お暑う御座居ます。日々大汗かきながらの修理対応中の寅🐯です。。。
何故ならば黒煙モウモウ状態は下手すりゃあ臨死状態に限り無く近くなっている場合が多いので寅🐯が現車を診断する迄は『乗らないで❗️』と必ず言っておるからです。。。
なるほど。。。エンジンの始動性も非常に悪いし、エンジンが掛かっても生ガス臭い黒煙モウモウ状態。。。
オーナーさんが以前に修理に出されていた業者から戻って来たら現在の状態に陥っていたと言う。。。😱
単に燃料リッチ状態の様な気もするが、、、取り敢えず診断。。。
診断ソケットの信号検出ではE-CISユニットの不良を訴えている。。。
って、コトはKEモジュールがほぼ燃調補正コントロールを行なっておらず『K』ジェトロ状態と言う事になる。。。
この状態になると機械式燃料コントロールのみでは燃調コントロールが非常に不安定になる上に天候と気候次第で御機嫌斜めになったりすると言うまるでキャブ車状態になっちゃうのよね〜。。。
つまり『E』の部分が死んでいる状況で絶好調な訳が無く、、、KEをよく解ってない車屋がやりがちな『エアフローメーターの禁断のADJネジ』をグルングルンと回して燃調補正をしようとすると言う愚かな手段に出てトラブルに更に輪をかけるのよ。。。
試しに、寅🐯の手持ちのW126 500SEL用KEモジュールと接続。。。
エンジンスタートでクランキングが約15秒。。。更に燃料リッチに。。。😱
排ガステスターを起動して待つ事15分。。
排ガステスターを装着して、、、CO値が35%って。。。濃いね〜。。。
燃料リッチで『ブルン。ブルン。』と失火しとるし。。。😑
一旦エンジンを停止。
『禁断のADJネジ』を燃料リーン方向に回す。。。
再びエンジン始動。。。
不燃焼な詰まりモノが一気に吹き出た。。。😱
CO値を取り敢えず暫定で0.02%迄落として
するとエンジンスタート時のクランキング後即応でエンジンスタート。
アイドルアップもキチンと行なっている。
と、言う訳でE-CISユニット(KEモジュール)の不良の裏取りが出来たところで原因をオーナーさんに御報告。。。
今回はKEモジュールの修復とカブった点火プラグの交換と生ガスにやっつけられたO2センサーの交換ですな。。。で、、、最後に再び燃調補正作業って具合やね。。。
後はヘッドライトスイッチの節度が失くなって来ているのでヘッドライトスイッチ要交換。
ワイパーの動きが不穏なのでワイパーリンケージの清掃、グリスアップ。。。
エアコンの温度調整もラフになって来ているのでクライメートパネルのO/H。。。
ついでにA/CリレーのO/H&無接点化。。。
フューエルポンプリレーも以前に半田盛り修理をしたそうなのでリレーの寿命も近いと判断して無接点化&O/Hを推奨しましょうかね。。。🤗
早速KEモジュールの分解見積。。。
分解検査の結果、ほぼ機能していない事が判明。。。
キッチリとしたO/Hによる修復が必要ですな。。。
寅🐯の内職は続く。。。😅