baseよしもと愚連隊@baseよしもと 11.13

2006年11月15日 | その他ライブレポート
出演:マラドーナ武智 にのうらご西森 金時三輪 天竺鼠 鎌鼬濱家 暁小林
ゲストMC:笑い飯哲夫

○オープニング
舞台幕が開くと、スタジャンにジーンズ姿のマラドーナ武智、にのうらご西森、金時三輪、天竺鼠瀬下、鎌鼬濱家、迷彩柄Tシャツにワークパンツの暁小林、黒のYシャツ・チノパン・グラサン姿の天竺鼠川原が、「ワル」い顔をしながら舞台上に仁王立ち。一人ずつ前へ出て、ナレーションの「ワル」にちなんだ質問にオモシロく答えていく。

最後に前へ出てきた武智。質問に対して「お前ら全員・・・ひき肉に」でSEが流れ、お約束のカット。会場笑。

○武智軍団紹介映像

○ゲームコーナー『ひき肉にしてやんよ』ゲーム
笑い飯哲夫登場。ルールはフルーツバスケットと同じ。「フルーツバスケット」と言うと全員が立ち上がるが、そのセリフを「ひき肉~」に変えたもの。椅子に座れなかった人は、罰としてお題に「ワル」く答える。面白く無ければ、舞台端に用意された暴走族パネルにガンを飛ばし続けなければならない。
ちなみに、椅子と言っても、黒い座布団のようなもの。それに座ると、しゃがんでいるように見える。

皆を移動させるお題で、元自衛隊・小林「戦車に乗ったことある奴!」と言い放ち、全員から「お前しかおらん」とツッコまれるが、西森がひと言「作れるけど」会場笑。

罰(一部)
■「ワルい台詞を絶叫」で濱家「ココストア!」と叫ぶ。皆「?」という感じだったが「品揃えとかめっちゃワルいでしょ」笑。

■「習字でワルい言葉」で瀬下「平和」と書き、破り捨てる。哲夫「でも『へいわ』ってめっちゃエエ言葉書いてるやん」瀬下「『ピンフ』ですよ」哲夫「あー!そっちかー!麻雀の方か~」。若い女の子が多いせいか、面白かったのに客席反応薄。

■「習字でワルい言葉」で西森、実家の工場で作っている製品名(製品名忘れましたが)を書く。そしてめっちゃ丁寧に折りたたんでポケットへ。折りたたみ方が面白かった。
次に当たった時も、同製品の絵(ドーナツ状の部品)を描く。最初何か分からず皆「?」となっていたが、西森「これが『(製品名)』です」爆笑。またも折りたたんでポケットへ。

■「赤ちゃんのワルいあやし方」で川原、えりあしの長い赤ちゃん人形とヒモのついた太鼓を振り回す(表現しづらいですが、面白かったんです)。

■「ワルい台詞を絶叫」で武智、お約束の「ひき肉」を最後まで言い切るが、ビックリするぐらい静かになってしまい、怒る。哲夫「まあ、まあ(落ち着いて)」。
台詞を最後まで言い切っても、途中で邪魔されても怒るハメになっているようですね。

「罰ゲーム」でスベってしまい、舞台端の暴走族パネルにガンを飛ばすことになった武智さん。しかし他の人が一向にスベらず、順番が回って来ない為、ずいぶん長い間ひと言も発することなく舞台端に突っ立っておられた。リーダーなのに!やっと他の人がスベるが、その事には一切触れず、普通に戻って来た・・笑。

ちなみに用意されたこの暴走族パネル、1枚目と2枚目は武智氏を筆頭に、皆からボコボコに殴られ、破損される。3枚目でようやく納まる。武智氏の殴り方がリアルでコワかった。

最後に、誰が一番ワル&面白かったかを発表。哲夫「濱家ー!」しかし哲夫氏のさじ加減な為、皆納得がいかず、哲夫氏を取り囲みシバく(ふり)。尻もちをついた状態の哲夫氏、まぬけな顔で「いったん解散!」

○トークコーナー
それぞれキレたエピソードを披露。

■武智・・・武智はキレやすい。特に店員に対して、少しでも態度が良くないと「おい、ちょっと・・態度悪いぞ。気ぃ付けよ」と注意することが多々ある。とあるカラオケ店に行った時のこと。カルピスチューハイを注文するが、店員の態度が悪いので注意したところ、その後持ってきたカルピスチューハイに石鹸を入れられていた。
武智「びっくりするでしょ!?あんなもん飲んだら死ぬでしょ!?(客席にも)死ぬでしょ?」
哲夫「いや~・・死にはせんと・・」
武智「僕もう半分ぐらい飲んでしまってたんですよ!」
全員「いやいや、普通気づくでしょ!!」
武智「(一口目)マズイ、(2口目)マズイ、(三口目)石鹸やー!」

