笑い飯千鳥の大喜利ライブ@baseよしもと 10.26

2006年10月27日 | 笑い飯千鳥の大喜利ライブレポート
出演:笑い飯 千鳥 中山功太 ジャルジャル後藤 ヘッドライト町田 span!水本 ソラシド水口 ジャンクション原田 ストリーク山田

○オープニングVTR
毎回お馴染み、笑点のパロディ映像。功太の名前が出ても、彼は大喜利ライブに関してはほぼレギュラー化しているせいか、客席無反応・・。しかし後藤君の名前が出た瞬間は湧きましたね。そして町田さんの名が出た時も・・たぶん違う意味で湧きました。。

○オープニング
ノブ登場。最近癒されるためにポメラニアンを飼い始めたらしい。しかしここ1週間、ずっと自分のウ○チを食べてしまって困っているそう。ノブ「誰か解決策知ってる人いたらアンケートに書いといて下さい」

○演芸コーナー
■おかっぱーず
出演:ソラシド水口 ジャンクション原田 ストリーク山田
水口、ドラムスティックを持って登場。ストリートミュージシャンのドラマーという設定。中央の丸椅子に座ってスタンバイ。続いてファンである女子高生に扮した山田が、その斜め後ろに三角座り。水口がスティックでカウントすると「踊る大捜査線」のアノ曲が流れ(♪ダン!ダン・ダン・ダダン!ていう・・)、それに合わせて水口がエアドラムをする。ボケ無しで(それがボケなのか)ひたすらエアドラムを続ける水口、その写メを撮る山田。そこへ携帯電話で喋りながらサラリーマンの原田が横切るが、電話を切り、微笑みながら演奏に相づちを打つ。たまに山田に「2人は付き合ってんの?」みたいなジェスチャーを交えながら・・
曲が終わると普通に暗転。それだけのコントでしたが、曲のかっこよさと水口の真剣さがめちゃくちゃ面白かった。曲が鳴り「まさかエアドラム!?」と会場の皆が思った瞬間、かなり湧きました。

■トーク水本『話』
出演:span!水本
彼の念願かなっての漫談。内容は・・・
・迷彩のズボンを履いて電車に乗ると、周囲から視線が。よく見ると自分の両隣の人も迷彩のズボンを履いていた
・あるカレー屋で。不細工なメイド風女性店員だが、名札の名前は「じゅんにゃん」など、超ぶりっこ。しかし一人だけ「渡邉」というコがいた。
・店で食事していたら、相撲取りが入店してきた。やはりトンカツにカツ丼、ステーキなどボリュームのあるものを注文する。しかし彼らはそれらを食べながら「美味しんぼ」を読んでいた。「目でも食うんかい!」
・水本はよくホモにモテる話
など、日常のおもしろ話を詰め込むが、どれもオチが弱い~。お客さんは笑いどころが分からず、スルーするかややウケどまりでした。彼曰く、ものすごく漫談をやりたかったらしいけど・・・・中盤から汗びっしょりでしたね。頑張って下さい!

○大喜利コーナー
司会:千鳥ノブ
回答者:笑い飯 千鳥大悟 中山功太 ジャルジャル後藤 ヘッドライト町田

■映画『スーパーマン』の有名なセリフ「鳥だ、飛行機だ、いや、スーパーマンだ!」を面白く変えましょう。
ノブが「鳥だ!」というので、「飛行機だ」を面白く言い換え、オチの人まで回し、オチの人は「スーパーマンだ」を言い換える。

・ノブ「鳥だ!」後藤「飛行船だ!」功太「紙飛行機だ!」大悟「ハトだ!」西田「ウグイスだ!」哲夫「いや、スーパー玉手・・スパワールドだ」

ノブ「何で2つ言うん・・?(笑)」哲夫「玉手っていうおもしろワード入れたら(関西やったら)ウケるかな思て。でもスパワールドも押したかってん」ノブ「1個で勝負せーよ」

・ノブ「鳥だ!」哲夫「飛行機だ!」西田「ハトだ!」大悟「カラスだ!」後藤「紙飛行機だ!」功太「すずめだ!」町田「アムロ、行きます!(みたいな感じの、アムロのモノマネ)」

なんと、あれだけ若井おさむ氏がTVでアムロの完璧なモノマネをしているというのに、町田さん、このタイミングでものすごく微妙なモノマネをやってのけた・・・逆に面白いですが。

・ノブ「鳥だ!」哲夫「ウグイスだ!」西田「ハトだ!」大悟「カラスだ!」町田「テポドンだ!」功太「すずめだ!」後藤「いや、ハイパーマンだ」

当然後藤君は「ハイパーマンなんか無いから」とノブにツッコまれるが、さらに「一人だけ鳥じゃないもんを言うた人が居ますね、ずっと鳥の流れやったのに」と、町田さん指摘される。笑
町田「最初からテポドンて決めてたから、融通効けへんねん」と。ノブ「そういうことお客さんの前で言わない」

・ノブ「鳥だ」哲夫「紙ヒコーキだ」後藤「UFOだ」功太「紙ヒコーキだ」町田「ウグイスだ」大悟「ハトだ」西田「いや、紙ヒコーキだ!」会場笑。

ノブ「そりゃ(紙ヒコーキ)2票入ったら紙ヒコーキやわな」。

■ノブ以外は妖怪(お化け?)になって、全員段の上で仰向けになる。舞台は暗転、怪しい照明で、女性の悲鳴がなったら、誰一人かぶらないように、一人ずつ上体を起こしお化けになりきってオモシロ脅し文句を言うもの。全員に回ったらクリア。

まずはお約束の、悲鳴が聞こえたら全員起き上がるボケを数回。その後も何名か同時に起き上がるなど繰り返し、ようやくクリアできたのがこれ。

女性の悲鳴「きゃー!」
町田「朝飯にゴキブリを混ぜるぞ~」(混ぜるって響きがイヤ)
功太「親呼ぶぞ~」
後藤「僕は人間には悪さはしないよ」(言い方可愛い)
大悟「(忘れました)」(スミマセン)
西田「お前の肺はニコチンで真っ黒だ~」
哲夫「・・・」(何も言わず、最初にやってた腹筋をする)

ノブ「(哲夫さん)微妙にウケたので、ダメ~」

○出演者紹介映像
女性のカツラを被ったノブ。
アタマに2つみかんを付けた大悟。
プーさんとミッフィーのぬいぐるみを抱き、ピンクのイヤーウォーマーを付けてご機嫌な哲夫さん。
赤いジャージでしゃがみ、イキる功太。
怖い被り物とアタマから被った黒い布で姿が見えない後藤君。
英語の書かれたプレートを持ち、微妙にかっこいい町田さん。
麦わら帽子を被り、サツマイモを抱える西田さん。

○大喜利ライブ大喜利
MC:千鳥ノブ
回答者:笑い飯 千鳥大悟 中山功太 ジャルジャル後藤 ヘッドライト町田

私服に着替え、再登場。

■「なぜか集中できないこのボーリング場。なぜ?」
町田「連れのオゴリだから」
   「手を乾かす風の出てくるところが、王将の換気扇と繋がっているから」
   「みんな卓球をしているから」
後藤「(ピンの並びが)雑」(絵回答)
   「色々生えている」(絵回答。レーンに竹や竹の子が。)
   「それは彼自身の問題である」
   「隣の病院で妻が出産」
功太「ジュークボックスで流れるライブ映像がレア過ぎる」(この回答好き!功太らしいね)
   「ダーツ場との位置関係」(絵回答。レーンを、ダーツ場が横切っている)
哲夫「隣のおっさんがガーターばっかり」
   「広末の『大好き』が流れている」(好きやなぁ・・)
大悟「隣でHEY!HEY!HEY!の収録をしている」(ノブ「ボーリング特集やってるなぁ」)
西田「ナチスのような格好をした男たちが見張っている」(相変わらず標準語で)
   「平気でカーリングをしている夫婦がいる」
   「気をつけないとボールの穴にさそりが入っていることがある」

■ダメ親父が息子とのキャッチボールを断る言い訳とは?
功太「すみません」
   「俺それおもろいんけ?」(言い方ウザい!笑)
   「ようやってくれる思たな」(高圧的な言い方で)
   「無ー理ーと言いながら顔を顔で押してくる」
町田「会社でやったからいやや」
西田「や、やりまーす」(めっちゃビビった言い方で)
   「お父さんのコチョコチョ攻撃に40秒間耐えられたらな」(大悟「めっちゃエエお父さんやん」)
   「お前はすぐにボールを無くすからな。そういうところがよく見受けられる」(厭味な言い方で)
   「お前は下手だからな。お兄ちゃんとだったらやる」
哲夫「お姉ちゃんヘルメット持って行ったからなー」
   「ソフトにしてー!」
   「お母さんとやって」
後藤「黙れクソ児童」(皆「クソ児童って・・・」と驚く)
大悟「タバコの煙を顔に吹きかける」(ノブ「サイテーや」)
   「どけ。もう一度言う。どけ」
   「それはお父さんに対するイヤミか?」(絵回答。頭がボール、胴体・手足がバットのお父さん。この回答、後に皆にパクられる事になる)

■世界最強の空手道場の壁(額縁)に書かれている言葉は?
後藤「来て 見て 空手」
   「僕のこぶしはおしゃべり」
   「こぶしの衝突事故 ぼくの免許はゴールド免許」
   「津川雅彦」
西田「勝ちたいぞな」
   「ホリデー空手」
町田「人との出会いが(忘れました。ちょとした詩) みつを」
   「笑えばいいじゃん! 326」
   「お車で来られた方へ」
   「本わさび」(ノブのフォロー「チューブに入ってるやつね」を町田サンまさかの無視!ノブ「違ったみたいですね」町田「そんなフォロー要らないです」そんな町田サンに功太「(こんな人)好くわけが無い」キツイ事言うね)
   「本からし」(まだ言う!?笑)
哲夫「柔道」
   「ウソ」(めっちゃ震えてる字で。あまりのくだらなさにノブ「何これ。もう当てんぞ」)
功太「ホント」
ここから恒例「江原」ノリが続く。
哲夫「江原」(ノブ「スピリチュアルカウンセラーの江原はもうええねん」と、分からないお客さんのために説明。笑)
   「空江」(これも恒例)
功太「スピリチュアルカラテウンセラー」(ノブ「何をする奴や」)

他、西田さん「空手」と「江原」の字を組み合わせる絵回答など。

■お笑いライブで最後、幕が下りてくるのはもう古い。ではどうなる?
大悟「師匠の写真が落ちてくる」
   「ヒモで吊るされたおでんが下りてくる」(ノブ「終わりちゃうやん。絶対コーナー始まるやん」)
哲夫「両サイドから巨大な手が出てくる」(絵回答)
   「こんなんが下りてくる」(絵回答。さっきの大悟のお父さんの絵とおでんをパクる)
   「ノブ」(絵回答。左の幕に「ノ」、右に「ブ」と書かれてある)
   「喫煙」(絵回答。「ノブ」と同じ要領)
   「(上から下りてくる)幕の端がいつもめくれ上がってる」(絵回答。ノブ「ここ(めくれてるところ)の人、いつもお辞儀する時に恥ずかしいやん」)
功太「両サイドから車が走ってきて中央で事故る」
   「社長が床掃除。涙を落とす。そして涙も拭く」
   「黒人が舞台前方のガラスにスプレーを吹きかける」(ノブ「めっちゃカッコイイやん」)
後藤「幕が燃え上がる」
町田「立食パーティーをする」
   「最後に『サライヴライブー!』と言う」
   「バックのスクリーンに『サライヴライブ Fin』と映し出される」
西田「客席がゆっくり後ろへ回転する」(ノブ「めっちゃ優しいやん」)

