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会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】的を得た議論が出来る人ってスゴイね

2016年02月06日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

ちらちらと雪降るマイナス2℃の会津野です。

昨日は、「安倍総理への質問」(山本太郎著)を読みました。参議院議員の山本太郎さんが、国会で質問したことを、総理大臣を含めた閣僚たちの答弁とともに記してある書籍です。

いままでは、「原発反対!」「喪服で投票」などしか知りませんでしたが、じっくりと質問内容を読んでみると、かなりまっとうなことを考えていらっしゃる方であることがわかりました。

社会に出るために教養を深めなくてはならない若者たちをめぐる奨学金の議論などは、かなりビックリする内容でした。

近頃は、憲法改正をめぐる議論が国会に少しづつ登場してきました。法律で想定していない緊急事態が発生したときにどうするかを定める「緊急事態条項」の取扱いが、キモになるような気がしています。

山本太郎さんみたいな政治家に、的を得た質問をぶつけていただき、より良い国となるよう頑張っていただきたいと舵ながら読了しました。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】マイナス金利ってこの先どうなるかな

2016年02月05日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

ぱらぱらと雨降る0℃の会津野です。

先週金曜日に発表されたマイナス金利ですが、発表された日は急激な円安・株高で黒田バズーカなどと言われました。その後1週間もたたないうちに、その効果が打ち消されてしまい、市場は疑心暗鬼に思っていることが現されました。

そこで、今日は連想ゲームのように考えてみようと思います。

まず存在する事実は、

市中の銀行が日銀にオカネを預けるときに金利ではなく、手数料が課せられるようになる。

ということ。

大きなオカネが動くことをまず第一に考えると、日銀は日本国債を年間80兆円買うと言っているので、その売り手が必要になります。

多くの国債を持つのは、市中の銀行なので、いままでは銀行が大きな売り手でした。

国債を売った銀行は、それに見合うオカネを受け取り、それをまた日銀に預け利息を得ています。

マイナス金利により、国債を売ってしまうと、その資産にはもう利息がつかなくなるので、銀行は売らなくなることが簡単に予想されます。

そうすると、国債の価値が上昇するので、国債の金利が低下します。

国債の金利が低下すると、銀行の利益が減ってくるので、銀行は預金金利の引き下げに動きます。

ここまでは、ここ1週間の報道をみると、ほぼ確実な動きです。

 

今朝の報道では、一般の預金金利はマイナスにならないと、日銀総裁は火消しに躍起になっています。

 

もし、銀行預金金利が日銀に倣ってマイナス金利となった場合、一般プレーヤは預金が減らないように銀行から現金の引き出しをする行動をするでしょう。

そうすると、市中の銀行に現金が枯渇し取り付け騒ぎが起きる可能性があります。

銀行は預金の引き出しに応じて、まずは資産として持つ国債を売却する動きに出るでしょう。

すると、日銀に国債を売るのでもなく、日銀にオカネを預けるのでもなく、国債が売られるので、国債の金利が上昇し国債を発行している日本政府の利払い費が急激に上昇することになるでしょう。

日本政府の利払い費を支えるのは国民全体ですから、税金として負担するか、他の何かで埋めなくてはなりません。

他の何かってナニ?ですが、私のとぼしい想像では、2013年3月16日にキプロスで実施された預金封鎖と同じようなことかなと思います。

また、日本では昭和21年2月に日本銀行券預入令が出され、当時5円以上の現金を持つ人は強制的に銀行に預金をしなければならない命令が出されました。つまり、預金しない場合は、紙切れになってしまうこととしました。

もし現金化して現金としてタンス預金したとしても、ダメということです。

ここまでは、あくまでも私の想像です。

黒田総裁は、預金金利がマイナスにならないというだけでなく、こういう展開にならないということを、説得力を持って説明する必要がありそうですね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】あってはならぬもの

2016年02月04日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

雲の間に青い空がみえてきました。マイナス4℃の会津野です。

「漂白される社会」(開沼博著)を読みました。開沼博さんは、福島出身の社会学者として、原発をテーマにした「フクシマ論」を書かれた方で、「結局は何も変わらない」ということを論文として書いた「フクシマ論」はちょっと難解な書籍でした。しかし、「漂白される社会」は、とても読みやすい文調で記されていて、すんなりと読めました。

