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合間の博物館旅日記

博物館を回りながら日本各地を旅をする過程の壮絶な日記。(2005.4-9月)
旅終了後は適当に随時更新の予定。

カラオケを歌う

2005-03-31 23:41:24 | Weblog
 勤務最終日。昨日までに引継ぎや片付けも全て終了しており、暇な一日を平和裏に過ごす。夕方挨拶をして終わり。何だかんだで7年もこの職場にいたことになる。長い。
 夜友達と飲みに。最近酒をやめているせいで2杯程度で酔ってしまう。初めてフィリピンパブへ行く。弾む会話を知らないので、一人でカラオケ(英語)を4曲も歌う。自転車で旅に出るのでQUEENのBICYCLE RACEでも歌おうかと思ったが、うまく歌える自信がないのでBOHEMIAN RHAPSODYにする。ボヘラブはアカペラだと結構歌えるのだがカラオケになると一度もまともに歌えない。QUEENの曲はむつかしいのが多い。その後はSTYLISTICSのYOU MAKE ME FEEL BRAND NEWや007(LIVE AND LET DIE) など。俺のレパートリーは何十年もまるで進歩がない。
 帰りにコンビニへ寄る。お茶に海洋堂の飲茶のフィギュアが付いていた。日本はやっぱり変な国だ。

バーレーンという不思議な国

2005-03-30 23:40:08 | Weblog
 この日は休みにして家でゴロゴロする。午後からテレビで北朝鮮-イラン戦を見る。北朝鮮の攻撃は実に歯痒い。そうこうするうちに2点取られ敗戦。明らかに実力差があったから仕方ない。
 続いて運命のバーレーン戦。結果はご存知の通り、オウンゴールによる1-0勝利。ここまでの経過は韓国と似ているが、向こうはきっちり自分で2点取ってるしなあ。オウンゴールのみの1点というのは何とも情けない。FKやCKも含めて攻撃のバリエーションが少なかった。グラウンダーのパスとかミドルシュートとか。単調な攻撃ではやっぱ駄目なのね。
 ところでバーレーンは人口僅かに67万人、面積は淡路島と同じくらいという。人口100倍以上の日本は比べれば大国の筈だが、サッカーの試合では力が拮抗するというのがよく分からん。もっとも人口が多くて有利なら中国やインドが最強という理屈になってしまうが。



一月ぶりの勝利

2005-03-29 23:39:06 | Weblog
 昨日会社帰りにパチンコに寄ってみた。日刊スポーツの運勢欄で、他は全部×だったがギャンブル運だけ◎がついていたためだ。
 先日の復讐の意味もこめて吉幾三に座ってみる。6000円突っ込んだところで確変を引く。3連荘で終了。その後普通絵柄で当たるも飲まれ、2箱でやめる。エヴァのシマが何故か吹いていたので久し振りにエヴァを打つ。3500円目で渚カオルが喋るのを初めて目撃。(台詞は「ありがとう、シンジ君」) 背景に綾波が現れ、4で当たり。再抽選で昇格。結局これが閉店間際まで9連荘した。ほぼ一月ぶりの勝利。セカンドインパクトなど幾つかのプレミアも見れた。
 今日は職場の人と飲みだったが、その待ち時間に打ってみる。CRネオパワフル。最初打って1000円で捨てた台が、すぐにオカマを掘られて確変で当たる。その台は5連荘してなお確変中だった。こちらは30分であっという間に1万円。納得いかん。

金馬の死神

2005-03-28 23:37:26 | Weblog
 図書館で借りてきた落語のCDを聴く。三遊亭金馬の「死神」。「死神」といえば円生の十八番だが金馬のイメージではない。時代設定は現代になっている。死神を追っ払う呪文は「アジャラカモクレン、○○○、テケレッツのパ。」が一般的。○○○は演者によって異なり、エベレストだったりアルジェリアだったりする。昔テレビで小朝の死神を見たが、その時はヘモグロビンだった。金馬はこれを「御茶ノ水の六○○番です。交代に参りました。一二三。」とやっている。アジャラカモクレンでは如何にも古いと思ったのだろうか。
 サゲも違っている。自分の命の蝋燭を接ごうとして「消える…」とやるのが普通だが、金馬は消えそうな他人の蝋燭を全部接いで、ついでに病人もみんな治してしまうという、全くお目出度い噺に変えてしまっている。金馬のオリジナルか分からないが、落とし噺はこうあるべきという金馬の主張が伝わるようだ。
 サゲを変えるのは金馬にはよくあって、その代表が「夢金」。「目を覚ますと金玉を両手に握っていた」というのは如何にも品がない。「ああ、夢だ」の一言で落とす金馬の演出は切れ味抜群だ。「堪忍袋」では、堪忍袋が破れた音で締める。「堪忍袋の緒が切れたんだ」という従来のサゲは自然だが、それまでせっかく我慢してきた主人公がその程度のことで緒を切るのは如何にも残念に思えたのだろう。
 自分の感性に合わなければ古典といえどもサゲを変えてしまう。金馬はやはり並みの噺家ではない。