■野球でピンチに立たされたピッチャー。最後の一球、どう投げる?
町田「スタンドの妻に投げキッス」
   「生ハムとメロンを投げて、試合後おいしく頂く」
西田「槍をキャッチャーに向けて投げる」
   「時速5万キロのストレートを投げる」
功太「セカンドを背負い投げ」
哲夫「ポケットからハンカチを出して拭う」
ここから再び「江原」ノリ。
功太「スタジオの江原卓さん!」
   「江原監督」
後藤「球場が江原の顔」(絵回答)
西田「リリーフカーに乗った美輪明宏が来る」(ノブ「あいつに何が出来るん」あいつって・・)
   「・・・」(絵回答。原の字を江で囲んだボールの絵)

■ティッシュ配りのベテラン女性は何と言って配る?
西田「ティッシュを配るたびにおっぱいが見えるわ~」
哲夫「武富士」
   「テッシュ」
功太「もう・・ハンカチやろ?ハンカチやろって・・(中略)せやろー!」(なんと哲夫さんより先に功太が「せやろ」を言ってしまう。哲夫「俺のや~!」)
西田「せさそ」
大悟「ニフロス」(またも先に。追い討ちをかける。怒る哲夫「俺のんやー!」)
哲夫「せやろがえ!」
   「ちゃちぇちょ」(南海キャンディーズの山ちゃんがよく出していた回答)
後藤「津川雅彦」(「せやろ」の流れを無視。笑)
功太「『ティッシュどうぞー、ティッシュどうぞー』『いや、私は結構です』」(と、さっきの大悟の野球お父さんの絵を出す。絵回答)

○エンディング
演芸組も集合。今回原田さんと山田さんはエアドラムを見る為だけに来たのだそう。待ち時間はずっと日本シリーズを見ていて、原田「山田さん、楽屋で寝転がってぶっきらぼうにテレビ見てるなーと思って顔見たら、涙が顔をつたってたんですよ」山田「新庄が8回から既に泣いてたから俺もつられて」。再び水口氏のエアドラムを見たいということになり、トーク水本、存在を忘れられる。。「ごめんごめん」と、水本にスポット。トークをしたいという念願が叶ってよかったと語る。そして最後にまた水口氏のエアドラム!出演者は囲うように三角座り。曲が始まると、水口のなりきりぶりに一同爆笑。なんと彼はドラムを叩けないらしい。
幕が閉じる時にも、パンク風のSEに合わせて最後までエアドラム(笑)。

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全体を通して、期待しすぎたせいか、少々の物足りなさを感じました。お題がイマイチだったのか、西田さん、いつもより・・・・う~ん、残念!ジャルジャル後藤君、可愛いですね。ちょっと声が小さいのが気になりますが。。後半は、恒例の「江原」「せやろ」ノリに頼りすぎのような・・。もう少しひねった回答を期待してたんですが。そして相変わらず大喜利コーナーがグダグダに感じるのは私だけでしょうか。

中山功太単独ライブ@baseよしもと 10.24

2006年10月25日 | 中山功太単独ライブレポート
出演:中山功太
ゲスト:ダイアン西澤 ミサイルマン岩部

○オープニングトーク
まずは功太一人で登場。客入りの少なさを見て、人を呼び寄せる力が無いと、自らイジる。「ここ(オープニング)のトークはいつもスベるんで・・」と、挨拶もそこそこにゲストの二人を呼ぶ。
Kick the Can Crue『マルシェ』の出囃子で西澤と岩部が登場。西澤「これ(マルシェ)辞めようや~」。会場笑。これで笑いが起きたということは今回のお客さん、2年前zepp Osakaで行われた「新風baseよしもとネタトウタ」を観に行った、もしくはDVD・TVオンエアを観て、功太・西澤・岩部の3人がマルシェを歌ったのを知っているんですね。結構コア(?)なお客さんが多かったです。
ここで『マルシェ』のエピソードを少し。本来は、西澤にラップを歌わせたら面白いだろうと企画されたものなのに、岩部は一人どうやったらカッコイイか、そこに重点を置き、本番もアドリブ満載・ものすごいダミ声でプロのように歌いきっておった。ちなみに西澤は本番当日、非常に歯が痛く、2日後虫歯で入院した。西澤「虫歯で入院て珍しいでしょ」。

話は進み、功太・西澤・岩部が仲良しだと言われていることについて。功太「でも実質こう(西澤と岩部が仲が良い)でしょ?」西澤「・・て言ってもご飯食べたりするだけですけど」。西澤と岩部は自宅で鍋をしたりするらしい。功太「岩部は料理が得意なんですよ。でも鍋とかやったらわかるけど、『寿司やるから』言うたことがあってね・・」
岩部は黒門市場までトロなど高級寿司ネタを買いに行き、自宅である1Kのマンションで功太と西澤に寿司を振舞った。演出も凝っていて、入り口には「頑固岩」と書かれた暖簾、有線で祭囃子を流し、壁にはメニューとして「いか」や「トロ」など書かれた札が貼り付けてあった。西澤「でも実際すし屋に祭囃子は流れてないよな」功太「有線の中で一番すし屋っぽかったのが祭囃子やったんやろうな」
寿司ネタの調達料は28000円も掛かったが、岩部は二人に気を遣って一人2000円だけをもらうことに。功太は安いと思ったが、西澤は「え?俺払うの?」という顔をしたらしい。

○ブリッジ映像
芸術の秋ということで、3人にテーマに沿った絵を描いてもらい(ボケなし)、それについてコメントし合うもの。

■テーマ『青春』
岩部・・・ハイカットのスニーカーの絵。紐は緩くほどけている。黒鉛筆によるデッサン風。しかし上手い!岩部曰く、紐の解け具合が束縛からの解放を示しているらしい。他の二人は爆笑。

西澤・・・左右に灰色のモアイ像のような横顔がたくさん連なっている。それに挟まれるように、怯え震える黒い人影。水彩画で、幾重にも色を塗り重ねている。ピカソのような絵のタッチ。まさに抽象画!あまりの上手さ&恐ろしさに皆驚く。功太「自分シュールやな~!」モアイ像はクラスメイト、黒い影は西澤を示し、高校時代クラスメイトから「地蔵」と呼ばれ、友達が一人も居なかった青春を描いたそう。西澤「(絵のタッチ的に)相当病んでますね」功太「でもこう見たらクラスメイトの方が地蔵っぽい・・」

功太・・・男子学生数名と女子学生一人がグラウンドのようなところにたたずむ水彩画。絵のクオリティは普通でした。というか、他二人がウマ過ぎ。笑

■テーマ『恐怖』
功太・・・赤や黒の絵の具で、適当に書きなぐった絵。しかも筆ではなく指で!2歳児の描いたような絵でした。画用紙は二周り分ほど小さくなるようにちぎってあった・・・意味不明。形にならない恐怖を表現したかったのだそう。この絵を見て西澤が功太に一言「よう俺のん(絵)シュール言うたな・・」会場爆笑。

岩部・・・またも黒鉛筆によるデッサン。しかし彼の考える恐怖ってこの程度!?と疑ってしまうほど浅いものでした・・笑。真ん中に蛇の巻きついたしゃれこうべと彼の手(骨)、左下に棺桶、その中から手が出ている、左上には怖そうなお城、右下には大きな十字架など、西洋の分かり易いホラー小道具満載、といったところ。これには功太も「お前これアカンてー!!(レベルが)低すぎるってー!!」とガチで注意。確かにこの絵の恐怖レベルはハロウィン並み。。

西澤・・・右側に1棟のビル、その屋上に巨大なトマトと小さな人影。左上には白い太陽(月?)のようなものが描かれた水彩画。色使いといい、立体感といい、重厚感までお見事!!といった感じ。最初、絵を覆っていた布をめくった瞬間、功太・岩部そして会場のお客さんも「おお~!!」と歓声をあげるほど。西澤「僕高所恐怖症なんですよ。だからビルの上に立ってて・・で、僕トマトも嫌いなんですよ」。完成度の割りに、絵の暗示するメッセージは普通でした。

○ユニットコント
■人物像
功太・・・小学校4年生。気を遣ったり、媚びたり、攻めたり、とにかく気分屋で自分が中心でないと機嫌が悪い。従兄弟のトシ君を慕う。
西澤・・・功太のクラスメイト。性格は暗く、引っ込み思案だが、相手が受け入れてくれると急に調子に乗るタイプ。
岩部・・・役名トシ君。中学校1年生、サッカー部所属。やんちゃでケンカが強い。一見ヤンキーっぽく取っ付きにくい。初対面の人にはフレンドリーではないが、一度打ち解けると、とことん可愛がる。

■設定
功太と西澤はクラスメートだが、親同士の方が仲が良い。今日は西澤の両親が2人で温泉旅行に行くので、西澤を功太の家に1泊預けることに。そこへ岩部扮する功太の従兄弟(中学校1年生)が泊まりにやってくる。

■あらすじ
夕方、功太と西澤は、ケンカの強いクラスメートの悪口を言って「やっぱ○○君(西澤)もそう思ってた!?」などと共感し打ち解け、今夜は泊まりということもあり、楽しく過ごす。しかしそこへ年上の従兄弟・岩部(役名トシ君)が、サッカーの試合を終えて、ズカズカとやって来る。トシ君は、全く西澤と打ち解ける気は無い。功太は従兄弟のお兄ちゃんが来たということで、テンションがあがり、トシ君とばかり喋りだす。引っ込み思案な西澤は完全にアウェイ状態。三角座りで涙をぬぐう西澤。功太「うわ、泣いてるやん、トシ君が喋ってあげへんからやでー」

トシ君はお菓子やジュースを持って来るが、西澤の分は無く、気を遣った功太はお父さんのマグカップに麦茶を入れて持ってくる。トシ君と功太が席を外した隙に、こっそりお菓子をほおばる西澤。

黒ヒゲ危機一髪をするが、西澤がいきなり飛ばしてしまい、そのせいで黒ヒゲ人形の一部が壊れたと言いがかりを付けられる。功太と西澤の関係が悪化。

(中略)

夕飯の時間になり、3人はカレーを食べる。功太に「自分食べるのめっちゃ速いな」と嫌なことを指摘され、否定する西澤。先にトシ君と功太はお代わりをしに行く。その後西澤がお代わりをしに行くが、カレーは残っておらず、功太のお母さんが焼きうどんを作ってくれて、西澤一人それを食べる。それが気に入らない功太は「それお父さんのうどんやん」と、ちょっと攻める。

