中山功太単独ライブ@baseよしもと 11.26

2006年11月27日 | 中山功太単独ライブレポート
※印象に残った点を幾つか。

○コント「デスノートのパロディ」
功太はライト(字が分かりません)役、死神も居ましたが、彼にしか見えません。ある日「デスノート」を使い過ぎて書くところが無くなったので、死神にもう1冊ノートが欲しいと頼むが、与えられるのは「デス定規」「デスティッシュ」「デスクトップ」など変なものばかり。様々な「デス」の付く小物のオンパレードで、かなり面白かったのです。旬なネタのため、おそらく今しか見られないであろうと思うと残念。

紙に二人の名前を書き「デスボンド(接着剤)」でくっ付けると、その二人は合体してしまう。ライト「そうだ!スピリチュアルカウンセラー江原啓之と美輪明弘を合体させてみよう!」まさかの「江原」発言に、分かった人は爆笑。

○ブリッジ映像「中山功太が観たことのない映画を、DVDのパッケージだけで解説」
前々回の単独ライブでも爆笑を誘った「中山功太が観たことのないジブリ映画をイメージだけで解説」の、ジブリ以外の映画版です。かなりメジャーな映画がずらりと並んでましたが、全部観た事ないんですね~。人の事言えませんが。私も映像で紹介された映画は分からない派なんですが、これって知っている方がもっと面白いんでしょうか。「セブンイヤーズインチベット」のブラピの写真を見て「え~・・、俳優さんが・・・ちょっと分からないですけれども・・」が可笑し過ぎた。
田中邦衛が出演している映画のパッケージを見て「たぶん『北の国から』と同じ演技をしている。(中略)役者としての器は大きいが、引き出しが少ない」

3本目のブリッジでは、観たことのないアニメを解説。懐かしの「晴れときどきブタ」を「日記に『晴れ時々ブタ』と書くと本当にブタが降ってくる、ノートに書いたことが現実になる・・えー、元祖デスノート」と解説。爆笑。

○コント「CR機企画会議」
新しいCR機のプレゼン風景。「101回目のプロポーズ」「ドラえもん」や「ドラゴンボール」「美味しんぼ」等のドラマやアニメとCR機のコラボ、あるいは「野良犬」「水」などシンプルなものも。最終的に自分の波乱万丈な半生をテーマにしてみてはどうかと提案し、今まで犯してきた様々な犯罪を暴露する。そして最後の犯罪をその場で犯す。オチが怖過ぎた。しかし最後のセリフを噛んでしまったのが惜しかった~

○コント「祭準備の立て込み」
祭を仕切る男(功太)が祭の準備をしているところに、テレビ局が取材に来たので、取材陣に祭の様々な催しを紹介していく。「デスノート」同様、速いテンポで次から次へと小道具を出し、かなり面白かったです。何となく漂う胡散臭さも抜群でした。
だるまにカラコンを付け「おお!このだるまハンサムやな~、『ハンサムだるま』や。2年目の若手みたいやな~」笑
なまはげのお面にサンタの帽子を被せた「なまはげクロース」。子供のいる家に入って「泣く子にメリークリスマス!」と言うらしい。こういうの好き~

○コント「独房」
暇過ぎる余り、独房で一人遊びや脱獄を考える、何故か異様にテンションの高い謎の青年。しかしオチでその意味が分かる、ちょっとコワいコント。一人遊びや脱獄を考え、自分でツッコんでいた辺りはどれも可笑しかったです。
「脱獄したらアーティストになろう。(中略)それで突然辞めて、下衆いシルバーアクセサリー作って下衆い値段でファンに売ろう・・ああ、もうそれ藤井フ○ヤやってるわ~!」

