2017年1月11日(水) 210日目

2017-01-11 23:12:06 | 日記
今日は遅番(10:30~19:30)。

リーダー業務じゃないので気楽にやった。
でも右手を痛め気味なので、ちょっと今後に懸念がある。


◇ ◇ ◇

今日気に入った記事は「日刊ゲンダイ」より。
今、気になる経営者ってほとんどいないけど、
唯一気になると言ってもいい経営者はライフネット生命の出口治明氏。
理由は「教養」があるから。この人の教養は半端ではない。

経済三団体加盟企業の経営者連中なんてもはや幻滅の対象でしかない。
なにしろ一昨年の安保法案強行採決を「評価する」なんてコメントしたんだから。
いったいどういう了見なんだい。
立憲主義なんてどうでもいいと表明しているようなもんだろう。
それはすなわち法律なんて守らなくてもいいと言っているのと同じ。
「CSR」なんていう言葉はもはや死語になってしまったのかな。


ライフネット生命 出口治明氏「未来の教材は過去の歴史」



 激動の時代だ。世界中で顕著な排他主義と、独裁的な指導者の跋扈。これは歴史の必然なのか。キナ臭い世の中の動きと、「歴史を学びたい」と考えるサラリーマンが増えていることは偶然ではないだろう。現状を歴史という大きな時間の流れの中で捉えると、違う一面が見えてくることもある。世界史の圧倒的教養で知られる異能の経営者、ライフネット生命会長兼CEOの出口治明氏に聞いた。

■優秀なリーダーほど歴史を学んでいる

――いま世界は混迷の中にあるように見えます。今月20日には米国でトランプ大統領が就任し、欧州でもフランスやドイツ、オランダで大統領選などの重要な選挙が行われ、極右勢力の台頭が予想されています。

 歴史はまっすぐ進むわけではありません、揺り戻しがあったりして、ジグザグに進むものです。5年くらいの時間軸で見れば、とんでもないことが起きているように感じるかもしれませんが、四半世紀前と比べれば最貧層が半減するなど世界全体は確実に良くなっています。

――時間軸が違えば、評価も変わってくるということですね。

 物事はいくつもの時間軸を持って見ることが大切です。同時に、地理的な空間軸も判断材料として欠かせません。いま、トランプは「アメリカファースト」、習近平は「中国ファースト」、プーチンも「ロシアファースト」を掲げている。だからといって「日本ファースト」ができるでしょうか? アメリカはやがて人口が5億人に達しようという成長国家で、世界一の産油国でもある。中国も膨大な土地面積と人口に希少資源を持っています。ロシアも石油や天然ガスが有り余るほどあり、「自国ファースト」が成り立つ。資源がない日本は「日本ファースト」で突き進むことはできないのです。自由な交易で一番得をするのは日本。諸外国との友好関係を築くことが何よりも大切なことは、歴史と地理が示しています。

――では、極右勢力が台頭している現代は、世界史でいうと、いつの時代と似ていますか?

 過去のどの時代にも似ていません。例えば、アメリカの覇権が失われていく過程をローマ帝国の衰退期に重ね合わせる見方がありますが、当時と今では自然環境も社会的なインフラも全く違う。一概に比べることはできません。ローマの衰退は、蛮族の侵入によって帝国が誇る道路網(ローマの道)を破壊されたことが主因でした。世界の情報が中枢に集まらなくなったのです。ところが、今はインターネット網の強化によって、むしろアメリカに情報が集中しています。

――まったく同じケースがなくても、歴史に学ぶことで何が見えてくるのでしょう?

