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量子怪盗 その2

2012年11月26日 | SF
故都筑道夫が言うところの新しい革袋に古い酒を入れた、というところですかね。
主人公である泥棒の視点で語られるパートは、
視点がパラグラフごとに自由に切り替わるので、ちょっととまどいます。
アニメ作品のようにカメラの視点が自由に切り替わっているのを連想させます。
ヒロインが戦闘モードで着地すると足の下にクレーターが出来るという描写とか。。
それと、未来の超ガジェットがばんばん出てくるので、不可能なことはほとんどありません。
できないことがあったほうが、物語がもうちょっとスリリングになるような気がするんですが。
最後のクライマックスは、映画「銀河鉄道999」と似ているような気もします。


著者の労力には感服しましたが、壮大なゴミの山みたいです。いやいやいや
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