○コント「いやらしい展示場」(?)
下ネタではなく、人間のいやらしい部分を展示・紹介していく。功太は白髪の付け眉・付け髭、紫のベロアショートジャケットに薄めのグラサン・杖というおじいさん役。
「(ラジカセを再生し)・・男の笑い声だよ・・いやらしい、いやらしいだろう?ボケの前フリで笑ってるんだよ・・。『ここでも笑いますよ』って(略)」
「(CDラックを見せ)倉木麻衣、矢井田瞳、ヒルテリックブルー・・、いやらしいだろう?二匹目のドジョウだぜ?」
「(手紙を見せ)これは椎名林檎ファンの女が書いた、漢字ばっかりの手紙だぜ?いやらしいだろう・・。今まで丸字だったのに急に明朝体になりだした・・」
もう、大好き!!しかし人事のように笑ってばかりはいられないオチが待っているんです。功太の不気味な嘲笑に、客席からも「ひゃ~」という声が・・。
途中で付け眉も髭も取れてしまい、グラサンとニット帽、ベロアジャケット姿になってしまった功太は妙に色気がありました。しかも「いやらしい・・いやらしいだろう?」と、いやらしい口調で連呼(笑)。

○エンディング映像
今回のライブを観た学生が、自分のブログでコントひとつひとつを辛口批評するもの。映像はブログ画面。「コント『いやらしい展示場』では、下ネタと見せかけ、実は人間のいやらしい部分を見せるというもので、こんな設定は僕が10年前から考えていた」みたいな。。ご丁寧に、全部のコントを皮肉っていました。私も人のこと言えませんが。

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コント5本、ブリッジ映像3(4?)本、トータル1時間30分。コントも勿論ですが、ブリッジまでとても面白く、内容の濃いライブでした。彼のひと言ひと言がいちいちツボにはまります。大好きです。しかしオチが怖い(笑)。そうでないのも有りますが、「いやらしい展示場」の最後のセリフ&嘲笑が・・・何となく心に引っかかりました。さすが。
功太サン今回はかなりカミカミでしたが(映像でも)、一人で1時間半も喋り続けるとそりゃ噛みますよね・・。お疲れ様です。そしてコント5本とはいえ一人で1時間半も続けていると中だるみが出そうですが、どのコントも映像も内容が濃くてお腹いっぱいです。全体的にオチが捻ってあるせいか奥が深くて、お芝居を観ているような、大げさに言ってみると、その世界に引き込まれる感覚です。DVDにならないかしら。

ちなみに・・12月の単独ライブのタイトルが今回と同じだと勘違いしていた私は、12月公演のチケットは取っていなかったんですが・・今回のライブのエンディング映像で「グランド」が付いていることに気づき、慌ててライブ終了後にローソンへチケットを買いに走りました。しかし席が微妙・・。端っこです。
こんなことなら前回ガンガンライブ終了後、チケット手売りしていた功太サンに直接買いに行けば良かった~!!と大後悔。
「あーー!、功太さん手売りしてはる・・・買いに行きたいけど、もう11月のチケット持ってるし・・12月は多分同じ内容やし・・(←違う!)」と、素通りしてしまった。。
馬鹿。

中山功太単独ライブ@baseよしもと 10.24

2006年10月25日 | 中山功太単独ライブレポート
出演:中山功太
ゲスト:ダイアン西澤 ミサイルマン岩部

○オープニングトーク
まずは功太一人で登場。客入りの少なさを見て、人を呼び寄せる力が無いと、自らイジる。「ここ(オープニング)のトークはいつもスベるんで・・」と、挨拶もそこそこにゲストの二人を呼ぶ。
Kick the Can Crue『マルシェ』の出囃子で西澤と岩部が登場。西澤「これ(マルシェ)辞めようや~」。会場笑。これで笑いが起きたということは今回のお客さん、2年前zepp Osakaで行われた「新風baseよしもとネタトウタ」を観に行った、もしくはDVD・TVオンエアを観て、功太・西澤・岩部の3人がマルシェを歌ったのを知っているんですね。結構コア(?)なお客さんが多かったです。
ここで『マルシェ』のエピソードを少し。本来は、西澤にラップを歌わせたら面白いだろうと企画されたものなのに、岩部は一人どうやったらカッコイイか、そこに重点を置き、本番もアドリブ満載・ものすごいダミ声でプロのように歌いきっておった。ちなみに西澤は本番当日、非常に歯が痛く、2日後虫歯で入院した。西澤「虫歯で入院て珍しいでしょ」。

