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日常あるいは平穏な日々

日々思う事をつれづれなるままに書いていこうと思います。

時事ネタ ~2006/05/27~

2006年05月28日 | 社会
IT系以外の時事ネタも、少し。

橋本弁護士の申告漏れがニュースになっています。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/lawyer.html?d=28gendainet07019996&cat=30&typ=t

このニュースを取り上げたのは、メディアのあざとさが表れていると感じたからです。
まるで自分達の取材態度に反省の色が見られず、橋本弁護士に責任のなすりつけ。自分達の取材態度に本当に問題は無かったのか?自らを省みる事の出来ないメディアの愚かさと、自分の責任を他人になすりつけたいという、あざとさが見え隠れする記事でした。
ちなみに私は、橋本弁護士を擁護するわけではありません。申告漏れは事実のようですし、彼のメディアでの軽率な発言も面白くはありますが、弁護士としては如何なものかと思います。

さて、もう一つ
日産が苦戦しています。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2014074/detail?rd
日産は、カルロス・ゴーン社長就任以来、V字回復から順調に業績を伸ばしてきましたが、やはり行き詰まりを見せ始めてきました。やはり、というのは、日産のカルロス政権が始まって以来、業務効率の改善と車体デザイン重視の姿勢で、販売台数を伸ばしてきた裏で、旧来の日産の良さ(無骨ながらも、高い技術力を発揮した車を作ってきた。その最たるものがスカイラインGT-RやRB系の直6エンジン。)は、失われつつありました。個人的には、これは大きいな、と思っていました。g-ン社長の政策は、他の自動車会社のやりようと大差無く、差別化要因が少なくなってしまったのです。それが故に、デザインに飽きられたら失速するであろう事を、ずっと懸念していたわけですが、それが表面化したような印象です。さて、日産の次の一手は、どんなものでしょう?

ポイント値引きに公取委

2006年05月26日 | 社会
いっこうに治る気配が見えない風邪。
昔は、一気に熱が上がって、すぐに下がるっていうサイクルだったのに、最近は、微熱で持続する傾向にあります。これも歳のせいでしょうか?

さてさて、これは少し前の記事になりますが、
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0605/17/news098.html
この程度の事であれば、まだ良いのですが、過剰な保護をするようだと、かえって消費者の為にならないので、その点、気をつけて欲しいですね。
そういえば2年程前だったか、Panasonic系列の小売店が業績を伸ばしている、という記事を読んだ事があります。Panasonic主導で、横の繋がりを強化するのに加え、地域密着を前面に押し出し、保守サービス系で業績を回復させている、というような記事だったと思います。

新しいサービスというのは、厳しい競争から生まれ得るのだと思います。

アメリカの病巣 ~資本主義への陶酔~

2006年05月11日 | 社会
アメリカ国民もが呆れるような裁判が公判されようとしています。
日本円にして210億円にも及ぶ請求額のセクハラの裁判です。

担当弁護士曰く「世界に冠たるトヨタが、自らを戒めるに足るような請求額でなければならない。安い請求額では、トヨタ程の企業にとっては痛みを伴わない為、自らを改める事は出来ないだろう。」

アホです。本当にアホです。このような人格の人に裁判なんかを任せては、いけません。
セクハラ裁判を起こされただけで、トヨタというブランドに、どれだけの傷がついた事でしょう?ただでさえ今トヨタは、アメリカのビッグ3の不調を尻目に好調を維持し続けており、それが原因で、かつての貿易摩擦を繰り返さないようにと、神経を張り詰めているこの時期に訴訟を起こされる事は、トヨタとしては、最も避けたかった事の一つだったでしょう。
ようするに、企業にとっては、請求額だけが自らを戒める切っ掛けでは無いのです。

このような馬鹿げた訴訟(訴訟が行われる事自体には問題は無いが、金額が馬鹿げてる)が起こる原因は、拝金主義に陥った弁護士の存在でしょう。上限の無い成功報酬が、このような弁護士を生んでしまったと言えます。

裁判とは本来、真実を白日の下に晒し、公平に裁く場であるべきでは無いでしょうか?
権謀術数を巡らせ、勝ち負けを争う場であっては、ならないと思います。

資本主義社会というのは、凄い力を秘めた社会構造だと思っていますが、どうしても、お金を中心に物事を考えるようになってしまい、それが人の目を曇らせる原因になっている事も、疑っていません。アメリカは、早く、そこに気づくべきだと思います。

