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日常あるいは平穏な日々

日々思う事をつれづれなるままに書いていこうと思います。

NY旅行記 ~3日目~

2006年10月22日 | 旅行
7:00 起床
 Gグロッキー。仕方無いので、ほかっといて先に風呂に入る。出てくると、まだGは倒れたまま。このままにしては置けないので、風呂に入るように促す。
 こいつ、俺が居なかったら、絶対に昼まで寝てたな。
 その間に、前日お持ち帰りしたナチョスを朝食に食べる。と言っても前日の影響もあり、空腹感に乏しく、ほとんど食べずにゴミ箱行き。そうそう、Gは朝食は食わなかった。

8:00 過ぎ 出発
 この日は天気が悪い。路面は濡れており、湿り気を含んだ空気が漂っている。滞在期間中は、天気が悪くなる事も無さそうだったので、この時は雨上がりで回復傾向である事を祈り、ホテルの部屋に置いてきた傘を取りに行くのを躊躇い、そしてそのまま取りに行かずに出発。

 駅について地下鉄に乗り込み、Wall Street 駅を目指す。
 ところが途中で「この先、工事中の為、電車をお乗換えください」というアナウンス。仕方なく、地下鉄を乗り換える。そして乗り換えた先の電車が、またボロい!「なんか、治安の悪そうな電車だなぁ」と、一抹の不安がよぎる。そして、2駅も過ぎたところで停電!「ななななな、何が起こったぁ~!?」という心の叫びを抑え、しばらく待つと復活。「良かったぁ~」
 横で平然としているかの様に見えていたGであったが、後で聞いた話「あれはびびったよね」だそうで、俺だけが恐怖を感じていたわけでは無かったらしい。周りも、あまりガラの良くなさそうな人達が多かったので、余計でしたね。

9:30 Bowling Green 駅着
 Wall Street に近いので、ちょっとだけWall Street を見て、Battery Park へ。
 Battery Park からは、自由の女神が居る Liberty Isrand と Ellis Isrand へ行けるフェリーが出ています。

10:00 Battery Park 出港
 まだ少し朝早かったせいか、あまり並ぶ事も無く、スムーズにフェリーに乗り込む事が出来た。そしてここで、初めて多くの日本人観光客(その多くは、定年退職組と大学生のようだった)に遭遇。流石、観光地!w

 天気が悪いせいか、船が良く揺れるため、あまり長く乗っていると酔ってしまいそうです。
 船が出港し、見晴らしの良いところまで来ると、乗船した客が一斉に立ち上がり、写真を撮りまくり!傍から見ていて笑えますw しかも、みんな被写体のある方(街や自由の女神のある方)に寄るので、船が傾いてます!w なんだかなぁ。

10:20 Liberty Isrand 着
 Liberty Isrand に着いてビックリ。自由の女神以外には、本当に何も無い。土産物屋が2件と、飲食店(といってもファーストフードの店)が1件あるのみ。そして、テロ警戒宣言の出されている今のご時勢では、自由の女神に登る事もままならないのであった。
 島の周りを歩いてしばらくすると、突然の雨が!?近くに屋根付きの掲示板があり、そこで雨宿りするも止む気配が無いため、1分程も走って土産物屋に逃げ込む。しばらく土産物を見ながら雨が止むのを待つ。しかし、土産物屋がショボイのは、NYも日本も同じだね(^^;
 30分もすると雨もすっかり上がったので、再び島一周を目指す。といっても、15分も歩けば1周出来る程度の島の大きさです。サクっと終了。もう1件の土産物屋兼ファーストフード店に入ると、SWATが!生SWATだよ!1m以上もあるライフル手に提げてるよ!かっけー!という事で、写真撮りまくりw どうも、VIPが来ていたようで、その警護のようでした。

12:00 Liberty Isrand ~ Ellis Isrand へ
 Ellis Isrand には、米国史博物館があります。内容は、移民の歴史って感じですね。私もGも、あまり興味がソソられないので、さっさと出てくる(^^;
 ただ、建物は綺麗だったので、グルッと見てまわって、コーヒーを買ってマッタリと休憩。

13:15 Ellis Isrand ~ Battery Park
 Battery Park に着くと、フェリー待ちの人の列が!?う~む、早く来て良かった。そして公園には、自由の女神に扮したパフォーマーが、一緒に写真を撮ると5$も取られてしまうので、ご注意を←はい、知らずに引っかかってしまいました(^^;
 屋台の土産物屋が列を成しているが、どれも似たり寄ったり。スルーである。

14:00 昼食
 Sabway で。静岡にもあって、1度だけ行った記憶がある程度のSabway。G曰く「日本のより美味しいと思うよ」。実際、割と良い味だったのだが、流石に注文が困った。あれって、パンに挟む具をチョイスしなきゃいけないので、その意思疎通が難しい。結局店員が、一つ一つ指指していって、それに対して私が「yes」「No」と言って対応。まぁ、何とでもなりますわ。
 そしてここからが米国風。少し小さ目の袋のポテチが1つサービスされ、ジュースが飲み放題で、しかもカップがでかい!う~ん、こんなの食ってたら、マジ太るな。日本に進出してきた時は「マックよりヘルシー」とか言われていたが、比較対象が間違ってるかも(^^;

14:45 NY(NY証券取引所)
 世界の経済の中心である。ここで愛を叫んでも、絵にならないだろうなぁw
 この日は日曜日、流石に閉まってます。賑やかなりし時に今一度見てみたいものである。

15:15 Ground Zero(World Trade Center 跡地) へ
 今は何も無い、地下鉄の工事現場です。脇に、消防士が活躍した銅版のモニュメントや、フェンスに張られた写真などが、そこがWTCの跡地である事を物語っています。しかし実感は、ほとんど無いですね。「ここであったんだ?」そんな冷めた感覚です。脇にある消防署では、観光に訪れた人達に、質問攻めにあっているようでした。私は、ほとんど英語を解さないので、スルーしましたが。
 WTC駅に来ると、当時の惨状を記した写真が多数掲示されており、そこで初めて、そこで起こった事に思いを巡らす事が出来ました。それは、怒りでも悲しみでも無く、ちょっとした焦燥感のような感じを呼び起こすのでした。