「売春島」、「ホームレスギャル」、「シェアハウス商売」、「ヤミ金と生活保護」、「未成年スカウト」、「違法ギャンブル」、「脱法ドラッグ」、「右翼の一員」、「過激派」、「偽装結婚」、「外国人」、「中国エステ」の12のテーマを扱い、社会にとって「あってはならぬもの」の排除と、排除により不可視化されて残る実態などが考察されています。

近頃の民泊議論は、法的にはかなりグレーというか黒な民泊が多々あり、社会的には「あってはならぬもの」という風潮も存在しています。他方、ルールを変更することで白に転化させる議論もあります。

ピンク産業もドラック販売も、刻々と変化するインターネットの情報とともに、販売地点が変化する無店舗化を伴い不可視化が行われました。こういう社会実態を考えると、民泊の提供も、日々刻々と供給側が変化していくことが予想されます。

ただ、民泊が「あってはならないもの」なのか?と言えば、そうではないとも感じます。

民泊も上の12の考察と同じように、問題解決をしっかりと行いながら合法民泊として存在するホワイト民泊はあってしかるべきです。しかし、まるで風俗案内所のような民泊が存在すれば、それはあってはならぬものとして不可視化されブラック民泊へと転化していくことになるではないかと感じます。

いまのところ民泊の許可は、旅館業法の簡易宿所営業の許可をとるような方向性になっていますが、総理大臣は許可を必要としない方向性としたいことが報道で伝わってきています。

旅館業法には、学校から概ね100メートル以内で、地域の清純を乱す恐れがある場合は、許可を与えない規定があります。(旅館業法第3条第3項)

ただ、ブラック民泊の場合は、許可を得ないで行うのだろうから、実態はどんな地域でも、現れては消えるということが繰り返されるのでしょう。

さあ、「民泊」、これからどうなるでしょうね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】歴史から大きな意向を読み解くことって難しいね

2016年02月02日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

輝かしい太陽があがってきました。気温はマイナス6℃の会津野です。

「原爆と秘密結社」(デイビット・J・ディオニシ著)を読みました。元米陸軍情報将校がさまざまな背景と証拠を元に記したものなのですが、長崎の原爆投下についての記述と北朝鮮における原爆開発についてのことに目を奪われました。

すごく簡単に内容を言うと、長崎については、キリスト教と対立がある秘密結社が、日本のキリスト教の聖地である長崎の教会を爆撃目的としたことが記してあります。原爆開発は、日本が開発していた原爆の燃料であるウランが、現在の北朝鮮地域に存在していたことから、当時統治していた北朝鮮で開発が行われるようになったこと。さらに、朝鮮半島を分断し、日本の原爆技術をソ連に流出させ、東西冷戦状態をつくり、第三次世界大戦で世界統一政府を目指すというもの。

著者が業務や調査で接したさまざまな証拠と過去の歴史から記したものだろうけれど、歴史の捉え方というのは、さまざまな角度があるものだなと感じました。

1月末の黒田バズーカでは、マイナス金利導入により円相場が急激に円安に振れました。この事実は、大量の円がドルに両替されたことを意味します。これを主導した方々は、どこに利があることを目指したのかをよく考えなくてはなりません。

しかし、さまざまな複雑系の世界で、1つの事実からこの紐をほぐすことは容易ではありません。

日本初のマイナス金利、何か大きなことが動いているのは間違えがないような気がします。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】生活スタイルを選ぶためには努力が必要な世の中ですね

2016年02月01日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今日から2月ですね。雪降るマイナス2℃の会津野です。路面の雪はとけている状態です。

この2月から電話とネット接続を見直し、今朝はその設定に勤しんでおりました。少しUPが遅くなってしまいました。

昨年からはじまった光コラボレーションという、NTTの光回線を業者に卸すというビジネススタイル。光回線の自由化が行われたので、2年しばりなどの制約や他の機能に問題がないか、あれこれと吟味し、行動に出てみました。同じ使用条件でのシュミレーションでは、1ヶ月あたり1500円程度の節約になりそうです。

4月からは電力販売の自由化が始まります。先月から新しいプランが発表され、あれこれとシュミレーションをすると節約が出来そう。ただ、「しばり」についてが良くわからず、こちらは新しい制度がスタートし問題点が出てから検討することでも遅くないかもしれません。

どちらにしても、インフラ企業の独占ビジネスが開放され、賢く振る舞えばインフラ利用料金を低コスト化することができます。

ただ、あまりに複雑な制度が作られているのが実態なので、なるべく制約の少ないものにするために、努力が必要なようです。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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