社長の品格  成功への羅針盤

二十年ぶりの封印を解き、今再び俳優業に復帰した女社長ブログです。

水のかたち

2012-10-10 23:29:53 | 日記
今日はお昼から錦糸町で亮輔先生のタップのレッスンを受けてきました。ダンスのレッスンに比重がいってしまい、少しタップを踏めないでいたら、てきめん。どなたかのFB「何故日々レッスンをするのか、それは下手にならないために」みたいなことが載っていて、本当にその通りだと思わず頷いていた自分がいました。タップは、これからもっと上手くしていく過程にあるので、それが、少しでも踏まないでいるとどうなるか・・・だからこれ以上下手にならない為に受けてきました。それに今度の日曜日も足利ミュージカルで亮輔先生のタップのレッスンがあるので、しっかりついていくためにも。けれど何よりもタップを楽しめたことが一番。そうして苦手意識を日々克服してます。

レッスンが終わると、用を足しに新宿に。
用が済んでなお時間にゆとりがあったので、お決まりのツタヤと紀伊国屋書店巡りです。どうしても両方行かずにいられませんでした。

ツタヤへ行く目的は、ただひとつ。地元ではなかなか在庫がないDVDを借りるため。今日借りたのは、「渚にて」その他1本。
過日、ある方にエチュード(即興劇)を披露する機会に恵まれ、そのモチーフが洋画「渚にて」でした。その場に居合わせた何十人もの役者さんたちにその映画を観ることを薦めて下さったので、すぐレンタル屋さんに行きました。けれど案の定、地元では叶いませんでしたが、それも今晩やっと観る事ができます。やったあ


そして、紀伊国屋書店へ。
これもまた、目的がありました。行きの電車で鞄に入れていた本を読み終えてしまい、帰りに読む本を買うためです。既に次に読む本を決めていました。それは宮本輝氏の「水のかたち」です。
      
先日NHKのトーク番組で宮本輝氏がこんなことを話されていました。ある方に「私は五十代以上の情熱しか信じない。」と言われたそうです。それを聞いて、その時まだ三十代だった宮本氏は自分を否定されたように思ったといいます。けれど今はそれがどんな意味なのかが分かると仰っていました。今回の作品は始めて五十歳の女性が主人公になっていると知って、次に読む本は、「水のかたち」と数日前に決めていたのです。なにせ、アラフィフの私はちょうど同じ領域で、今自身が取り組んでいる情熱と宮本氏の言葉とが私の中で勝手にリンクしてしまったのです。
まだ始めの方しか読んでいませんが、子供が三人いて、その子らの年齢もほぼ同じくらいなど主人公とかぶるところがあります。私くらいの世代になると、自身と近い存在の人が病気になったり、または自分が病気になることもあるだろうし、親は年老いてくるし、人との悲しい別れだって経験するようになるだろうし、なにか決断しないとならない状況に立たせられることもあるだろうし。宮本氏の今回の主人公の焦点の当て方になみなみならぬ親近感と興味を感じ、ますます読み進めていくのが楽しみです。果たしてどんな展開になるのだろう。

そんなこんなしていたら、うっかり帰りの電車は帰宅ラッシュに重なってしまい、タップシューズやら、汗で濡れたレッスン着やドリンクや、行きに読んだハードカバーの本やらごちゃちゃと重いバッグが「水のかたち」と2本のDVDでさらに膨れて重くなり、満員電車には堪えました~
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