16:00 Ground Zero を後にして、Browd Way へ
 途中、例によって例の如く、いつものネットカフェへ。30分程時間を潰して移動。
 ミュージカルを見ている余裕は無いので、町並みを楽しむ。どこもかしこも大きな看板を掲げ、電飾煌びやかで賑やかな町である。人も、他の町に比べて圧倒的である!といっても、平日の新宿くらいか?渋谷の人混みは異常なんだと痛感させられる(^^;
 そして煌びやかな町も、すぐ裏道に入ると途端に寂れたような雰囲気もあり、光と影が織り混ざった町という印象。
 その後、Browd Way 付近のホテルに宿泊しているGのご両親とご対面である。偶然にも(?)Gのご両親もNYに旅行に来ており、一緒に食事をしないかというお誘いを受けたので、お言葉に甘えさせていただこう、というわけです。
 Gのご両親が宿泊されているホテルは全室スウィートという豪華なホテル!入り口からして綺麗である。受付横にある電話から、部屋番号を押して連絡を取ろうとするも「俺、部屋の番号知らねぇや」と宣うG。コンセルジュに「どうやったら連絡取れますか?」という様な事を聴いて、ようやく連絡。しばらくして、ご両親登場。Gの父親は、ちょっと恰幅が良く、ごつい印象。母親は、凄い綺麗な人。20年前は凄いモテたんだろうなぁ、と容易に想像がつくくらい。
 さて、その後、16階にある部屋に案内していただき、ホテルからの眺めを堪能。その間Gの父親が「PCがインターネットに繋がらない」との事でGが見るも、良く分からないという事で俺が見る事に。サクっと完了。まぁ、専門家ですから(^^;

19:00頃
 その後、中華街へタクシーで移動。Gの父親は、NYに来ると良く行く店の一件らしい。店に入ると、最初は4人掛けの、ちょっと狭いテーブルに案内されるも、Gの父親が一杯300$の蟹を注文すると、8人掛けの大テーブルに移動し、主任らしき人が登場して注文受付。なんなんだ、この扱いの違いは?G曰く「あからさま過ぎて、不愉快」だそうである(^^;
 美味しい蟹(蒸したものに、ガーリックスープをかけたもの)と海老(茹でただけのもの。でも甘くて美味しい!)を堪能し、焼売、炒飯で締め、大満足。どうもごちそうさまでした。

22:00 過ぎ
 ホテル近くのスタバで休憩。俺は抹茶ラテ、Gはチャイを注文。どっちも甘い!こっちの食事は、どうなってんだ?

23:00 過ぎ
 就寝

NY旅行記 ~2日目~

2006年09月30日 | 旅行
8:00 携帯を目覚ましにして起床
 前日、24時には寝たので、友人共々、比較的寝覚めは良かった。
 とりあえず2人して、風呂に入って身支度を調える。
 ここで前日買った、シェービングジェルを使う‥‥、シェービングジェルじゃねぇ~!何これ、アフタージェル?めっちゃベタつくんですけど!水弾き抜群なんですけど!これ髭剃り後に塗るの!?ありえねぇ。
 出た後
 「G、これシェービングジェルじゃねぇみてぇよ」
 「そうなの?」←かなり信じられない様子
 この後、Gは泣きを見る事にw
 だから言ったのに‥‥。

9:30 出発
 ホテルを出た先に発見した屋台で、ベーグルとコーヒーを購入。
 これで、2.25$ 安い!
 ちなみにベーグルの大きさは、直径20cm程もあり、コーヒーもスタバのTallサイズよりも少し多いくらいで、朝食はこれだけで事足りる。
 但し、内容は very fat な内容。
 というのも、ベーグルにはチーズバターが塗られ、コーヒーは very sweet だからだ。栄養バランスも何もあったものでは無い。こういう食事は太るもの。でも、ベーグルは正直、美味しかった!w
 サラリーマンが朝、あれを買って会社に行く気持ちは、分からないでも無いな。

 この日は快晴で、スカっと晴れ渡っている。
 ニューヨークの空気は、日本より乾燥していて気持ちがよい‥‥、筈なのだが、俺は乾燥肌持ちなので、掌が乾燥して、少し気持ち悪かった。印象的だったのは空の高さ。空の碧が日本よりも高いところに在るように見えた。小さく切り取られた空が、妙に広く感じた。

9:40 駅に到着
 ここで、Newyork の券売機の不便さを思い知らされる。
 まず、お釣りを許容しない。どういう意味かと言うと、10$札を入れたら、10$分の切符しか買えず、2$の切符は買えない。便利な点は、どの券売機でも Credit Card が使えるところ。でもね、やっぱり 10$ の切符を買うのに、Credit Card を使う気には、ならないでしょ?ところが米国人は、これが普通のよう。これも文化の違い?
 この時は、10$の切符を買おうとして、20$札しか無かった俺は、Gに両替してもらった。

 Newyorkの地下鉄で印象的なのは、日本のものに比してゴツイ改札と、臭(くさ)い臭(にお)い。実は Newyork の町自体も、ところどころ臭い!汚さは、東京も負けてないが、臭いのは Newyork!そして建物も、日本の方が綺麗。Newyorkは、飛び抜けて綺麗だったり美しかったりする建物もあるが、それに反するように、ボロイ建物も多い。どちらも日本以上。平均すれば、どっこいどっこい?

 Newyorkの地下鉄は、日本と違い 2$ 定額制。改札を出なければ、路線を変更しても、どれだけ乗っても 2$ 。10$ の Metro Card を購入すると6回乗れる。20$ で12回。27$ で 1 week 乗り放題。Metro Card はチャージ可能。遠乗りするなら、こっちのが安いけど、どっちのが良いんでしょ?券売機がもう少し融通が利けば、Newyork の地下鉄の方が、楽は楽かも。

 地下鉄内では、歌を歌う黒人のおばさんに遭遇。平気で歌ってしまうところが、黒人女性っぽい(^^;

