会津天王寺通信

ジャンルにこだわらず、僧侶として日々感じたことを綴ってみます。

 世界疫病終息・大祈祷会に福島県から天王寺が参加  柴田聖寛

2020-05-12 06:22:54 | 信仰

 初夏の候となりましたが、皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。新型コロナのパンデミックで不安な日々を過ごされていると思いますが、村上圓竜御住職様(愛知県・常覺院)が発願人代表となった「世界疫病終息・大祈祷会―妙法蓮華経観世音普門本(観音経)壱百万巻読誦大祈願会―」が5月7日から8月15日までの100日間行われ、福島県では天王寺が参加していますので、ご参集のほどよろしくお願い申し上げます。
 日本では天台宗を中心にした38カ寺と個人12人をはじめ、インドの禅常林(ナグプール)、中国の金粟庵(南京市)、韓国の世界禅院(ソウル市)の関係者が読経を唱えており、その輪がどんどん広がっています。

参加者はそれぞれの自坊や仏前で祈祷をするもので、天王寺の場合の会場は観音堂を会場にして、観音経1000巻を読誦いたします。

 [村上圓竜発願代表からのご案内」
 最澄上人は「それ、飢えを忘れて山を楽しみ。寒を忍びて谷に住し、一十二年精進の力、数年九旬、勧行のこうにあらざるよりは、何ぞ七難を悪世に排い、亦三災を国家に除かん。己定の禍は免脱し難しと雖も、未定の災は、縁あれば必ず脱す。何ぞ奨勧せざるべけんや」(『顕戒論』)と説かれています。
 現在、世界的広がりを見せている新型コロナウイルス禍は、人々の健康・生命を脅かすにとどまらず、各国の利害による争い、貧困国の飢餓などを内在していると思われます。
 この地球的危難に際し、皆さま方におかれましては僧俗一体となって、「疫病」終息と騒乱・飢餓未然防止のための御祈祷にご参加いただきたく案内申し上げます。

世界疫病終息・大祈祷会ホームページhttp://inori/skr/jp

当行事への問い合わせは

〒606-8414 滋賀県長浜市三川町945 玉泉寺内 吉田慈敬御住職様

天王寺へのお問い合わせは 

〒969-6264 会津美里町字高田甲2968

TEL・FAX(0242)54-5054

携帯090-1498-4150 柴田聖寛 メールアドレス tennojiwxx@beetle.ocn.ne.jp

 天王寺は本の出版などで布教に務めておりますが、皆さまのご支援のおかげと感謝しております。お布施や冥加金は郵貯銀行の下記の口座にお願いいたします。

 02160—1—17936(右詰めで記入)

                  合掌

追伸 御参拝者には、1000年ぶりに復刻された元三大師の「疫神病除」のお札をお授けいたします。



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