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●『国家とメディア ~事件の真相に迫る~』読了

2008年08月01日 19時00分31秒 | Weblog

6月に読了。魚住昭著。ちくま文庫。200612月刊。様々なメディア時評。

NHK番組改竄問題。一審で議論された「期待権」の問題などではなく、最高権力者にまで登り詰めた (でも中途でおっぽり投げた無責任な) 政治家ら (名前の挙がったもう一人もなんだかな~な方) 言論への明確な政治介入・弾圧が大問題。なぜ他のメディアは問題視しないのか、さっぱり不明。朝日新聞も腰くだけだし、他のメディアも足を引っ張るばかり。

魚住さんのまとまったものを読むのは初めて。他の物も読みたくなるジャーナリスト。この本も、赤線だらけ、再読すべき。

10冊以上たまった状態・・・、何とか時間を創らねば。雑誌だけれども、「創」の最新号の宮崎勤氏の死刑についての特集や雨宮さんの洞爺湖サミット批判、斎藤さんの死刑制度に対する考えも目を引いたけれど・・・捗らない。

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6 コメント

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醜態をさらして辞任した人 (AS)
2009-02-18 08:01:18

「名前の挙がったもう一人もなんだかな~な方」とは今回重要な記者会見で、白川日銀総裁の隣で醜態をさらした酔っ払いのこと。かねてより、その病気ではないかと噂されていたことは有名。今回の記者会見ではっきりしたと思う。

「ゲンダイネット」(http://gendai.net/?m=view&c=010&no=21858)
『国際舞台で醜態さらした中川大臣、辞任表明

世紀の経済危機に直面している財務・金融大臣が国際舞台で醜態をさらした。その映像が世界に流れた。当人はその言い訳、言い逃れに終始。親方の総理も「仕事に専念してほしい」と温情のはからいだ。こうした“酒乱大臣”の保身に対して、野党は問責決議案提出へ動き出したし、自民党内からも反発の声と「即刻クビにしろ!」コールが上がっている。これを受けて、中川大臣は予算案の衆院通過後、閣僚を辞任することを表明した。』
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どのように介入したのか? (AS)
2009-02-20 08:09:40

以下は、クマさんの「問答有用」からコピペ(けたぐれ后王さんの投稿、http://otd2.jbbs.livedoor.jp/mondou/bbs_plain?base=48602&range=1)

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ジャーナリスト 魚住 昭
証言記録を独占入手!
NHK vs. 朝日新聞「番組改変」論争

「政治介入」の決定的証拠

──中川昭一、安倍晋三、松尾武元放送総局長はこれでもシラを切るのか

http://www.news-pj.net/siryou/2006/nhk-bangumikaihen200509.html

・・・
本田 「天皇の有罪判決を(番組で)流せば大変なことになるぞ」とか?
松尾 ええええ、まあまあ、いろんなことを言いました。でもそんなことはいちいち覚えていないし、一つひとつ記録するという話でもない。
本田 「天皇有罪の民間法廷のような番組はやめろ」というのは(右翼の)西村さんの言い分。中川さん、安倍さんの言い分でもあった?
松尾 そこまで強いものではなかった。同席した人がどういう情報を出したか知らないが、「一方的な報道だけはするな」ということを言われた。「客観性をもってものを論じろ」「わかっているだろう、お前。それができないならやめてしまえ」というような言い方はあったと思うが、ただ「やめろ」というのは(二十九日)夕方の時点では出ていない。
本田 そこにいた議員が話してくれたのは「あれは言いすぎだ」と。「ヤクザだと思った。自民党にはそういう人が多いのか」と思ったと。
松尾 北海道のおじさん(中川議員をさす)は凄かったですから。そういう言い方もするし、口の利き方も知らない。どこのヤクザがいるのかと思ったほどだ。
本田 (自民党議員は)「本当に放送への介入だ。あそこまで言ってはならないと思った」とも言った。松尾さんの言葉は絶対にクオートしません。自民党で証言してくれる人がいれば、それでいいわけだから。僕らはサポートがほしい。松尾さんに思い出してもらって、放送に介入する言葉は具体的にどうだったか……。
松尾 …………。
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報道側にも問題あり (AS)
2009-02-26 07:59:14

「北海道のおじさん」の話の続き。「報道者は知っていた!」というお話。

『創』のWPからコピペ。篠田博之編集長の「週刊誌を読む」。
(http://www.tsukuru.co.jp/shukanshi_blog/2009/02/post-125.html)
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中川昭一前財務相の酩酊会見の映像は衝撃的だった。最初は風邪薬のせいとされた言い訳も次々と破たんし、以前から酒乱で有名だったという行状が次々と暴かれている。『フライデー』3月4日号には、ローマへ向かう機内で既に中川氏は「小瓶のワインを、到着までに10本以上空けていたようです」と書かれている。
 『週刊文春』2月26日号には、昔の中川氏のこんな話も載っている。「担当記者との懇親会で、中川氏はビールのジョッキにウイスキーをドボドボ入れて飲んでいました。『これはバクダンと言ってね。韓国の要人と飲んだときに出されて参ったよ』と言いながら、記者たちにもバクダンを勧めていました」

 これは元番記者の証言なのだが、この記事には少し気になることも指摘されている。今回の一件について日本のメディアの反応が遅かったというのだ。        
「一般紙が報道したのは、AP通信が世界中に中川財務相の『居眠り』を配信した後。民放ではテレ朝の報道をきっかけに会見映像を流し始めた。なぜ、すぐに報道されなかったのか」
 中川氏の酒乱は既に記者の間では周知のことで、「またか」と受け止められた。これまで政治記者たちが「中川氏の奇行をいわば黙認してきた」ためだというのだ。テレビで見て皆が仰天したあの光景を会見中記者が誰も指摘しなかったのも、普段の会見がいかに馴れ合いで行われているかを示すものだということになる。だとすると、本来権力の監視役であるはずのメディアの問題点も、今回の騒動は浮き彫りにしたといえるかもしれない。
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強烈な首相へのオチョクリ (AS)
2009-02-26 08:06:30