10:45頃 Columbia University 到着
 コロンビア大学の建物は、どれも美術館の様な美しさ!キャンパスも通路と芝生の空間を織り交ぜており、木々が彩りを添えています。広さは早稲田に負けないくらいだが、洗練度が桁違い。こりゃ、ここに来て勉強したいと思うわな。日本の大学は見習いましょう。ほんとに。
 図書館に入ると、その中まで美術館の様。絵画が掲げられ、彫刻が配されている。こりゃ皆静まりかえるというものです。そして3階に上がったところで、怪しい螺旋階段を発見。半径3m程の鉄梯子のようなもの。見るからに一般人立ち入り禁止なのだが、それらしい張り紙も何も無いので「登ってみよう!」と言って、G道連れ(^^;
 登ると屋根裏に出て、工事中の様だった。どうも工事中のために解放されていたらしい。更に行くと屋上へ抜け、キャンパスを一望可能に!上から見た景色も美しい。こんなの、普通の旅行だったら出来なかったろうなぁ。
 その後、MBAの校舎を見に移動。ここのinfomationに居た女性が、めちゃ綺麗な人で声まで可愛かった!2人して絶賛!NYに来て、肥満な人しか見ていないような気がしていた2人にとっては、格別に映ったものです。校舎に入った先の景観は、超近代化。キャンパスの外観とは、全く別世界である。こんな校舎も外観からは違和感なく配されてる所に、センスの良さを感じる。
 学食は、パンとコーヒーとスープばかりで、学食好きの俺も、ここはパス。こういう所もこだわって欲しいなぁ。でも、この大学の周りには、美味しい店が多いようなので、必要最低限なのかも知れない。
 その後、キャンパス内のテニスコートでテニスをしている人を発見。一人、友人待ちのような人も居て暇そうなので「テニスやりてぇ~」と言ってたGは、声をかける事に。しかし、すぐに来るから(?)という事で、あえなく撃沈。
 その後キャンパスを出た俺等は、すぐ近くにあった Riverside Church へ。石造りの教会は、外観が非常に美しい。興味を引かれたので、あまり気が向かなそうなGを説得(と言っても「入ってみよう」の一言)し、中に入る事に。入った先に受け付けがあり「IDは持ってるの?」と聴かれる。そんなの無い2人は「無いよ」と言うと「身分証は?パスポートでも良いよ」という事なので、パスポートを見せて、来場者記入欄に名前を記載して中に入る。本物の教会は、日本の式場には無い、荘厳な雰囲気が漂っていて圧巻。本堂を出た脇には、キリストの絵画。これも綺麗だった。本来なら教会内で、もう1箇所見られる場所があったようなのだが、この日は葬式が催されていたがために、見る事適わず。残念。
 持って行ったカメラの三脚は、ようやくここで活躍の場を与えられる。本堂内は、照明も無いため、かなり暗い。フラッシュなど届く筈も無く、シャッタースピードも1秒と激遅。これでは、どんなに頑張っても手振れする、って事で三脚。やっぱり、三脚使うと綺麗に撮れるね。でも、もう少し、三脚も上手くセット出来るようにならなきゃね←これは、写真を見ていただけば分かります。

13:30 昼食を食いにタコベルへ。歩いて10分。その在る筈の場所には、タコベルが‥‥無い!4年前の Guidebook には、確かに載ってるのに‥‥。楽しみにしていたG呆然、俺、唖然。見えるは在った筈の場所は建物だけになり、中は空。その向かいに在るはマック。これに潰されたか?
 G落胆、俺混乱のまま、別の店を探す事に。気を取り直して Guidebook から、コロンビア大学付近にある、お薦めの店を検索。10分後、コロンビア大の横の本屋に。ここでは、大学グッズを売っています。しかし高い!これ商売し過ぎだろ‥‥。だってね、タオル一つが日本円にして2200円もするんだよ!こんな所でも、米国魂を感じる‥‥。

14:20 大学近くのメキシコ料理屋で昼食。
 注文したのは、ファヒータとナチョス。出てきたものを見た2人は‥‥唖然。何がって量が!美味しいよ、確かに美味しい。でもね、この量は無いだろっ!無理っ!頑張ったよ俺等。でもファヒータは完食したもののナチョスは3分の2を残して限界。ここでG「ここって、Take out 出来るらしいよ」「今度は、しんちゃん言ってみ?」という事でGから、1 point lesson を受けて、Let's try!「Can we take out this?」はい、良く出来ました。という事で、ナチョスをお持ち帰りしました。
 ここでは、もう一つアドバイスを貰いました。toilet よりも、wash room の方が通じるよ、と。後に、rest room と書かれている所も多い事を知る。やっぱり直に海外に行くと勉強になります。はい。

15:00 自然博物館へ移動。と言っても中を見る時間は無い。というのも、この後、国連本部に行きたいのだ。仕方が無いので外観のみ(^^;
 入り口には、何故か馬に乗ったRoosevelt大統領像が。建物は、なるほど博物館っぽい美しい建物。中に入る時間が無いのが惜しい。その後、すぐ向かいにあるセントラルパークへ。もちろん、ここでもゆっくりしている時間は無い。公園はあまりに広く、車が走る道路まで通っていて、公園とは思えない。池も配され、ボートを漕いでるカップルも居る。のどかだ‥‥。走っている女性が多いのも特徴か?池越しに見るビル群が、綺麗に見えた。
 「彼女と来たいなぁ」とは、Gの談。
 この旅行中、何度聞かされる事になった事か(^^;

15:20 喉が渇いたので、通りにあった屋台で Snapple Juice というジュースを買う。591ml(20オンス(ozと表記される))で、2$。た、高い‥‥。そして飲んでビックリの甘さ!「なんじゃこりゃ!」と成分表を見て2度ビックリ。砂糖26g‥‥orz
 米国の皆さん、平気でこんなの飲んでるんですか!?こんなの買っちゃアカンですよ。ほんと。あの甘いハーゲンダッツのアイスより砂糖が入ってるんだから‥‥。

16:00 地下鉄に乗り込んで、UN(United Nation:国連)本部へ。
 地下鉄では、バッグに犬を入れてる人に遭遇。バッグから犬が顔を出している‥‥。こんなん、ええのかな?

16:50 Grand Central 到着。駅ですね。
 G曰く「映画『アルマゲドン』で、爆発したんだよ」だそうです。俺は知らなかった。人が多く、観光スポットにもなっているよう。綺麗な場所です。
 ここで懐の寂しくなってきた俺は、UN本部に行く途中にあったCitibankへ。すると「銀行は毎日16:00に閉まるよ。Chaseか中華街に行けば、Exchange出来るよ」との事。閉まるの早いわぁ。

17:20 UN本部へ‥‥?
 なんか Police が、えらい居るんですけど‥‥。まだ、少し距離があるにも係わらず「ここから先は、行ってはいけない」とか言われ、道を変えて近づくと‥‥、閉鎖されとる!?しかも、Police の人数が半端無い!どゆ事?Police曰く「今週から入れなくなってるよ。数週間、入れないかもね」
 結局、UN本部に入れず。何があったんだろう?調べてみると、第61回国連総会の一般討論が19日午前(日本時間20日未明)、ニューヨークの国連本部で始まったとの事。これかぁ~!タイミング悪いなぁ。

17:50 Chrysler Building へ。
 ここは昔、映画『ゴーストバスターズ』で出た事でも有名ですね。美しいビルなのですが、2階以上に上がるためには、IDが必要なようで、上に上がる事は出来ませんでした。そして

18:00 クライスラービルを追い出される。
 「18:00終了だから、出てください(命令口調)」
 冷たいね。

18:10 Chase 発見。
 円をドルへ換金。「Plese exchange yen to $」と言うと、「パスポート見せなさい」と言われたので見せる。そして、1万円を渡すと、手元にあった世界のお金の図鑑の様なもので、1万円を調べ始める。多国のお金を扱ってる窓口の人は、こんなもの?

