会津天王寺通信

ジャンルにこだわらず、僧侶として日々感じたことを綴ってみます。

祈りと実践で東日本の復興を!   -柴田聖寛ー 

2012-05-25 06:25:37 | ボランティア

 千年に一度の東日本大震災として人災である原発事故の一周忌を迎え、天台宗徒として祈りも大切であるが、傳教大師の思いと志は、あと「実践」あるのみ。
 国民と共に、バランス的思考と目線の上に立って、復興に向かって突進あるのみ。
 
技術立国である我らが国土「助け合いの精神」老若男女…ガンバロウ。半歩でも前に…。福島第一原発四号機のメルトダウンを即刻解決することを祈る。来年は三回忌にあたります。  おのおの方一歩前進。

                        平成24年(2012)5月16日

                                           合掌

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近取り沙汰されている福島第一原発4号機の危機   柴田聖寛

2012-05-24 19:12:51 | 災害

 再び福島第一原発の危機が迫っているのではないでしょうか。とくに気になるのは4号機です。台風や地震などで4号機が倒壊した場合には、冷却ができなくなり、使用済みプールの中の燃料がメルトダウンする危険性があります。8時間位で放射性物質が漏れ出し、福島第一原発から約100キロ離れた会津地方には、それから2時間で到達するとみられています。約220キロ250キロまでの範囲が避難区域になると予想されています。
 もちろん、福島県は会津地方も含めて、全員が逃げ出すしかなくなります。首都東京も、深刻な事態に陥るともいわれており、まさしく日本は万事休すです。野田佳彦首相は、さっさと収束宣言をして、まるで他人事ですが、そんな悠長な状況ではないのです。会津に限ってみると、避難経路としては、越後山脈を越えて新潟県に入り、それから富山方面に向かうのがベターだと思われます。高齢や病気で避難できない場合は、長期間の食糧を蓄えておかないと、放射能以前に餓死者が出る恐れもあります。
 国が真実を教えてくれないわけですから、私たちも、自分の身は自分で守るしかないのです。最悪の事態に、天台宗としても備えておくべきではないかと思います。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする