spin out

チラシの裏

蝋人形館の殺人

2012年03月25日 | JDカー
創元推理文庫からカーの「蝋人形館の殺人」新訳版が出ました。 こんな話だったのかと新鮮な気持ちで読んでいます。 (ポケミス版を読んだときは、どんな話なのかさっぱり分からなくて…) 雰囲気が横溝正史の『三つ首塔』を思わせるのは、 退廃したパリの夜が、戦後の混乱時となんだかダブるからか。 訳者がディー判事ものの和邇桃子さんで、 文体も乱歩や正史を思わせるのは、そのあたりの線を狙ったんでしょうか . . . 本文を読む
コメント (2)