18:30 スタバへ。
 2人して、歩きまくっていて疲れてました(^^;
 俺はここで、americana を注文。これがまた薄い!w
 今まで、あれだけ濃い味、甘いものが多かったのに、極端じゃないか、これ?
 しばらく休んだ後、一路ホテルへ。

19:00 ホテル着。
 疲れたね、ほんと。
 ここでも少し休んで、荷物を置いてから出発。

19:10 ネットカフェへ。
 個人的には、あまりやる事、無いんだけどね、Gは、毎日彼女に連絡を取らないと居られないらしい(^^;

20:00 Empire State building 近くのバーで飲み。
 ここでG、本領発揮!
 ビール3杯、ウォッカ1杯を平らげる。
 昼食が遅く、全く腹の減っていない俺の腹はいっぱいで、ビール1杯で、もう入らない。どうなってんだ、こいつの胃は?
 「酒なんて、別腹でしょ?」
 『いえ違います(心の声)』
 「ははは(呆れて乾いた笑い)」

 しかしGの気持ちも、分からないでも無い。というのも、ここで出されたビールが、フルーティで美味い!これ、絶対に日本でもウケるよ!
 バーのウェイトレスが、フランクで良い雰囲気の店でした。

23:30 ホテルに帰って
24:00 就寝

あぁ長いw

NY旅行記 ~出発・初日~

2006年09月26日 | 旅行
6:30 起床
 荷物の支度は、まだ半分程度しか終わっていないので早起き。
 部屋を出るのは、11:00の予定
 朝食はヨーグルトだけ。この日も、腹の調子は最悪で、パンシ○ン整腸剤を飲んで、回復を祈る。
 風呂に入って支度をし、

11:00 予定通り、部屋を出る。

13:10 成田第二ターミナル着、友人Gと合流。航空券の引き取りと荷物預けが14時からなので、ここで昼食。俺が食べたのは、ハンバーグカレー。前日からカレーが食べたくなっていたが、刺激物という事もあり我慢していたが、長く続いた腹の不調にも、開き直りである。なるようになる!

14:00 航空券の引き取り、大きな荷物を預け、搭乗ゲートへ移動。
 この時、荷物検査に引っかかる。どうも金属製のボールペンが原因だった様。
 ボーディングまで時間があるので、本を読んで時間を潰す。
 この時、トイレに行ったが、多少の回復が見て取れ、少し安心する。

16:00 日本出発。コンチネンタル航空を利用しました。
 席は3列シートの真ん中。Gは左、右は見た目俺と同じ年代の女性。

17:30頃 機内食が出される
 Beaf or Fish で、Beafを選択。米の上にBeafと野菜炒めが乗ったもの、パン、サラダ、クッキーが出される。米がパラパラしていて、如何にも米国の米という感じで美味しくない。Beafも今ひとつ。牛肉100%のハンバーグ?サラダとパンは、まぁまぁだったが、クッキーは甘過ぎだった。これを食べて思うのは、コンビニ弁当って素晴らしい!w
 熟睡
 特にGが前日オールしてたため、俺よりも長い間ダウン。
 取り残されたこっちは暇だ。時々揺れる機内で長時間も本を読む気にはなれないので、隣の女性に話しかける。なんと、その日の朝5時に北海道の家を出発して来たとの事。すげー!飛行機乗り継ぎだよ!話した内容を要約すると
 「ドラマは見ない」「酒好き」「年数回の海外旅行をする(主に一人旅)」「俺より5歳年上(見えない)」「色々な仕事を経験(転職が多い?)」「blogもmixiもやっている(共通項発見)」
 ざっと、こんな感じです。

以後、米国時間で

9:00 サンドイッチらしきものが出る。
 トーストしたパンの間に鶏肉とトマト。
 なかなかイケル。

11:30 Gが再びダウンし、暇な時間が訪れる。
 隣の人も時間を持て余し気味の様子なので、再び話し込む。
 内容については前述参照の事。

13:30 眠気に襲われ眠る

14:00 2度目の食事。日本時間では夜中だ。
 ここで、シートが後ろの方である事の不幸を思い知らされる。
 パスタかオムレツを選択できた筈が、パスタ切れ。否応なくオムレツを選ぶ事に。内容は、オムレツ、マッシュポテト、パン、ハム、フルーツ(ブドウ、レッドオレンジ、パイン、メロン)。まぁ、悪くない内容。

15:00 税関申告書、到着/出発記録書を記入する。
 毎回思うのだが、これ、そんなに意味あるのだろうか?
 自己申告だし。

15:30 着陸体勢に入る。この時から着陸までの約15分、酷い揺れに襲われる。
 正直、俺も酔った。それまでの12時間近く、何とも無かったのに‥‥。
 着陸直後に隣を眺めると、(多分)インド人の家族の娘さんが嘔吐していた。
 可哀想に‥‥。G曰く
 「俺、着陸してから吐いてる人、初めて見たよ!」

16:00 入国審査
 噂通り、そこそこ時間がかかる。俺も、審査官に英語で話しかけられ参った。
 「ビジネスなのか?」
 「旅行です」
 「何処に行くんだ?」←後から考えると、こう聴いてきたらしいが、良く聞き取れなかった。
 「ん???」
 「Empire State Building を観に行くのか?」
 「あぁ、そうだよ」
 「行って良し」
 「サンキュ」
 ざっと、こんな感じである。

ちなみに、この審査で並んでいる間、俺の前に居た女子大生らしき女性3人組(の中で、一番可愛い子)が、警備員に声をかけられていた。そのやりとりは、こんな感じ
 「You are very 綺麗」←綺麗は、本当に日本語で言っていた
 「私?」
 「私の恋人にならないか?」←これは英語だった
 「No, thank you.」
 「A HA HA」
向こうの人は、オープンだ!

しかしNYは寒い!
機内の放送では、午前4時の時点で14度との事。
日中も21度程度との事だった。
実際、現地に着いたこの時刻でも、ジャケットを羽織っているにも係わらず、肌寒さを感じた。

16:50 NewArk Airportを出発するにあたり、Yellow Cab(NY Taxi)を選択。
 バスも考えたが、一人20$かかり、Taxiでも2人で50$程度でHotel前まで送ってもらえる方が良いとの判断だったのだが、これが不幸の始まりだった‥‥。
 Taxiの黒人のおっちゃんは、酷い短気だった。運転も粗雑で、めっちゃ飛ばす!
 体感速度で120km/h程度。それを、大して左右を確認する風も無く、縫う様にして走っていく。信号で止まって走り出すまで、前の車が少しでも遅れると、すぐにクラクション(後にこれはNYのStandardだという事を知る)。合流地点で割り込んでくる車があればクラクション(仕方ねぇだろ!と思うのだが、それすら許せないらしい)。高速の料金所では「あいつぁ、仕事が遅過ぎるんだよ!」と不満を漏らし、渋滞にはまって、目の前で斜線変更をしようとして上手く行かない下手な車を見ては「Son of a bitch!」である。乗ってるこっちは、気が気じゃない。只でさえ着陸時の不快感が残っていたのにこれでは、たまったものでは無い。
 その上、トンネルに入って排気ガスが臭いってのに、窓も閉めてくれないので、こっちから「閉めてくれ」と頼んで閉めてもらう。向こうは、車の排気ガスも問題になってる筈なのだが、この無頓着さにも辟易である。
 教訓『Yellow Cab の利用は近距離のみが良い』
ちなみに料金は、
50$(運賃)+8$(高速料金)+2$(tip)=60$