 歴史に学ぶとは、過去と同じような出来事に対して、そっくり同じような対応で真似をするという意味ではありません。テクノロジーが進化しても、人間の脳はほとんど進化していない。また、未来のことは誰にも分からない。しかし教材は過去しかない。歴史はケーススタディーであり、たくさん知っているほど、将来何かが起きた時にどうすべきかの判断をする際の参考になります。

――過去のさまざまなケースを知っていれば、その中から最適なものを選んだり、類推するヒントになる。

 歴史上優秀なリーダーと呼ばれる人は、よく歴史を学んでいます。唐代に呉兢が編纂したとされる「貞観政要」には、リーダーが持つべき“3つの鏡”の話が出てきます。第1は普通の鏡。自分の顔や姿を映して、元気に見えるかどうかを確認する。2つ目が「歴史の鏡」です。大きな判断を下すには、過去の歴史を勉強するしかない。3つ目は自分のことを批判してくれる「人間の鏡」です。「あんた、おかしいで」と言ってくれる人をそばに置かないと、人は必ず間違うからです。

■日本は特別な国という思い込みを捨てよ

――「歴史の鏡」でいえば、日本の現政権は、「歴史認識」が国際社会でも問題視されました。

 経済が長く低迷していることもあって、社会全体が別の価値基準を求めて逃避している面があると思います。戦後の日本は、吉田茂が「富国強兵」の「強兵」を捨てて「開国富国」に絞り、それが成功して、80年代に“ジャパン・アズ・ナンバーワン”と呼ばれるまでになった。経済は一流という自負が支えになっていました。ところが、GDPで中国に抜かれた。愛国心が劣等感と結びつくと、排他主義的なナショナリズムに変貌してしまうという説がありますが、日本は特別な国だという思い込みを捨てて、世界史の大枠の中でもっとフラットに考えるべきだと思います。

――不思議なのは、愛国心を声高に叫び、保守を名乗る人たちが基点にしているのは、決まって明治時代だということです。

 明治は、たかだか150年前のことです。日本にはもっと長くて豊かな歴史があり、豊かな文化がある。万葉集しかり、平安時代の国風文化しかり。「源氏物語」や「枕草子」は世界に誇る文学作品です。僕は、室町時代の“ばさら大名”も大好きです。今で言うパンクですね。安土桃山時代の黄金文化も、悪趣味だという人もいますが、あそこまで突き詰めれば素晴らしい文化です。

――明治の社会文化だけを念頭に、愛国心だの日本の伝統を守るだの言うのはおかしいということですね。

 そもそも、なぜ明治維新が起きたのかという背景を、世界史の流れの中で捉えると、教科書で習ったのとは違った世界が見えてきます。当時、幕府側の主張は、200年間の鎖国は間違っていた、「開国富国強兵」をやらなければならないというものでした。同じように鎖国をした中国がアヘン戦争でさんざんな目に遭ったのをよく知っていたからです。これに対し、薩長がぶつけた尊王攘夷は、鎖国に戻れという主張で、IS(イスラム国)と同様に、外から干渉してくる外国人は殺してしまえという過激な思想でした。

――意外なことに、幕府の方が進歩的だった。

 そうです。幕府には世界情勢を知っている優秀な官僚がたくさんいましたから。江戸時代初頭、世界における日本のGDPシェアは4~5%ありました。ほぼ今と同じです。ところが、明治維新の直前には2%台に半減していた。鎖国をしている間に産業革命と市民革命というイノベーションが起こり、日本は世界の大きな動きから取り残されてしまったのです。それに気がついた幕末の官僚が開国富国強兵を強く訴えたのです。

――幕府側が開国を主張していたなら、維新という名のクーデターは必要なかったのではないですか?

 血気盛んな薩長は勝手に攘夷を決行して薩英戦争、下関戦争を始め、コテンパンに負けてしまった。それで、攘夷は無理だと気づいたのです。列強との実力差を思い知った。そこで、尊王だけを残して、鎖国・攘夷の旗はこっそり降ろし、幕府の「開国富国強兵」路線に転換したから明治維新は成功した。その革命に正当性を持たせるために、天皇にスポットを当てて「王政復古」としたのです。「開国」を捨ててから、日本はまたおかしくなった。それが第2次世界大戦です。

――日本史だけを見ていてもダメなんですね。世界史の流れの中で捉えれば視野を広く持てる。

 国際人は、何も英語が話せるということではありません。自国の歴史を知っていることは必須ですが、相手に納得してもらうためには、世界史の大きな流れの中で自国史を説明する必要があります。例えば、ペリー来航ですが、当時のアメリカは対中国貿易で大英帝国とライバル関係にありました。太平洋航路を開いて日本を中継地点にするために来たと説明すれば、理解されやすいでしょう?

