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星の文人~ケーキの切れない~南洋と私

2019年10月29日 | 雑日
「星の文人 野尻抱影伝」(石田五郎著 中公文庫)を読む途中。
星のことがまったく分からない無粋な人間には、豚に真珠か。

野尻抱影が編集した「中学生」という雑誌に、
「野尻の書いた記事に『火星の王子』、ターザン作家バローズの新作云々」とあり(P99)、
「火星の王子」と「バローズの新作」が別の作品として読める文意ですが、
本当は同じ本じゃなかろうか。


「ケーキの切れない非行少年たち」(宮口幸治著 新潮新書)。
『どんなに狂暴な少年かと思ったら小柄で大人しい子だった』
「黒死館殺人事件」や「Yの悲劇」はフィクションだから。


「南洋と私」(寺尾紗穂著 中公文庫)。
最近の若い人(とくに女性)の文章は、
描写の間に細かく心情をはさんでいく形なんでしょうか。
テーマはおもしろそうなのに、読もうとするとなぜか苦しくなる文体。
歳をとったせいなのか。
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