話は進み、功太・西澤・岩部が仲良しだと言われていることについて。功太「でも実質こう(西澤と岩部が仲が良い)でしょ?」西澤「・・て言ってもご飯食べたりするだけですけど」。西澤と岩部は自宅で鍋をしたりするらしい。功太「岩部は料理が得意なんですよ。でも鍋とかやったらわかるけど、『寿司やるから』言うたことがあってね・・」
岩部は黒門市場までトロなど高級寿司ネタを買いに行き、自宅である1Kのマンションで功太と西澤に寿司を振舞った。演出も凝っていて、入り口には「頑固岩」と書かれた暖簾、有線で祭囃子を流し、壁にはメニューとして「いか」や「トロ」など書かれた札が貼り付けてあった。西澤「でも実際すし屋に祭囃子は流れてないよな」功太「有線の中で一番すし屋っぽかったのが祭囃子やったんやろうな」
寿司ネタの調達料は28000円も掛かったが、岩部は二人に気を遣って一人2000円だけをもらうことに。功太は安いと思ったが、西澤は「え?俺払うの?」という顔をしたらしい。

○ブリッジ映像
芸術の秋ということで、3人にテーマに沿った絵を描いてもらい(ボケなし)、それについてコメントし合うもの。

■テーマ『青春』
岩部・・・ハイカットのスニーカーの絵。紐は緩くほどけている。黒鉛筆によるデッサン風。しかし上手い!岩部曰く、紐の解け具合が束縛からの解放を示しているらしい。他の二人は爆笑。

西澤・・・左右に灰色のモアイ像のような横顔がたくさん連なっている。それに挟まれるように、怯え震える黒い人影。水彩画で、幾重にも色を塗り重ねている。ピカソのような絵のタッチ。まさに抽象画!あまりの上手さ&恐ろしさに皆驚く。功太「自分シュールやな~!」モアイ像はクラスメイト、黒い影は西澤を示し、高校時代クラスメイトから「地蔵」と呼ばれ、友達が一人も居なかった青春を描いたそう。西澤「(絵のタッチ的に)相当病んでますね」功太「でもこう見たらクラスメイトの方が地蔵っぽい・・」

功太・・・男子学生数名と女子学生一人がグラウンドのようなところにたたずむ水彩画。絵のクオリティは普通でした。というか、他二人がウマ過ぎ。笑

■テーマ『恐怖』
功太・・・赤や黒の絵の具で、適当に書きなぐった絵。しかも筆ではなく指で!2歳児の描いたような絵でした。画用紙は二周り分ほど小さくなるようにちぎってあった・・・意味不明。形にならない恐怖を表現したかったのだそう。この絵を見て西澤が功太に一言「よう俺のん(絵)シュール言うたな・・」会場爆笑。

岩部・・・またも黒鉛筆によるデッサン。しかし彼の考える恐怖ってこの程度!?と疑ってしまうほど浅いものでした・・笑。真ん中に蛇の巻きついたしゃれこうべと彼の手(骨)、左下に棺桶、その中から手が出ている、左上には怖そうなお城、右下には大きな十字架など、西洋の分かり易いホラー小道具満載、といったところ。これには功太も「お前これアカンてー!!(レベルが)低すぎるってー!!」とガチで注意。確かにこの絵の恐怖レベルはハロウィン並み。。

西澤・・・右側に1棟のビル、その屋上に巨大なトマトと小さな人影。左上には白い太陽(月?)のようなものが描かれた水彩画。色使いといい、立体感といい、重厚感までお見事!!といった感じ。最初、絵を覆っていた布をめくった瞬間、功太・岩部そして会場のお客さんも「おお~!!」と歓声をあげるほど。西澤「僕高所恐怖症なんですよ。だからビルの上に立ってて・・で、僕トマトも嫌いなんですよ」。完成度の割りに、絵の暗示するメッセージは普通でした。

○ユニットコント
■人物像
功太・・・小学校4年生。気を遣ったり、媚びたり、攻めたり、とにかく気分屋で自分が中心でないと機嫌が悪い。従兄弟のトシ君を慕う。
西澤・・・功太のクラスメイト。性格は暗く、引っ込み思案だが、相手が受け入れてくれると急に調子に乗るタイプ。
岩部・・・役名トシ君。中学校1年生、サッカー部所属。やんちゃでケンカが強い。一見ヤンキーっぽく取っ付きにくい。初対面の人にはフレンドリーではないが、一度打ち解けると、とことん可愛がる。

