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会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】マンガ「いちえふ」を宿に置きました

2016年02月14日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今日はかなり薄暗い雨の降る朝です。朝8時現在の発電量は、約50V0.2Aなので、わずか10Wほど。発電効率は0.5%程度しかありません。気温はプラス1℃で、梅の花が五分咲きになっています。

知り合いから勧められたマンガ「いちえふ」が古本屋さんに出ていたので読んでみました。新刊は第3刊まで出版されています。

近頃の風潮なのか、ブロガーさんや作家さんが身分を隠して作品が発表することがあります。この風潮は、内部告発的な要素が多いことからそうしていると感じています。ただこの作品は、福島第一原発の廃炉作業について、出処が不明な記事に惑わされることなく実態を知らせることに重点が置かれているので、他の匿名作者とは少し違います。

さまざまな困難をのり越えての廃炉作業実態を知らせてくれることは素晴らしいのですが、身分を隠したゲリラ的なレポをどの程度信じて良いのかは、読者側に任せられています。作品を発表するならば、このあたりの真実性をもう少し社会に対し発する必要があるのではないかと、私は違和感を覚えました。

宿の本棚に置きましたので、興味ある方は、どうぞお読みくださいませ。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。


【会津野】太陽光発電の効率

2016年02月13日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

すこし薄暗く、くもった朝を迎えた会津野です。気温はマイナス1℃です。

昨日は春を思わせるような暖かな日でした。久しぶりに外仕事をし、お昼にはラーメンを食べてきました。お品は「野菜炒めラーメン」。野菜いためとラーメンを同時に楽しませていただきた感じで、なかなか満足でした。

さて今日は、Power Generation Rateというのを写真に入れてみました。いまわが家の電力購入は、夜間割引のプランを使い、午後10時から朝8時までは割安な電力を、それ以外の昼間は割高な電力を使っています。明るさがある程度ある日なら、日の出から1時間程度で太陽光発電の電力がバッテリーにたまり、いまの季節ですと7時30分くらいから自家発電電力が使えます。日没後にどのくらい電力を使うかにもよりますが、だいたい日没後1時間位でバッテリー電圧が低下してくるようです。

バッテリー電圧が低下すると、商用電力からの供給に切り替え、電圧の上昇時には商用電力から自家発電電力に切り替える回路を使用していますので、何の操作もなく自動的に商用電力と自家発電が切り替わるようにしています。

今朝は午前8時を過ぎても切り替わらない状況だったので、発電電流を調べてみると、最大発電能力に対し約10%ほどの発電しかしていませんでした。

太陽が南中高度に達した時に最大効率になるように設置しているので、100%の発電効率が得られることはあまりありませんが、南中時の効率を下げても日の出時や日没時にもう少し効率が上がる角度での設置の方が良いのかななどと、自問しています。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】東日本大震災後の人間関係の変化

2016年02月12日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

放射冷却で冷えた朝を迎えている会津野です。気温はマイナス8℃です。

1月31日にご紹介したヒトの六次化の原文となった書物を読んでみました。「キャラ化する/される子どもたち」(土井隆義著)です。

大学入試センター試験には、現代のカルチャーを引用しているところが出題されましたが、原文は教育についての評論となっていまます。

この本は、2009年に出版されたもので、東日本大震災前の子どもたちの様子が記され、子どもたちの人間関係とコミュニケーションの位置づけについてがその中心でした。

同じ著者が2014年に出版した書物「つながりを煽られる子どもたち」も同時に読むと、子どもたちの周りの人々である親や学校の先生方との関係が「フラット」になってきている変化を示した後に、「いじめ」という題材を使って仲間に包摂される状況と排除される状況の違いを述べています。

象徴的なのは、「意識が高い」という言葉の紹介で、従来は意識が高いということは絶対的に良いことと捉えられていましたが、今日では皮肉を込めた蔑称として使われる機会が増えているということです。

意識が高い人はたいがいの場合目立ちます。目立つということは、フラットな関係を傷つけることが多々あります。これは、いわずもがな「空気が読めない」ということにつながります。現代の「意識が高い」人材は、社会や人間関係においてはその表出を押し殺して生きていると云うのです。

