なぜ、愛宕百韻が解けなかったのか? 2021年05月20日 | 通説・俗説・虚説を斬る! 連歌は和歌の上の句(五七五)と下の句(七七)を別の人が詠み継いでいくものです。愛宕百韻は本能寺の変の直前に愛宕山で明智光秀が催した連歌会で読まれたものです。戦勝祈願のために詠まれて愛宕神社に奉納されたものなので、光秀の祈願が読み込まれていることは確かです。今まで、この解明に成功した歴史学者はいません。 なぜならば、連歌は文学だからです。連歌の規則も知らず、古今の和歌の知識もなく、詠み手の心も推 . . . 本文を読む