かっては志賀海神社は、志賀島の北の端勝馬にあったといわれている。
歩射祭で射手を務める若者たちは、胴結舞が終わると勝馬にある沖津宮に海を渡り参拝をする。
朝からの冷え込みと、北寄りの風が強風となって吹き付け体感温度は0℃以下だった。
風でぶれないように三脚も重ためのものを持参し、海岸に据え射手の若者たちの到着を待った。
余りの風の強さに焚火にも、関係者の手で周りに囲いが設けられていた。
越中ふんどしひとつの姿で 、若者たちは騎馬を組んで寒中の海を渡り沖津宮を目指していく。
外気温は5℃ぐらいのなので海の中のほうが暖かく感じられるにしても、見てるほうも余計に寒さが伝わってくる。
島に渡った若者たちは、海に潜りガラ藻を探す。
この日は経験者がいたせいもあって、意外と早くガラ藻が見つかった。
沖津宮への奉納を済ませた若者たちは、海の道を同じように戻ってくる。
神事のための禊行事はこの後も多々あり、若者たちの歩射祭への試練の道が待っている。
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