宿で起床。窓を開けると富士がどーんと見える。快晴。さあ今日は峠越えだ。
といってもすぐには出発しない。500m先の「道の駅なるさわ」にある「なるさわ富士山博物館」を見るから。それまでテレビを見てブログを打つ。民宿の部屋はストーブとこたつがある。この時期まだ暖房器具が必要なほど寒い。8時に荷造りをして出発。目の前のコンビニで朝食を購入する。
道の駅なるさわには富士の名水があった。さっそく飲み水に確保。博物館に開館と同時に入館。本来500円だが、民宿で割引券が手に入ったので350円。でかい恐竜(T-REX)が溶岩に飲み込まれている横を通って階下に。15分毎に流れているマウント・フジ・シアターでは富士の生い立ちや上空からの映像を見れる。隣が展示室。今現在の富士の姿を望遠カメラで見れたり、富士に関する様々な情報をモニター画面から入手できる。ここにもクイズがあり、むきになって挑戦した。
富士山は誕生して8万年という若い火山。最初にできた小御岳火山の頂上は現在の富士五合目だ。その後、古富士火山、新富士火山ができて、7千年ぐらい前までには現在の形になった。周囲には愛鷹(あしたか)火山などの寄生火山群がある。また自殺の名所として名高い青木ヶ原樹海は、846年の噴火の際の溶岩の上に生い茂った原生林とのこと。
溶岩についての詳しい展示がある。昭和新山や浅間山、雲仙岳や桜島などの溶岩を紹介。日本の多くの火山は安山岩質だが、富士は玄武岩だという。鳴沢一帯は特別天然記念物の溶岩樹型群がある。さまざまな形をした溶岩を観察できるよう、一周25分程度の自然探索路も博物館裏にあるが、これはパス。
道の駅を出たら道が下り始める。周囲はどこでも寝れそうな場所。昨日は雨が降っていたので宿にしたが、野宿でよければ富士の周囲で寝場所に不自由はなさそうだ。ほどなくして富岳風穴に着いた。鳴沢氷穴は以前見たので富岳風穴に入る。しかしほどなくして、ここも以前来たことがあるように思った。中は寒い。何しろ一年中氷があるところ。天井も低いとこがあり、時折水がたれてくる。奥には、その昔、蚕の繭や木の種なんかを冷蔵保存していたところがある。どちらも冷蔵することで成長が止まるらしい。折り返しの奥にはヒカリゴケも光っていた。
さあ、ここからだ。気合をこめてペダルを踏むが、道は下りで楽なことこの上ない。もっとも雨の日の下り坂ほど怖いものもないので、昨日通ることはできなかったが。
しばらくすると精進湖に到着する。腹が減ったのでコンビニで弁当を買って食べる。この先に、歩道がない精進湖トンネルがある筈。実際に行ってみると、なるほど歩道はない。思い切って突入。暗い。ライトをつけるのを忘れたが仕方ない。隣をトラックが通る。トンネルの途中から下り坂になった。そしてこの下り坂が、下まで一気に続くのだ。正直怖い。
右左口トンネルを抜けて甲府に向かうか、トンネルを避けて県道36号を行く遠回りの道を選ぶか。後者を選択。トンネルを抜ければ確かに早いが、工事か何かのせいで片側通行の信号が設置してある。こんなところをトラックと一緒に通りたくはない。後者は遠回りだが、川沿いなので明らかに下りなのだ。
車も少なく、渓流の美しい風景を見ながらすいすいと進む。ペダルをこぐ必要もほとんどなし。ここ何日も苦しい日々が続いたが、今日のためのものか。テレビの星占いでさそり座は2番目に運勢が良かったのを思い出す。
三珠町に歌舞伎文化公園という気になる名前の公園を見つける。ネットで調べてみると案の定博物館があるようなので行ってみる。初代市川団十郎の曽祖父が甲州武田家の家臣だったという関係で、今の市川団十郎(十二代)こと堀越夏雄氏が三珠町名誉市民になっている。そこで既設の歌舞伎資料館の他に、民俗資料館やふるさと会館などが作られ、公園として整備されたのだそうな。
行ってみるとお城がある。これがふるさと会館で、展望台や考古資料室がある。三珠町民文化資料館では3D映像も見れる。歴代の市川団十郎の紹介。初代の団十郎は45才の時に共演中の生島半六に舞台上で刺殺されている。また八代目は32才の時、芝居初日の朝に自殺をしており、原因が分からず歴史上の謎となっているようだ。うーん、ミステリー。襲名披露時の挨拶状や配り物などの展示もある。考古資料展示室、民俗資料館も見る。特筆すべきものはないが、展示パネルの代わりに屏風を使ったのは面白い工夫だと思った。入館料は300円だが、民俗資料館は別途100円かかる。
県立考古博物館に向かう。しかしあまりにも腹が減ったので、道の駅隣のラーメン屋で塩ラーメンの大盛りを食べる。
山梨県立考古博物館には3時半に到着。入館料は210円。周囲に大丸山古墳や丸山塚古墳、県内最大の銚子塚古墳などがある公園の一角にある。名前のとおり考古資料がいろいろ。水田に残された弥生人の足跡とかもある。耳飾をつけた土偶が何とも愛嬌がある。土偶の顔というと人間離れしているものが多いが、ここの土偶には結構リアルな物もある。土器の内部が鏡で見えるようになっている展示手法には感心した。
笛吹川の河原で寝ようかと思ったが、公園がいかにも寝易そうだったのでそこにした。夕方ラーメンを食べたせいで腹もすかない。暗くなってからテントを設営し、すぐに就寝。
