今日はオフ。
さて、大手メディア批判はこのブログでも散々行ってきたつもりだけれど、
今日はその極めつけ的な内容を。
カリスマブログ「カレイドスコープ」より。
オリバー・ストーン監督が新作映画「スノーデン」を紹介するために来日したそうで、
そのことにまつわる話題。
かなり長いのでメディアに関する部分を一部だけ引用。
この映画はかなり衝撃的な内容を含んでいるようだけど、
日本のメディアはこれを無視するんだと思う。
だから大きな話題にはならないのだろう。
残念なことに、ストーン氏の多くの会見やインタビューで質問したどの司会者、記者も、ほとんど素人以下の酷いレベルの人間ばかりで、オリバー・ストーン氏が本当にいわんとしていることを上手に引き出したインタビュワーは見当たりませんでした。
その中で、一人だけ優れたジャーナリストがいます。ニュースサイトIWJを主宰する岩上安身氏です。
「なぜ、岩上氏の質問が優れているのか」について。
彼の質問は長いです。しかし、それは、岩上氏がオリバー・ストーンの作品の理解者であり、彼の捨て身の姿勢に共鳴していることを示すために必要な前口上なのです。
それには二つの意味があって、ストーン監督のような突き抜けた人間に対して、「あなたの作品に感服している」などのリップサービスが通用しないことを承知している岩上氏が、彼と問題意識を共有していることを示すことによって、彼に対する敬意を払ったのです。
そして、それは「私(岩上氏)は、すでに多くのことを知っているので、あなた(ストーン氏)には、確信を突く解答を求めている」ことを知らせるために必要な前口上だったということです。
岩上氏は編集者出身なので、質問の展開を自分で編集することに長けているのです。テレビ局のサラリーマン・キャスターや、記者クラブの連中には、こうした高度な能力はありません。「NEWS 23」の雨宮塔子キャスターのインタビューと比較すると、そのスキルの差は歴然です。
開口一番、ストーン監督が「カメラが6台だ。やり過ぎだ」と皮肉った意味が雨宮塔子には通じなかったようです。日本のテレビ局は、カメラの台数を増やすことが歓迎の意を示し、相手に対する敬意の表明であると勘違いしているのです。真実を伝えることにまじめに取り組んでいる人間にとっては、暑苦しいレフ板や必要以上のカメラは邪魔なはずです。
最初に、彼はこう言いました。
オリバー・ストーン監督は、にこやかに雨宮にこう言いました。「あなたはジャーナリストだ」。
そして、岩上氏の質問に答えて、こう言いました。「私が望んでいるのは、日本のジャーナリストのうちの、たった一人でもいいので、たとえば防衛省に行って、こうしたことが起こっているが事実なのか、と訊いていただくことです」。
雨宮塔子には、そんな基本的なことさえできないでしょう。彼女は、ジャーナリストなどはありません。単なるミーハーのおねーちゃんです。失礼、おばさんです。
さらには、「トランプからツイッターを取り上げるべきだ」と言う日本の有名男性キャスターも出て来る始末。日本のメディアでは、こんなスキルの低い、首をかしげざるを得ないような“自称”ジャーナリストでも仕事が務まるのです。お気楽な人たちです。
そして、報道ステーションの富川悠太アナも、自己保身に凝り固まっています。補佐役の女子アナ、小川彩佳もワシントンの現地取材で舞い上がってしまったのか、やんわりトランプ攻撃です。
こうした馬鹿な子供たちに、いったい何が分かるというのでしょう。
隣の自称ジャーナリスト、後藤謙次の陰気さに感染したのか、富川悠太も、いっしょになって「TPPは潰えていない」と言い出す始末。彼らは、毎日、私たちに嘘を吐いて混乱させています。それを無意識にやっているという点で、なんと悲しく、そして罪深い人たちなのでしょうか。
日本には、ジャーナリストなど片手で数えるくらいしかいないのです。
自分としてはここまで辛辣に言うつもりはなく、
TBSテレビの「NEWS 23」がオリバー・ストーン監督のインタビューを放映したことを
「よくやった!」と素直に評価したいと思っている。
この内容だと官邸から絶対にいちゃもんがついていると思うんだよね。
「オリバー・ストーン監督が明かした“衝撃情報”」
(恐らく期間限定の8分14秒の動画)
さて、大手メディア批判はこのブログでも散々行ってきたつもりだけれど、
今日はその極めつけ的な内容を。
カリスマブログ「カレイドスコープ」より。
オリバー・ストーン監督が新作映画「スノーデン」を紹介するために来日したそうで、
そのことにまつわる話題。
かなり長いのでメディアに関する部分を一部だけ引用。
この映画はかなり衝撃的な内容を含んでいるようだけど、
日本のメディアはこれを無視するんだと思う。
だから大きな話題にはならないのだろう。
残念なことに、ストーン氏の多くの会見やインタビューで質問したどの司会者、記者も、ほとんど素人以下の酷いレベルの人間ばかりで、オリバー・ストーン氏が本当にいわんとしていることを上手に引き出したインタビュワーは見当たりませんでした。
その中で、一人だけ優れたジャーナリストがいます。ニュースサイトIWJを主宰する岩上安身氏です。
