3年前にアボガドの種を、洗ってベランダの植木鉢差し込んでいたら芽が出てきた。枯らしちゃ可哀想なので水は忘れずにやった。
1年目の冬に氷点下に下がった時は、葉を垂らしもう耐えれれませんといわんばかりにうなだれていた。
やはり日本の冬は超せないかと思っていたが、アボガドにも不撓不屈の精神が宿っているのか次の春を迎えることができた。
そのあとは、春を3回迎えひたすら伸びている。
台風が来ると部屋の中にも入れることができないので、新聞紙で鉢の土が出ないようにしてベランダで横にしている。
今年もあと数回は、横になって台風をやり過ごさなければならないのだろうが。
そろそろ花が咲いてもいい頃だと期待している。
自然に咲く花は季節を忘れずに花を咲かせる。さほど大きくない池に咲くハスの花も見ごろ迎えている。
アボガドは中南米が産地なので、花が咲いて実がなることも期待できないことはないとひそかに思っている。
温暖化している我が家のベランダが、アボガドの遺伝子レベルのスイッチに働きかけることを待っている。
花よ咲け。