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【会津野】さすらい移住体験という地方創生

2016年11月02日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今朝、「さすらいワーク」という事業が報道されていました。

クラウドソーシング事業を手がける「ランサーズ」によると、岩手県八幡平市と提携し、さすらいワークin八幡平をはじめました。

福島県会津地方では、既存の宿屋に泊まり移住体験をする方を対象に補助制度を設けたけれど、こちらは一歩進んで、「仕事」と「住居」の両方をクラウドソーシングとシェアハウスとして、シェアリングエコノミー的な考えで実施するものです。

「住居」は八幡平市が借り上げたリゾートマンションを活用するとのことですが、ここに民泊管理者という仕事を創生すれば一石二鳥だと思うのですが、税金で借り上げた物件を又貸しすることになるから問題ありでしょうか。でも、この八幡平市の仕組みは、ランサーズに業務委託して物件を貸すものだから、八幡平市から民泊事業者というさすらい人に業務委託するか、ランサーズから再委託すればたぶんOK。言葉のあやのようだけど、「又貸し」はダメで、「委託」なら問題ないでしょう。

さまざまな分野でシェアリングエコノミーが始まるようですが、いま風の仕組みは、ここに書いたように中間業者がはさまり、事業費を跳ね上げていくものが多い。モノの販売は卸売などの中間業者がどんどん省かれる現象が起きていたけれど、コトの需要と供給は、まだ仕組みの造成という仕事があるので、中間業者の必要性があります。

こういう、コトの中間業者が地方に誕生し、元気に活躍をはじめて仕事としてこなしていく。これが、本当の意味で地方創生に成功することだと思う今日この頃です。

今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。

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