詰工房に行く

2005-03-27 23:03:09 | Weblog
 東京詰将棋工房の会合に出向く。この会に参加するのはおよそ2年振りだ。皆に珍しがられる。旅に出ることを告げると、「人生を投げている」と呆れられる。無理もないと思う。会は相変わらず盛況のようだ。
 夜、昔の会社の後輩のA君に会いに行く。飲む約束の筈が、共にパチンコを打つことに。A君がたくさん出していたので玉を借りるが全く出ない。(玉の貸し借りOKの店。) 3箱以上借りたが全然駄目。自分でも8千円くらい注ぎ込む。最近パチンコは絶不調だが、ここまでつかないとは思わなかった。焼肉屋に行っておごって貰う。

東大へ行く

2005-03-26 23:36:09 | Weblog
 この日も博物館へ行くことにする。旅の準備は4月になってからだ。
 
東京大学総合研究博物館 (無料)
 「標本は語る」というテーマで鉱物、動物、植物の標本がずらりと並んでいる。鉱物は実物、貝は貝殻、魚はホルマリン漬け、哺乳類は骨格、植物は乾燥した押し花状態と、当たり前だが標本の形式が異なっている。
 哺乳類はmammaliaというらしいが、mammaとは乳首のことらしい。へー。
 哺乳類の骨を見ていくといろいろ面白い。博物館でも剥製を見ることが多いが、骨になると驚かされる。モモンガの指の付け根から斜め45度に生えた羽用の突起とか。コウモリの足のカギ爪、モグラのシャベル状の前足。カピバラやヌートリアは上顎が下顎よりずっと前に出てるし、あとカンガルーの足指の太さの違いやカモノハシの嘴とか。
 他にも万博にちなんで「メディアとしての建築 ピラネージからEXPO'70まで」「蒙古高原の旅 江上波夫コレクション」をやっていた。

 万博といえば昨日から始まった愛知万博だが、実を言うと全く行こうという気にならない。値段が4200円と高いのもネックだ。そんだけあれば博物館10個回れる。混雑して満足にパビリオン回れないらしいし……。大体みんなそんなに本気でマンモスが見たいのか? 多分人が見るから私も、ぐらいのもんだろう。上野にパンダが来たときや国立博物館にモナリザが来たときとおんなじノリである。「大地の塔」が巨大万華鏡なんて、大阪万博の「太陽の塔」と比較したら「太陽の塔」が気を悪くしそうな浅薄なテーマである。まあ勝手にやって下さい。

東京大学大学院理学系附属植物園 (330円)
 長い名前だが通称:小石川植物園。入るのは初めて。ここはチケットを買うのが入り口真向かいのタバコ屋さんというのが変わっている。もぎりのおじさんがいるのだから入り口で打ったり自販機を設けてもよさそうなものだ。100円の地図を購入する。
 江戸時代の小石川御薬園や小石川療養所のあったとこだから、もっとそうした歴史的な説明のある展示があるかと思ったが、そんなのはなくて、有料の公園といった風情。広大な日本庭園があり、ツバキや梅が咲きそろっていて家族連れが花見を楽しんでいる。といってもアルコールの持ち込みはなし。
 学術的なものといえば、精子発見のソテツやイチョウ、ニュートンのリンゴやメンデルの葡萄が植わっているぐらい。青木昆陽の甘藷試作跡には記念碑も建ってるらしいが見忘れた。
 この植物園には猫も多い。何でも不届きものが捨てにくるのだという。野良にあるまじき長毛種も混ざっていた。

東京大学総合研究博物館小石川分館 (無料)
 小石川植物園のすぐ隣。動物骨格や人体解剖模型、さまざまな実験器具などが特に説明の表示などなく並べられている。インスタレーションというか、博物館と芸術の中間的試みなのか。雰囲気は伝わるが博物館としての評価はできない。

囲碁殿堂資料館 (無料)
 市谷にある日本棋院の地下にある。通りかかったらあったので偶然寄ってみた。昨年の11月にできたらしい。僕は将棋は詳しいが囲碁はルールもよく分からない。当然囲碁の世界についても無知である。
 囲碁のルーツから現在に至るまでがよく分かって大変いい。1世本因坊算砂らの自筆の書や手紙など、古いものが残ってるのに驚く。他にも江戸中期の免状、良寛和尚愛用の碁石、若田光一さんが宇宙で使った特殊碁盤、インテリアとして試作された重量90キロのガラスの碁盤、岩倉具視愛用の碁石、棋譜や封じ手の書かれた紙もある。「週刊少年ジャンプ」に連載されていた「ヒカルの碁」のイラスト集も見れた。