食後、トランプをすることに。ここにきてなぜか、さっきまでずーっと西澤を無視&嫌っていたトシ君が西澤にちょっと優しくなる。丁寧にゲームのルールを説明してくれるトシ君に、嬉し泣きをしてしまう西澤。

実は西澤、そのトランプゲームに精通していて、急に饒舌になり、トシ君と功太にゲームのコツを伝授する。トシ君に一目を置かれる西澤。

調子に乗った西澤、トシ君のしているリストバンドを「それめっちゃかっこいいやん!!」と、馴れ馴れしく触り始める。トシ君も「ああこれ?今度色違いあげるわ」と、完全に気を許す。しかし功太はトシ君を取られたようで面白くない。功太「それ(リストバンド)僕にも触らせてくれたことないやん・・」と、泣き始める。

まだまだ調子に乗る西澤、自ら「黒ヒゲしよ!」と仕切り始め、さりげなく「トシ君何色?」と、名前を呼ぶ。面白くない功太「何でお前が決めんねん・・」。

しかし西澤の刺した剣で黒ひげ人形が飛び、トシ君の目に当たってしまう。リアルな声で泣く岩部・・。功太に「シバかれんで」と脅され、ビビって泣く西澤。どうしようもなくなって泣き始める功太。

暗転、終了。子供の日常をそのまま切り取ったかのようなリアルな描写で、お見事でした!力のあるトシ君を中心に、それぞれの立場が目まぐるしく変わっていく様は、子供の世界ならでは。要は子供のあるあるネタなんですが、「確かに昔こういう状況あった!でもよくここまで覚えてるなぁ」と感心してしまうぐらい、ここには書ききれないぐらいたくさんの要素が詰まった完成度の高いコントでした。この3人でしか見られないコントなので、もう見られないのかと思うと非常に勿体無いです。その儚さも良いのかもしれないですが。
しかし長かった・・・30分くらいやってた?

○ブリッジ映像
■テーマ『美人』
岩部・・・成人式風の振袖にファーをまとった女性(上半身)。黒鉛筆での描写。上手いけど・・リアルに普通の女性です。本気か冗談か、岩部「彼女の成人式の写真を見て描きました。今一番の美人ですね」

功太・・・髪を後ろにまとめた、これまた普通の女性。微妙過ぎて、笑いが起きる。西澤「これ・・・美人かぁ?(アゴが)しゃくれ上がってるやん」会場爆笑。

西澤・・・前髪を斜め分けにした、セミロングの普通の女性。功太「これ美人か!?口の横のシワとか・・キレイに描こうとしたけど、わざとこう(変に)したみたいな」西澤「想像で描くから、うまいこと描かれへんねん」

■テーマ『夢』
功太・・・クレヨンで小川や木、太陽を小学生並みのクオリティで描き、真ん中のスペースに功太・西澤・岩部の顔の中身だけ(輪郭なし)を描いたもの。3人でキャンプに行くのが夢なんだそう。

西澤・・・密室にひとつ、開かれたドアが。その向こうには宇宙が広がっている、芸術作品。ただの白い壁ではなく幾重にも色を重ね、宇宙もリアルに表現されていて、皆「おお~!」となっていました。

岩部・・・またも黒鉛筆。描いていたものは、M-1グランプリの舞台。ミサイルマンの二人が登場する瞬間。セットがめちゃくちゃ丁寧に描かれてました。

○ネーミング(大喜利)
日常でよく見るが、正式名称があやふやなモノ・状況をネーミングしていくもの。

■布団を干すときに挟む、大きな洗濯バサミ
西澤「心配性バサミくん」
功太「寝具寝」(しんぐしん)

■おばちゃんの自転車のハンドルに被せてある手袋
功太「ぬくべえ」
岩部「お手て美人」

■ボーリング場で、手を乾かす風が出る機械
功太「ラウンジ」
   「風の谷の穴しか」
西澤「プチカトリーナ」
岩部「お手て美人」

■マクドナルドでお持ち帰りの際に付けてくれる、ジュースを固定する紙の土台
※お客さんに、マクドで働いていたという方がいたので、最後その人に答えを聞くことに。
岩部「マザー」
西澤「ピクニックピクニック」
功太「セット」(語尾上がり気味で)
   「お弁当箱」
正解は功太の「お弁当箱」!めっちゃ嬉しそうに「え!?なんでなん?なんでなん?だってお弁当箱って・・・マクドの人アタマおかしいんちゃう?」コラコラ。

この正解で盛り上がったので、功太「正解知ってる人いたら教えてくださいね」と呼びかけるが、次のお題は・・

■美人なのに服がダサイ人
功太「(今まで映像があったのに)なんで映像すらないねん・・」

岩部「カブ」(燃費は良いのに、見た目がイケてないという理由)
西澤「微人」(微妙な人。読みはビジン。うまい!男の場合は「微男」)
功太「腐り鯛」(腐っても鯛を、マイナスなイメージで。西澤「失礼やん・・」)

このお題で功太「(岩部は)身長高くてかっこええのに服ダサイ。セックスピストルズに憧れてる中学生」西澤「微男」と言う。さっきのコントのノリで怒る岩部。

■カレールーをかけられる前のライス
西澤「カレー前」
   「キャンバス」(言う思た~)
功太「ルー待ち」(功太「偶然にもリウマチと音が似ているという・・」イヤ、うま無い)
岩部「羽田発→インド着」

■オカマで乞食
岩部「ドライフラワー」(中途半端、という意味合いらしい)
西澤「ヘレンケラーマイナス1」(二重苦という事で。功太「玄武マイナス1みたい」)

■犬の居ない犬小屋
功太「居ぬ小屋」(ホンマの笑点やん・・)
岩部「犬留守」(居留守、と引っ掛けたらしい)
西澤「テナント」(さすが~)

■熱さまシートを貼ったままウロウロする人
岩部「ピタラー」
西澤「B-walk~何も言えなくて熱~」(Bは微熱のBらしい)
功太「シーソーゲーム~勇敢な恋の熱~」

■ベテランがNGKで漫才をしてもらうお金
西澤・功太「え?ギャラやん・・」確かに。

岩部「小判」
功太「昼飯代」(西澤「そんな安ないやろ」)
   「漫才さん」
西澤「真金」
   「お金」(読みは「おがね」。功太「なんで濁るん!?」西澤「師匠とか言いそうやん」)

西澤の「おがね」で会場爆笑。その後も色々回答を出してみるが、それ以上のものが出ないと見て終了。

○ブリッジ映像
■テーマ『カッコイイ』
功太・・・未来から来た人の絵。未来風のスーツを着ている。横にはエビ型のマシンが。それに乗って操縦するらしい。上にメッセージ的に「Are You Ready?」と書いてある。。功太の考えるカッコイイって・・・ちょっと違う。

岩部・・・シドヴィシャスの似顔絵。しかし黒鉛筆の優しいデッサン風。功太「シドにしてはタッチがやらか過ぎるやろ」西澤「存在感薄いな~」

西澤・・・だだっ広い場所で、遠くにぽつんと人影。手前には戯れる数人の人。西澤曰く、仲間と居心地の良いところに留まるより、一人で次へ踏み出す勇気を描いたそう。深いね~。

■テーマ『感動』
岩部・・・大好きな高校野球の絵。滑り込みで、ベースに手が届くか届かないかの絶妙な瞬間を描いた。上手すぎ!

功太・・・夕方の公園の風景。池に水が注がれ、周りに人が居る。特に笑いどころ・ツッコミどころも無く、ちょっとよく分からない絵でした。

西澤・・・黒鉛筆による描写。めちゃくちゃ精巧なトロフィーの絵。ダイアンはまだ賞レースで賞を取ったことが無かったが、バッファロー吾郎さんのイベントで賞を取り、そこでもらったトロフィーなんだそう。初めての賞で、かなり感動したとか。

○アドリブでレポート
レポーター目線の映像が流れ、一人ずつそれに合わせてぶっつけ本番でレポート(ナレーション)するもの。順番を待っている人は目隠し&ヘッドフォンで、先にレポートをしている人の声・様子は見られない。

レポートの順番決めのジャンケンでも、コントのノリでじゃれる3人。

■メイドカフェを取材
店先、客層、店員さんの様子、サービス内容、店員さんへの質問、店内備品、まとめといった感じの映像。西澤・岩部はまだテレビでのレポーター経験が無いため、相当戸惑っていたが、功太は経験があるので、それなりにこなしてました。最後に「スタジオへお返ししま~す」と余裕のひと言。
店員さんへの質問で、店員さんが「サケ茶漬けですね」と答えるシーンがあり、西澤「あれ何て質問したんやろ」功太「漫画家の名前ちゃう?同人誌とか書いてる・・」笑。

■ガンダムオタクの家へ訪問
インターフォン、玄関でオタクに挨拶、室内、ガンダムグッズ、ユニットバス、オタクへの質問、最後にまとめの映像。
トップバッターの西澤、ぼろぼろ・・笑。慣れていないせいか「えー・・」が多すぎ!
功太は今回もそれなりにこなしてました。偶然にもオタクへの質問と答えが合っていて、歓声が。最後にまとめで「え~今気付いたんですが、オタクのお宅へ訪問という事で・・」気付くの遅っ!!
ラストは岩部。なぜかちょっと古臭い喋り口調。ベテランの落語家さんみたいな。。しかし結構上手かった!メイドカフェでロケの段取りを掴んだか!?功太「痛快エブリディのタージンさんみたい」岩部「そのつもりでやったもん」
ゴミ箱に丸めたティッシュが捨てられている映像があったが、3人ともシモの方へ連想したのが面白かった。
とても意外だったのが、この3人、全員ガンダムを知らないということ!そのためかなりレポートも苦戦してました。この年代だったら一人ぐらいは・・と思いましたが。特に功太なんてフィギュア集めが趣味なんじゃ・・?個人的に、ガンダムを全然知らない男の人って好感が持てます。。

○エンディング
軽くライブ告知をして、時間も時間なため(1時間20分押し!)、終了。

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感想
仲良し3人組で、終始コントのノリを引きずりじゃれ合い過ぎたせいか、1時間ライブが、2時間20分ですよ!かなりおトク感がありました!そして面白かった。大喜利のコーナーでは中だるみを感じましたが。。コントの完成度の高さと、ブリッジ映像の面白さ、レポートコーナーでかなり笑えたので満足です。ずいぶん手が込んでましたね。ブリッジ映像なんて、絵を描くのにめちゃくちゃ時間が掛かったはず。西澤サンと岩部サンは絵画を習っていたかのような完成度。功太も決して下手ではないのに、かすんで見えました。またこの3人のライブ(というかコント)が見たいので、是非ユニット組んでほしいですね。

ガンガントークライブ@baseよしもと 10.16

2006年10月17日 | ガンガンライブレポ@baseよしもと
出演 笑い飯 千鳥 レギュラー ストリーク スマイル 田中上坂 フロントストーリー ヘッドライト