18:10 Hotel Deauville に到着し Check in
 (29th St 3rd Av 103E)
 映画に出てくる様な、アナログなエレベーターで宿泊階に案内される。
 エレベーターの呼び出しブザーで呼ぶと、エレベーターに乗った兄ちゃんが登場。手でレバーを上げたり下げたりしてエレベーターを上下させ、扉の開閉も手動。これをエレベーター兄ちゃんがやってくれるのだ。
 初めて見たが、趣があって良いと思った。G曰く「運転してみてぇ~!」

 NYのHotel料金は、かなり高いらしい。俺等は、激安系の旅行なので、ホテルのrankは、かなり低い方だと思う。そして、こういうホテルには、髭剃りなどのノベルティは無く、着替えも用意されていないのが常のようである。安いNY旅行を計画されている方は、パジャマを忘れずに!
 一応、シャンプー、石鹸、タオルは設置されてました。

 飛行機の着陸時の不快感とStressfulなTaxiの運転で、ちょっと参っていた俺は、ここで少し休ませて貰う事に。Gはtoughだ。この時Gは、明日からの旅行計画の為に、Guidebookと睨めっこし続けてくれていた。本当にありがとう!

19:30 Empire State Building へ
 hotel から徒歩10分程。近いもんである。
 着くと凄い人混みで、ticketを買うまで30分程も待たされる。
 しかし、待っている人の、なんと国際色豊かな事か!?
 流石に世界有数の国際都市と思い知らされる。
 86階へ移動し、展望台から夜景を眺める。屋上のようになっており屋根も窓も無く、フェンス越しに眺める夜景は格別!大阪梅田のスカイビルからの眺めも良かったが、高さが違うし、町の広がりも違うので、比べようも無い。場所柄、流石にカップルが多かったのも印象的。それにしても、観光名所という事もあるが、入館料 16$ は高いなぁ。数年前までは、12$程度だったらしい。

20:30 ネットカフェへ
 Gが彼女へメールしたいと断固主張。
 ついていく。
 向こうのネカフェは、先払い。
  1$=15min
  2$=30min
  3$= 1hour
 安い、かな?

21:00 近くの韓国料理屋で夕食
 辛目の料理が多かったものの、味は十分に満足!
 量も多く、3品を2人で食べきるのに、ひどく苦労させられる。
 2人して、食べ物を残すのが嫌いなのである。
 内容は、
 豆腐と玉子の辛鍋、五目炒飯、イカと野菜のピリカラ炒め(冷や麦太麺付き)
 かかった料金は 32$ + 4$

22:00 Hotel への帰りの途中、24h営業のPharmacy(辞書で引くと「薬局」とあるが、コンビニのようなもの。扱う商品は、化粧品、洗面用具、お菓子、飲み物を主として、その他雑貨といった感じ)に寄って買い物。

22:30 Hotel へ向かうも、hotelを見失う
 29thの通りに入ってから、hotelを見過ごして行き過ぎてしまったのだ。
 途中、Guidebookに見入る、アジア人観光客2人。
 夜中だった事もあり、ちと不安に駆られるも、しばらくしてhotelを発見し安堵した。

hotel 着
 ここで歯を磨こうとして、ビニルに包まれたプラコップを取り出そうとして愕然。ビニルに包まれてる筈なのに、中まで水浸し。Gと2人して使う気が失せ、手を使って水を口に運んで口を濯ぐ。

風呂は早朝に入る事にし、以上、初日終了。

でっぱつ to NY

2006年09月21日 | 旅行
という事で、米国初上陸を目指し、今から出発です。
目的地はNY。
たった3日の滞在ですが、それなりに楽しんで来ようと思います。

ところで、未だに体調回復してません。
多少の頭痛が残ってるのと、一番は、腸の調子が悪い事。
昨日だけでも10回位、トイレに行ってしまった。

さて、無事帰って来られるでしょうか?(^^;
まぁ、なんとかなるでしょう。

んじゃ、行ってきます!

旅行記おまけ

2006年09月03日 | 旅行
いつも(?)blogを読んでくださっている人に、私が旅行で撮影した写真の約半数を一時的にダウンロードできるようにしておきます。
ちなみに、私も友人も映ってないので、その辺りは期待しないでください←してないって?

http://www.filebank.co.jp/guest/ajp12/guest
ID:guest
PS:guest

で入ると、圧縮された写真がアップされていますので、自由にダウンロードしてください。
速度が遅いので、PC点けっぱなしで30分とか平気な時にチャレンジしてください。

解説

最初の6枚が、三室戸寺で、手形は、若乃花、貴乃花、元横綱の手形になります。
入り口から入って、道を上って門があり、その脇に百合の花が咲いていて、という様子ですね。

橋寺x1

宇治上神社x6
水場の写真、白くモヤのかかったようになっているものがあります。
当日は、霧も出ないような良く晴れた日だったので、これが何かは不明です。

宇治寺x1

恵心院x1

興聖寺x4
この4枚の間にある2枚が、仏徳山からの景色です。
興聖寺の4枚目の写真が、本堂の天井板です。手形が分かりますでしょうか。

万福寺x3

ケーブルカーx1
これ、停電直後に復旧テストしている最中のものです(^^;

パワーウィンドウ
これは、電車のブラインドを動かすスイッチです。
JRでは見かけられず、東京の地下鉄でも、地元の静鉄でも見られないので、思わず撮ってしまいました(笑)

