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●放送禁止歌と自己規制: 「ヨイトマケの唄」

2013年02月15日 00時00分52秒 | Weblog


asahi.comから(http://astand.asahi.com/magazine/kotoba/jinken/2013020300001.html?ref=comtop_fbox)。

 江原啓之氏などと組んでのオカルト系の話には辟易とするが・・・。

 「ヨイトマケの唄」は、なんで放送禁止歌なんだろう? 

   『●「公務より選挙が大事と公言し、
          参議院議員も兼任できると訴えている人が市のトップ」の下した処分

 桑田佳祐氏も歌っていますが、やはり美輪明宏氏本人が歌ったものの方が良い。以下のウィキペディアの記事は面白いので、是非、一読を。

   『ヨイトマケの唄』
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%81%AE%E5%94%84

 この記事によると、

   「発表後間もなくして歌詞の中に差別用語として扱われる
    「土方」(どかた)「ヨイトマケ」が含まれている点などから、
    日本民間放送連盟により要注意歌謡曲(放送禁止歌)に指定された事で
    それ以降民放では放送されなくなる。この制度自体は1983年に
    廃止されたが、実際は廃止された後もしばらくの間この制度の影響を
    受け続けることになる」

・・・だそうです。森達也さんの『放送禁止歌』に、〝放送禁止歌〟のこれ以降のその辺の事情が書いてあったと思います。要は放送局の思い込みと自己規制。

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http://astand.asahi.com/magazine/kotoba/jinken/2013020300001.html?ref=comtop_fbox

ヨイトマケ「放送禁止」はナンセンス
2013年02月08日

■紅白歌合戦の衝撃

「ちょ!さっきの紅白見た人いる!?衝撃!!」
「どうして美輪さんは金髪じゃなかったんだろうねぇ」
「凄(すご)い歌詞らしいけど、衝撃で内容一切入って来んかったーー(; ;)」

 この会話は、歌手で俳優の美輪明宏さんが、昨年12月31日のNHK紅白歌合戦で「ヨイトマケの唄」を歌った直後、女子大学生がツイッターで交わしたつぶやきです。美輪さんといえば、テレビでよく見る「金髪ロングでハデハデ」の印象が強かった彼女たちの世代にとっては、このときのステージのように黒い短髪に衣装は黒の上下、といったいでたちはさぞ「衝撃」だったのでしょう。

 紅白の舞台は背景もなく真っ暗で、照明もピンスポットと上からの2本だけ。化粧もせずに髪も黒。「無でいい」と美輪さんは考えたそうです。「聴く人の想像力を邪魔したくないから」。建設現場で泥にまみれて地ならしの仕事をする母と、母親の職業ゆえにいじめられた子、それでもその子はぐれずに成長し、エンジニアになっていま、母の唄、ヨイトマケの唄こそ世界一だと親子の絆を思う――。私も久しぶりにこの歌を聴いて、美輪さんが歌う母、子、青年が、聴く人それぞれの人生に重ねられる「凄い歌詞」だと改めて思いました。

 放送後の反響は大きく、冒頭のつぶやきよろしく、ネット上は直後から「号泣」「紅白史上最高」などの声で埋まったといいます(2013年1月30日付毎日新聞夕刊)。新聞紙上も「ヨイトマケの唄」に「涙が止まりませんでした」(1月6日付朝日新聞)、「母の姿が重なり、涙がこぼれました」(同日付北国新聞)といった投書が相次ぎました。

 美輪さんが四十数年前、この歌を最初にテレビのモーニングショーで歌ったとき、障害や出身で差別を受けている人たち、貧しく厳しい環境で働く人たちから「自分たちへの励ましの歌だ」といった投書が2万通もテレビ局に寄せられたといいます。「今回も同じ。親は大事にしないといけないと思ったとか、善意を呼び覚ましてくれたとかいう意見をたくさんもらいました。親子のあり方、社会のあり方を考えるきっかけになればいいですね」と2月2日、東京・五反田であった音楽会直前の取材で話してくれました。

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