私が、別々の場合、彼、彼女、そしてそれ、他の人がいる必要があります。そしてあなたは、最初に、それとは別の個人になることによって、そのものを分割 (dividing) し始めます。 

 最初に、分裂 (divides:分割) したと考えられます。そして、あなたを存在から分離します。そして、多数の存在と物、そして、すべての関係を作り出します。それはすべて、あなたの考えです。それは、それだけです。 

 考えてみると、何が残っているのか。あなたは無限で、永遠で、輝かしい。すべて喜びに満ちています。穏やかな!  

「心の啓示の方法:METHODS OF MIND REVELATION」より 

See the source of the mind and you will find your Self. 

Turn the mind back upon the mind and it will reveal its secrets. 

Concentrate the mind on one thought and all other thoughts will drop away. Then drop this one thought. 

Learn to control the breath and you will automati­cally control the mind. 

Eliminate the ego. The ego thinks' and causes all thought. The ego is the identifier of the Self as the body. 

Surrender the mind to God. 

Eliminate all objectivity and the mind resolves. Then there is only subjectivity. 

The mind must be eliminated permanently by real­izing that it is not real but only an apparency, an illusion that has its source in your Self. 

Where there is only subject and no object, there the Self is. 

心の啓示の方法 

 心の源を見てください。そうすればあなたは、あなた自身を見つけるでしょう。 
 (心の源を見てください。そしてあなたは、自分自身 (your Self:真我) を見つけるでしょう。) 

 心を心に戻す (心に戻します) と、その秘密が明らかになります。 
 (心を向け、心に戻ります。そしてそれは、その秘密を明らかにします。) 

 一つの考えに心を集中させると、他のすべての考えが落ちます。次に、この考えを落とします。 
 (一つの考えに心を集中 (Concentrate) させます。すると、他のすべての考えは落ちる (drop) でしょう。次に、この考えを落と (drop) します。) 

 呼吸を制御 (control) することを学びます。そしてあなたは、自動的に心を制御 (control) します。 

 自我 (ego) を排除します。自我 (ego) は考えている。そして、すべての考えを引き起こします。自我 (ego) は、身体としての自己 (Self:自我、身体と自己同一化している私) を識別する、人または物 (identifier:識別子) です。 

注記:identifier 識別子:a person or thing that identifies something. 何かを識別する人または物。 

 心を、神に降伏 (Surrender:明け渡す) させなさい。 

 すべての客観性 (objectivity) を排除します (なくします)。そして、心は解決します。その後、主観性 (subjectivity) のみがあります。 

 心を実現することにより、心を永久に排除する必要があります。それは、本物ではないということです。しかし、あなたの自己 (Self:真我) にそのソース (source:源) を持っている幻想、見せかけ (apparency:特別性) だけです。 

 主体 (subject:主観性) のみがある場合、そして、対象 (object:対象物) はありません。そこには、自己 (Self:真我) があります。 

注記:主体 (subject) のみがある場合、の主体とは、「I AM THAT I AM. それで在るもの」です。そして、対象 (object:対象物) はありません。の対象とは、「想念、思考」です。 
 ─ バーナデット・ロバーツ『自己喪失の体験 』の言葉 ─ 
 『‥‥とにかく自己 (注:自我、エゴ) の客体化の機能は永遠に止まってしまったのです。後から考えると、これが通常の意識から純粋主観性への移行の第一歩だったのです。』 
 『自己 (注:自我、エゴ) がなくなれば、事物を差別相において見る相対的な心も無くなって、「それ」だけが残るのです。』 
 注:「それ」だけが残るのです。の、「それ」とは、「I AM THAT I AM. それで在るもの」です。  

note 
2022-06-10 03:57:00〜2022-06-11 19:19:15 記述しました。
2022-06-13 21:30:57〜2022-06-15 09:40:17 一部を修正しました。
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