○トークコーナー「ダメ男シンポジウム」
MC:千鳥ノブ
出演:千鳥大悟 ストリーク フロントストーリー 田中上坂

■内容
「こんな男はダメ男」というテーマで、一人ずつエピソードを述べていく。

●フロントストーリー清水「ロマンティックな男」・・・昔付き合ってた彼女と、ルミナリエに行った。その帰り、清水宅へ行くことに。清水はあらかじめ室内にもイルミネーションを仕込んで、プレゼントまで用意していた。彼女を部屋へ招き『ルミナリエもいいけどシミナリエいいやろ』とキメ台詞を吐いたが、彼女は泣き出し『こんな時に悪いけど、別れたいねん』と言われ、フラれてしまった。ロマンティック過ぎるのも考え物もの」

大悟「よう(島田)伸助さんとかさんまさんも車のトランクに仕込んで『どうや!』みたいなことゆうてるけど、・・あれは無いなぁ」
この発言で皆から注意を受けるが、大悟「(ここに)伸助さんもさんまさんもおらん」
西川「今はインターネットという恐ろしいもんがあるねん!」
松本「みんな(ネットとかに)書いたらアカンよ~」
ノブ「でも伸助さんネット見んわなぁ・・」
確かに。

●フロントストーリー光岡「(忘れました)」・・・小学生の頃、土曜日と日曜日の深夜にHな番組が放送されていた。家にはテレビが1台しか無く、暗黙の了解で自分は土曜、兄貴は日曜の放送をこっそり見ていた。ある日兄が旅行で日曜に不在だった為、光岡は2日連続で(トークでは『ツーデイズ』と言っていた)番組が見られるとワクワクして深夜、テレビを見に行こうとしたら、既に親父が居て、その番組を見ていた。光岡が「何してんねん」と言うと、親父は「お前今日は日曜やぞ!?」とキレた。
「お前は土曜に見ているだろう」と、そういった意味合いでしょうか。
兄貴の留守に、どうしても見たかったのね。。

●ストリーク吉本「空気の読めない男」・・・相方の山田は意外と空気が読めないらしい。先日の「なるトモ!」(関西ローカル)スペシャルのロケで、たむらけんじ氏の家へ行き、たむけん特製鍋を食べることに。なるみ姐さんをもてなすという番組テーマだったにも関わらず、そうでなくても先輩が先に手を付けるのが筋なのに、山田はまっ先にスープを飲み「なるみさん、めっちゃウマいっすよ!」と言ったらしい。

●ストリーク山田「口だけのやつ」・・・大悟のこと。以前大悟から聞いた話「高さ2メートルの猫が広い道路を3歩で渡ったのを見た」。山田「大悟は嘘をつく時、動物がデカくなる」笑!

その他、吉本はグルメぶるところがあるらしい。皆でご飯を食べていて、周りが美味しいと言う中、彼ひとり「いや・・イマイチやな」と、空気の読めないことを言いたがる。以前皆で飲みに行った時のエピソード。グルメな吉本は、ビールはエビスしか飲まない。そこで、吉本がトイレへ席を立った隙に、端麗(発泡酒)を注文し、吉本のエビスとすり替えた。吉本が戻ってきて、気づかず発泡酒を飲み、一言「やっぱりエビスは旨いなぁ~!」味分かってないやん!

●田中上坂・上坂「不潔な男」・・・上坂の友人に、風呂に入らない、歯も磨かないものすごく不潔な男がいる。ちなみに彼の枕は餅のようにモチモチしているらしい。上坂曰く『(汗やよだれなどの)水分が乾く間も無く次の水分が来るんですよ』次の水分て!そんな彼がある日、これからは歯を磨く決意をした。理由を聞いたら、前に食べた焼肉が歯に挟まったまま肉が腐り、お腹を壊したからだという。

ノブ「田中はどうなん?」
上坂「いつもニンニク臭がするんですよ。餃子を食べてるみたいで・・餃子食べんと上手いこと動けないらしいです」
大悟「おまえ(ノブ)は不潔やな。・・趣味は風呂に入らんことやろ?」
ノブ「普通趣味は風呂に入ることやろ」
こういう、ちいさなやり取りがかなり面白い。

●田中上坂・田中「怒りっぽい男」・・・高校の時のバスケ部顧問はすぐに怒る人だった。体育館でいつものように、遠くで雑談している生徒たちに怒鳴っていたが、生徒は雑談を止めないため、エスカレートしてイスを投げた。怒鳴り声も含めあまりの大きな音だったので、体育館の裏でタバコを吸っていた生徒までもがドアを開け「すいませんでした」と言ってきた。

大悟の先生エピソード・・・保険体育の性教育の時間に、男性教師が「女の子は恥ずかしがって避妊を言い出せないが、そんなんではイカン」と、女子一人ひとりにコンドームを付けさせる練習をする事に。しかし男性のナニのモデルが、適当な棒などではなく、昨晩紙粘土で一生懸命作ったのであろう、リアルな戦闘態勢のナニだった。男子はウケていたが、当然女子は一人も付けに来なかった。

●大悟「(忘れました)」・・・下着とか、見えないところに気を配れる男が良い。さっき楽屋のトイレの前で、清水と吉本が「臭い」だの「臭くない」だの騒いでいるのを見て、30にもなってみっともない・・と感じた、という話から、吉本がトイレ前のシャワーをウォシュレット代わりに使用している話題に。皆から「汚い、不潔」と言われ、吉本「綺麗にしてるんやんけー!」と反論。話は進み、吉本のトランクスは変、ということからジーパンを脱いでトランクスを披露。黄色地にチップ&デールの絵が散りばめられた柄で「気持ち悪い、女の子は引く」と非難轟々だったが、客席からは「かわいい」との声も。しかし大悟「これ前後ろ反対はいとるんちゃう?」これにはさすがに客席からも「え~!?」と非難の声が。。
さらに山田が前へ出てきて、もっと変なトランクス(ミッキー柄)がある、と嬉しそうに話すが、ノブに「何うれしそうに話しとるん」とツッコまれる。蛇足でしたね~笑


○トークコーナー「エピソード道場」
MC:笑い飯哲夫
出演:笑い飯西田 レギュラー ヘッドライト スマイル 

■内容
テレビ番組の編集でカットされないよう、いかに面白いエピソードを手短に話せるか、秒数を競う。ストップウォッチはバックのスクリーンに映し出される。話し手はその前に置かれたイスに座り、秒数は見えない。

早速よしたかが哲夫に「哲夫さんを高く評価します」などと上からモノを言うので、哲夫「今日は手ェ出るぞー!」よしたか「うわ、その日に来てもうた」で、場内爆笑。

●町田『タイトル・夫婦喧嘩』・・・実家に帰ったら親父が玄関先で、インターホンに向かって怒鳴っている。「家入れろー!俺が買うた家やー!」 そして家に入ってからも喧嘩は続き、親父は栓抜きを振り上げ、それに対抗して母はビール瓶を持ち上げ、瓶と栓抜きで何かおもろかった、という話/56秒。

哲夫「インターホンとこでオチかと思ったら、まだ話し続けて、タイムより笑いを求めるという貪欲さが良いですね」とお褒めの言葉が。

●よしたか『タイトル・ファンの子』・・・こんな僕にも小学生のファンが出来た。「よしたか兄ちゃんサインちょうだーい」とか「握手して~」と可愛いことを言ってくれるが、その子が一言「時代はお前を求めている」

この時点で16秒くらいだったのに、「ほんでね、」等と余計なことを喋り続けたため、タイムは26秒に。西田氏の「話だけやったら10数秒やったのに。続けるからや」というツッコミが面白かった。

後によしたかは同じ話を簡潔にまとめてやり直すが、色々付けたし過ぎて、結局倍の時間が掛かってしまった。

●和田『タイトル・なんかガッカリや』・・・バーテンのバイトをしている和田。声優をしているという、声のめちゃくちゃ可愛い女性客が。しかし帰り際、彼女は引き戸を間違って押していてドアが開かず。ふとした拍子にドアを引き、野太い声で一言「引くんかい、オイ」/30秒?

●松本『(タイトル忘れました)』・・・夜遅くガラ空きの電車に乗っていたら、酔っ払ったおっさんが松本の目の前の座席に座り、口を開けて寝た。その後、おじいさんがやって来て、松本と、寝ているおっさんの間に立ち、よだれを垂らしながら寝始めた。そのよだれが座って寝ているおっさんの口元をかすめ、口に入らずセーフだったが、おっさんは無意識に手でおじいさんのよだれを手でぬぐい、すすってしまった/40秒?

●瀬戸『タイトル・カッコ悪い』・・・瀬戸がいつも通る道で、工事が始まった。そこでは50代くらいのおじさんと、20代のお兄ちゃんが働いているが、いつもおじさんの方が若い兄ちゃんに「オッサン何回言ったら分かんねん!」「鈍くさい。辞めてしまえ」等、罵声を浴びせられている。ずっと我慢していたのがとうとう爆発したのか、おっさんは若い兄ちゃんに向かって「お前みたいな人生経験のないモンに何が分かるんじゃ!」とキレて、道具を放り出してその場を勢い良く去って行った。しかし初めてキレて興奮していたのか、その直後信号無視をして、警察に注意されてしまった。/59秒

●西田『タイトル・スイーツ』・・・普段は生真面目な親父。西田が子供の頃、おやつにエクレアを食べていたら親父がやって来て、こう言った。『エクレア食べてるんか。(手を差し出して)え~、くれあ[え~、くれや]』/13秒

ここで13秒と言う最短記録を出すが、ダジャレは無効だと非難される。しかし話の勢いと彼のキャラで、ダジャレであっても普通に受けていた。というか、前に出てきてタイトルを言った時から既に笑いが。。あのカオで「スイーツ」って、めっちゃ似合わん!!
話し始める前の、哲夫さんとのやり取りも面白かったしね。あの二人が並ぶと自然に漫才が生まれるようです。。
次の話し手・西川が前に出てくるや否や、西田「ダジャレはアカンぞ!」笑

●西川『タイトル・諏訪君』・・・西川の幼馴染・諏訪君は釣りが大好き。中学生の頃、1万円ほどの釣竿が欲しくて、彼がご飯代としてもらっていた小遣いをつぎ込んで、1年後釣竿を購入。しかし食事まで削って購入した為(しかも彼は野球部)、かなりやせ細ってしまった。その体で釣りに行くが、竿を誤って川に投げ入れてしまい、それを取りに行こうと水の中に入るが、諏訪君は痩せていて、全然水に浮かなかったという話/1分9秒

長い割りにオチが弱すぎ・・・。哲夫「タイトルがめっちゃ面白そうで、諏訪君てどんな子やろ~って期待してしまったな~。他に諏訪君の面白いエピソード無いの?」西川「全然ありません」

●松本『タイトル・どっちゃでもええわ』・・・クワマンこと桑野信義氏は、お尻にタトゥーを入れている/6秒

この最短記録に触発され、皆記録を塗り替えようと必死になる。笑
松本がタイトルを言った瞬間、西川が噴出したので、知ってる話かと思ったら、違ったらしい。そこで西川のエピソード

●西川『タイトル・どっちゃでもええわ』・・・番組で双子の三倉真奈佳奈と共演した。椅子に座っていた彼女ら、突然立ち上がり、いつものハモリで『あ、立ち位置違うわ』と言って席を交換した。/5秒

10秒を切る記録が出る中、西田が前へ。哲夫「タイトルは?」西田「えー・・その時気がつくと、リロアンドスティッチの・・・」と、タイトルであらすじを言ってタイムを短くしようとする。笑 結局話さず元へ。

●町田『タイトル・役に立っとんかい』・・・相方・和田の家に行ったら、養毛剤の瓶が置いてあった。その瓶のフタの上に毛が2本落ちていた。/6秒?