昨今の政治動向について

2006年05月08日 | 社会
最近、書きたいネタは腐る程あるのに、書く時間を確保できずに苦労してます。
このネタも、もう古くなってしまったが、ほとんど書きあがっていた内容なので、書き上げてアップする事にしました。

解散総選挙直後、我が世を謳歌した小泉自民党も、その後のライブドア問題などにより、多少、劣勢に追い込まれる状況も見られたが、永田議員のメール問題により民主党が自滅した事で、相対的に自民党の優位(というか、民主党の劣勢)が確立された。
メール問題で最も失望した事は、民主党にとっての最重要課題は、国の政策よりも、自民党から政権を奪う事だという事が明白になった事である。もし政策をより重視しているのであれば、メール問題など、さっさとケリをつけた筈である。しかも今は、自衛隊派遣、年金、少子高齢化(これは問題無いと俺は思っているが)、医療保険料の負担などの重要課題が山積しているのであるから、自民党の揚げ足を取っている場合では無い筈だったのだ。
しかし残念である。自民党政権は、今一度倒れるべきだと考えているが、今のままでは、他に任せられる所が無いからである。ただ、それであってもパワーバランスを保つ為にも、次回の総選挙、自民党が圧勝するのは勘弁して欲しいのだが‥‥。
日本の明日は、どっちだ!?

友人との議論の焼き直し

2006年03月03日 | 社会
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/p/20/03.html

私は、こういう記事を読むと、やりきれない思いになる。
私は、自他共に認める理想主義者なので、世界の平和を願う時、国が軍隊を持つ事に反対である。
自衛隊を軍隊と呼ぶか呼ばないか、それは、ここでは問題にしないが、自衛隊が国内の災害地の復興作業を行う事に対して、懸念は何も無い。「他国から攻められたら?」それは、攻める方も、攻められる方にも問題があるからでしょう。何も、軍隊を抱えていてもいなくても、「攻められる」という事実こそが問題であると思うのです。
ここに至って良く指摘されるのは「防衛手段を持つという、攻撃する意思がある側に対する抑止力無くして、国家の安全は見込めない。」というようなものである。このような理屈を以って、お互いがお互いに軍事力を持った状態を、私の友人が評するに「お互いがお互い、拳銃を突きつけあった状態が均衡を保つ。」言い得て妙である。ゲーム理論で言うナッシュ均衡であろうか?
さて、こんなところでゲーム理論を持ち出したのには、理由がある。ゲーム理論の中には、囚人のジレンマというものが存在する。囚人のジレンマについては、下記URLを参照して欲しい。
http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/Jouhou/95/Takahasi/prisoner.html
簡単に説明すると、とある一つの事件で2人の囚人が捕まり、お互いに2年求刑されている。お互いに黙っていれば、そのまま2人は2年間牢獄暮らしである。しかし、ここで検察に「仲間の罪を告発すれば、告発した側の罪は、帳消しにしてやろう」と持ちかけられる。この場合、仲間には4年が求刑される。しかし、お互いがお互いを告発してしまったら、お互いの求刑は3年になる。この時、囚人は、如何なる行動にうつるだろうか?というものだ。
ちなみに多くの場合、自分の利益を優先するがために、お互いがお互いを告発する事になる、と言われているが、これは「お互いがお互い、拳銃を突きつけあった状態が均衡を保つ。」状況に似ていないだろうか?すなわち、お互いを信頼しあえば、求刑が3年に増やされる事も無ければ、お互いに拳銃を突きつけあうような必要も無いわけである。さて、どちらが幸福かな?

この手の議論に賛否両論があるのは承知の上。
でも私は、そう思うのです。

これが何で焼き直しなのかは、まぁ、分かる人は分かる。
まぁ、こんな感じの議論をした事があるのです。

電気用品安全法

2006年02月18日 | 社会
まず始めに、この記事を読んで共感を得た方で、blogなどを書いてる方が居らっしゃったら、是非、この記事を取り上げてください。

さて、「電気用品安全法」です。
この記事の問題点については、以下のURLを参照してください。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/14/news017.html