――リーダーだけではなく、一般のサラリーマンも世界史を学んで損はないということですね。

 外国人と日常的に接する仕事でなくても、歴史を学ぶほどに知識が増え、アイデアも湧いてくるはずです。例えば赤ちゃんがアイデアを出すことができると思いますか? 蓄えた知識を脳が引っ張り出して組み合わせたものがアイデアなのです。考える材料が多ければ多いほどたくさんのアイデアが生まれます。なにより、歴史は面白い。「事実は小説より奇なり」は本当ですよ。

(聞き手=本紙・峰田理津子)

▽でぐち・はるあき 1948年、三重県生まれ。京大法学部卒業後、日本生命保険相互会社入社。退職後、06年にライフネット生命プロジェクトを立ち上げ08年に開業。13年から現職。専門の生命保険関係の書籍の他、「『全世界史』講義Ⅰ、Ⅱ」(新潮社)、「仕事に効く教養としての『世界史』Ⅰ、Ⅱ」(祥伝社)、「世界史の10人」(文芸春秋)など世界史関連の著書も多数。







2017年1月10日(火) オフの日

2017-01-10 20:24:37 | 日記
今日はオフ。

昼頃まで寝たけれど、あまり疲れは取れていないかなー。
寒いのも身体に応えているのかも知れない。
筋肉が硬くなって思うように動いてくれていない感じがする。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇

本日気になった記事は「BLOGOS」というサイトより。

アベノミクスはトリクルダウンが起こることを前提としている政策で、
格差を拡大するようなことばかりやっているわけだから、
こうなるのは当たり前だと思うけど、
未だに「道半ばだ」なんて言っている
デタラメな政権を放置していてはいけないね。

格差が拡大すれば、社会関係資本だって劣化して、
日本はどんどん救いようのない国になってしまう。
政権迎合のインチキ知識人の発する楽観論に毒されてはいけないと思う。


日本の賃金(総コストに占める割合)は世界最低、
貧困大国アメリカを上回る「ワーキングプア大国日本」


OECDのデータを見ていたら、いくつか新しいデータとレポートがありましたので、紹介しておきます。
いちばん驚いたデータ(OECD生産性統計)をグラフ化してみたものが以下です。



上のグラフにあるように、日本の賃金(総コストに占める割合)はOECD35カ国でデータがあるものの中で、最低です。しかも、直近の2014年に過去最低を更新しています。まさにアベノミクスによって賃金が最も少ない割合になってしまっているのです。

上のグラフだと分かりづらいので、直近の2014年の数字だけでグラフ化してみたものが以下です。



上のグラフにあるように、日本は断トツで最下位です。

それから、OECDは2016年11月に所得不平等に関するレポートを発表しています。いくつか分かりやすくするため以下グラフ化してみました。

下のグラフは、1年を通して働いているにも関わらず貧困状態に置かれるというワーキングプア率を、OECDの主要国で見たものです。日本は「貧困大国アメリカ」を1.8ポイントも上回る13.3%で主要国最悪の「ワーキングプア大国」であることが分かります。最初に見たOECDの中で最も低賃金であることが「ワーキングプア大国」につながっていると言えるでしょう。





上のグラフにあるように、日本はアメリカに次ぐ貧困大国であるにもかかわらず、昨年の国会答弁で安倍首相は世代間に不公平があって、高齢者だけが現役世代や若い世代より得をしているかのような発言を繰り返しました。これも大ウソであることが、OECDのデータを見るとよく分かります。







上のグラフにあるように、子どもの貧困も、現役世代の貧困も、高齢者の貧困も、どの世代をとっても日本の貧困は深刻なのです。安倍首相が言う高齢者だけが得をしているなどという事実はありません。(※ここで、よくあるのが、高齢者は貯蓄をしているから所得の貧困率だけで見るのは間違いだというものですが、この点については、以前「高齢者が貯蓄を独り占め?→事実はアベノミクスで高齢者も若い世代も同じように貯蓄ゼロが激増、社会保障など老後の備えが欧米と比べて極めて劣悪な日本」というエントリーをアップしていますので参照ください)

