長崎県美術館
敷地の中を運河が流れる、港町長崎のブリージングスポット 建築家・隈研吾さんが建築デザインした美術館は長崎港に面し、運河を挟んだ2つの建物からなる。
隣接する「長崎水辺の森公園」に連続するよう屋上を緑化、ベージュ色のやさしい色合いの建物が緑と水の風景に溶け込んでいる。
2つの建物をつなぐ橋の回廊からは、運河のキラキラと光る水面を見下ろすことができ、カフェスペースが設けられている。 自然の地形と景観を生かした造りともう一つ、この風光明媚な美術館の特徴は「光」。エントランスは高さ12mの吹き抜けで陽光がたっぷり降り注ぎ、作品の展示室には外光を間接的に取り込んだスペインを思わせるパティオがあり、東洋一と言われるスペイン美術のコレクションをひきたてている。
また、照明に関して多数受賞している夜間のライトアップは、建物の構造を生かした演出で、来館者に心地よい空間を提供しています。常設する美術作品を楽しんだ後は、長崎の夜景をバックに、橋の回廊でスペイン産のワインやカヴァ酒を味わおう。
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東山魁夷美術館
ラウンジのカフェからは、瀬戸内の
雄大な光景と、東山魁夷が色を提案したライ
トグレーの、迫力ある瀬戸大橋の姿が見える
瀬戸大橋のたもとに設けられた、昭和期の日本画を代表する画家の小さな美術館は、ほんのり青みがかっていて、公園のオリーブ畑からそのまま瀬戸内の海の色へと繋がる。
海岸線に平行して2つの壁から作られた建物は、厚い壁に覆われたエントランスから入ると、外の景色は遮断され、作品を存分に味わうための空間となっている。
1階から2階へ展示スペースを移動してゆくと、もう一つのガラス張りのラウンジがある壁へと抜けていく、すると視線の先には瀬戸内の眺望が広がり、東山魁夷の祖父の生誕地・櫃石島が目に入ってくる。
建築面積はわずか717平方メートルの小さな美術館だが、建物自体が東山魁夷のルーツを辿る仕掛けのからくり箱になっている。設計は、2004年ニューヨーク近代美術館の増改築を手がけた谷口吉生さんが担当。
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美術の秋・・・各地の美術館の中で私の目に付いたこの2館を取り上げました。
まず長崎美術館・・・この美術館は長崎港に面し、運河を挟んだ2つの建物からなり、
隣接する「長崎水辺の森公園」に連続するよう屋上を緑化、ベージュ色のやさしい色合いの建物が緑と水の風景に溶け込んでいるとあります・・・・
地形を利用した発想もユニークで自然との一体感を感じさせる構成の様で・・・
ただ、私はこれからただ美術品の展示といういう従来の活用法では限界があり、このような施設をもっと多岐に活用する事をお奨めします。
ここなど、日本の舞踊芸術、平家の悲劇を扱った物語の場として最高の場ではないかしら・・・また、長崎を扱ったオペラ・お蝶夫人など上演したら・・・と思います・・・その他この地形と背景を生かした芸術活動をやって欲しい物です。
私はこのような美術館はこれから施設にマッチした芸術活動を取り入れて集客数を上げ、完全独立経営でようしないと、上記2館も有名建築家の作品展示だけが目だって、私の趣味がらおよそかけ離れた、日本に自然を無視した建築家の創作展示の場・・・のように思われます。
私なら日本建築の現代版のような自然と建築、庭をこの場合、海を借景に構成したら・・・日本の風土にマッチしてよかったかと思います・・・
その点で、足立美術館は第一級の美術館だと私は固く信じております・・・
もう一つの香川県立東山魁夷せとうち美術館・・・これは日本画家として有名な東山先生の故郷・・・瀬戸大橋のたもとに設けられた、昭和期の日本画を代表する画家の小さな美術館は、ほんのり青みがかっていて、公園のオリーブ畑からそのまま
瀬戸内の海の色へと繋がる。」とあります・・
ここにも行ってみたい誘惑を感じます。
●容子の部屋別室を再会しました。よろしかったら覗いて見てください
欧米では無料化した場合財源はどのように調達しているのかしら?
日本では逆に将来は独立法人化の方向のようですが・・・
いずれにしろ、全国にこんなにもあるのかしら?と思うほど、建築界の高名な建築家の作品が自然との調和より、むしろ違和感をかんじるのは私だけでしょうか?
ただ、ここに取り上げた美術館は2館とも海・川を借景にした建築は行ってないから解らないけど・・・きっと落ち着く、いい美術館のように思います。
数日前の日経夕刊に、欧米の美術館、博物館が後々のメリットを考えて無料化に踏み切るところが増えているという記事がでていましたね。
今回取り上げた2館は、水辺をどんな風に美術館に入れてか興味があります。
やたら有名建築家の作品だけが自然を無視して建っている所は、あまり興味がありません。
これは私の場合は趣味ですので、シルバニアさまの場合は,私の理解しえないご趣味をお持ちかと思います。
それでいいのだと思います。
美術もそうだけど、庭園がいいですよねえ。
その次は瀬戸内海にある平山郁夫美術館かな。
小さいけれど大阪府池田市にある逸翁美術館(小林一茶の自宅)も趣があって好きです。
(残念ながら東山魁夷美術館はまだ行ったことがありません。)
この所素晴らしい美術館があちこちに出来てます。
そのうち京都の美術館も載せようかしら・・・
あちこち行って見たいわ・・・秋ですもの・・少しは高尚な美術品にでも触れてさび付いた私の美的センスを磨かぬば・・・ホホホ・・どこからかもう遅いって声が聞こえそうです・・・へへへ・・
このように色んなところに建物から素敵な美術館が多くなりましたよね。
京都にも意外な場所にすっごく素敵な美術館があるらしく、友達がすごく進めてくれています。
車じゃないとなかなか行けない山の中にある美術館らしいんですがね・・・
いいですよね~こんな素敵な場所に行き、そして、素敵な絵などを鑑賞し、心が落ち着くんですよね。