おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
今月はじめに日本語訳が発売されたリンダ・グラットン教授の「LIFE SHIFT」が反響を呼んでいます。
グラットン教授の前著「WORK SHIFT」では、リストラなどで職場という共同体からはじき出される人々がこれからの時代に多く発生することを示し、孤独(スタンドアロン)となった人々がギルド(ネットワーク)を組みながら「仕事」をしていくモデルを、2025年の予想として表現していました。
「LIFE SHIFT」は、「仕事」に「ヒトの生涯」という時間軸を加え、「仕事」や「引退後の関係性」などを論じたものです。
この2冊を読むと、「仕事」も「プライベート」も、スタンドアロン型からネットワーク型へ移行することが必須のように感じられます。
1969年生まれの私は、本に出てくるモデルである1971年生まれのジミーに近い生き方となりそう。
日本の1967年生まれの50%は、92歳〜96歳まで生きるとされ、現在47歳である私はちょうど人生の折り返し点ということになります。
残り半分の人生で、新たなことを学び、新たな職に就き、新たな暮らしをするようになるのか。それとも、現在の延長線上が続くのか。
過去からの技量や思考方法は受け継ぐにしても、老朽化した社会の仕組みに依存する部分は、新たなものに転換していかないとなりません。
アメリカも社会の不満が反映されたのか、トランプ大統領誕生により、過去の利権構造にのっかっている人々が淘汰される予感が伝わってきます。
イギリスのブレクジットも、そのような感じですね。
いよいよ日本もそうなるかもしれません。
スタンドアロンでもしっかりと動作し、さらにネットワークで動作を飛躍的に拡大していく、そんな生き方が求められているのかもしれませんね。
今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。
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