キレた武智は店員に「オイ!コラァ!!どういうことやねん!!」と怒鳴りつけるが、石鹸を飲んでいたせいか、口から泡が出てきたらしい。全員に、それはナイとツッコマれる。武智曰く、誰にも信じてもらえないんだとか。哲夫「じゃあ石鹸で口がピカピカになったん?」武智「いや、それはないですけど」

■瀬下・・・瀬下も武智同様、よく店員にキレるらしい。お花見の後、baseの芸人と居酒屋へ行った時の事。店に入ると店員が、若く見える濱家に向かって「身分証明書を見せて下さい」と言ってきた。濱家が「保険証しか持っていない」と言うと、店員は「写真付きでないとお酒は出せません」と断られた。仕方なく濱家は瀬下の注文するお酒を飲むことに。しかし飲酒に気づいた店員は、濱家を注意。そこでキレた瀬下「オレの後輩に何ぬかしとんねん!?コラァ!」店内に響き渡る怒鳴り声に、哲夫が他のお客さんに気を遣って「どうも、笑い飯の哲夫ですー」と言って一席ずつ廻り始めた。そして「M-1でやったネタしまーす」と、床に仰向けになり、背泳ぎのマネ(?)をして場の空気を換えようとしたそう。

照れ隠しか、哲夫「そんなんしてへん。俺も『なんやねんコラァ』言うて・・・」
瀬下「いやいやいや、仰向けなってましたやん」
濱家「店員に一万円札と千円札見せて冗談で『どっちがいい~?』言うて大人の対応してましたやん。そしたら店員に素で『いや、そういうのは勘弁して下さい』って言われてたんすよ」
哲夫「ああ、あれな~、あっち(店員)の方が大人やったわ」

その後、帰り際に店長が三角座りをして泣いているのを見つける。哲夫「やめとけ言うてんのにこいつ(瀬下)がまた言いに行きよって・・」瀬下サン、鬼~・・。
しかし素敵過ぎる哲夫さんのエピソード。

■三輪・・・中学生時代、学ラン姿で連れ数人とパチンコを打っていたら、店員に見つかって注意されたが、三輪だけ成人にみられたせいか、彼だけ注意されなかった。
濱家君と逆のエピソード。

■川原・・・哲夫「何かキレたエピソードないの?」と振られ、川原「高校時代、野球でピッチャーやってたんですけど、次の試合で負けたら俺のせい、みたいにめっちゃプレッシャーかけられて・・で、その試合勝ったんですけど、なんで勝ったかって言ったら、その時の僕のカーブが切れた、キレた・・・」全員で「いやいや、そっちの『切れた』ちゃう!」とツッコまれる。

さらに「他は?」と尋ねられ、川原「僕の弟が服をくれるって言うんですよ。でも弟ぼくよりちっちゃいんですね。で、弟の服着てみたら、スルスル着れた、きれた、キレた・・」会場笑。

○エンディング
最後に、誰のエピソードが一番良かったを決める。哲夫「三輪!」。ここでも納得しない皆がワーワーともめて、なぜか取り囲まれて座った武智が挨拶「今日は・・・baseよしもと愚連隊のイベントに来てくれて有難う・・・また・・えー、こういうイベントを考えたいんで、その時は・・また観に来て下さい・・というのも・・」ここでグダグダな長い挨拶をツッコまれる。
再び武智をシバく(ふり)が続けられ、なんとこのタイミングで舞台幕が閉じられる。あまりにも唐突なエンディングだった為、「もう終わり!?」と、お客さんは少々動揺。幕が閉まりかける中、瀬下サンが前へ出てきて「もうこんなん終わりや!終わりやー!」と捨て台詞を吐くが、最後にものすごい爽やかな笑顔で客席に手を振る。若干黄色い声が飛ぶ。

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感想
MCが哲夫さんだから絶対時間押すだろうと期待していたが、トータル1時間15分。楽しい内容だった為、少々物足りない・寂しい感じが。武智さん、瀬下さん、三輪さんはトークコーナーでもあったように、ほんとに「ワル」だったんでしょうけど、西森さん、川原さん、小林さん、濱家君は・・・ワルなのか!?特に西森&川原氏は一切ワルいエピソードも無く・・・。小林氏に至っては迷彩Tシャツにワークパンツって、自衛隊やん!しかし期待以上の大ボケを提供してくれました。気になったのが、川原氏。トークは控えめ(弱い)が、それ以外の部分で真顔でボケ倒すところが、笑い飯西田氏を彷彿とさせる。

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