こういう記事を見ると、本当に頭を抱えたくなります。
規制を緩和するために行った政策が、実は、規制強化に繋がるという典型。
日本が新しい政策を作る上で、一番の問題は、やはり一向に進まない情報公開だと思います。この「電気用品安全法」も、検討段階から世間に認知されるよう、積極的な情報公開が行われていれば、こんな問題にはならなかった筈なのです。
現在、坂本龍一氏が、署名活動を行っているそうなので、この記事を読んで「こんなアホな法律は要らない」と思った方は、署名を行いましょう。
署名活動に関する記事は、こちら、
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/18/news002.html

署名活動先のURLは、こちら
http://www.jspa.gr.jp/

ちなみに私は、ソッコー署名しました。
当然ですね、こんな記事書いてるんですから(^^;

安保理改革

2006年02月10日 | 社会
http://www.sankei.co.jp/news/060210/morning/10int001.htm

国連改革の議題に取り組んだ時、確か俺は、評価機関の権力の向上を主張した筈。
結局、組織評価を行っても、その評価が効力を発揮できるような仕組みが無ければ、有名無実かするからね。今回は、米国が国連を評価した。でもって米国は最大の出資国でもあるし、権力もあるから、そこが鉈を振るったって事だね。

現実は、まぁ、こんなもんでしょう。
ぬるま湯に浸かって満足してる人間は、厳しい評価による改革なんて、求めないから、評価機関に権力委譲なんてする筈無いからね。

宮崎被告の死刑判決

2006年01月22日 | 社会
最近、あまり社会問題系を扱っていなかったので、久々に。

先日、私が購読しているMLにて「宮崎被告死刑判決」について言及しており、その中では、大きく3つの事が述べられていました。

・裁判が長期化し過ぎている事に対する懸念
・精神鑑定の必要性に対して疑問(精神疾患のある者に対して、刑事責任を問わないという制度に対する疑問)
・性を想起させるメディアの氾濫に対する懸念(教育に悪い、性犯罪を助長しているのではないか?等)

それに対する私の見解は、以下のとおり。

裁判が長すぎるというのには、私も同感です。これは是正する必要があると思います。特に宮崎被告の事件は、18年も前のものです。この事件については該当しないかも知れませんが、これだけ裁判が長期化した場合、事件当時と現在では時代の流れもある為、事件当時に判決が出たのであれば、また違った判決になった可能性も有り得ます。それになにより、被害者の方達の為になりません。今後始まる陪審員制度が良いかは、分かりません(裁判の早期化に繋がるのも知らない)が、今のままではいけないと思います。
特に精神鑑定の面で考えても、当時と今とでは、精神的な面で変化があったと考える方が自然であり、今更ながらの精神鑑定が、意味を持つのかどうかも疑問です。

刑事責任の考え方については、多少の反論があります。
精神的な事が原因で、刑事責任が問えないというのは、少年犯罪にも言えます。少年犯罪が凶悪化していく中で、少年法の見直しが叫ばれた事を考えても、精神的な事を理由に刑事罰が問われるかという事も、見直すという流れになってもおかしくありません。ただ、少年法と同じく、精神的に問題のある者を、問題の無い者と同等に裁くという事には、違和感があります。私が考えるに、少年法で保護された少年犯罪者が、少年院に送られるのと同様に、精神疾患のある者には、それに適した施設に入っていただくのが良いのではないかと考えます。もちろん、犯罪者専用の施設としてです。この施設に入っていただくのを『懲役』というのにも抵抗がありますが‥‥。

最後に、出版物に関して。この問題については、私には判断が出来ないです。
これに対する懸念は分からないでも無いのですが、じゃあ、本当に、それが原因でモラル低下が起こったり、性犯罪が助長されているかを調査する必要があります。今すぐ、そのようなものがメディアに露出する事を制限し、流通を制限する(言論の自由として、出版や製作を規制はしない)にしても、その責任として、それらの調査は欠かせないでしょう。

ホワイトバンド

2005年10月25日 | 社会
こんな記事がありました。

http://www.excite.co.jp/News/society/20051024103200/20051024E40.020.html

既に1ヶ月くらい前に、柴っちさんも書いていた事なので、今更感漂うのですが、やっぱり何ていうか、ちょっといただけないな、と。
皆さんは、この記事を見て、どう思いましたか?

今日は、キャベツ鍋とカレーを作った。
カレーは、明日以降の食事用だけど。
これでやっとキャベツを使い切った!
冷蔵庫の中も、せいせいしてきた。
次は、何にチャレンジしようかなぁ???