Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●絶望を禁じ得ない

2012年12月17日 00時00分06秒 | Weblog


asahi.comの記事(http://www.asahi.com/politics/update/1216/TKY201212160062.html)と東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012121602000092.html)。

 あ~、嫌な気分だ・・・・・・。
 都民じゃないけれど、宇都宮健児さんの奮闘には頭が下がった。感謝の気持ちでいっぱいだ。記事によると「宇都宮氏は「脱原発」を掲げる市民団体から支援を受けて立候補したが、大きな争点にならなかった」そうだ。東京都だけでなく、衆院選でも同様なのでしょうね、哀しくなります。

 もう一度、

   『●田中優子さん「誰の名前を書くのか、その人の品格が問われている」

に対して、さて、どう考えればよいのか? 「2020年東京五輪招致の推進を主張し、経営再建中の新銀行東京を存続させる意向を示」す政治家や原発を推進する政治家の名を書く「その人の品格」とは?

================================================================================
http://www.asahi.com/politics/update/1216/TKY201212160062.html

2012年12月16日20時0分
東京都知事選、猪瀬直樹氏が当選確実

 石原慎太郎前知事の辞職に伴う東京都知事選が16日投票され、新顔で前都副知事の猪瀬直樹氏(66)=自民、公明、日本維新の会支持=が初当選を確実にした。日弁連前会長の宇都宮健児氏(66)=日本未来の党、共産、社民支持=、前神奈川県知事の松沢成文氏(54)ら新顔8人は及ばなかった。

 13年余り続いた石原都政の継承か刷新かが争点となった。石原氏から後継に名を挙げられた猪瀬氏は、都政継承を前面に掲げた。2020年東京五輪招致の推進を主張し、経営再建中の新銀行東京を存続させる意向を示した。

 宇都宮氏は「脱原発」を掲げる市民団体から支援を受けて立候補したが、大きな争点にならなかった。松沢氏は2期8年の前神奈川県知事時代の実績を強調し、新銀行東京の清算を訴えたが、知名度不足が響いた。
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012121602000092.html

「脱原発」途切れず 雨の国会前1600人
2012年12月16日 朝刊

 衆院選と東京都知事選の投票日直前の十五日、脱原発を目指す市民たちが東京・日比谷に「最後の訴え」に集まった。政党の多さとさまざまな争点がある中で、世論調査の結果は原発を維持する政党の優勢が伝えられるが、参加者らは思いを捨てず、一票に託す。

 冷たい雨に指先をしびらせながら、日比谷公園の「さようなら原発世界大集会」には、主催者発表で約千六百人が訪れた。妻と小学四年の娘と参加した豊島区の男性(52)は「選挙直前だし、いろいろ考えたくて」と初めてこうしたイベントに足を運んだという。

 福島の原発事故で、子どもへの放射能の影響を考え、政治に関心を持つようになった。「次の世代への責任がある。よく考えればどう選択すべきか分かるはずなのに」と選挙情勢に首をかしげる。これまであまり投票には行かなかったが、今回は各候補者の主張を調べて臨む。「子どものために、一番起きてほしくないことを遠ざけるために選ぶ。それは原発と戦争です」

 世田谷区の主婦小島教子さん(55)は「今日ここに来ることで、(脱原発の)仲間が一票でも増えればと願って」と参加した。応援する都知事選候補者のビラを勝手連で配ってきたが、「学生や小さい子どもを持つお母さんたちの関心が薄い。『国が大丈夫と言っているから大丈夫』と簡単に信じている若い世代を守るためにやっているのに」と残念がる。それでも「ここから国と東京を変えていかないと。私たちの思いを実現してくれる人を選んで、育てていくことが大事」と強調した。

 デモの隊列が公園の周りを歩く中、近くのビルでは「脱原発世界会議」で活発な議論が交わされていた。傍聴した練馬区の会社員久保田凡(なみ)子さん(39)は「原発事故で政治に興味を持つ人が増えたのは確か。ネット上では、選挙権のない十代が政治や原発を考えている。今はそれぞれ小さな動きでも、いつか横でつながるはず」と力を込めた。 (小嶋麻友美)
================================================================================

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●「二〇年後の日本を考えよう... | トップ | ●石川真澄さんを思い出す: ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事