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<デュオニソスの愛に包まれて in バロッサ> In Love of Dionysius

豪州内最大のワイン産地バロッサから、ヴァンダズワン愛がお届けする徒然なるハーッピィーな日記

アルジャーノンに花束を

2007-05-25 | イベント



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先週の土曜日のイベントですが「ライブ・レコーディング」・・・
読んで字のごとくお客さんを入れてライブをしながら録音をするというイベントに行ってきました。

アデレードを基点に活躍するアーチスト、サワーソブ・ボブ(Soursob Bob)さん
彼の作り出す音楽は政治的なトピックやオーストラリア・フォーク的なことを
言葉の嵐でまくし立てる感じです。
でも、そこにはたくさんのユーモアがあり笑いもあふれています。
音楽半分・コメディ半分のライブショーみたいなものなのです。

一度、バロッサで彼のライブがあり聴いたことがあったのですが・・・
すごく真剣にすべての言葉を理解しようと脳みそがこれでもかぁ~~~
いうほどがんばっているのがわかる感じで・・・
音楽を聴きながらも終わったときには疲労感もある・・・みたいな感じでした。
それでも、笑いのツボがわかると他の観客の人達と笑えたり・・・
楽しいけれどもフツ~に音楽を楽しむのとはちょっと違うのです。


言葉の壁・・・
英語が聞き取れなかったら、知っている言葉もわからない。
わからない言葉だと意味がわからない。

日本語だったら無意識のうちに耳に入り勝手に理解していることが
ここではになってしまう。

今日の日記のタイトルは本の題名です。
「アルジャーノンに花束を」
映画にもなっているようですが、アイアイは15年ぐらい前に
日本で本を読んだだけです。
しかし、その後にメルボルンで留学生活をしていた時に
言葉の壁にぶち当たるとこの「アルジャーノンに花束を」の
主人公の気持ちになりました。
そして、今でも壁にぶち当たります・・・そして思い出す。

手術後にIQがすばらしくなった状態・・・日本にいる時。
IQがもとにもどって障害がある状態・・・英語の壁にぶち当たっている時。

主人公のようにいじめられたりすることなどはありませんでしたが・・・
やはりコミュニケーションができなければ相手に自分を
わかってもらえず、相手が持つアイアイの印象が本来のアイアイとが
かけ離れる(日本語ではかなりなおしゃべりですから!!!)時が
あるわけです。

言葉の嵐なサワーソブ・ボブさんのライブを聴きながら
あと、何年後にここまでがんばらなくてもフツーに理解できる時が
くるのかしら???とも思いました。

それでも、すばらしいハーモニカ奏者とバイオリニストが彼のギターを
サポートしており3人が奏でる音楽はとてもすばらしかったです。

バロッサからの友達、アデレードの友達も一緒に楽しんでいて
ライブのお店は今まで見たことがなかった大入りで熱気ムンムンで・・・
このライブ自体はすばらしいものでした。

CDになったらぜひまた購入です!!!

ライブの合間に疲れた脳がちょっとトリップして考えたことでした。



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