■設定
功太と西澤はクラスメートだが、親同士の方が仲が良い。今日は西澤の両親が2人で温泉旅行に行くので、西澤を功太の家に1泊預けることに。そこへ岩部扮する功太の従兄弟(中学校1年生)が泊まりにやってくる。

■あらすじ
夕方、功太と西澤は、ケンカの強いクラスメートの悪口を言って「やっぱ○○君(西澤)もそう思ってた!?」などと共感し打ち解け、今夜は泊まりということもあり、楽しく過ごす。しかしそこへ年上の従兄弟・岩部(役名トシ君)が、サッカーの試合を終えて、ズカズカとやって来る。トシ君は、全く西澤と打ち解ける気は無い。功太は従兄弟のお兄ちゃんが来たということで、テンションがあがり、トシ君とばかり喋りだす。引っ込み思案な西澤は完全にアウェイ状態。三角座りで涙をぬぐう西澤。功太「うわ、泣いてるやん、トシ君が喋ってあげへんからやでー」

トシ君はお菓子やジュースを持って来るが、西澤の分は無く、気を遣った功太はお父さんのマグカップに麦茶を入れて持ってくる。トシ君と功太が席を外した隙に、こっそりお菓子をほおばる西澤。

黒ヒゲ危機一髪をするが、西澤がいきなり飛ばしてしまい、そのせいで黒ヒゲ人形の一部が壊れたと言いがかりを付けられる。功太と西澤の関係が悪化。

(中略)

夕飯の時間になり、3人はカレーを食べる。功太に「自分食べるのめっちゃ速いな」と嫌なことを指摘され、否定する西澤。先にトシ君と功太はお代わりをしに行く。その後西澤がお代わりをしに行くが、カレーは残っておらず、功太のお母さんが焼きうどんを作ってくれて、西澤一人それを食べる。それが気に入らない功太は「それお父さんのうどんやん」と、ちょっと攻める。

食後、トランプをすることに。ここにきてなぜか、さっきまでずーっと西澤を無視&嫌っていたトシ君が西澤にちょっと優しくなる。丁寧にゲームのルールを説明してくれるトシ君に、嬉し泣きをしてしまう西澤。

実は西澤、そのトランプゲームに精通していて、急に饒舌になり、トシ君と功太にゲームのコツを伝授する。トシ君に一目を置かれる西澤。

調子に乗った西澤、トシ君のしているリストバンドを「それめっちゃかっこいいやん!!」と、馴れ馴れしく触り始める。トシ君も「ああこれ?今度色違いあげるわ」と、完全に気を許す。しかし功太はトシ君を取られたようで面白くない。功太「それ(リストバンド)僕にも触らせてくれたことないやん・・」と、泣き始める。

まだまだ調子に乗る西澤、自ら「黒ヒゲしよ!」と仕切り始め、さりげなく「トシ君何色?」と、名前を呼ぶ。面白くない功太「何でお前が決めんねん・・」。

しかし西澤の刺した剣で黒ひげ人形が飛び、トシ君の目に当たってしまう。リアルな声で泣く岩部・・。功太に「シバかれんで」と脅され、ビビって泣く西澤。どうしようもなくなって泣き始める功太。

暗転、終了。子供の日常をそのまま切り取ったかのようなリアルな描写で、お見事でした!力のあるトシ君を中心に、それぞれの立場が目まぐるしく変わっていく様は、子供の世界ならでは。要は子供のあるあるネタなんですが、「確かに昔こういう状況あった!でもよくここまで覚えてるなぁ」と感心してしまうぐらい、ここには書ききれないぐらいたくさんの要素が詰まった完成度の高いコントでした。この3人でしか見られないコントなので、もう見られないのかと思うと非常に勿体無いです。その儚さも良いのかもしれないですが。
しかし長かった・・・30分くらいやってた?