石切剣箭神社x4
最後の1枚は、石切商店街の町並みですね。通路が狭い事が伝わるでしょうか。

司馬遼太郎記念館x4
館内の撮影は禁止されているため、外からの撮影のみ。司馬氏の書斎を見て、少し感動してしまいました。

四天王寺x3

日本民家集落博物館x4
風車とポンプの2枚の写真、ポンプは風車の根本にあり、風車で水が吸い上げられるというものです。

太陽の塔x6
多過ぎですね(^^;
でも、少しでも迫力が伝わると嬉しいですね。

梅田スカイビル屋上からの夜景x1
全く、美しさが伝わっていない、悲しい出来。
もっと写真を撮るのが上手くなりたい、と思った1枚。

京都・大阪旅行 ~2日目~

2006年09月03日 | 旅行
7:30起床
右足の太ももが、軽い筋肉痛になっている。歩いたもんなぁ。
出かける支度を済ませる。

8:00
朝食をいただく。内容は、ヨーグルト、目玉焼き、パン。
そういえば、アロエヨーグルト食べたの初めてかも。

8:20
友人宅を出発
荷物を抱えたまま、石切剣箭神社へ向かう

石切剣箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)
石切剣箭神社は、出来物を取り除く神様として有名で、大阪では「石切さん」と呼ばれて親しまれています。石切駅から徒歩5分程、少し急な下り坂になっている商店街を抜けると着きます。面白いのは、この商店街、占いの店が非常に多い事。「占いミュージアムか!?(いや、そんなのも知らないけども)」と思う程である。あまりに多いので、大いに怪しい雰囲気です(^^;
そして、いわゆる昔ながらの観光客目当てのような構えの店が多い。そして道路が狭い。軽自動車1台が、やっと通れる程度である。う~ん、田舎だ。
石切さんに着いたのは9時過ぎであるが、日曜の朝だという事を考えると十分に人が多い。そんな、ちょっと騒がしい中での拝観となった。


司馬遼太郎記念館
日本で嘗て、これほどの尊崇と親愛の念とを集めた作家が居たであろうか?というわけで、私も好きな作家さんの資料館である。見所は幾つかあって、一つは、安藤忠雄が立てた資料館そのもの。この建物がまた美しい。透明なステンドグラスを配し、ガラスを多用し光を取り入れる作りが何とも言えません。それでいて資料館としての実用性を、少しも損なっていない点が素晴らしいです。
2つ目の見所は、司馬氏の書斎が、庭からになりますが拝見できるところです。意外にも綺麗に片付いています。ここで筆を進めていらしたのだな、と思うと感慨深いです。
3つ目は、直筆の素描や字を見られるところです。絵も嗜んでらしたようで、味のある絵も見る事ができます。


ランチ
小阪の王将で、天津飯、餃子、スープ、鳥の唐揚げ、締めて630円。安い!そして美味い!そして腹一杯!俺、好きだな、王将。


四天王寺
昨年末も訪れた四天王寺ですが、前回は、五重塔と宝物館を見る事が出来なかったため、リベンジです。基本的に四天王寺は、基礎の跡が残っていた程度だったようで、本堂も五重塔も新しく再建されたものでした。あまりにも新しい見た目に、ちょっと興を削がれたけれど、白砂の庭に、赤い建物が映えていて、見栄えは良かったです。辛かったのは、五重塔。これを最上階まで登るのは、結構、骨です。荷物を抱えたまま最上階まで登りきった時には、私の足はガクガクでした(^^;
しかも酷いのは、最上階から、ほとんど外を眺められない事。窓は小さいし、透明度は低いし、外には出られず熱いしで、ショックで気が薄れそうでした。ちなみにカップルで手を繋いで登りきると、縁起が良いそうです。
宝物館は、四天王寺への寄贈物が多く、基本的に新しいものばかりです。一部、古い時期に再建された四天王寺の当時の建物の一部が展示されていたりもします。
このお寺で不思議なのは、これだけ大きなお寺にもかかわらず、物販がほとんど無い事。お守りすら見あたらない。珍しく無いですか?


日本民家集落博物館
茅葺屋根の家や、桧皮葺の屋根の家など、古民家と呼ぶには更に古い家の資料館です。基本的に、本当に利用されていた家を移築したものばかりなので、大変貴重なものです。実際、床板も無く、土間のみの家が存在したり、家の中に馬小屋が存在したり、今では考え難い当時の暮らしを知る事が出来ます。また、説明員も居る建物があり、そこでは詳しい当時の暮らしの様子を聞く事ができます。古い建物や民家に興味のある方は、必見だと思います。
ただですね、ここは冬場の日中に行く事を、お勧めします。一応、電気は通しているのですが、昔の家ですので薄暗いですし、何より蚊が‥‥。私も2箇所、蚊に食われました。


万博公園
到着時間が17:30になってしまい、閉園になってしまってました。しかし、ここでの目的は、太陽の塔を見る事。門からでも十分に見る事が出来るので、入り口に残っていた職員さんに頼み込んで、入り口付近から写真を撮る許可だけは得ました。
太陽の塔の大きさを15m程度と考えていた私は、実物を見て圧倒されました。というのも実物は、なんと70mもあるのです!想像を絶する存在感。凄い、凄いよ岡本太郎!そして、これを作る事を許しちゃった万博も凄い!友人と私の2人は、身じろぎもせず、しばらくそのまま眺めていました。


夕食
梅田でカレーを食べる。辛いんだけど甘くて美味しいカレーだった。しかし、具も少なめで730円は、ちと高め?でも、人気があるようで、客足が絶えない事からも、適正価格なのかなぁ?650円で東京進出してきたら、たまには行くかも知れない。


梅田スカイビル
このビル、一言で言うと美しい。特に夜、下から見上げたフォルムと光が織りなす陰影は素晴らしいの一言。電池切れのために写真に納められなかったのが悔やまれる。まぁ、梅田なので、外観を撮るだけであれば、また機会もあるでしょう。そして、野郎2人で屋上から夜景を眺める。ガラス越しでは無い、開放感溢れる空間から360度見渡せる夜景は、圧巻の一言。拝観料700円ですが、1度は行く価値あると思います。特にカップルは!w


21:00
ここで友人と別れ、梅田のヨドバシへ。というのも、ここのヨドバシにはコムサが入ってるんですよ。しかも国内では最大級のフロア面積じゃないでしょうか?最近、コムサブランドがお気に入りの私は、これは是非見なければ、と思った次第なのです。行って失敗したなぁと思ったのは、物欲との葛藤に苦しんだ事w
だって、欲しい服あり過ぎ!もちろん旅行中でもあり、大して金も無かったので何も買わなかったけど。
その後は、コムサcafeに行ってアイスを食いながら、今日の旅行を回想。今回、これだけネタを豊富に提供できたのも、ところどころの合間を利用して、気付いた事を書き記していた事に依るところが大きい。次からも、そうしたいものです。

京都・大阪旅行 ~1日目の後半~

2006年08月31日 | 旅行
恵心院(えしんいん)
地元では恵心さん、とも言われているらしいです。小さい境内のお寺さんですが、庭には、多くの草花が植えられており、多分、時期によっては、綺麗な花々を咲かせているのでは無いかと想像できました(有名なのは水仙らしいです)が、残念ながら今はシーズンでは無いらしく、青々と茂った葉のみの観賞となり、沢山の植物が齎(もたら)してくれたのは、虫刺されでした‥‥orz