●松本『(タイトル忘れました)』・・・森三中の黒沢さんから聞いた話。藤原紀香はオシッコの勢いが強いらしい。/8秒?

黒澤さんが、テレビ局のトイレで藤原紀香が個室に入って用を足す勢いのある音を聞いたらしい。一応ウケてはいたが、そういう話はあんまり聞きたく無かったな~という空気が。。

●松本『もっと頑張って』・・・道でホームレスが人生ゲームをしていて、そのうちの一人が「よっしゃー、おれ社長や!」と言っていた/6秒?

松本氏、実際は「ホームレス」とは言わず、放送禁止用語で話してました。哲夫「テレビでカットされんようにってゆーやつや~!そんなん放送できるか~!!」確かに。

この辺でよしたかが手を挙げ「新ギャグします」。エピソードちゃうやろとツッコまれるが、一応披露。チーズを伸ばす、というギャグ。2秒だったが、当然無効。最初ギャグの意味が分からず、客席はシーンとなってしまったが、よしたかが説明すると、にっしゃん「チーズを伸ばすって・・・」と、めーっちゃ笑ろてた。

ついにMC哲夫がエピソードを披露。
●哲夫『(タイトル忘れました)』・・・中学生の頃、日曜日にお昼ご飯を食べ過ぎて、救急病院に運ばれた/6秒?

よしたかのギャグ並みに意味が分からず。哲夫「日曜日に救急やで!?」と付け足すが、同意を得られず、哲夫「おかしいな~。。連れやったら笑ろてくれんのになぁ~」。一応ダジャレだったらしく、西田「ダジャレはアカン言うたやろ!」。いやいや、アナタ先駆者ですよ。。

最後は皆さん5秒切るために必死になってエピソードを披露。結局5秒が最短でしたが。。西田氏がポツリと「今思えば19秒ってめっちゃ遅いな・・」笑。こういう、にっしゃんの独り言みたいなの、めっちゃ好き。


○トークコーナー「キレた話」
MC:ストリーク
出演:全員

■内容
コンビごとに、これはキレたというエピソードを話していく。

●笑い飯『きれた』
哲夫「最近キレた言うたらね、・・・北朝鮮なんであんなことすんねん!!」
吉本「いやいや、そういうことじゃなくて、もっと身近な・・」
西田「ほんまねぇ、キレた話いうたら・・・米軍も何とかせぇよ!!」
吉本「だからちゃうやん。身の回りで起こった事を・・」
哲夫「ミヤコ蝶々さんの遺産問題もなぁ!?」
吉本「西田、小さい声で『俺それ知らんわ』って・・(笑)」
ノブ「(コンビで)知ってるやつやって」
哲夫「いやほんま、キレた言うたら桜塚やっくんですよ」
松本「結構(天狗に)なってるって聞きます」
西田「あばれヌンチャクの時からそう(天狗)やって(聞いてる)・・」
松本「スケバンの格好で帰る・・・」
哲夫「もう、やっくんイタイイタイって・・」(言い方おもろい)
西田「もう、やっくんイタイイタイイタイって・・」
哲夫「もう、やっくんイタイイタイイタイイタイって」
西田「もう、やっくんイタイイタイイタイイタイ病院連れてってって・・」
哲夫「もう、やっくんイタイイタイイタイイタイ病院、いや、総合病院連れてってって・・」
大悟「ネタ一本出来たやん」

笑い飯が学園祭の出演で、桜塚やっくん、アクセルホッパー、ビッグスモールンと一緒になった時のエピソード。
売れっ子のやっくんは、楽屋も彼一人個室が用意されている等、何かと特別扱いらしい。哲夫がキレたのは、自分たちの側である吉本興業の社員が笑い飯に対して言ってきた事について。出演順が、やっくん3番、笑い飯4番(トリ)の予定だったが、吉本の社員は「やっくんがトリの方が盛り上がりますから、笑い飯さんと順番変えてもらっていいですか」と、失礼なことを言ってきた。結局出演順はそのままで行ったが、哲夫は、やっくんを見終わった客が帰って行こうとするところへ笑い飯が登場して「オイオイ、どこ行くね~ん」と引き留めて笑いを取ることを考えていた。しかし実際やっくんの後に笑い飯が登場すると、意外と「おぉ~」と、拍手で迎え入れられてしまったらしい。

大悟「やっくん、ひとっつも悪ぅ(わるぅ)ないやん」
哲夫「化粧したやっくんに会ってねぇ、顔見て『うわ、可愛い!』って思ってしもうてん。その後挨拶もして・・」
大悟「わるぅないやん」
哲夫「うん・・・」
松本「でも・・・あ、これ言うていいんかな。いや、ノリで言うて損するんやったらやめとこ」(気になるけど、それが正解。吉本氏からも「悪口は言うな」と。)

ビッグスモールンって誰?ってなった時に、哲夫がマンキンで「♪なりたいな、なりたいな!」と振りつきで再現、それを見た吉本氏「あ!寝間着のやつやろ!」ね、ねまきって・・・。皆に笑われる吉本「だってあれ寝間着やーん!」
その他、アクセルホッパーは意外にも笑い飯よりも先輩であるという話題など。知らずにずっとタメ口をきいていた哲夫「アクセルホッパー、何やねーん!!」いやいや。。

やはりここでも笑い飯は即興漫才を見せてくれました。さすが!

●田中上坂『電車の中でガム踏んだ』
皆から「オチ言うてもうてるやん」と攻められる田中「ここから物語が始まるんですよ!」

電車内でガムを踏んでしまった田中。苛立っていた田中を見て、正面に座っていたオッサンが笑っている。田中は「人の不幸がおもろいんか~」という気持ちでオッサンを睨んだら、オッサンはニコニコしながら自らの片足を上げ、ガムの付いた靴裏を見せてきた。田中「お前もかい!」

ちなみにこのエピソードを話している途中、上坂が田中に「貧乏ゆすり止めてくれる?」と言う。しかしそれは貧乏ゆすりではなく、下段に座っていた西田氏の背中に、田中の脚のスネがぴったりくっついていて、それに気を遣って田中はずっと爪先立ちをしていたが、疲れて脚が震え始めたものだった。皆に「そんなことで(西田に)怒られたことないやろ?」と言われ、普通に脚を置く田中に西田「ちょっと場所取りすぎちゃうか!?」と怒られる。お約束。
さらに哲夫にも怒られる田中、大悟「(哲夫さん)今日は手ェ出る日なんやろ?」。理不尽に田中を殴る哲夫、それに対してキレる田中。違う意味でコワイ・・

●ヘッドライト
地方の営業先で、よくコンビ名「ヘッドライト」を「ヘッド・ライト」と間違えて書かれている。司会者も「それではヘッド、ライトのお二人です」と、変な間を置いて紹介することが多い。ある営業先でもやはり「ヘッド、ライト」と言われた。後でその司会者の見ていたカードを見てみると「ヘッド☆ライト」になっていた。

●スマイル『お化け屋敷』
地方の営業先で、空き時間が出来てしまった瀬戸とよしたか。田舎で周りには何も無かったが、手作り風のお化け屋敷を見つけ、二人で入ってみることに。受付に行くと、そこでストップウォッチを渡され「今から10分経ったら勝手に入って来て下さい」と、他に客も居ないのに入り口で待たされた。10分後、中に入ると、人が演じるお化け屋敷だったらしく、めちゃくちゃ怖い。最初のお化けですっかりビビった二人は早足で進む。すると横の壁から「ドンドン、ガッシャン」という音と共に「やばい、あいつら速い」という声が聞こえる。どうやら受付の人がお化けまですべて一人でやっているらしい。二人が早足で進むため、次々に出てくるお化けはどれも準備不足で不完全。出口を出たら、さっきの受付の人に3000円も請求された。

「高すぎるでしょ!?」と言う瀬戸に「でも3000円以上の話が出来たやん」となだめられる。芸人は辛い思いや損をしても、それが大きな肥やしになるからいいよね。

●フロントストーリー
朝の5時、清水宅に相方・光岡が当時付き合っていた彼女とやって来た。清水が玄関を開けると、光岡は「お待たせしました、ユウコちゃんです」と、デリヘルのノリで言ってきた。ここでキレては芸人として失格だ、面白い返しをしようと気を利かせた清水は「チェンジ」と言ってドアを閉めた。清水の冗談が通じなかった光岡の彼女はキレてしまい、ドアノブをがちゃがちゃ回し、壊してしまった。

本来「チェンジ」がオチだったのに、皆笑わず完全スルーしてしまったため、焦った清水は変な間で話を止めてしまう。暫らくしてイチから話をやり直すが、やっぱりウケず。皆が光岡に「じゃあ彼女はそのあとどうなったん?」と尋ね、話の続きをさせるがフォロー出来ず。。ここでよしたかが「え~!話の続きが聞きたいなぁ~」と先輩をイジる。皆から「先輩からかってるやろー」

●レギュラー『西川きよし師匠』
番組できよし師匠と共演することに。収録前、楽屋で松本のみがきよし師匠に呼び出される。「僕も『西川』っていうねん。僕が気絶してあるある探検隊をやったら受けるやろか」と相談された。当然否定など出来ず「受けますよ!」と答えると「そうやろ」。
二人はあるあるの綿密なネタ合わせをする。きよし師匠が「師匠がプールで溺死するっていうのは面白いんちゃうか」と自信満々に提案してきたため、それをすることに。

いざ本番。なんと開始5分で師匠が前に出てきて「松本君!」と手招き。番組の流れ無視でいきなりネタを始める。しかし「師匠がプールで溺死する」と松本が言った瞬間、シーンとなってしまう。芸人としてここで止めるわけにはいかず、松本が「ハイ!ハイ!ハイハイハイ!」と続けるが、途中で師匠はマジ切れ、「もうええ!」と松本の手を振り払い、元の位置に帰っていった。

このエピソードには芸人も客席からも「え~!?」という声が。今日一番面白かったエピソードかも。

その他、哲夫談。笑い飯が賞レースで賞を取った時、司会の西川きよし師匠にインタビューで「どう?」と尋ねられ、哲夫が答える前にゴクンと一息飲み込んだだけなのに、きよし師匠に「グダグダやな」とコケられた。よほどその時の言葉が悔しかったか「ツバ飲み込んだだけやー!どこがグダグダやねん!」と、今さらキレる哲夫氏。

●千鳥『ケンカ』
普段は全くケンカをしない千鳥だが、一度だけ殴り合いの大喧嘩になったことがある。
皆で居酒屋で呑んでいたが、イマイチ盛り上がらない。ノブがノリで大悟に「お前金返せや」と言ったら、酔っていた大悟は大きな皿でノブの頭を殴った。ここで二人は殴り合いの大喧嘩に。しかし、殴りあう二人のパンチは、千鳥の間に大人しく座っていた当時NSC生の瀬戸に全部当たっていた。瀬戸曰く、ノブは大悟に「金返せや!タバコ代返せや!」と言っていたらしい。

○エンディング
予告・宣伝も無く終了。

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トータル1時間50分ぐらいだったか。めっちゃ笑いました!笑い飯はさすが、即興漫才面白かった。しかし西田さんのまともな面白エピソードが聞けなかったのが残念。でもちょいちょい笑わせてくれます。ま、何より二人が目の前にいるってだけで嬉しくて顔が自然ににやけてくるんですが。あと、テレビによく出ているレギュラーならではのウラ話も聞けて、おなかいっぱい。内容の濃いトークライブでした。行こうか迷ってたけど、行って良かった~!