○ブリッジ映像
■テーマ『美人』
岩部・・・成人式風の振袖にファーをまとった女性(上半身)。黒鉛筆での描写。上手いけど・・リアルに普通の女性です。本気か冗談か、岩部「彼女の成人式の写真を見て描きました。今一番の美人ですね」

功太・・・髪を後ろにまとめた、これまた普通の女性。微妙過ぎて、笑いが起きる。西澤「これ・・・美人かぁ?(アゴが)しゃくれ上がってるやん」会場爆笑。

西澤・・・前髪を斜め分けにした、セミロングの普通の女性。功太「これ美人か!?口の横のシワとか・・キレイに描こうとしたけど、わざとこう(変に)したみたいな」西澤「想像で描くから、うまいこと描かれへんねん」

■テーマ『夢』
功太・・・クレヨンで小川や木、太陽を小学生並みのクオリティで描き、真ん中のスペースに功太・西澤・岩部の顔の中身だけ(輪郭なし)を描いたもの。3人でキャンプに行くのが夢なんだそう。

西澤・・・密室にひとつ、開かれたドアが。その向こうには宇宙が広がっている、芸術作品。ただの白い壁ではなく幾重にも色を重ね、宇宙もリアルに表現されていて、皆「おお~!」となっていました。

岩部・・・またも黒鉛筆。描いていたものは、M-1グランプリの舞台。ミサイルマンの二人が登場する瞬間。セットがめちゃくちゃ丁寧に描かれてました。

○ネーミング(大喜利)
日常でよく見るが、正式名称があやふやなモノ・状況をネーミングしていくもの。

■布団を干すときに挟む、大きな洗濯バサミ
西澤「心配性バサミくん」
功太「寝具寝」(しんぐしん)

■おばちゃんの自転車のハンドルに被せてある手袋
功太「ぬくべえ」
岩部「お手て美人」

■ボーリング場で、手を乾かす風が出る機械
功太「ラウンジ」
   「風の谷の穴しか」
西澤「プチカトリーナ」
岩部「お手て美人」

■マクドナルドでお持ち帰りの際に付けてくれる、ジュースを固定する紙の土台
※お客さんに、マクドで働いていたという方がいたので、最後その人に答えを聞くことに。
岩部「マザー」
西澤「ピクニックピクニック」
功太「セット」(語尾上がり気味で)
   「お弁当箱」
正解は功太の「お弁当箱」!めっちゃ嬉しそうに「え!?なんでなん?なんでなん?だってお弁当箱って・・・マクドの人アタマおかしいんちゃう?」コラコラ。

この正解で盛り上がったので、功太「正解知ってる人いたら教えてくださいね」と呼びかけるが、次のお題は・・

■美人なのに服がダサイ人
功太「(今まで映像があったのに)なんで映像すらないねん・・」

岩部「カブ」(燃費は良いのに、見た目がイケてないという理由)
西澤「微人」(微妙な人。読みはビジン。うまい!男の場合は「微男」)
功太「腐り鯛」(腐っても鯛を、マイナスなイメージで。西澤「失礼やん・・」)

このお題で功太「(岩部は)身長高くてかっこええのに服ダサイ。セックスピストルズに憧れてる中学生」西澤「微男」と言う。さっきのコントのノリで怒る岩部。

■カレールーをかけられる前のライス
西澤「カレー前」
   「キャンバス」(言う思た~)
功太「ルー待ち」(功太「偶然にもリウマチと音が似ているという・・」イヤ、うま無い)
岩部「羽田発→インド着」

■オカマで乞食
岩部「ドライフラワー」(中途半端、という意味合いらしい)
西澤「ヘレンケラーマイナス1」(二重苦という事で。功太「玄武マイナス1みたい」)

■犬の居ない犬小屋
功太「居ぬ小屋」(ホンマの笑点やん・・)
岩部「犬留守」(居留守、と引っ掛けたらしい)
西澤「テナント」(さすが~)

■熱さまシートを貼ったままウロウロする人
岩部「ピタラー」
西澤「B-walk~何も言えなくて熱~」(Bは微熱のBらしい)
功太「シーソーゲーム~勇敢な恋の熱~」

