篠栗町にある呑山観音寺は、千手観音がご本尊の篠栗八十八ヶ所霊場第16番札所と
浪切不動明王をご本尊とする36番札所がある寺である。
福岡市内に比べると高低差があるので、桜の開花なども少し遅れ気味になる。
国道201号の金出交差点を左折すると、道は九十九折となり道路沿いには桜の並木があり目を楽しませてくれる。
広大な駐車場の目の前の山肌に、白いコブシの花と桜の花が咲いている。
お遍路が向かう天王院への坂道のモミジも、新芽がほころび始めている。
これから本格的な、お遍路の季節が始まる。
篠栗町にある呑山観音寺は、千手観音がご本尊の篠栗八十八ヶ所霊場第16番札所と
浪切不動明王をご本尊とする36番札所がある寺である。
福岡市内に比べると高低差があるので、桜の開花なども少し遅れ気味になる。
国道201号の金出交差点を左折すると、道は九十九折となり道路沿いには桜の並木があり目を楽しませてくれる。
広大な駐車場の目の前の山肌に、白いコブシの花と桜の花が咲いている。
お遍路が向かう天王院への坂道のモミジも、新芽がほころび始めている。
これから本格的な、お遍路の季節が始まる。
毛利三本の矢で知られている小早川隆景が居城としていた名島城の跡が、現在では公園として整備されている。
黒田長政が福岡に城を築いたことで、廃城となり石垣や構築物はすべて移設されたという。
天守閣があったと思われるところに、サクラの大木がまるで龍が横たわっているかのように枝をひろげている。
臥龍桜は数年ほど前に公園として整備されるまでは、藪の中でひっそりと佇んで世の趨勢を見守ってきた。
十数年ほど前に名島神社の神主に教えてもらって以来、何世紀にもわたり生き抜いてきた巨木のご機嫌伺に来ている。
神主の話では樹齢数百年と聞いたが、福岡市周辺では最大級のサクラの古木であることに違いない。
毎月欠かしたことがない一日参りで、弁財天、宗像三女人、荼枳尼天の三女神に挨拶に行く。
今年は臥龍桜が咲く頃と重なった。花は7咲き程のなので今週いっぱいは楽しめそうである。
うきは市吉井町にある身延桜は、60年ほど前に山梨県身延山久遠寺の枝垂れ桜の種を持ち帰って育てという。
微妙に色が違い見上げれば、滝の真下で水しぶきを浴びているような錯覚にとらわれる。
年々見物の人の数も増えてきており、夜間はライトアップも行われている。
もう少し楽しめそうだが、早めに出かけることにこしたことはない。
花の命は短い。
うきは市流川を流れる巨瀬川に、全長2kmにわたり約1000本の桜並木が続く場所がある。
堤防道路の両側から桜の花が覆いかぶさるように、桜の花びらのトンネルが延々と続いている。
毎年顔を出す度に露店が増え、観光バスも目立つようになってきた。
折角、綺麗に咲いたのだから、桜だって見てもらいたくてうずうずしているに違いない。
桜の下で艶やかな振袖を風になびかせ、笑顔を見せる三人娘がいた。
後ろ姿を撮っていいかいと声をかけると、ハーイと元気のいい声が返ってきた。
撮るよと声をかける後ろ姿はガチガチだった。シャッターを押しながらちょっと振り向いてと声をかけた。
「可愛い可愛い桜とあっているよ」と、声をかけていると振り返ったそこに素敵な笑顔があった。
すかさずシャッターを押し続けた。
ブログに載せていいかいと、声をかけるとハーイ快諾してもらった。
人出が多かったので、傘でその先の人を消した。桜のトンネルは今週末から見頃を迎えそうである。
「オーイ桜が咲くぞ、空いてれば拾ってやるよ」とニコニコマーク付きのLINEが写友から入った。
そういえば、カメラも長くかまってもらえなくて防湿庫のなかで大あくびをしていた。
一も二もなく拾ってくれと直ぐに返事を返した。
久留米市田主丸町は、耳納連山の山懐にいだかれた里山と田園風景が似合う町である。
JR九大本線の筑後草野駅と、田主丸駅の中程の山手に内山緑地がある。
広大な庭園には四季折々の花をつける木が植えられ、かなりの年月を経て見上げるような大木となっている。
ハクモクレンの樹も多く植えられており、見頃には社屋の背後の斜面が白くなるように咲きほこる。
ハクモクレンには遅いかなったと思ったのだが、ほとんどの花は茶色に変色していた。
それでも枝垂れ桜やモクレンなどは、もう少し楽しめそうである。