※このライブレポートは、メモは取らず、当方の記憶だけを頼りに、主観的に文章に起こしたものです。実際の内容とは異なる部分がございます。ご了承ください。

笑い飯単独ライブ「笑い飯のおもしろ漫才」@baseよしもと 10.11

2006年10月12日 | 笑い飯単独ライブレポート
出演:笑い飯

ここから先は、10月11日にbaseよしもとで行われた笑い飯単独ライブのライブレポートが記載されています。ささやかですが観覧出来なかった方々の為に。。彼らの漫才・ネタの詳細も記述されていますので(ネタばれ)、ご覧になりたい方のみどうぞ。文字色は黄色にしています。ドラッグで反転させてご覧下さい。

○オープニング
西田と哲夫の切り抜き写真の映像にジャクソン5の「帰ってほしいの」「ABC」のお囃子に乗せて笑い飯登場。いつも通りです。
■オープニングトーク
ここでもお馴染み「今日初めて来たっていう人いますか?」。ちらほら手を挙げるお客さん。哲夫「毎日baseにライブ見に来てるっていう人は?・・・それはいないですね。毎日来てたらアホです。もし毎日来てる人おったら足の裏に『アホ』っていう刻印おします」
ちなみに笑い飯登場するや否や男性客が「ダイナマイト関西優勝おめでとう!」との声が。客席から拍手。西田「ありがとうございます」哲夫「ありがとうございます、ほんまに、優勝させてもらってねぇ~」と、自分が優勝したかのような話しっぷり。哲夫「(ダイナマイト関西)どうでした?」西田「普通でしたよ」。TV放映でもしていた「以前笑点(後楽園ホール)に出演したときに木久蔵師匠が出番直前までまんじゅうをほおばっていた」エピソードを話す。

>○ネタ
「優柔不断」ネタ。哲夫「バドミントンをする時、上から打つか下から打つか迷って結局食べてしまう」「外出する時、靴を履くか履かないか迷う」。

■野球の審判をする時セーフかアウトか迷った挙句言ってしまうセリフ。
西田「プレイボーールッ!!」
   「カセーフ!」(家政婦)
哲夫「(アメリカ人風に両手のひらを仰向け)さぁ~?」

■受験を控えて部活を辞める相談を先輩にしようか、先輩の家の前まで来て迷うが、偶然先輩がそこへ帰って来てハチ合わせしてしまった時に言うセリフ。
哲夫「コンピューターグラフィックサークルを辞めたいんです」(西田「なんで文科系やねん!」)
   「(家から出てきて)お邪魔しましたー!」
   「インターホンを押したらエレクトリカルパレードが流れ)1回押しただけやのにずっと流れてる・・」
西田「(インターホンを押して)ピンポーン部を辞めたいんですけど」(ここでツッコミの哲夫「卓球部」を「たっきょうぶ」と噛み、思わず噴き出す西田)
   「(インターホンを押すのをためらいながら)ブーと鳴るのかピンポーンと鳴るのか・・」
   「(インターホンをまじまじと見ながら)この四角い箱にボタンの付いた機械は一体何ですか?」

○ブリッジ映像
ひたすら西村京太郎の小説のみを紹介し(映像は文庫本とテロップのみ)、最後に「笑い飯哲夫は西村京太郎を応援しています」とメッセージが。

○ネタ
哲夫が、これから自分の事を「きゃっさん」と呼んでほしいと西田に頼み、その代わり西田は自分のことを「ボジョレー」と呼んでほしいと哲夫に頼むネタ。
哲夫の「きゃっさん」人物像・・気さくで、電話一本でいつでも飛んできてくれそう。車の修理や他人の残飯処理まで引き受けてくれる、お人好し。
西田の「ボジョレー」人物像・・世界一のソムリエを抜くほどの腕前のソムリエ。学生時分は勉強をしなくても成績一番(ちなみに2位の奴はめっちゃ勉強してる)。親父は商社の社長だが後継ぎが嫌になって大学にも行かず渡仏。成績2位の奴は、頭がいいのに進学しないボジョレーに「君は一体どこまで僕をバカにすれば気が済むんだ!」と、キレた。血液型はAB型のRHマイナス。生き別れで、病気の妹がおり、輸血してあげるが自分は名乗らない。

■南フランスのぶどう畑の横をドライブ中、ボジョレーの車が故障する。そこで、たまたま知り合いの会社の慰安旅行の穴埋めで南仏に来ていて、しかもボジョレーの後ろを走行していたきゃっさんを電話で呼び出し、車を修理してもらう。
しかし、車が故障するまでのボジョレーのワインに関する独り言が長い。しかも、きゃっさんがちゃんと「ボジョレー」と呼んであげないため、西田が納得せず、独り言のシーンからいちいちやり直すもの。ボジョレー迫真の演技。

■居酒屋でボジョレーが食事をしていると皆が秋刀魚のワタを食べ残す。そこで、たまたまその居酒屋の前に居たきゃっさんを電話で呼び、ワタを食べてもらう。ここでもボジョレー、いや、西田の迫真の演技(ずっと標準語)が面白い。きゃっさんの言う「ごっとさん(ごちそうさん)」も味があって良い。

本来は哲夫の「きゃっさん」が主役で、「ボジョレー」はついでのはずなのに、ボジョレーの生い立ちが細かすぎて、いつの間にかボジョレー中心になってしまっている。笑

○ブリッジ映像
baseよしもとの音響さんが、よしもとの芸人がよく出前を取るという「信濃そば」を紹介する。映像は、その音響さんと、そば屋さんの店舗、カレーうどんのみ。最後に「企画 笑い飯西田」と、小さくテロップ。

○ネタ
久しぶりに孫に会った時のおじいちゃんネタ。
西田、「よう会う方のおじいちゃん」を「よう着る方のおジージャン」「よう履く方のおジーパン」と。。他「よく会う方のおじいちゃん家には黄金糖しかない」「あまり会わないおじいちゃん家にはハッピーターンもある」等。ここで哲夫、ハッピーターンを「ハッピーラーン」と噛む。
哲夫、「よう会うおじいちゃんは『お前好きやろ、柿食え』ていう」等。

■久しぶりに会う祖父と孫、その時に言うセリフ。
祖父「大きなったなあ、お父さんソックリやなぁ」に対して、
孫の西田「いやぁ、小遣いをもらったら、そりゃソックリになっていきますよ」
     「300万もかけて整形しましたから」
孫の哲夫「(祖父が言うより先に)大きなったでしょう、お父さんそっくりでしょう」(西田「おじいちゃんはソレを言いたいんや!」)

■60年ぶりの同窓会で、友人に再会する老人たち。
西田「昨日のテレビみたー?」
   「CD持ってきてくれたー?」(学生ノリ)

■60年ぶりの同窓会に、恩師が登場。
恩師・哲夫→腰を曲げて杖をつくフリをして登場するが、杖の頭を異常にさする。「持つとこが狼の顔で『あー』(口を開けている)てなってるねん」西田「見えへんからわからへん」。
    腰を曲げながら西田の履いているジーパンをつまんで「これなんぼ?」(個人的に非常に面白かったが、ウケず)
    その他、腰を曲げず、逆に反らして登場する、など。
恩師・西田→腰を曲げて登場するが、そのまま上手い人がするようなスケートのふりを。
基本的に、西田氏は腰を曲げて登場するだけで笑いが起きるほどハマっていたというか、面白過ぎた。ズルイ!

○エンディング
今回は珍しく真面目に時間を守って、ちょうど1時間で終了できたそう。本当はボジョレーの下りがもっと長かったらしい。月末の大喜利ライブの告知をして、早々と終了。次回の笑い飯単独は未定だが、哲夫さん曰く、来年1月ぐらいにあるかも、との事。西田氏「来月は・・無いんですか」って、自分の、しかも次回単独ライブの予定把握してないことに少々ビックリ。

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感想
きっちり漫才3本立て、という印象でした。正直ブリッジ映像はご本人の出演が無かったため、物足りなさを感じましたが。個人的にブリッジ映像に、グリコのオマケ的な楽しみと期待を持たずには居られないので。。
西田氏、漫才中ずーっと哲夫さんの方を見ていて、私は中央の席から観覧していたにも関わらず、ほとんど横顔しか見られませんでした。残念。。演技に入る時は客席のほうを向いてくれますが、・・・いやぁ、カッコイイすね。オトコマエ過ぎます!なのに強烈なおもしろオーラを放つ・・。不思議なお方です。あと、ボケる時、なぜかほとんどの場合標準語になってるのは何でなんでしょ。
哲夫さん、ますます「やっさん」に見えてきた~!あの声!!風貌もですが、味がありすぎます!相変わらずの清潔感満載で、素敵でした。今回の私の席は後ろから2番目で、いつも近くから拝見しているせいか、非常に遠くに感じました。もっと近くで見たかった!!あと、哲夫さんはよく噛むと聞いていましたが、今回初めて「噛む」哲夫さんを見られて、ああこういう感じか、と納得。

ガンガンライブ@baseよしもと 10.2

2006年10月03日 | ガンガンライブレポ@baseよしもと
MC 中山功太
出演 笑い飯 千鳥 田中上坂 ヘッドライト マラドーナ 銀シャリ 青空 天津 

○オープニングトーク
功太登場。しかし初っ端の挨拶からカミカミでもう一度出直すが、またもやカミカミ・・今日のMC大丈夫か!?