世代間不公平や世代間格差などを根本的な問題とする安倍首相の主張が間違っているとしたら、どこに格差の問題は存在するのでしょうか? この点にもOECDのレポートは答えを用意しています。





上のグラフにあるように、日本はアメリカほどではないにせよ、富裕層上位と所得下位の格差が拡大している「格差大国」なのです。そのことは、ピケティ氏らによる「世界の富と所得のデータベース」が昨年12月20日にリニューアルされてより分かりやすくグラフ等が作れますので、富裕層上位10%の所得シェア推移を、日本とアメリカとフランスでグラフ化してみました。



当たり前ですが、富裕層上位10%の所得シェアが右肩上がりになるということは、一方の下位90%の所得が減っていくといことです。一目瞭然、日本はアメリカの富裕層を追いかけている「格差大国」「貧困大国」です。そして、世代間格差が根本的な問題ではなく、富裕層上位10%と下位90%の格差、そしてこの格差拡大の主な原因である日本の低賃金とワーキングプア増大こそが日本の根本的な問題なのです。










2017年1月9日(月) 209日目

2017-01-09 19:07:36 | 日記
88回目の夜勤終了。

今回は3人体制でリーダー業務。
メンバー的にはきつかったが、予想していたほどではなかった。

前にも書いたことだけど、この施設の24時間の中で、
一番きつい時間帯が17:30~18:30。
日勤のヘルパーがスーっといなくなって、
夜勤と遅番だけになる17:30が自分は一番嫌い。

そこから食事介助、食事量チェック、下膳、口腔ケア、トイレ介助、就寝介助と
怒涛のように忙しくなるこの1時間がどう考えても1日の中で一番きつい。

本当に「猫の手も借りたい」とはこのことで、
ここを4人でやるのか5人でやるのかは大きな違いがあるんだけれど、
昨日は珍しく5人だった。
で、4人の時に比べてやはり楽にできた。

この時間帯をスムースに通過できれば、その後の夜勤も比較的余裕が出てくる。
そんな感じがした。
まともな休憩(折りたたみベッドで横になる)も50分ほど取れたんだよね。


でも夜勤明けは相変わらず疲れ切ってしまって何もできない。
それに右手の親指を痛め気味で、徐々に身体にガタがきつつある。

まあ明日はオフなので、とりあえずゆっくり休むことにしよう。






2017年1月8日(日) 夜勤を前に

2017-01-08 12:26:16 | 日記
今日から明日にかけて夜勤。

眠れたかどうかは別にして、かなり長時間休息したので、
体力は回復していると思うけど、
今回はメンバー的にきつそうなので、
休憩はあまり取れそうもない。

腰痛に要注意。(ダジャレのつもりはありませんよー)


◇ ◇ ◇

さて、「NEWSポストセブン」というサイトで、
こんな記事が出ていた。
「週刊ポスト」とか「週刊現代」で「田布施システム」みたいな話題をガンガン取り上げれば、
日本も少しは変わって行くのかも知れない。
次に是非とも取り上げてほしいのは、ムサシを使った不正選挙。
これはホントに許し難い。一刻も早く真相を明らかにすべきだろう。
この記事に登場する三宅洋平氏だって、
ムサシによってかなり得票数を減らされているはずだ。



