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【会津野】オカネってナマモノ?

2016年02月08日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

よく晴れて放射冷却の強い朝です。気温はマイナス10℃の会津野です。

1週間ほど前に発表された「マイナス金利」、その話題の中で「オカネはなまものである」という言葉が出てきました。

今までの常識では、インフレによる価値減少がありましたが、マイナス金利の状況下では、預金をするだけで価値が減るので、こういう論調が出てきました。

10年位まえに、よく議論された「地域通貨」には、有効期限を設けることで価値をなくすような議論がありました。

今回のマイナス金利は、日々価値が減少するものなので、野菜やお魚などと同じ扱いになりました。

いままで、オカネを扱っていた銀行は、八百屋さんやお魚屋さんと違い、在庫の鮮度管理は必要ありませんでした。

今回のマイナス金利導入により、いきなり鮮度管理という仕事が現れました。所有資産をただ眠らせておくことが最も悪です。なので、マイナス金利は銀行が貸出を増やすだろうというのがモクロミです。ただ、貸出先がオカネを有効に増やせるかという鮮度管理もより厳格に行うでしょうから、少しでも決算などに問題があれば、貸出をしないことも容易に推測できます。

さあ、平成28年は、「オカネがナマモノになった元年」です。誰が何と言おうとナマモノになりようがない「金」のような金属をオカネとする方向へ回帰するような気がします。

我々は歴史の大きな転換点にいるようですね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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