あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

2月9日~逝った友へ~

2006-02-09 23:17:07 | Weblog
2月9日 木曜日 

奇しくも35年前の2月9日木曜日、そう同じ木曜日だった、私の友だちは(そういっていいのだろうか、助けられなかったのに)自ら命を絶った。午後6時ぐらいだったという。
海に・・・。2月の海は冷たくなかったのだろうか。

その前の高校1年の夏、我が家に遊びに来た。
県でいちばんの高校に入学し、楽しい高校生活を送ってばかりいると思っていた。
その彼女がどうして?

新聞に載っても私には信じられなかった。
彼女の家に行った。そこでお母様の話を聞き、お母様が日記をみせてくださった。
彼女のきれいな文字で、15歳の思いが綴られていた。
信じられなかった。でも彼女の写真が笑っていた。
お茶の水女子大に行きたいと・・・。
ああ、彼女なら行けたのに。
毎年彼女の命日に彼女を思う。早すぎた。あなたの16歳以降を私は知らない。

お母様はお元気なのでしょうか。

お茶大と聞くとあなたを思い出す。前の職場で全く偶然そこをでた若い方々と仕事をした。
そして今、知り合いの方の娘さんもそこの大学院で勉強している。
そのたびにあなたを思い出す。
はにかんだ笑顔、知的なあなた、今、天国で15歳のままのあなたは何を考えていますか。

ただただ、ご冥福をお祈りします。
悲しい・・・。

今度、中学仲間で会います。
コメント
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