陰謀論の研究、日本を牛耳る田布施システムとは

 今、インターネットを中心に陰謀論は過去最高の盛り上がりをみせている。たとえば、この国の政(まつりごと)はどこで決められているか、というテーマがよく話題になっている。永田町か、霞が関か。
 否、田布施(たぶせ)である──そう“一部の人たち”は答えることだろう。
 田布施とは、山口県の人口約1万6000人の町。安倍晋三首相の祖父・岸信介や大叔父・佐藤栄作の両元首相らを輩出した土地だが、「この小さな町が日本を支配する」という説がまことしやかに囁かれている。『陰謀論の正体!』の著者・田中聡氏が解説する。
 「明治維新後、田布施近隣出身の伊藤博文、木戸孝允、松岡洋右らが政府の要人となり、日本を牛耳っているという説で、『田布施システム』と総称されます。
 この説の基盤になっているのが『明治天皇替え玉説』で、明治天皇の即位の裏には、幕末に伊藤博文らによって孝明天皇が暗殺され、当時の周防国熊毛郡田布施村に住んでいた大室寅之祐という人物が替え玉になり明治天皇として即位したという話です。この田布施システムによって、現在の安倍首相も政権を維持しているというものです」
 田布施システムが注目を集めたのは、昨夏の参院選だった。東京都選挙区から無所属で出馬し、ラップを駆使して演説を行なう「選挙フェス」で若者を中心に25万7036票を獲得した三宅洋平氏が、この田布施システムに言及したのだ。
 三宅氏は落選したものの、25万人もの有権者が田布施システムを唱える候補者を支持する結果となった。


※週刊ポスト2017年1月13・20日号







2017年1月7日(土) オフの日

2017-01-07 22:11:15 | 日記
今日はオフ。

もっともっと寝ないと疲れが抜けない感じ。
疲れている時に何かをやろうとしても、
なかなかうまく行かないなー。


さて、今日はやのっちという人のツイートより。
なかなかいい兆候だと思う。
アメリカの「主要メディア」も相当ひどいみたいだけれど、
日本の方がもっとひどいはず。
この大津波が早く日本にもやって来てほしいものだ。


【主要メディア完全終了のお知らせ!】主要メディアであるCNBC/NYTimes“ジャーナリスト”のジョン・ハーウッドが敢行したネット投票の最終結果!
ΣΣΣ[●°д°]キタキタキタ━━━!!!!!
情報の信頼性に関する投票結果は、“主要メディアの庭”でもウィキリークスが圧勝!





【主要メディア終了のお知らせ!】トランプ次期大統領は、国政に関する発表は主要メディアを介してではなく、フェイスブック、インスタグラム、ツイッターを介して行うと宣言した。この大津波は日本にもやって来ます!トランプ氏最高!








2017年1月6日(金) 208日目

2017-01-07 01:46:53 | 日記
87回目の夜勤終了。

今回もリーダー業務からは解放。
でも2日から続いた今回のシフトはきつかった。

2日(月)早番
3日(火)夜勤入り
4日(水)夜勤明け
5日(木)夜勤入り
6日(金)夜勤明け

疲労困憊で最後はスタミナ切れ。
最近不眠傾向にあるものの、
さすがに今日の夜勤明けはよく寝ている。

明日はようやくオフ。







2017年1月5日(木) 夜勤を前に

2017-01-05 12:41:06 | 日記
今日から明日にかけてまた夜勤(16:00~翌朝9:00)。

最近不眠傾向があると昨日書いたけれど、
疲れているのに眠れないのは辛いものがある。
ただ、眠れないなら眠れないなりに
横になりながらユーチュ-ブでこんなものを聴いていた。

ラジオ版学問のススメ:ゲスト 落合恵子さん(作家、クレヨンハウス主宰)

落合恵子さんはラジオのDJを長くやっていただけあって、
言葉がポンポン出てくるし、テンポも軽快で小気味いい。

落合さんは昭和20年生まれだから、
いわゆる「団塊の世代」に属する世代だと思う。

あの世代の人たちって、まあ世界的な傾向でもあったんだろうけど、
サルトルの実存主義哲学に恐らくは強く影響されていて、
「社会的参加」「歴史への参加」「アンガージュマン」、
つまりは「自分たちの手で人類を真理に導こうじゃないか!」
みたいな思想を持っていた世代なんだと思う。

それが世界的にも1968年のチェコの「プラハの春」に代表されるような
若者たちの反乱につながったと大雑把に理解している。
日本でも1970年の安保闘争とかね。

イデオロギーなき僕たち以下の世代とはやはり感覚的に異なるものがある。
ちなみに自分は「団塊の世代」の人たちは結構好き。

でもサルトルの思想は、
その後レヴィ=ストロースに始まる構造主義哲学によって否定されてしまうんだよね。
この辺が現代哲学史のとても面白い所なんだけれど、
意識するとしないとに関わらず、自分たちの世代がイデオロギー不在であるのは
こうした哲学的な動向によって形成された時代の空気といったようなものに
強く影響されているんだと思う。