といってもすぐには出発しない。500m先の「道の駅なるさわ」にある「なるさわ富士山博物館」を見るから。それまでテレビを見てブログを打つ。民宿の部屋はストーブとこたつがある。この時期まだ暖房器具が必要なほど寒い。8時に荷造りをして出発。目の前のコンビニで朝食を購入する。
道の駅なるさわには富士の名水があった。さっそく飲み水に確保。博物館に開館と同時に入館。本来500円だが、民宿で割引券が手に入ったので350円。でかい恐竜(T-REX)が溶岩に飲み込まれている横を通って階下に。15分毎に流れているマウント・フジ・シアターでは富士の生い立ちや上空からの映像を見れる。隣が展示室。今現在の富士の姿を望遠カメラで見れたり、富士に関する様々な情報をモニター画面から入手できる。ここにもクイズがあり、むきになって挑戦した。
富士山は誕生して8万年という若い火山。最初にできた小御岳火山の頂上は現在の富士五合目だ。その後、古富士火山、新富士火山ができて、7千年ぐらい前までには現在の形になった。周囲には愛鷹(あしたか)火山などの寄生火山群がある。また自殺の名所として名高い青木ヶ原樹海は、846年の噴火の際の溶岩の上に生い茂った原生林とのこと。
溶岩についての詳しい展示がある。昭和新山や浅間山、雲仙岳や桜島などの溶岩を紹介。日本の多くの火山は安山岩質だが、富士は玄武岩だという。鳴沢一帯は特別天然記念物の溶岩樹型群がある。さまざまな形をした溶岩を観察できるよう、一周25分程度の自然探索路も博物館裏にあるが、これはパス。
道の駅を出たら道が下り始める。周囲はどこでも寝れそうな場所。昨日は雨が降っていたので宿にしたが、野宿でよければ富士の周囲で寝場所に不自由はなさそうだ。ほどなくして富岳風穴に着いた。鳴沢氷穴は以前見たので富岳風穴に入る。しかしほどなくして、ここも以前来たことがあるように思った。中は寒い。何しろ一年中氷があるところ。天井も低いとこがあり、時折水がたれてくる。奥には、その昔、蚕の繭や木の種なんかを冷蔵保存していたところがある。どちらも冷蔵することで成長が止まるらしい。折り返しの奥にはヒカリゴケも光っていた。
さあ、ここからだ。気合をこめてペダルを踏むが、道は下りで楽なことこの上ない。もっとも雨の日の下り坂ほど怖いものもないので、昨日通ることはできなかったが。
しばらくすると精進湖に到着する。腹が減ったのでコンビニで弁当を買って食べる。この先に、歩道がない精進湖トンネルがある筈。実際に行ってみると、なるほど歩道はない。思い切って突入。暗い。ライトをつけるのを忘れたが仕方ない。隣をトラックが通る。トンネルの途中から下り坂になった。そしてこの下り坂が、下まで一気に続くのだ。正直怖い。
右左口トンネルを抜けて甲府に向かうか、トンネルを避けて県道36号を行く遠回りの道を選ぶか。後者を選択。トンネルを抜ければ確かに早いが、工事か何かのせいで片側通行の信号が設置してある。こんなところをトラックと一緒に通りたくはない。後者は遠回りだが、川沿いなので明らかに下りなのだ。
車も少なく、渓流の美しい風景を見ながらすいすいと進む。ペダルをこぐ必要もほとんどなし。ここ何日も苦しい日々が続いたが、今日のためのものか。テレビの星占いでさそり座は2番目に運勢が良かったのを思い出す。
三珠町に歌舞伎文化公園という気になる名前の公園を見つける。ネットで調べてみると案の定博物館があるようなので行ってみる。初代市川団十郎の曽祖父が甲州武田家の家臣だったという関係で、今の市川団十郎(十二代)こと堀越夏雄氏が三珠町名誉市民になっている。そこで既設の歌舞伎資料館の他に、民俗資料館やふるさと会館などが作られ、公園として整備されたのだそうな。
行ってみるとお城がある。これがふるさと会館で、展望台や考古資料室がある。三珠町民文化資料館では3D映像も見れる。歴代の市川団十郎の紹介。初代の団十郎は45才の時に共演中の生島半六に舞台上で刺殺されている。また八代目は32才の時、芝居初日の朝に自殺をしており、原因が分からず歴史上の謎となっているようだ。うーん、ミステリー。襲名披露時の挨拶状や配り物などの展示もある。考古資料展示室、民俗資料館も見る。特筆すべきものはないが、展示パネルの代わりに屏風を使ったのは面白い工夫だと思った。入館料は300円だが、民俗資料館は別途100円かかる。
県立考古博物館に向かう。しかしあまりにも腹が減ったので、道の駅隣のラーメン屋で塩ラーメンの大盛りを食べる。
山梨県立考古博物館には3時半に到着。入館料は210円。周囲に大丸山古墳や丸山塚古墳、県内最大の銚子塚古墳などがある公園の一角にある。名前のとおり考古資料がいろいろ。水田に残された弥生人の足跡とかもある。耳飾をつけた土偶が何とも愛嬌がある。土偶の顔というと人間離れしているものが多いが、ここの土偶には結構リアルな物もある。土器の内部が鏡で見えるようになっている展示手法には感心した。
笛吹川の河原で寝ようかと思ったが、公園がいかにも寝易そうだったのでそこにした。夕方ラーメンを食べたせいで腹もすかない。暗くなってからテントを設営し、すぐに就寝。