■ベテランがNGKで漫才をしてもらうお金
西澤・功太「え?ギャラやん・・」確かに。

岩部「小判」
功太「昼飯代」(西澤「そんな安ないやろ」)
   「漫才さん」
西澤「真金」
   「お金」(読みは「おがね」。功太「なんで濁るん!?」西澤「師匠とか言いそうやん」)

西澤の「おがね」で会場爆笑。その後も色々回答を出してみるが、それ以上のものが出ないと見て終了。

○ブリッジ映像
■テーマ『カッコイイ』
功太・・・未来から来た人の絵。未来風のスーツを着ている。横にはエビ型のマシンが。それに乗って操縦するらしい。上にメッセージ的に「Are You Ready?」と書いてある。。功太の考えるカッコイイって・・・ちょっと違う。

岩部・・・シドヴィシャスの似顔絵。しかし黒鉛筆の優しいデッサン風。功太「シドにしてはタッチがやらか過ぎるやろ」西澤「存在感薄いな~」

西澤・・・だだっ広い場所で、遠くにぽつんと人影。手前には戯れる数人の人。西澤曰く、仲間と居心地の良いところに留まるより、一人で次へ踏み出す勇気を描いたそう。深いね~。

■テーマ『感動』
岩部・・・大好きな高校野球の絵。滑り込みで、ベースに手が届くか届かないかの絶妙な瞬間を描いた。上手すぎ!

功太・・・夕方の公園の風景。池に水が注がれ、周りに人が居る。特に笑いどころ・ツッコミどころも無く、ちょっとよく分からない絵でした。

西澤・・・黒鉛筆による描写。めちゃくちゃ精巧なトロフィーの絵。ダイアンはまだ賞レースで賞を取ったことが無かったが、バッファロー吾郎さんのイベントで賞を取り、そこでもらったトロフィーなんだそう。初めての賞で、かなり感動したとか。

○アドリブでレポート
レポーター目線の映像が流れ、一人ずつそれに合わせてぶっつけ本番でレポート(ナレーション)するもの。順番を待っている人は目隠し&ヘッドフォンで、先にレポートをしている人の声・様子は見られない。

レポートの順番決めのジャンケンでも、コントのノリでじゃれる3人。

■メイドカフェを取材
店先、客層、店員さんの様子、サービス内容、店員さんへの質問、店内備品、まとめといった感じの映像。西澤・岩部はまだテレビでのレポーター経験が無いため、相当戸惑っていたが、功太は経験があるので、それなりにこなしてました。最後に「スタジオへお返ししま~す」と余裕のひと言。
店員さんへの質問で、店員さんが「サケ茶漬けですね」と答えるシーンがあり、西澤「あれ何て質問したんやろ」功太「漫画家の名前ちゃう?同人誌とか書いてる・・」笑。

■ガンダムオタクの家へ訪問
インターフォン、玄関でオタクに挨拶、室内、ガンダムグッズ、ユニットバス、オタクへの質問、最後にまとめの映像。
トップバッターの西澤、ぼろぼろ・・笑。慣れていないせいか「えー・・」が多すぎ!
功太は今回もそれなりにこなしてました。偶然にもオタクへの質問と答えが合っていて、歓声が。最後にまとめで「え~今気付いたんですが、オタクのお宅へ訪問という事で・・」気付くの遅っ!!
ラストは岩部。なぜかちょっと古臭い喋り口調。ベテランの落語家さんみたいな。。しかし結構上手かった!メイドカフェでロケの段取りを掴んだか!?功太「痛快エブリディのタージンさんみたい」岩部「そのつもりでやったもん」
ゴミ箱に丸めたティッシュが捨てられている映像があったが、3人ともシモの方へ連想したのが面白かった。
とても意外だったのが、この3人、全員ガンダムを知らないということ!そのためかなりレポートも苦戦してました。この年代だったら一人ぐらいは・・と思いましたが。特に功太なんてフィギュア集めが趣味なんじゃ・・?個人的に、ガンダムを全然知らない男の人って好感が持てます。。