でもあまりにも世の中の動きに無関心なのは良くないよね。
権力の一方的な暴走を許してしまっている現状を鑑みるに、
やはり一般市民による「社会的参加」の意識は必要不可欠なのではないかと思える。
大手メディアにいいように白痴化されてはならない。

個人的にはサルトルの哲学は現代でも非常に魅力があるように思える。
そんなことを感じた落合恵子さんのお話だった。
(ちなみにこのお話の中にサルトルなんて出てきませんよー)







2017年1月4日(水) 207日目

2017-01-04 19:18:18 | 日記
86回目の夜勤終了。

今回はリーダー業務からは解放された。
数えてみればなんと22回連続で夜勤リーダーを務めたことになっている。
約3ヶ月間、夜勤の時は必ずリーダー業務だった。

慣れたと言えば慣れたんだろうけど、
人間ってバカだから、
無理していることに気づかずについつい頑張り過ぎちゃって、
身体を壊すんだろうね。
夜勤リーダーなんてあまり真面目にやり過ぎると絶対に身体に良くないよ。

実は最近ちょっと心身に異変を感じつつある。
不眠傾向があるし(これって自律神経なのかな?)、
心臓の状態がおかしいようなおかしくないような・・・。

身体を動かす仕事は恐らく自分には向いているんだろうけど、
今の仕事はちょっと自分には負荷が強過ぎる。
それに人間関係のストレスもないわけではない。
感情を殺してロボットのごとく仕事をするように心がけているとは言え、
やはり「我木石に非ず」だからね。


明日からあさってにかけてはまた夜勤。





2017年1月3日(火) 夜勤を前に

2017-01-03 12:35:54 | 日記
今日から明日にかけて夜勤。

あまり眠れなかったので、ちょっとしんどそう。

ところでこれを読むと自分の酒量はやや基準オーバーみたいだ。
缶チューハイの500ml缶なんて軽く飲んじゃうもんね。
くわばらくわばら
でも酒はなかなか止められないんだよねー。

「ヘルスプレス」というサイトより


「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク

 あなたは「虚血性脳卒中」と「出血性脳卒中」の違いがわかるだろうか?
 前者は血栓や動脈硬化による脂肪の沈殿物が動脈に詰まり、十分な血液と酸素が供給されないために生じる脳組織の一部の壊死。いわゆる「脳梗塞」と呼ばれるもの。
 一方、後者は読んで字の如し、脳の内部で起きる「脳内出血」と、脳を覆う組織の内と外の層との間で起きる「くも膜下出血」の2つを主に指す。
 「酒は百薬の長」と考えて長生きを願う愛飲家の方々は、上記の前提を踏まえつつ、次の知見を「肴」に健康的で美味しいお酒をお愉しみいただきたい。


<1日2~4杯超>で「脳卒中」リスクがアップ

 少量あるいは適量の飲酒習慣は「虚血性脳卒中」のリスク低減に繋がる可能性がある。しかし、大量の飲酒習慣に浸されている人の場合、「虚血性脳卒中」ばかりか「出血性脳卒中」も含む両方のリスクを抱え込む事態となる――。
 そんな飲酒量と脳卒中リスクをめぐる明暗分岐の研究報告が、11月24日の『BMC Medicine』(オンライン版)に掲載された。スウェーデン・カロリンスカ研究所疫学准教授であるSusanna Larsson氏らによる寄稿論文だ。
 米国脳卒中協会(ASA)の公表では、脳卒中の約87%を「虚血性」が占め、残り13%が「出血性」に該当するという。つまり、毎日の大量飲酒の悪習慣を重ねれば、そのリスクを100%背負うわけである。
 Larsson氏らは信頼に値する25件の先行研究と、スウェーデン国内の全国規模で実施されたデータを詳細に解析。その結果、1日2杯までの飲酒習慣をもつ層の場合は「虚血性脳卒中」のリスク低減が読み取れた。
 同時に「出血性脳卒中」のリスクには、格別の影響を及ぼさないという傾向も認められたそうだ。
 問題なのは多量~大量飲酒と定義される層への健康被害で、前述の如く、彼らには両方の脳卒中リスク上昇が読み取れた。しかも「多量・大量」の基準が<1日2~4杯超>と知れば、他人事ではないと背筋を伸ばす方も少なくないはずだ。