『虚構新聞』に麻生首相をおちょくる記事が。大爆笑のその記事「中川氏辞任 首相「『こち亀』参考に」」の一部をコピペ。
(http://kyoko-np.net/2009021801.html)
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中川氏辞任 首相「『こち亀』参考に」
(これは嘘ニュースです)

17日、麻生首相は記者団との会見の中で、中川財務大臣の辞任について、健康問題上やむを得ないと話した。また当初慰留の方針を取ったことについては「内閣にも一人くらいああいう人間がいないと活気がない。『こち亀』を参考にした」と答えた。
 
 記者会見でのやり取りは次の通り。

 ――中川大臣の辞表を受理されましたが、具体的にはどのようなやりとりがありましたか。

 「体調など、大臣を務めるなかで支障が出てきたとの話だったので、大臣の意思を尊重しました。もし入院が長引くようなら『美味しんぼ』を読めばいいと。」

 ――もう少し具体的なやりとりを教えてほしい。

 「ご本人が『美味しんぼ』を希望されたので。その意思を尊重したいと思います。」

 ――いえ、そっちではなくて辞表の受理のほう…

 「ああ、そっち。特にありません。」

・・・・・・
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さらに続く (AS)
2009-02-26 19:07:40

AMLからの孫引きですいませんがコピペさせてもらいます。こんなことしてたら、ホイッスル・ブロワーがいなくなります・・・。
(http://list.jca.apc.org/public/aml/2009-February/024178.html)
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■長井氏の退職、NHKは恥ずかしくないのか
(柴田鉄治のメディア時評 09年2月25日号「マガジン9条」)
http://www.magazine9.jp/shibata/090225/

 2月13日の朝日新聞朝刊第3社会面に全文15行のベタ記事が載った。ベタ記事というのは、
見出しが1段のこれ以下はないという小さな記事を指す言葉である。

 僅か15行の記事だから、全文を再録する。「従軍慰安婦を取り上げたNHK教育テレビの番
組が01年の放送直前に改変された問題で、『政治介入があった』と05年に記者会見し内部告発
した長井曉・放送文化研究所主任研究員(46)が、近く退職することが明らかになった。この番
組の担当デスクだった長井氏は06年、番組制作局チーフプロデューサーから異動し制作現場
を離れていた。関係者によると、すでに辞表を提出、退職理由は家庭の事情という」

 こんな重要なニュースがベタ記事でいいのか。もっと大きく扱うべきではないのか、と私は思っ
たが、他の新聞を探してみたところ、どこにも載っていない。ベタ記事といえども載っていただけ
でも朝日新聞をよしとすべきなのだろう、と考えると、いささか暗い気持ちになった。

 従軍慰安婦をめぐる番組改変問題というのは、もう忘れてしまった方も多いかもしれないが、
05年1月に朝日新聞が「自民党の安倍晋三、中川昭一氏らの政治介入があって、放送直前に
改変された」と報じたことで、NHKと朝日新聞の『大喧嘩』に発展したことで知られる事件であ
る。
(以下省略。全文は上記URLをどうぞ)
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NHKに圧力をかける一方で・・・ (AS)
2009-02-27 19:25:47

言論に不当に介入する一方で、陰で一体何をやっているのでしょうか。報道サイドも政治家に媚を売るとは情けない。噂の領域を出ないかもしれませんが、日刊サイゾーからのコピペ。
(http://www.cyzo.com/2009/02/post_1632.html)
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『中川元大臣の大失態でフジ報道局に勤める愛娘が窮地に!?』
もはや語るまでもないが、G7後の記者会見で、醜態をさらし、世界中の笑い者となった中川昭一元金融財政大臣。風邪薬による副作用と弁明するも、かえって白々しく、飲酒の事実のみならず、美術館を訪れ、境界線を越え美術品も触れて警報を鳴らすという暴挙を犯したことも発覚した。

 結局は辞任という形で責任を取ったワケだが、麻生政権断末魔への決定打、と見るむきも少なくない。そんな今回の騒動の余波で、中川氏の愛娘も窮地に追い込まれているという。

「実は中川元大臣の娘はフジテレビの報道局に勤務しているんです。父親に似て物怖じしないタイプで、仕事もできると評判、ニュース番組を担当しています。しかし連日の中川バッシング報道のせいで、肩身が狭い毎日を送っているとか。周囲も気を遣っていますが、やはり声がかけづらくて......。すっかり元気がなくなったそうですよ」(番組スタッフ)


 さらには、もともと父親のコネを使って入社したという噂もあり、局内ではフォローする声とともに、冷ややかな声も耳にするようだ。

「親の七光りなのか、大学在学中から特別扱いで、他の内定者とは別に、一人で社内見学に訪れたこともありました。しかもお偉いさんのエスコート付き(苦笑)。で、本人が志望していた報道局ではこと細かく仕事の内容まで問いただしていましたよ。まあ、今回の件は気の毒な面もありますが、政治家の娘ということで優遇されたことの方が多いはず。同情する声もなくはないですが、どうでしよう」(前出・番組スタッフ)

 いずれにしろ、今回の件は娘本人に罪のないこと。周囲の声に惑わされず、がんばってほしいものだ。
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