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会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】シェアハウスを舞台とした2本の映画

2016年02月20日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

お天気下り坂の朝を迎えました。マイナス1℃の会津野です。

シェアハウスに関連する映画を2本観ました。「人生万歳!(2009)」と「シェアハウス(2010)」です。

「人生万歳!」は、ニューヨークを舞台としてシェアするお話で、人生に失敗した人々がルームシェアをしながら自分の体制を整え、本当に自分が行きたい姿へと変遷していくことを描いています。

「シェアハウス」は、日本の湘南を舞台とし、世代の異なる女性4人が、それぞれの個人が持つ長所を活かしながら共同生活を営むお話です。

どちらの映画も、映画に出てくるそれぞれの人々が自由に生きながら、日々も楽しく過ごすことが主眼に置かれ、それを実現する装置としての「シェアする家」の存在を私達に伝えてくれています。

映画としての表現方法はまったく違うものの、楽しく生きるためのライフスタイル提案を感じる素晴らしい映画でした。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
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【会津野】日本型DMOの研修を受けてきました

2016年02月19日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

きれいな青空が広がるマイナス6℃の会津野です。

昨日は、福島市まで研修に出掛けてきました。日本型DMOと呼ばれる着地型観光の手法を学ぶことが、その内容です。

旅行会社で教育旅行の営業をされてきた方が、現場の学校の先生と接するうえで、修学旅行などの検討に載せることのできる旅行商品の造成についての話がありました。現場で実践された経験が色濃く現れており、とても参考になりました。求められているものは、「問題を探し出しつつ課題解決出来る人の育成」に役立つような旅行商品をつくること。昨日の新聞に、2020年から行われる大学入試センター試験に変わる問題の形式が発表されておりましたが、「これが答えかな?」ということを探し出せる能力から、「この問題のポイントはココにあって、その答えはこれだ!」というような問題となっていました。

要するに、旅行先において社会問題を考え、それを解決するにはこうしたら良いだろうということを気づくための旅行素材を提供するということが必要とのことでした。

その他に、DMO組織を実際に進めていくための2つの技術の復習も行いました。2つの技術とは、「地域づくりの技術」と「集客の技術」です。地域づくりの技術には、地域内での円滑なコミュニケーションが不可欠で、その練習もしました。近頃、「シェアハウス」について興味があり、あれこれと勉強をしています。シェアハウスで円滑に暮らすために必要なコミュニケーション能力と、そこから生まれる良質な人と人の関係、とそっくりなことが、地域づくりの技術の重要なポイントでした。

来年度は、より実践的な研修が組まれる予定とのことですので、楽しくを勉強していきたいですね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】民泊で参考になるシェアハウスの脱法ハウス議論

2016年02月17日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

写真は昨日夕方の磐梯山です。今朝はきれいな日の出が見えたにもかかわらず、お天気は下り坂。マイナス4℃の会津野です。

昨日は、「これからのシェアハウスビジネス」(三浦展、一般社団法人日本シェアハウス協会共著)を読みました。

民泊に先立つ不動産分野のシェアリングエコノミーがシェアハウスとして展開される際、建築基準法の部分でグレーであった「脱法ハウス」のことについて、詳しく書かれています。この分野は、UR(独立行政法人都市再生機構)も展開をしていたので、URの物件をもが脱法ハウスとなってしまう社会背景から、法的に問われる住宅か寄宿舎の判断についての変遷があります。

いま民泊で議論していることは、簡易宿所か住宅かということが、その本質です。

社会状況が変われば、法規制体系も変わるべきだとは思いますが、なかなか法的な整理が追い付いていないというのがその現状です。

そのうちに、業界団体として日本民泊協会みたいなものが作られて、そこで運営ガイドラインを作っていくことになるのかなと感じています。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】シェアリングエコノミーって、勉強するのもとても楽しい!

2016年02月16日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨晩は雪が降ったものの、ほとんど積もっていません。今朝は良いお天気の会津野です。気温はマイナス5℃です。

先月から、「シェアビジネス」について、あれこれと勉強してきました。「漂白される社会」(開沼博著)、「シェアハウス」(阿部珠恵・茂原奈央美共著)や、ドラマ「ラスト・フレンズ」、映画「NANA」等々、書籍や映像により、まずはシェアハウスの実際がかなりつかめてきました。読み進めていくと、各書籍で参考文献としてあげられている「SHARE」(レイチェル・ボッツマン/ルー・ロジャース共著)にたどり着きます。こちらはまだ少し読んだだけなのですが、いきなり注目を集めているairbnbがはじまったいきさつが述べられ、シェアと民泊の関係性の深さを感じさせられます。

シェアという分野は、21世紀になって社会に現れてきたもの。シャアを題材として表現を試みる映画やドラマが、実にたくさんあります。

民泊が日本で最初のシェアリングエコノミーが一般化する分野だと感じていますが、基本的かつ本質的な利点と問題点を、しっかりとつかんでおくことがとても必要なことでしょう。

しかし、本も映像も、とても楽しいものばかり。いやぁ、これはおもしろい分野ですゾ!

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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【会津野】数学するっていったいどんなこと?

2016年02月15日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

雪が降ってきました。気温はプラス1℃の会津野です。

「数学する身体」(森田真生著)を読みました。実は私、大学時代は数学科の学生でした。解析学という分野を勉強していたのですが、そこに分類される多変数解析関数論の権威である岡潔先生のことがたくさん出てきます。ただ、この書物は数学的な事を示すものではなく、数学的思考と身体の関係について述べているもの。数学的な知識を全く必要としない、少し異色な数学の本です。

去年(2015年)公開の映画「イミテーションゲーム」の主人公となったイギリスの数学者チューリングのことも、この本には出てきます。

チューリングは、ドイツナチスの暗号解析をしたことで知られています。暗号解析のために考えられる組み合わせを、機械(今風に言えばコンピュータ)を使い解析する手法を考えた方です。現在は、検索エンジンで収集する膨大なデータを統計的に解析することが、人工知能の主流になっています。この原型を考えたのがチューリングで、人工知能を司る身体についての関係示唆を、「数学する身体」を読んで感じました。

数学を「歴史的に」、かつ、「関係性とともに」考える視点は、なかなか持てないものです。

晴耕雨読、雨や雪の日に読んでみるには、とても良い書籍です。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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