「なぜ、岩上氏の質問が優れているのか」について。
彼の質問は長いです。しかし、それは、岩上氏がオリバー・ストーンの作品の理解者であり、彼の捨て身の姿勢に共鳴していることを示すために必要な前口上なのです。
それには二つの意味があって、ストーン監督のような突き抜けた人間に対して、「あなたの作品に感服している」などのリップサービスが通用しないことを承知している岩上氏が、彼と問題意識を共有していることを示すことによって、彼に対する敬意を払ったのです。
そして、それは「私(岩上氏)は、すでに多くのことを知っているので、あなた(ストーン氏)には、確信を突く解答を求めている」ことを知らせるために必要な前口上だったということです。
岩上氏は編集者出身なので、質問の展開を自分で編集することに長けているのです。テレビ局のサラリーマン・キャスターや、記者クラブの連中には、こうした高度な能力はありません。「NEWS 23」の雨宮塔子キャスターのインタビューと比較すると、そのスキルの差は歴然です。
開口一番、ストーン監督が「カメラが6台だ。やり過ぎだ」と皮肉った意味が雨宮塔子には通じなかったようです。日本のテレビ局は、カメラの台数を増やすことが歓迎の意を示し、相手に対する敬意の表明であると勘違いしているのです。真実を伝えることにまじめに取り組んでいる人間にとっては、暑苦しいレフ板や必要以上のカメラは邪魔なはずです。
最初に、彼はこう言いました。
「日本人は、いい食事、いい文化、教養もある賢い人たちです。
でも、ひとつだけ問題がある。(その表情に凍り付く雨宮塔子)
(雨宮塔子を指して)あなたはジャーナリスト。
ジャーナリストは、すぐに真実を知りたがるけど、僕はドラマティストだ。
まず、物語を伝えて核心に触れてから真実を明かします。
(これは、スキルの低い雨宮に、ウォーミングアップの時間を与えようとしている)
だから、最後に日本の問題について言おうと思う」。
このようにストーン氏は言いました。
その後、まるで有名監督にインタビューすることで、わくわくのミーハー雨宮の表情が徐々にこわばってきます。日本の置かれた状況がいかに深刻であるか、爪の垢ほどでも理解し始めたからです。
そして、最後にオリバー・ストーン監督は「日本の問題」について、こう言いました。
「日本は、昔持っていた主権がない。アメリカの衛星国であり、人質なのです。これを言いたかった」・・・・
でも、ひとつだけ問題がある。(その表情に凍り付く雨宮塔子)
(雨宮塔子を指して)あなたはジャーナリスト。
ジャーナリストは、すぐに真実を知りたがるけど、僕はドラマティストだ。
まず、物語を伝えて核心に触れてから真実を明かします。
(これは、スキルの低い雨宮に、ウォーミングアップの時間を与えようとしている)
だから、最後に日本の問題について言おうと思う」。
このようにストーン氏は言いました。
その後、まるで有名監督にインタビューすることで、わくわくのミーハー雨宮の表情が徐々にこわばってきます。日本の置かれた状況がいかに深刻であるか、爪の垢ほどでも理解し始めたからです。
そして、最後にオリバー・ストーン監督は「日本の問題」について、こう言いました。
「日本は、昔持っていた主権がない。アメリカの衛星国であり、人質なのです。これを言いたかった」・・・・
オリバー・ストーン監督は、にこやかに雨宮にこう言いました。「あなたはジャーナリストだ」。
そして、岩上氏の質問に答えて、こう言いました。「私が望んでいるのは、日本のジャーナリストのうちの、たった一人でもいいので、たとえば防衛省に行って、こうしたことが起こっているが事実なのか、と訊いていただくことです」。
雨宮塔子には、そんな基本的なことさえできないでしょう。彼女は、ジャーナリストなどはありません。単なるミーハーのおねーちゃんです。失礼、おばさんです。
さらには、「トランプからツイッターを取り上げるべきだ」と言う日本の有名男性キャスターも出て来る始末。日本のメディアでは、こんなスキルの低い、首をかしげざるを得ないような“自称”ジャーナリストでも仕事が務まるのです。お気楽な人たちです。
そして、報道ステーションの富川悠太アナも、自己保身に凝り固まっています。補佐役の女子アナ、小川彩佳もワシントンの現地取材で舞い上がってしまったのか、やんわりトランプ攻撃です。
こうした馬鹿な子供たちに、いったい何が分かるというのでしょう。
隣の自称ジャーナリスト、後藤謙次の陰気さに感染したのか、富川悠太も、いっしょになって「TPPは潰えていない」と言い出す始末。彼らは、毎日、私たちに嘘を吐いて混乱させています。それを無意識にやっているという点で、なんと悲しく、そして罪深い人たちなのでしょうか。
日本には、ジャーナリストなど片手で数えるくらいしかいないのです。
自分としてはここまで辛辣に言うつもりはなく、
TBSテレビの「NEWS 23」がオリバー・ストーン監督のインタビューを放映したことを
「よくやった!」と素直に評価したいと思っている。
この内容だと官邸から絶対にいちゃもんがついていると思うんだよね。
「オリバー・ストーン監督が明かした“衝撃情報”」
(恐らく期間限定の8分14秒の動画)