著者は、フラットな関係を保ちながらより良くするために2つの提言をしています。

・いま私達が目指すのは、内部で閉じた強固な結束ではなく、緩やかに外部へと開かれたつながりにすること

・無縁化への対応も、けっして過去の共同体を復活させることではなく、むしろ人間関係の軸足を外部へ広げ、現代に見合った形へとつながりの質を転換させていくこと

を謳っています。

人間関係の本質を言葉で表現することはとても難しいことですが、東日本大震災を境として、この分野はとても大きな変化が起きたと感じますね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】これから民泊が伸びる地域に必要な仕事

2016年02月11日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

風のない曇ったマイナス3℃の会津野です。厳冬期が過ぎ、さくらんぼの花芽が、少し膨らんできました。

今朝、4月から民泊を簡易宿所として許可する基準を「1人1坪」と改正すると報道されました。現在は、延床客室面積が33平米以上必要ですので、これが3.3平米以上に実質的に緩和されることになります。

3畳一間の小さな部屋は極端にしても、どんなに小さな客室(不動産)でも実質的に民泊が開けることになります。

さて、近頃の民泊サイトにおけるお客さんの獲得ですが、マッチングサイトをいかに使いこなすかが大変重要なことになっています。

マッチングサイトそのものは、予約データの受け渡しと決済機能しか持たないので、お客さんに見せる情報の選択と、オファーがあった後のコミュニケーション能力は事業者側の腕の見せ所になっています。従来の習慣としての旅行会社での販売は、この2点の多くを程度旅行会社が担っていました。宿屋は情報提供するものの、旅行会社には、営業担当者の販売能力を含めたサービスを委託していました。

マッチングサイトを使った集客では、日々、情報の見せ方を考え実行することと、お客さんとの事前・事後コミュニケーションを円滑に行うことが必要で、24時間スマホを片手にお客さんとのコミュニケーションをいかに行うかが、鍵になります。

法規制についての緩和を背景に、この販売ノウハウを代行する会社が東京都内にお目見えしました。事業者側は、不動産としての宿屋の箱を用意するオーナーとなります。このノウハウとお客さんとの鍵貸しなどのハンドリング業務と部屋の掃除などは代行会社が実施します。マッチングサイトは販売と決済を行います。

従来の民泊は、オーナーのおもてなしをサービスのウリとして前面に押し出していましたが、このビジネスモデルは空き物件を効率よく活用することが主となります。

デジタルネイティブでないおじさん世代は、24時間スマホを片手にコミュニケーションを取ることなど到底できません。コミュニケーション分野は、LINEなどで頻繁にメッセージ送信を繰り返す行動を日常的に行っている若年層の活躍の場になるでしょう。

コミュニケーションの実施と、地域でのハンドリングおよび清掃業務を行う会社が栄える地域ほど、これから民泊が伸びてくる地域になるかもしれません。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】オカネってナマモノ?

2016年02月08日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

よく晴れて放射冷却の強い朝です。気温はマイナス10℃の会津野です。

1週間ほど前に発表された「マイナス金利」、その話題の中で「オカネはなまものである」という言葉が出てきました。

今までの常識では、インフレによる価値減少がありましたが、マイナス金利の状況下では、預金をするだけで価値が減るので、こういう論調が出てきました。

10年位まえに、よく議論された「地域通貨」には、有効期限を設けることで価値をなくすような議論がありました。

今回のマイナス金利は、日々価値が減少するものなので、野菜やお魚などと同じ扱いになりました。

いままで、オカネを扱っていた銀行は、八百屋さんやお魚屋さんと違い、在庫の鮮度管理は必要ありませんでした。

今回のマイナス金利導入により、いきなり鮮度管理という仕事が現れました。所有資産をただ眠らせておくことが最も悪です。なので、マイナス金利は銀行が貸出を増やすだろうというのがモクロミです。ただ、貸出先がオカネを有効に増やせるかという鮮度管理もより厳格に行うでしょうから、少しでも決算などに問題があれば、貸出をしないことも容易に推測できます。

さあ、平成28年は、「オカネがナマモノになった元年」です。誰が何と言おうとナマモノになりようがない「金」のような金属をオカネとする方向へ回帰するような気がします。

我々は歴史の大きな転換点にいるようですね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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