打越通信

日記ふういろいろ

かけつけん

2015-12-09 10:25:31 | ネット記事
地元紙ではどうかわからないが、今購読している新聞では連日のように血液製剤の不正製造の問題が一面で報じられている。
今日は動物ワクチンでの不正製法の記事、昨日は不正に至る経過が実名で詳しく出ていた。
40年にも渡る不正製造と隠蔽、国も製造を急がせ、また不正を見抜けなかった事も事実だもんな。
内部告発がきっかけだったようだ。

まあ、それにしても今年もいろいろと企業がらみの不正問題が発覚したもんだ。
東洋ゴム工業の耐震データの改ざん問題から始まり、ベネッセコーポレーションや年金機構の顧客情報流出事件、タカタのエアバッグリコール問題、東芝の不適切な会計処理の問題、2020年東京五輪のエンブレムのパクリ問題や新国立競技場の白紙撤回問題、旭化成建材の杭偽装問題など数え上げたらきりがない。
あらゆる分野の有名企業や国の機関での不祥事が相次ぐ。
そういえばフォルクスワーゲンの問題もあった。
わざわざこんな事取り上げてもしょうがないが、不正に至る経緯というか環境というか、そちらにどうしても関心がむく。
隠蔽から40年、ゴシック体がどうの、少数点付きのページふりなど、立派な隠蔽文化ができあがっている。
そんな文化の中では悪いことをしている実感も、エイズ薬害問題への背信なんてどこ吹く風ってなモノだろうな。



<医の中に「矢」がある。病む者へ、まずは矢のように駆けつける心情・・・駆けつけん 名前を裏切るにもほどがある>
と新聞のコラムは言う。

まあ今年もいろいろあった。
いやまだまだあと20日ばかり残っている。
何が起こるかわからない。
そして来年もだ。


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