福田首相は以前から中国に対しては、父・赳夫氏が日中国交調印者として認識されている事を継承してこの両国の関係を発展深めたいとの思いが強い方です。
入港歓迎行事で、吉川栄治海上幕僚長は「日中防衛交流の新たな１ページとなる記念すべき皆様の入港を心待ちにしていた」と挨拶しました。これに対し中国軍の「深セン」指揮官の肖新年（軍少将は「４日間の交流を通じ、両国の相互信頼は深められ、友好関係が前に進むと信じている」と述べております・・・
今回もその意志の延長戦上に行なわれた、日本と中国の防衛交流の一環として、日本に寄港した中国海軍艦艇乗員に、予定していた日本の海上自衛隊のイージス艦「きりしま」（７２５０トン）の視察が中国側の強い希望で予定されていたようですが・・・直前になり米側の強い希望で中止になった事を、伝えたようです。
日本と中国の防衛交流を計画を知った在日米軍などでは、この計画に遺憾の意を現したため、日本側は中止せざるを得ない事態になった事を２９日、公表したそうです。
米側にしてみれば、防衛機密漏えいの可能性を懸念するのは当然で・・・そのため計画は補給艦視察に変更して、３０日午前に実施される予定だとの事です。
わが国の海自と中国海軍による艦艇の相互訪問は、８月の日中防衛相会談で実施が決まっていたそうで・・・早速中国海軍のミサイル駆逐艦「深セン」は日本の晴海埠頭に１1月28日に入港しました。この深センは６０００トン級の大型軍艦であり、乗組員３５０人が乗員しているそうです。
深センは１２月１日まで滞在する予定との事ですが、中国側の希望により、同艦指揮官ら乗員幹部十数人が１１月３０日午前に海自横須賀総監部（神奈川県横須賀市）を訪問する際、横須賀基地を母港とする第１護衛隊群所属の「きりしま」を視察する事を事前に日本側に申し込んでいたそうです。
しかしこの事を在日米軍には報告してなかったようで・・・２８日に視察計画を知った在日米軍や在京米大使館から、防衛省や外務省に問い合わせや中止要請があったそうです。そのため防衛省では急遽、「きりしま」視察を中止して、インド洋での給油活動から２３日に帰国したばかりの補給艦「ときわ」の視察に変更したそうです。
イージス艦は米国で開発された世界最高の防空能力を持つ艦船であり、防衛省幹部は、「海自は戦闘指揮所（ＣＩＣ）などのイージス・システムの中枢部分を見せなければ大丈夫だろうと判断したようだが、事の重大性を分かっていなかった」とその認識の甘さに日本の防衛省と、在日米軍との間には大きな隔たりがあることを今回改めて強く認識した事でしょう・・・・
一般に日本人は中国軍に対する警戒感も薄く、親中派が多いため、中国の真意が良く理解していないのではないかと思います。また現在中国海軍は、その館内の設備の近代化に急いでおります・・・
◎ 川柳を一つ・・・ブログに載っていた中から・・
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いつからか 株で俺より 稼ぐ妻 宮城県 握られた財布さん
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呆れますね、我が国の防衛意識の低さです。
内閣、外務省、防衛省、そして自衛隊ですね、中国から申し込みがあれば友好の為なら何でも見せたがる。
今回の『事件』は自衛隊の恥部になりました。
恥を知れ、米からコメント無ければ嬉々として友好に励む無邪気な自衛艦の将官ら。
確かに肝心の秘所、見せなければ好いかもしれませんが他所から借りた技術です、少しはきりりとした配慮
が有ってしかるべきです。大恥を掻く所でした。
日本は事中国となると、政府も、関係各省もまるで警戒感のないのには呆れます。
今世界で最も警戒すべき国の一つに挙げられて、スパイもわが国の各研究機関にもぐりこんで情報を集め、学生でさえ情報機関の下部組織として各国に送り込んでいる事を、あまりにも軽く考えて,ただ友好維持を図るためなら、中国の申し出を受ける・・・
幸い米国駐在の在日軍に指摘されたからいいようなもの、こうなにもかも航海するようでは米国が日本を警戒するのも当然です。
このような状態では、明治期に日本軍人の心意気とあまりに遊離している恐れを知らない赤児のようで、本当に心配です。
この話と飛びますが、守屋問題でゆれている事に関連して、「日本ミライ」の宮崎容疑者は中々融資に困り、借りた先が北朝鮮系の金融機関だったそうで、これなども、検察庁に逮捕されたからいいようなもの、ここのも落とし穴があった事を知りぞっとそました。
政府系仕事にこのような金融機関がまだ入ってないか再点検をして欲しい物です。
もう１２月にはいりましたね
所で、中国海軍は日本の自衛隊艦船の能力を知りたいと思っている事が叶い、両国親善を旗印に艦船でやってきました。
現在の中国は米国艦船を調査できない現状では、日本の艦船を調査する事で、さまざまな事を知る事ができ、しかも今回は合法的に見られると思って日本にやってきたのでしょうが・・・在日米軍が待った・・・をかけたから良かったですよ。
日本人のお人好しはそれがなければ、全部見せたかもしれませんよ・・・・
もっと毅然とした海軍魂を見たいものです。トホホ・・
そう今日からもう１２月,今月は色々予定があるので、それなりに忙しいです。
所で、中国の艦船が晴海ふ頭にやった着ましたね。私などは喜びよりも不安の方が大きいです。尖閣諸島問題もいまだ平行線で、しかし中国は行動を起しているのに日本はいつまで話合い行動を取るのかしら？
だから今回の日本来港も喜べないのです。
そうでなくても日本には中国人スパイが多く潜入してますのに・・・日本にはスパイ防止法もいまだ法案化しない理由が解りません・・・
こんにちは、anafanです。
これは酷いですね。
中国駐在の私でも中国軍艦の日本入港のニュースは知っていましたが、イージス艦を見せることを計画するなんて、防衛省のゴルフ接待疑惑よりもこっちの方が心配になります。
日本はやっぱり平和ボケと言われても仕方がない程,海自でさえこれですもの・・・
外務省も自民党にも親中派が多く、防衛省だけでも、もっと緊張して欲しいものです。
事務次官の守屋氏の事は毎日報道してますが、このような事はもっとも大切なのに・・・あまり報道しません。
自国の安全に関心が薄い日本人に失望します。