興聖寺(こうしょうじ)
緩やかな坂道を30m程上ると、境内への入り口があります。そこを潜ると、広い敷地を見渡す事が出来ますが、人影が、全くと言って良い程見当たりません。かなり広い敷地で、これだけ閑散としていると「入ってはいけないのでは無いか?」と心配になります。実際、私は一度引き返し、恵心院に行きました。その後、亀石楼という所で亀石の場所の確認と、朝日焼で教えてもらった見所が興聖寺にある事を再確認し、亀石を見た後、興聖寺に再度向かいました。閑散として静寂に包まれた広い境内には、一種の緊張感がありましたが、意を決し、受け付け所で呼び鈴を鳴らし、ようやっと、建物の中の拝観に漕ぎ着ける事が出来ました。
 さて、その興聖寺の見所とは何かと言うと、本道の天井に張られた安土城の床板です。良く見ると、人の手形などが残ってます。興聖寺では、これらの人を供養するために、本堂の天井板に利用したとの事でした。しかし、これらを紹介する資料などが何も無いため、説明されないと素通りしてしまいます。私も一度は素通りしてしまい、出口近くになって、たまたま近くにお坊さんが居たので教えていただきました。ちなみにこの時、廊下のスノコ板を踏み外し、足の爪にヒビを入れてしまいました(痛)

亀石(かめいし)
宇治川の中、岸近くにある石を亀に見立てて、亀石と呼んでいるようです。まぁ、確かに亀の甲羅に見えなくも無いですが、雰囲気的には、小規模リアス式海岸の岩場という感じです。

仏徳山(佛徳山)(ぶっとくさん)
興聖寺の裏山にあたります。地図を見て、山頂より宇治一帯を見渡せそうだったので、これを登る事を決意する。これで興聖寺の前の30m程の道を3往復目である(^^;
斜面は緩やかではあるが、その分、道程距離は長く疲れる。ようやっと山頂に着いた時には「やったぁ、着いたぁ~!」という気持ちも湧いたが、一瞬の内に消え失せ、喪失感に包まれた。というのも、山頂には背の高い木が生い茂り、宇治の町の風景が、全く見られなかったからだ。「俺は、こんな事の為に、こんなに苦労したんじゃないぞ!」と、少し怒り泣きが入りそうだったが、20m程歩いたところで、やっと開けた場所に出た。そこからは、予想通り宇治の町並みを一望出来、先ほどの喪失感は一掃された。う~ん、やっと報われた。
体力のある人は、是非。一見の価値ありだと思います。

県神社(あがたじんじゃ)
山を降りて、宇治川の中洲を渡り、県神社へ。途中、平等院の前を素通りした(昨年末に訪れているので)が、炎天下、駐車場には車が沢山止まっていた。あれ、帰りに乗る時には熱いんだろうなぁ。ご愁傷様。
見た目に普通な神社であるが、ここで祭られているのが、かの有名な『木花咲耶姫(このはなさくやひめ)』である。ただ、本堂以外には何も無いため、参拝して、サクっと移動。

上林記念館(かんばやししりょうかん)
宇治茶の歴史を知る事が出来ます。昔は、お茶と言えば宇治で、今のように私の実家がある静岡は、有名では無かったようです。江戸時代にあった有名な「お茶壺道中」についてや、利休の話、宇治茶の特徴、抹茶についてなど、当時の道具の展示と共に知る事が出来ます。入り口を入った当初は、全く期待が持てなかったのですが、実際に入ってみたら、良い意味で期待を裏切られました。お茶や江戸時代の生活などの歴史について興味のある方は、立ち寄られてみると良いと思います。

昼食
ここで、昼食に先立って、上林資料館近くの狭い路地にあった豆腐屋で、おからのコロッケと、おからのドーナツを購入し食べる。これが、なかなか美味い。惜しむらくは、おからが油を吸ってしまうが為に、少々、油っこい事。まだまだ美味しくなる余地ありと見ました。その後、宇治橋脇、宇治駅側にある『通圓』にて昼食。注文したものは「にしん蕎麦」「上抹茶&茶団子」。
蕎麦は、ハッキリ言って美味しくない。蕎麦の風味に弱く、歯ごたえも薄い。上に乗ったにしんの味醂干しは美味かったが、店で作ったものなのかは、判然としない。上抹茶は美味かった。少々濃い目の抹茶だったが、渋過ぎず、苦すぎず(と言っても濃い目なんだから、そりゃ多少は苦い)、スッキリした風味をもっていた。でも1杯600円って‥‥、こんなもん?お茶請けに3つゼリーが出たが、これは好みかも知れないが、抹茶に合うとは思えなかった。茶団子は割りと美味しい。甘みが抑えられ、サッパリした味。しかし、茶団子に関しては『駿河屋』の方が上だと思う。全体的に、残念な昼食だった。
 そして、その『駿河屋』で、お世話になる友人宅用に茶団子を買った。

万福寺
昼食を済ませた後、京阪線の宇治駅→黄檗駅へ移動。徒歩5分程で万福寺到着。
ここは、兎に角広い!なんじゃこりゃ!?っていう程、広い。正門も大きいので、圧倒されます。境内には、お堂も様々な種類あって、そのどれもが重文だったりするのですが、残念な事に多くのお堂は閉まっており、あまり公開されていません。一応、本尊は参拝可能です。

石清水神社(いわしみずじんじゃ)
京阪線の黄檗駅→八幡市駅へ移動。そこからケーブルカーに乗って男山へ。山腹にある石清水神社を参拝。しかし現在、修復工事中の為、本堂にはシートが被せられ、参拝できなかった。本堂の裏には、小さいお堂が幾つかあり、天照大神が祭られているお堂もありました。山腹にある神社らしく、空気の澄んだ雰囲気が良い感じでした。しかしここで、ちょっとしたトラブルに見舞われます。

トラブル
八幡市駅に着いた時点で、少し離れたところで雷がゴロゴロ鳴っていて、雷光も、何度か見ました。天気予報では30%程度の降水確率で、天気も良かった事から、折りたたみの傘は京橋駅のコインロッカー。雨が降ったら大変です。今にも降り出しそうな天気の中、石清水神社境内の拝観を終え、ケーブルカーの駅に着くと、駅が真っ暗!「えっ、まさか、もう最終終わっちゃった!?まさか!」と思って時刻表を確認すると、最終は、まだ1時間くらい後の話。「ひょっとして、停電か?でも、人影が見えない‥‥」と心配していたらたら案の定、停電だったらしく、駅員さんも事務所の奥に引っ込んでいただけでした(^^;
多少の遅れはあったものの、無事、八幡市駅への下山完了。八幡市駅では、電車にも遅れが出ていました。
この時点で18時近かった事もあり、大阪に戻り、大阪の友人と合流する事に。

宴会
18:45、友人との合流を果たす。この日、友人は友人が主催する社会人卓球サークルの練習日で、合流した時間は、練習後の飲み会の最中でしたが、サークルの皆さんは、快く受け入れてくださいました。実に、22時過ぎまで飲んで騒いで食べ続けてしまいました(^^;
基本的には、馬鹿話と、ビジネスの話でしたね。
大阪人は、懐が深いのが良いですね。俺、割と大阪の空気、合ってるんじゃないのかな?
また皆さんに会えると良いな。

その後、サークルの皆さんと分かれ、友人宅へ。
銭湯へ行って疲れを取って、友人宅で就寝。
1日目終了である。

なげぇ~!