■内容
先日(9月付け)トップ組の麒麟がbaseを卒業したということで、打ち上げをした時のエピソード。

・麒麟と同期ということもあり、打ち上げで感極まって早くも泣き始めたソラシド本防氏。しかしそれを見た相方の水口氏が「仲間なら笑って見送ってやれ。泣くなんてカッコ悪い。ちょっと見とけ」と、台の上に乗り、芸人が集まっているところにダイブするが、皆に逃げられ、水口は膝から落ち、泣いていた。
功太「感動して泣くより、膝打って泣く方がどう考えてもかっこ悪いでしょ。しかもふざけて」

・2次会のカラオケで最後に「明日があるさ」を皆でマイクを回しながら歌うことになった。麒麟の2人には是非サビの「♪あしーたがあーるーさー」というフレーズを歌ってほしかったが、麒麟田村氏の順番になるとなぜか「♪部活をしよ~う」という芸人とは関係のないフレーズが回ってくる。挙句の果てに「♪バイ~トをしよ~う」と歌うハメに。
功太「一番バイトせんでエエはずの人が・・」笑

・二次会のカラオケ店で酔った天津・向氏が一般客に抱きついた。それを見た功太が「兄さん、それは萌えじゃなくてエロでしょ」と注意する。しかし向は「これは萌えじゃ」と譲らず、二人は殴り合いのケンカに。
功太「結局萌えということで僕が折れましたけど」

等、盛りだくさんなトークでした。


○ネタ

■田中上坂
「ワル」に憧れる田中。それにアドバイスする上坂。道を歩いていたら肩がぶつかる、ちゃぶ台をひっくり返す、バイクに2人乗り、しかもスピード違反というワル(?)を、高すぎる声で繰り広げる。若手の王道ネタ。。もうちょっと工夫がほしかったかも。ワルを学びたいなら上坂君よりマラドーナ武智さんに相談した方が・・

■マラドーナ
田中がアナウンサーとして天気予報を伝える。普通の漫才・・。大喜利ライブの演芸コーナーでやっていた「セカンドバッグ」みたいな漫才を想像していたせいか。。武智さんベテランみたいなツッコミ・・笑。顔が普通にカッコイイ。

■ヘッドライト
和田が母に宛てた手紙の内容を町田に聞いてもらうネタ。面白いけどちょっと地味?しかし今回のお客さんはよう笑う!彼らの漫才は大抵大爆笑って感じにはならないんですが(失礼)、今回はかなりウケてました。

■千鳥
大悟が自分の優しさをお客さんにアピール、それを手伝わされるノブ。ずっと自分の連れの話をしながら、お客さんに「寒ない?」「お腹空かん?」「この話おもろい?」と変な優しさをはさんでくる。終盤はノブのカッコ良さアピール。ノブがネタの途中でする「カッコいいポーズ」が全部古い~(笑)。


○ゲームコーナー
■大喜利
コンビごとにカラーTシャツを着て、出されるお題にコンビで回答する。

①キケンな男を象徴するもの(みたいなタイトル・・)
SEX・「○○○」・「○○○」(本来はドラッグ・ロックンロール)
いきなりのテーマに功太「この年になっても未だにこの3文字見たら引きますね」確かに・・。
 マラドーナ「SEX・バイオレンス・武智」(←出る思た~)
       「SEX・下手くそ・武智」(武智曰く「オレめっちゃ上手いで!?」知らんがな)
 千鳥「SEX・武・智」
 ヘッドライト「SEX・ドラッグ・セガミ」

②非核三原則
持たず・「○○○」・「○○○」(本来は作らず・持ち込ませず)
 千鳥「持たず・絶対・絶対に」(大悟のフリップが訂正し過ぎで汚い&怖く、功太「ほんまに持ったヤツの書き方や」)

③3K
危険・「○○○」・「○○○」(本来は汚い・きつい)
 マラドーナ「危険・実は・2LDK」

・・等。う~ん、全体的にグダグダだったか・・?しかし功太のMCぶりは良い!スベリ気味な感じを上手く拾って笑いに変え・・しかしそれでもダメな時は千鳥がナイスフォロー、という「スベリおもろい」といった感じでしょうか。

武智さん前へ出る出る!!回答数の多さもすごいですね。何度もノブから「お前ほんまサイテーやな」とふられては「ちょっと何言うてるんすか」と言いながらジリジリ前へ出て「お前ら全員ひき肉にしてやんよ」と言おうとしては功太に途中で邪魔されて最後まで言えない、という流れがお馴染みのギャグのようになってます。


■鼻フック
各コンビの片方が鼻フックをする。重りは自分のカバン。相方はホワイトボードにお題である「カタカナの有名人」を書き続ける。カバンにはドンドン重りが追加されていき、ギブアップすればそのコンビは終了。最終的に、その間より多くの有名人の名前を書いたコンビが勝ち。
千鳥はノブが鼻フックをすることに。しかし既に彼持参のカバンがめっちゃ重かったらしく、重りを追加される前からノブの顔はヒドイものに・・・。
大悟、ノブの重そうなカバンを見て一言「リンゴが入っとる」
ノブ「入っとらんわ!」
功太「え?森の人ですか?(大悟)島育ち、(ノブ)森育ち・・」笑。

その他、功太が「ノブさんのiPodをお客さんにプレゼントしましょう」と言うと、
ノブ「そんなん要らんて。この前客席にオレのクッションあげたらみんな『いらーん』ちゅうてどんどん回されて、こないだ実家に帰ったらウチの犬が喰うとったわ」
功太「ノブさんのクッション、新幹線乗ったんですか?」だって・・笑!ノブのエピソードの言い方が可愛すぎた!!

ちなみに鼻フックは和田さんが一番長くやっていたが、町田さんの回答がめちゃくちゃだったため、真面目に回答していた田中上坂が優勝。


○ネタ

■銀シャリ
登場した時のツカミが微妙で(彼らのギャグ?)、ビックリするぐらいシーンとなってしまった。今回はよく笑うはずのお客さんなのに・・。しかしそんな反応も物ともせずマイペースに漫才開始。ペットを飼いたいが、何が良いかネタ。ボケが、ツッコミが、ベテランさんみたい、妙に板についてて面白かった。あとあとハマってくる笑いです。後半お客さんの心を掴んできたような感じがするぐらい笑いをとっていたが、オチが微妙で再びシーンとなってしまった。面白い漫才なのに、勿体ない・・

■青空
前回見たガンガンライブと同じ、男同士道で肩がぶつかってケンカネタ、プラス、理想の男性ネタ。前回より若干脚色して漫才自体良くなっていたものの、やはり今回のお客さん、ほんと良く笑う!前回の2倍ウケてました。
どっちを基準にすればいいのか分からなくなるぐらい・・・。須藤さん、野球やキン肉マンに詳し過ぎ!もはや中身が男性です・・笑。

■天津
向が、木村扮する彼女のお父さんに「娘さんを下さい」と言うネタ。ベタですが、向氏がちょこちょこ挟んでくるオタク要素が面白くてついつい笑ってしまいます。木村さんの詩吟も聞けたし!しかしいつもよりはオタク度が薄めでした。かなり楽しみにしていたんですが。。残念!

■笑い飯
自分に子供が出来たら「箸の使い方」「時計の読み方」「帰って来たらうがい・手洗い」をきちんとさせたいネタ。このネタ見るの3回目・・。面白いんだけど、先が読めてしまうので正直笑えませんでした(当然)。抜けたセリフも分かってしまう、全部文章に起こせるくらい覚えてますから。。好きだからって見すぎるのも考えものと反省。
お客さんの反応は、前回と全く同じネタなのに、ウケ方がほんとに凄かったです。後半の「うがい・手洗い」の二人の掛け合いなんて、2005年度M-1決勝のブラマヨを彷彿とさせるぐらいドッとウケてましたね。
今回のお客さんは「次回は是非単独をみたい」ってなるんだろうな。あ~。。彼らのチケットがどんどん取りにくくなりそう・・・


○トークコーナー
■後半組が全員登場。MCは功太。事前に一人ずつ「秋」をテーマに絵を描いており、それについてエピソードを話す。

天津・向→先日オタクの方から3枚の脅迫手紙が届いた。内容「本当のオタクではないお前がオタクをネタにするせいで、またオタクが馬鹿にされる。ネタを止めないなら、お前を殺してオレも死ぬ」と、2枚に渡って書かれていた。しかし3枚目には「俺が考えたキャラだ!」と、女の子の絵が描かれてあった。

青空・岡→幼少の頃、京都へ家族と紅葉を見に行き、落ち葉まみれで遊んでいたら、勢いあまって黒人の方にぶつかってしまった。しかしその黒人さんは岡を見て「Monster!(モンスター)」と言った。当時は意味が分からなかったが、後に傷ついた。

青空・須藤→ファンに「向さんですよね~?応援してます」と声を掛けられ、天津の向に間違えられた。しかし後日、また同じ人に声を掛けられ「この前はお名前間違えてすみません、『もかえ』さんですよね?」と言われてしまった。功太「向さん、名前に『もえ』入ってきてますやん」確かに!笑

天津・木村→小6の頃、好きな女の子の実家に電話を掛けたら、その子の父親が電話に出た。しかも「ウチの娘をたぶらかして・・」と説教までされた。最後に「そういうことは25年早い!」と怒鳴られた。
木村「その時12歳やったから37歳まで待てってことか」。功太「もしかしたらその父親、37歳まで何も無かったクソ童貞やったかもしれませんね」。言葉を選びなさい。。この発言で銀シャリ・鰻(うなぎ)君・23歳が童貞であることを告白。皆から「イモくさ~」とイジられるのを見た木村氏、めっちゃフツーに「かわいそうやろ」、その後いつものめっちゃエエ声で「すぐに捨てられるって」。いい人!!笑。

銀シャリ・鰻→代々鰻家ではウナギを食べるのはご法度、バチが当るとされていて、誰一人ウナギを食べたことが無い。しかしどうしてもウナギが食べたくなって、彼の兄と姉がウナギを食べてしまうが、バチが当ったのか後日二人とも下痢に。下痢ぐらいならいいやと鰻君はウナギを食べるが、下痢にはならず、一人イボ痔になってしまった。鰻「これ絶対ウナギの呪いっすよ!」。哲夫「いや、下痢は呪いで、イボ痔は偶然やで」。皆に信じてもらえず。

笑い飯・西田→真面目一筋の公務員である西田の父が、ある日家族で鍋を囲んで団欒をしていたら、家族を一周見回して一言「ひとっつもおもんない!!」と言って箸を叩き付けた。西田「あれからおかしなったわ」。その後、退職金前借してトウモロコシを2トン購入し、破産したそうな(いわゆる先物取引)。
別の話で、現在西田の近所に「悪魔の子」が居るらしい。西田「もう、耳が尖ってんねん。いつも笛を吹いてて、俺が前を通ると、パッとこう、やめるねん」。場内爆笑。

笑い飯・哲夫→「田んぼのね、稲刈りをした後の根元(稲の切り株みたいなもの)あるじゃないですか、あれ、もうオレ食えるんちゃうか言うぐらいめちゃくちゃ大好きなんですよ」。意味が分からないが会場爆笑。要するに、あれを足でクシャっと上から踏むのが大好きらしい。好き過ぎて足でも手でも尻でも頬でもやったとか。「アレをお鍋に入れてよばれたい」。
いつもスーツに革靴でビシッと決めていて、学生時分は高校の教員も目指していたという哲夫さん。しかし中身は子供なんじゃないか・・と思わずにはいられません。笑。

