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チラシの裏

さいザンス

2006年03月22日 | SF
ピアズ・アンソニイの「ザンス」シリーズって映画化の予定なんだそうですね。
本当かどうかわたしには確認する術がないのですが、検索するとそういう話題がいっぱい出てきます。

ところでピアズ・アンソニイはもともと売れないSF作家で(とはいえ早川の銀背で1冊出ているのでまったく売れてなかったのでもないみたい)、ファンタジイの「カメレオンの呪文」(ザンスシリーズの1冊目)が世界幻想文学大賞をとってから同シリーズが大ヒット。いまや巨匠でしょう。

早川の銀背で出ていたのがアンソニイのSF「縄の戦士」。わたし、ずーっとこれを「蝿の戦士」だとばかり思っていました。読んでいてもなかなか蝿の戦士が出てこない。途中ではっと「縄」だと気づきました。ナサケナイ。

国分寺の古本屋でこれと「ボロゴーヴはミムジイ」(ルイス・パジェット)を見つけたとき(レジ前に横積みしてあった山から抜き取り)、古本屋のご主人が「こういう本は神田へ行くと高いんだってねえ」と言うんでドキっとしましたが、値段は安かったです。

「カメレオンの呪文」は面白かったですが、「縄の戦士」はつまらなかったです。
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