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●寄ってたかって「中抜き」とは・・・・・・人間性を疑う ~危険手当不払い問題~

2013年03月13日 00時00分21秒 | Weblog


東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013030102000115.html)。

 「東京電力福島第一原発事故に伴う国直轄の除染事業で、福島県田村市で除染作業をしていた作業員らが二十八日、環境省や厚生労働省に対し、国が支給する危険手当が支払われていない実態などを訴え、元請けから下請けまで業者への徹底した調査と指導を求めた」そうで、その額は25人で・・・「元請けの鹿島(東京都港区)など三社に、未払い分の危険手当計約千三百八十万円」だそうだ。

 一体何次請負になっているのか分からないが、(除染作業の効果はさておき)危険な作業をやらせるだけやらせておいて、寄ってたかって中抜きするなんて、人間性を疑う

   『●原発を稼働させるということ = 誰かの犠牲の上でしか成り立たない社会
   『●ある原発労働者のつぶやき
   『●原発労働者: 労働とは何か?
   『●名著『原発ジプシー』復刻
   『●被爆労働者なくして成り立たない社会の正当性とは?
   『●原発銀座の被爆労働者

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013030102000115.html

除染作業員 危険手当不払い「調査を」 ゼネコン任せ 国に怒り
2013年3月1日 朝刊

 東京電力福島第一原発事故に伴う国直轄の除染事業で、福島県田村市で除染作業をしていた作業員らが二十八日、環境省や厚生労働省に対し、国が支給する危険手当が支払われていない実態などを訴え、元請けから下請けまで業者への徹底した調査と指導を求めた。

 訴えに訪れたのは、元請けの鹿島(東京都港区)など三社に、未払い分の危険手当計約千三百八十万円を請求する二十五人のうち八人の作業員ら。

 青森県の男性(59)は「除染現場を離れて二カ月たった今も危険手当を受け取っていない」と業者への指導を求め、「国が税金から支払っている危険手当が、どこで中抜きされたのか、ぜひ知りたい」と訴えた。これに対し、環境省の担当者は「誰がどう中抜きしたかではなく、作業員に支払われたかどうかが問題。賃金台帳を確認している」と答えた。

 しかし、作業員らは納得せず「賃金台帳は虚偽の内容。現実には雇用契約書すらない」「ゼネコンに丸投げでは調査にならない」と怒りの声を上げた。

 厚労省の担当者が「労働局に相談や情報提供してもらえれば、調査する」と発言したことに対し、作業員らは「労働局では門前払いだった」と反論。

 富山県から来た男性(43)は「環境省の窓口に危険手当未払いの相談をしたが、『会社ともう少し交渉してくれ』と言われるだけ。何もしてくれなかった」と訴えた。
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