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「ダーク・ナイト」
仕事も一段落して家事も片付き、じじょとの勉強中、映画の虫が騒ぎ出し、見たい映画のレイトショーの時間にカウントダウン。観れるときを逃してしまえば今度はいつになるか分からないのでこの際観る事に決めました。おっとちゃんと娘達を差し置いて慌てて家を飛び出し車で5分の映画館へ。ぎりぎり上演時間に間に合い辿り着いてみると、観るつもりでいた映画は別の時間に変更になっていました。ガッカリ・・・・そして観ることにしたのが当初の時間に始まる「ダーク・ナイト」
フランス映画と恐い映画と吹き替えだけは嫌なので、それだけ確認してチケットを購入。前情報も全く知らぬまま先入観のないところでシアターへ。
知らなかったのです。「ダーク・ナイト」がバッドマンだったなんて。私はヒーローものに興味がなくスパイダーマンも観た事がないのです。初め、会場にいながらヒーローものだと知った時は実はがっかりしていました。やれやれこれから2時間あまりお付き合いさせていただきましょうかと。そしたらとんでもない!!あなどっていた私は恥ずかしい。最初から最後までスクリーンに釘付けです。これは凄い、すさまじい。
"WHY SO SERIOUS ?"ジョーカー役のヒース・レジャーの演技は全身全霊を注ぐ迫力で余りに狂気に満ちているので、思わずヒーローもの映画がこんなにおぞましくてよいのだろうかと思ってしまったくらいです。バッドマン演じるクリスチャン・べールはクールでスマートでヒーローにピッタリでした。私もバッドマンのようになりたいと夢を描く少年のように悪に戦うヒーローに憧れてしまった自分がいました。「そうかあ、これがヒーローものの魅力というわけですね。」いつまでも忘れたくない感情です。あれほどまでの名演技をしたヒース・レジャーは今年1月に28歳で急逝しました。まさに一生をささげた仕事になったわけです。