千代田区四番町歴史民俗資料館 (無料)
 十数年前に一度来ている。図書館の入り口の一室と地下の一室にあたる。
 江戸時代の武家屋敷や長屋跡から出土した庶民の歴史を伝える遺物が展示されている。櫛や簪、玩具に下駄、徳利や土鍋・皿などの食器類、それにゴミ(日常什器、骨、貝など)も。泥面子、人形、碁石、義歯や木刀、獅子頭もある。
 面白いのは丸の内一丁目遺跡出土の汽車土瓶。明治20年頃から作られたお茶用の陶器の土瓶だ。鉄道マニアは必見かも。
 文部科学省構内遺跡では防空壕跡から軍事教練に使用され廃棄された多量の銃器類が見つかっている。
 地下は戦前から戦後にかけての生活用具、米軍宣伝ビラ、乗車券、東京オリンピック記念たばこ、なんてものが並んでいる。

図書館で三遊亭金馬のCDなどを借りる。(千代田区民じゃなくても借りられる。) 最近の図書館は品揃えが凄い。ビデオもあるが、家にビデオデッキがないからなあ。早くDVDを揃えてほしい。

イラン戦

2005-03-25 23:32:47 | Weblog
 日本が負けてしまった。2時間ほど呆然としてから床に入り、翌朝つらつらと考える。

 フォワードがシュートを打たないとか高原がキープできないとか、中田が前半機能しなかったとかいろいろあると思うが、根本には不慣れな4-4-2のシステムを採用して選手が混乱し自信を失っていたことがあると思う。次のバーレーン戦では是非3-5-2に戻してもらいたい。
 大体右サイドを加地に固執する理由が分からん。そこに中田を入れてもよいではないか。次戦小野が出場できないからボランチで使うという案もある。何ならツートップの片割れでもいい。システムをいじるよりは全然ましだ。4-4-2をやるにはもっと長い準備期間が必要だろう。(実質2バックに近い攻撃的な4バックは緊急時に必要だが。)
 あと鈴木。高原が酷すぎたので代えて鈴木を入れても面白い。力が拮抗してる相手には前線でキープ、もしくは潰れてファウルをもらえる鈴木の存在が大きいのがよく分かった。まあ三都主も復帰するし3-5-2に戻してくれるだろう、多分……。

難儀な性格

2005-03-24 21:46:44 | Weblog
 髪の毛がうっとおしくて仕方がない。傍から見ればちっとも伸びていないように見えるだろうが、昔から短髪が好きなので少しでも伸びると切りたくて仕方ないのだ。
 中学の頃、前髪は眉毛にかからぬようという校則があり反発する生徒が多かったが、まったく苦にならないほど根っからの短い毛好きなのだ。
 実はいっそのことスキンヘッドにしようとか思っている。勤めているとまず無理なので旅に出る前にやってしまえという訳だ。坊主頭にしたことはあったが、丸坊主は初めてなので今から楽しみである。
 剃髪したらぜひその写真をここに載せようと思う。旅の間にどこまで伸びるかも楽しみだ。(もっとも一月で普通になってしまうかもしれないが。)
 で、その剃髪する前に、うっとおしい髪を切りたいと思っているのだが我慢した方がいいか・・・・・・。
 つくづく難儀な性格である。

パンツ破れた。またかい?

2005-03-23 22:33:53 | Weblog
 朝職場のトイレに座ったらパンツが見事に破れてるのに気づいた。出掛けに干してあったパンツを履いてきたせいだ。洗濯のし過ぎか?
 冒頭は林家こぶ平が三平から教わった小話として有名だが、まさか実際に我が身にふりかかるとは……。
 ところでこの変型で「インキンになっちゃった。またかい?」というのを考えたことがある。これは「インキンで股がかいー」というのも引っ掛けてあるのだがあまりに品がないか。
 昨日は物まね番組で石田純一が明らかにショーケンの真似をしていたが、ショーケンのショの字も出なかった。事件を配慮してのものだろうか。

カウントダウン

2005-03-22 23:57:34 | Weblog
あと10日ばかりで仕事が終わってしまう。7年も続けてたが長かったな。
42にしてまたもプータローに逆戻りしてしまうわけだが、最早開き直るしかない。

それにしても出会い系サイトなんか一度も利用したことがないのに、次から次へと気の狂ったような内容のメールが届くのは一体どうしたわけなんだ? 男ならみんなスケベでHに興味があると世間は思ってるらしい。俺なんかもうすでに枯れているのに……。