原発事故を断じて風化させてはなりません 柴田聖寛

東日本大震災から６年三ヶ月が経過しましたが、東京電力福島第一原発の事故は現在も進行中です。福島県内での除染は未だに続いており、ようやく山やため池は始まったばかりです。今月６日には原子力機構の大洗原子力開発センターで被曝事故が起きました。原発に関する安全対策の徹底が求められます。多くの国民が原発事故の恐ろしさを忘れかけていますが、断じて風化させてはならないのです。

原発事故からの復興を進めるためにも、天台宗の一僧として、私は祈りの心を多くの人に知ってもらいたいと思っています。『聖地大仏都巡礼』に第二弾として「会津三十三観音霊場めぐりの」冊子を製作することを考えています。何卒御指導のほどよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　―合掌ー