京都・大阪旅行 ~1日目の前半~

2006年08月28日 | 旅行
今回の旅行も、友人の協力を得て計画を立てる。
しかも、旅行を決意したのが決行日の1ヶ月を切った日の、8月上旬。
夜行バスの往復チケットを予約した時には、既に空白席残が4席程度という始末。
それから計画を立てるのだが、全然進まない。
仕舞いには旅行間近にトラブルもあって、精神的旅行断念の危機もあったが、なんとか漕ぎ着ける事ができました。

1日目は京都の宇治を中心に一人旅、2日目は前日夜に合流する筈の大阪の友人と大阪観光を予定した。

8/25 23:00
仕事から帰って、まだ終わっていない旅の支度を済ませ、東京駅八重洲口にあるハイウェイバス乗り場に到着。相変わらず夜行バス現場は、騒然とした様子。そんなだから、だいたいにおいて出発時刻は、予定時刻を少し周る事が常のようで、今回も、23:10近くになっての出発となった。
ちなみに2階席階段付近の通路側でした。

4:00過ぎ
最初は、丁度良いと思っていた冷房が、骨身に染みて寒いと感じる。
この辺は、先の日記に書いた通り。どうもバスの温度センサーは、恐竜並に鈍らしい。あまりに耐え難いので運転席に行き、2階の冷房を弱めるように嘆願。少しはマシになったものの、やっぱり寒かった。夜行バスに乗り慣れていると思える若い人の幾人かは、上着を羽織っていた。

7:30頃
大阪駅着
スッキリしない天気のせいか、バスを降りても涼しいと感じた。冷房が強く感じたのは、このせいもあったろう。ところでバスを降りるとき、通路を挟んだ席に座っていた外国人から「to Station?」と聴かれる。チケットを見せてもらい「ここ」と日本語で応対(笑)でも通じたようで「thank you」と言われる。しかし、通路を挟まずとも隣にも人が居るのに、何故俺に聴いてくるのか?どういうわけか、他の人と居る時も、私にピンポイントに声を掛けられる事が多いように思う。何か、付いているのだろうか?

JRの大阪環状線に乗り、京橋へ。
腹が減ったので、ここで朝食。駅前の立ち食い蕎麦屋で、カレーうどんを食う。
いやぁ、期待してたわけじゃないけど、幾ら安いとはいえ、本当に美味しくない。
コンビニで買えば良かったと後悔。

朝食後、京阪線の夏休みフリー切符(1000円)を購入し、三室戸駅(みむろど)へ向かう。
実際には、本を読んでいたら三室戸駅を過ぎて、宇治駅まで来てしまったので、仕方なく、三室戸寺へは、そこから徒歩で。三室戸駅から歩いても5分程しか違わないので。

三室戸寺
ここは、ツツジの庭園と紫陽花が有名らしいが、もちろん、今はシーズンでは無いので、見る事は出来なかったが、他にも様々な花が育生されているらしく、この日は、百合の花が綺麗であった。
鐘楼があり、お賽銭を入れれば自由に突けるようだったので、一突きしてきた。
そこそこの大きさがあるので、比較的低音。しかし、それほど音の広がりは無いように思った。

橋寺放生院
境内には、干支に対応した仏様と、地蔵菩薩が祭られている。
本堂の入り口は閉ざされており、呼び鈴で住職を呼んで、本堂の拝観が可能なようだが、どうにも人を拒絶する空気が流れており、境内の仏様、地蔵様に挨拶して後にした。

宇治上神社
世界遺産にも登録された神社で、
菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)・応神天皇・仁徳天皇が祀られています。しかし他にも、武甕槌命(たけみかづちのみこと)などの、日本古来の神様も祀られています。こちらは、本堂に向かって右奥の方の社です。また、本堂に向かって左奥には、お稲荷さんも祀られており、こちらも必見。本堂に向かって、すぐ右手に『桐原水』という、わき水の湧き出る所がありますが、この水も、透き通って本当に綺麗です。しかし生水なので、そのままでは飲まないように、と注意書きがあるので、気をつけましょう。

宇治神社
宇治市の氏神様(土地神様)を祀っているところ。
木彫りの狛犬などの珍しい重文もあるが、普段は拝観不可能らしく、この日は見られず、残念。
宇治神社は、宇治上神社と対として考える向きもあるらしいが、詳細は不明らしい。

朝日焼窯
朝日焼という焼き物の窯元であり、資料館もあります。
私は工芸品を見るのが好きなので、ここを見る事を選択しました。
着いた時間は10:30頃だと思うのですが、資料館は閉まっていて、販売する焼き物が展示されている建物の方に行くと「すみません、今開けます!」と女性の方が応対してくださいました。資料館拝観後「観光客は、あまり来られないですか?」と思わず失礼な事を聴いてしまいましたが「夏休みも、この時期になると、観光客は減りますね」との回答。他でも同じような質問をしましたが、どうもこの時期は、観光客は有名所以外は減るらしいです。
さて、朝日焼です。資料館に展示されている作品群は、本当に素晴らしいの一言。工芸品好きと言いつつも、見るのが好きなだけで、何も知識の無い私でも、その良さが分かるというものです。これはもう、観ていただくしか無いです。言葉では伝わりません。
資料館を拝観後、訪れる客が少ない事もあってか、冷たい煎茶を出していただくなど、歓待していただきました。そして、宇治周辺の観光の話を聞く。そこで、興聖寺の話を聞いて、見所を知る。今回の宇治旅行は、人生でも(記憶の上では)初の一人旅だが、こういうのは、まさに一人旅の醍醐味かも知れないと思った。
面白かったのは「学生さんですか?」と素で言われた事。確かにTシャツにジーンズと、その辺の大学生と変わらないようなラフな格好ではありましたが、そんなに子供っぽかったかなぁ?歳だけ食っても、人としての成長が無いのかも知れません(苦笑)

以上、前半戦でした。
あぁ、長い。