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チラシの裏

トム・リーミイ

2006年03月23日 | SF
サンリオSF文庫でしか読めない作家が何人かいて、
トム・リーミイもその一人です。

サンリオでは『サンディエゴ・ライトフット・スー』『沈黙の声』と2冊出ていました。『サンディエゴ~』は短編集で、SFというよりホラー・ファンタジイに近い作風でした。中でも表題作の「サンディエゴ・ライトフット・スー」、 「デトワイラー・ボーイ」では哀しい異能者の人生を切り取った佳作です。

トム・リーミイはSFファンジンを出していて、その名が「ニッケル・オデヲン」。かっこいいー。どこかで使いたいと思っています。

ところがトム・リーミイは前途を期待されながらも、心臓麻痺でタイプライターの前で亡くなっているのを発見されたそうです。
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2 コメント

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Unknown (kazuou)
2006-04-01 23:08:26
『サンディエゴ・ライトフット・スー』これずっと探していますが、見かけたこともありません。

アンソロジーや雑誌で「サンディエゴ・ライトフット・スー」と「デトワイラー・ボーイ」だけ読んだことがあって、非常に感銘を受けました。他の作品も読みたいのですが、どこかで復刊してくれないものでしょうか。
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ほんとに (spin out)
2006-04-02 00:09:28
こんばんは。ほんとに惜しいですよね。トム・リーミイの居場所としては、最近の河出書房新社〈奇想コレクション〉あたりがぴったりじゃないでしょうか。ぜひ復刊して欲しいです。
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