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チラシの裏

ぼくがカンガルーに出会ったころ

2006年08月17日 | ノンフィクション
この人の訳した本を読まないSFファンはいないと思うほど、名作傑作を手がけていることは、巻末の翻訳作品リスト(!)を見れば一目瞭然。本人が思いいれのある作家についての後書きを集めた章は良かったなあ。ヴァンス、ティプトリー、スミスあたりはの後書きは何度読んだか。
本人がとくにお気に入りのディックとカート・ヴォネガットは独立した章があてられているが、ヴォネガットはエリアから外れているので読み飛ばし。

裏表紙のチョウチョとピアノを弾くカエルは、中に出てくる小噺から。

これは早川書房が出すべき本では。

ぼくがカンガルーに出会ったころ(浅倉久志著 国書刊行会)
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