おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

沈丁花の芳香(ジンチョウゲ)

2014年03月04日 06時17分01秒 | 日記

春を迎えるこの時期に、神社の参道を歩いていると

どこからともなく芳香な甘い香りが漂ってくる。

香りに引き寄せられるように進むと、

ジンチョウゲの花が咲いていた。

秋になったこと知らせてくれるキンモクセイ同様に

季節のうつろいを知らせてくれる花である。

春になったとはいえ、まだ寒さが残るこの時期

ハチなどの昆虫の姿も見られないのに

どうやって受粉するのだろうと、気にはなっていた。

そういえば、ジンチョウゲの実を見たことがない。

気になって調べたら、日本で見られる多くの

ジンチョウゲは雄の木らしい、でもあの甘い香りは

誰を誘っているのだろうか。