このコーナーではとにかく空回りする木村氏。功太と木村さんの先の見えないやり取りに、西田さんが助け舟「誰が悪い?」功太「僕悪くないっす」哲夫「僕が悪いです」功太「哲夫さん何もしてないじゃないですか」哲夫「いや、何もしないのが一番悪いんで・・」。さすが先生。

○エンディング
全員登場。またしてもマラドーナ武智さん前へ。いつものフリで「お前ら全員シバいてシバいてシバきまくってやるからな」と長~いギャグを披露するが、功太はそれを無視するかのように「本日はありがとうございましたー!」と締めくくってしまい、功太にメンチを切る武智。。その後武智にメンチを切る功太。お互い舞台のど真ん中で睨み合いながら幕が閉じられました。。


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今回も笑い飯・千鳥・功太目当てに行ったんですが、終始マラドーナ武智さんが気になってしゃーなかったです。11月の武智軍団(ゲスト哲夫)ライブを見に行こうと心に決めました。
あと、功太のMC好き!ちょっと毒が過ぎる時もありますが、それも彼の魅力か。。尻すぼみなトークのオチのフォローが素敵でした。さすがポスト陣内さん。

笑い飯千鳥の大喜利ライブ@baseよしもと 9.28

2006年10月01日 | 笑い飯千鳥の大喜利ライブレポート
出演 
MC:ノブ(千鳥)
大喜利ライブ大喜利:笑い飯 千鳥 ネゴシックス 中山功太 川原(天竺鼠)
演芸コーナー:勝山(勝山梶)向(天津)

○オープニング映像
いつもの「笑点」のパロディ(そのまんま)。ムーディー勝山の名が出た時が一番客席が湧いた。功太はもはや大喜利レギュラーか??レギュラーであってほしい!

○オープニングトーク
ノブ登場。
(ライブから時間がかなり経ったため、話の内容は覚えていません。あっさり終わったような気がするが・・)

○演芸コーナー

【ムーディー勝山】(勝山梶)
ムーディー勝山登場。私は初めてだったが周りのお客さんはご存知のようで、場内の空気が期待でいっぱいという感じでした。
「♪上から下へ落ちてくる~」という歌詞をひたすら、どっかで聞いたことのあるようなベタベタ歌謡曲のメロディに乗せて、アカペラで歌い上げる。イントロも口で!七三分けに渋い声、派手なスーツ&照明で、ムーディーでした。
あのメロディは彼のオリジナルか・・?だったらすごくよく出来た曲。

かなりウケてました。私は知らなかったため「何が落ちてくるん??」と疑問だったが、終わってから周りの方が「前は『右から左へ聞き流す』だった」と言ってたので、なるほどそういうことかと納得。


【むかじん萌えいっぱい『2010年 少年誌はこれが買いやっちゅーねん』】(天津・向)

まずタイトルで笑った!「たかじん胸いっぱい」のパロディね。代表的な4大少年誌「少年ジャンプ」「少年マガジン」「少年サンデー」「週間ビッグコミックスピリッツ」(だったかな)を挙げ、その特色・発行部数・連載漫画を説明し、2010年はどの雑誌が買いか、オッズを付けるというもの。番組そのまんま(笑)。アタシは一切漫画は読まないが、かなり楽しめた!詳しい人はホントうらやましい!

ある「悪霊退散」系の漫画で、ヒロインが不吉な予感がする時に(?)よく使う言葉「厄いわ(やくいわ)」を挙げ、向氏曰く「作者はこのフレーズを流行らそうとしてるんちゃうか」。会場爆笑。

発行数や主力漫画、今後の動向などを非常に論理的にまとめ、結局「サンデー」と「週間ビッグコミックスピリッツ」を合併すれば、いずれは低迷するであろう「マガジン」を抜き、「ジャンプ」と肩を並べると予想。「マガジン」が◎っだったかな。

向さん、漫談ウマイ!ソロライブを見に行きたくなりました。


○大喜利コーナー
笑い飯 千鳥 ネゴシックス 中山功太 川原(天竺鼠)

お題「ノブ内閣発足」
「農林水産省」や「文部科学省」など各省が書かれたボードをそれぞれ1枚ずつ持ち(大臣に就任)、さらに「スケベ」や「ヤンキー」「ドケチ」など形容詞のカードを2枚ずつ引き、大臣になりきってアドリブで抱負を述べる。

西田:(財務大臣になるが「コエンザイムは・・?」発言で爆笑)
   病弱財務大臣「私が財務大臣になった暁には・・ゴホン、一万円札の両端にヒモをつけ、耳に引っ掛けてマスクのようにします」

功太:かしこい国土交通大臣(大臣はたいがい賢いので戸惑う功太。賢い言葉がなかなか出ずグダグダに。ノブ「賢い言葉知らなさすぎや!」)
   ヒステリック国土交通大臣(キレて喋り出す姿がソラシド水口氏に似ていた為「芸人が金曜の夜に呑みに行かへんて考えられへん!」と、普通にモノマネし出す)

ネゴ:スケベ農林水産大臣「(困り果てながら)・・森林伐採のため~、切り株にパンティーを履かせ・・」
   ノブに「切り株にパンティー?」と繰り返されキレるネゴ。笑

哲夫:小泉そっくりの経済産業大臣「えー、構造改革・・(略)感動した!」と言い、小泉モノマネが意外と上手く、好評。

その他大悟の「ヤンキー文部科学省」等。

ノブ「これにてノブ内閣解散!」で終了。

全体的にグダグダだったかも・・。ノブも含め、みんな経済のこと知らなさすぎ!笑。


○大喜利ライブ大喜利


お題「全然盛り上がらない運動会。なぜ?」

西田「黒人の子供が一位をかっさらって行くので面白くない」
   「子供たちが参考書を離そうとしない」
   「フェンスの向こうからたくさんの老人がこっちを見ている」
大悟「降ったり止んだり」
   「16時から」
   「体育教師が『盛り上がれー!』とうるさい」
哲夫「赤・青のチームではなく、ピンクや水色の淡い色でチーム分け」
   「競技ごとに会場を変える」
   「リレーコースの形が∞の形。よしもと無限大提供で・・」
功太「文化祭とダブルブッキング」
   「背広を着て扇子を持っているおっさんがテントに(絵での回答)」(ノブ「あ、理事長な」)
川原「いかついオッサンが運動場の四隅に」
   「妖怪みたいなオッサンが各家族の弁当の卵焼きをかっさらって行く」(ノブ「逆に盛り上がるわ!」そうか?)
ネゴ「玉入れのかごの網目が大きくて玉が落ちる(絵回答)」(玉入れという言葉がなかなか出ず、ノブにつっこまれる)
   「綱引きの先がコンセントプラグ(絵回答)」(ノブ「お前のネタや」)


お題「ペンションを営む夫婦が、帰り際お客に言いそうな一言は?」

川原「どうでした?マイペンションは」
功太「ロッジやコテージとは違うわけですよ」
   「料理に出した山菜えらい残してはったけど、あれなんでですのん?」(←好き!)
ネゴ「実は10年前から無いんですよ」(ノブ「怖いわ!」)
西田「私たちは有り難うとは言わないんですよ、いってらっしゃいと言うんです」
   「うるさい!何度言ったらわかるんだ!そんなヤツはここには来てない!」
大悟「ほんとに晃二じゃないのね?」
   「あらあら、こんなになついちゃって・・ウチの犬、誰にもなつかなかったのよ・・晃二以外はね」
   「このマフラー持って行って下さい。晃二のなんです」(怖い!)


お題「東西南北のアホな間違え方」

川原「西中島南方」
   「東部長、西課長、南次長、僕」(←意外とややウケ。私は好きだけどな~)
西田「北村雅英」(と書き『ペーソンガーエイ』と読んだ)
   さすがにっしゃん!場内爆笑!ノブ「トミーズ雅さんのツカミや!」
   「(東東 西という麻雀牌の絵を描き)ポン」
功太「東幹久」
   「鬼畜米北」(出た!風刺)
大悟「そのまんま東西南北」(ホンマそのまんまやん・・)
   「(絵回答。東西南北の漢字を組み合わせ、イカツイ造語を作り上げる)」
哲夫「(絵回答。大悟のパクリ笑。前コーナーで出した「じん」という造語や恒例「二フロス」を読み仮名に)」
変な漢字シリーズが蔓延する・・。


お題「ドジドジ男はどんなドジをする?」

功太「落とし穴を作るが、逆に土を盛る(絵回答)」
川原「ドジをして『何やってんだオレ』と言ってポカッと自分の頭を叩き、死ぬ」
ネゴ「車を運転するとき、わざわざ助手席から腕を伸ばして運転(絵回答)」


お題「スペースシャトルの乗組員が首をかしげて出てきます。なぜ?」

大悟「出口がこうなっている(絵回答。出口が、首を傾げないと出られない形)」
   「2基めが横で即出発(絵回答)」
西田「自分以外の乗組員がチンパンジー」
   「乗っている間、窓の外が宇宙の絵のスクロールだった」
川原「結局最後まで乗組員の財布が出てこなかった」
哲夫「出発のカウントダウンが、ゼロを過ぎてマイナスまで数えている」
   「土星の輪を持って帰ってきた(絵回答)」


お題「長年飼っていた犬が最期に一言喋りました。何と言った?」

功太「また会えますか」(青年風にめちゃくちゃ爽やかに言い放った)
   「今は犬の体を借りてるんです!僕です!芹沢です!」(ノブ「なんで青年なん」)
川原「奥の部屋は何だったんですか?」(←好き)
   「お先っす」(めっちゃ軽い言い方!)
ネゴ「家の中で飼ってほしかった・・」
   「首輪きつかった・・」
哲夫「(色々言ったあと)せやろー!」
ここで「せやろ」シリーズが続く。
哲夫「江原ー!」
功太「また会えますから、きっと・・会江ます原!」
西田「江原(絵回答。江原の文字を黒ブチのダルメシアン風に)」
・・と、「江原」シリーズへ。


○エンディング
演芸組も登場。時間も遅いので早々と終了。


※メモは取らず、記憶のみを頼りに書いたので、実際とは異なる箇所がございます。ご了承下さい。
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相変わらず西田さんは天才です。尊敬します。大好き!髪が伸びて、大喜利のときは以前のように髪をくくっての出演でした。客席からは「前に戻った・・」との声が。あ~、また切ってほしいな~。。

功太もほんと大喜利には欠かせない存在ですね。なるほど!と思わせる彼の回答は大好きです。

正直、第一部のガンガンにヘッドライトが出ていたので、絶対今日あたり町田さんが出るだろうと踏んでいたが、予想は外れ・・。しかし天竺鼠・川原氏も結構イイ味出してますね!前回の大喜利spの時もそうでしたが・・。にっしゃん同様、大爆笑をさらってました。ダイアン西澤氏風のポーカーフェイスで。天然かと思ってたけど、あれは計算やな!笑。


ひとつひとつは面白かったけど、初めて見た時と比べ全体的に物足りなさも感じつつ・・・

しかし来月も行く!!