「百薬の長」は日本酒で1日1合未満

 同論文には酒の種類が具体的に示されていないし、北欧の愛飲家たちの好みも判然としないので、そこは近年人気の「日本酒」を例にとり、専門医の意見を仰いでみたら――。
 男性の場合で1日3合以上の摂取が「脳卒中リスクを2倍」に上昇させ、女性の場合は1日2合以上の日本酒習慣が「同リスクを1.5~2倍」にアップさせるそうだ。
 日本酒3合を他の酒類に換算すれば、ビールで500mlの中瓶1本、ウイスキーならば60mlのダブルが1杯、焼酎が110mlの0.6合に当たるが、さて、あなたの量はいかほどか?
 ちなみに1日1合未満の嗜みであれば、「脳卒中リスクを下げる傾向」があり、いわゆる<百薬の長>の効能範囲なのだ。


<1日4杯超>で脳内出血が約1.6倍、くも膜下出血が約1.8倍のリスクアップ

 もう一度、Larsson氏らの研究成果に話を戻せば、1日4杯超の飲酒では脳内出血リスクが約1.6倍増し、くも膜下出血リスクが約1.8倍も高くなり、「出血性」との関連性が「虚血性」よりも濃厚である事実が浮き彫りにされた。
 ただし、彼らの研究は飲酒量と脳卒中リスクの関連性を示唆しているものの、その因果関係を証明したものではない。最後にLarsson氏はこう締めくくっている。
 「飲酒とフィブリノーゲン(血栓形成を助ける体内のタンパク)低値との関連性については、従来の研究でも示されている。これにわれわれの研究を加味すれば、少量~適量の飲酒習慣と虚血性脳卒中リスク低下との関連性が説明できる可能性が高まった」
 ただし、次のように続ける。
 「飲酒の血圧に及ぼす悪影響が出血性脳卒中リスクを高め、これらの便益を上回る可能性があるという点では、今後の研究課題を含んでいる」
 ところで「自分はお酒を飲まないし、酒席でもソフトドリンク派だから今回の話題は関係ないや」と、冷ややかなあなた(=女性陣)に一言。
 実は、ソフトドリンクと脳梗塞の発症リスクとの関連性を調べた研究では、男性陣に目立った傾向が読み取れないものの、女性層では「ほぼ毎日飲む」人の場合、「ほとんど飲まない」人の1.83倍もリスク高だって知っていましたか? 何事も「ほどほど」がいいのかも。

(文=編集部)







2017年1月2日(月) 206日目

2017-01-02 22:25:31 | 日記
今日は早番(7:30~16:30)。

日勤帯のリーダー業務。

朝出勤していきなり驚いた。
夜勤のリーダーが31日(大晦日)、1日(正月)と連日の夜勤だったのだ。

つまり31日16:00~1日9:00まで年越しで仕事して、
その1日16:00~2日9:00までまた仕事。

ちょっと殺人的だ。
しかもその人は60歳代の女性ヘルパーSさん。
いくら何でも無理し過ぎだと思う。
今は大丈夫でも、後で後遺症が出てくるのではないだろうか?

恐らく自発的に引き受けたのだとは思うけれど、
(そういうタイプの人なので)
自分にはマネできないし、マネするべきでもないと思う。

こんな働かせ方をする方が間違っている。
もっと自分の命を大切にしようよ。
戦時中の「特攻隊精神」を彷彿させる感じがしてしまう。

やはりもっと合理的に、
年末年始の出勤には割増賃金を払うようなことを考えるべきだと思う。