○エンディング
軽くライブ告知をして、時間も時間なため(1時間20分押し!)、終了。

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感想
仲良し3人組で、終始コントのノリを引きずりじゃれ合い過ぎたせいか、1時間ライブが、2時間20分ですよ!かなりおトク感がありました!そして面白かった。大喜利のコーナーでは中だるみを感じましたが。。コントの完成度の高さと、ブリッジ映像の面白さ、レポートコーナーでかなり笑えたので満足です。ずいぶん手が込んでましたね。ブリッジ映像なんて、絵を描くのにめちゃくちゃ時間が掛かったはず。西澤サンと岩部サンは絵画を習っていたかのような完成度。功太も決して下手ではないのに、かすんで見えました。またこの3人のライブ(というかコント)が見たいので、是非ユニット組んでほしいですね。

中山功太単独ライブ「盾で殴るかの如く」@baseよしもと 9.23

2006年09月24日 | 中山功太単独ライブレポート
中山功太単独ライブ「盾で殴るかの如く」
ネタだけを見せるライブなので、オープニングトークは無し。

コント「バーテン」
功太扮するバーテンが、入れ替わり立ち代り入ってくる、悩みを抱えたお客に対し、その客の状況にあったカクテルを皮肉たっぷりに出す。

赤ちゃん→カルーアミルク
死体→ホルマリン
おじいさん→温泉の湯

ブリッジ映像
宮崎アニメをほとんど知らない功太が、宮崎アニメのキャラがマス目ごとに描かれたボードを見ながら、次々に独自の目線でキャラを解説していくもの。

私もほとんど宮崎アニメは知らないからかなり共感できた。
でも詳しい方が面白いんかな・・?隣に座ってた詳しそうな人が大ウケしてた。
ということで私が元のキャラを知らない為、解説不可能!
ちなみに私が唯一知ってる魔女の宅急便の解説だけ・・
キキと猫のジジの写真を見て、「キキとララ」と言っていたり、
ボーイフレンド(?)のメガネの男の子を「大江千里」として解説。。一番ウケてたかも。

コント「学園祭実行委員」
豊中にあるというマイナーな架空の大学「豊中農業大学」(?)の学園祭に、歌手のエンヤが来てくれることになり、興奮気味の実行委員・功太。
しかし他の実行委員たちはエンヤを知らないという。功太は面白くエンヤを紹介し、いかにエンヤを手厚く迎え入れようか一人空回り気味に試行錯誤するが・・(ネタばれのため、割愛します)

ブリッジ映像
引き続き宮崎アニメ。

コント「美容師」
男性美容師に扮した功太。新規男性客を店に向かい入れるが、功太はちょっとイキり気味、というかサブい事を言う美容師を演じる。

・・と、照明が暗転・スポットに。功太は静止。
そこであの曲とナレーションが!
「オーケーハロー、アイムDJモンブラン」
きた!
功太単独観覧3回目にして見られた!
客席からも「おお~」という声が。

「自分を面白いと信じて止まない美容師が新規男性客の心を掴めるか(中略)その一部始終ヒウィゴー」
内容は美容師のあるあるです。

個人的にDJモンブランは、パチスロばっかりしているニートが喫茶店か居酒屋で喋ってるのにツッコミ入れるのが好きです。

コント「ファッションをテーマにしたアニメ風」
アニメの主人公風に、まずは功太のナレーション。
「オッスおら悟空!」みたいな感じで。

その後功太登場・ファッション関係のコンクールで、デザイナーを目指す少年(功太)がライバルと対決するというもの。

功太デザインの
デニム  (精神的にもダメージジーンズ)
     (立体G型のデニム)

キャップ (野球帽・半分阪神でもう一方は巨人。名づけて「オール阪神巨人」)

ニット帽 (女性が編みかけ中、しかも舞台袖で!)

スニーカー(ヒモはうどん、エアマックスのエアの部分につけダレ)
     (中敷はキリストの絵)を次々と出してくる。

アニメ風なので、セリフ・動きは少々オーバー気味に。
しかし少年役の功太さんハマリすぎ!少年に見えて来ます。

エンディングはエンドロールと功太のやはりイキったナレーション。
単独ライブが終わって、スタッフと飲みに行く道中の会話・・というか功太の独り芝居。エンディングにしては長かった。

しかし彼の演じるウザい・イキりの男女は最高!
来月のイベント(ゲスト・ダイアン西澤・ミサイルマン岩部)も楽しみ!