今日は久しぶりの完全オフで、
明日からあさってにかけてはまた夜勤。
いろいろと情報収集に勤しんだが、
今週はメディアに関する情報が多かったのではないかと思う。
まずは、TBSラジオの「久米宏ラジオなんですけど」。(土曜日13:00~14:55)
テーマは「テレビのニュース番組をみんなで斬ろう!」。
ゲストはドキュメンタリー作家の森達也さん。
推測するに、番組側が想像していた以上に
テレビ報道に対して辛口の投稿が多かったのではないだろうか?
(そうでなければ困る)
実は私自身も、「テレビのニュース番組なんてもういらない!」
と、かなり激烈な投稿文をこの番組宛てに送った。
なにしろ、日本を良くするための第一歩は、国民がテレビのニュース番組を見なくなること、
と真面目に考えている人間なもので・・・。
ラジオ番組としてはかなり踏み込んだ発言もあったものの、
個人的な感覚としてはちょっと物足りなかった。
NHKなんていうのはもっとボロクソに批判されてしかるべきだと思う。
例えば、NHK会長のモミイとやらが就任の時に、
「政府が右と言うのを、左と言うわけにはいかない」
と発言したが、この発言は未だに撤回されていない。
私に言わせれば、この発言は
「NHKは北朝鮮の朝鮮中央テレビと同じスタンスの放送局だ」
と宣言したも同然ということになるが、なぜこんなことがまかり通るのか信じられない。
日本社会は自暴自棄というか、思考停止状態になっているとしか思えない。
NHKのニュースなんて今やまるで見る気がしないけれども、今頃恐らく、
「我らが敬愛する安倍晋三首相さまが、本日、熊本の被災地を視察され、
被災者の人々は涙を流して喜んでいました。バンザーイ!」
と、デタラメな報道でも流しているんじゃないか?
一方で、久々の大ヒットは、「らっきーデタラメ放送局」。
権力を監視するという重要な使命を担うメディアであれば、
このくらい毒のある報道をしてもらいたいものだ。
らっきーデタラメ放送局★第198回『これまでのSNSの声』
そして、私が日本のメディア問題について色々と教えてもらった番組
「ビデオニュース・ドットコム」では、今週もメディア問題を取り上げていた。
ジャーナリスト・神保哲生と社会学者・宮台真司による
『国連報告者の会見で露呈したメディア問題の本質』
『自由論』で有名なJ・S・ミルの「大学教育について」という講演における言葉。
「自分自身と自分の家族が裕福になること、あるいは出世することを
人生最高の目的とする人たちに大学が占領されないよう、絶えざる警戒が必要である」
この言葉は大学だけじゃなく、メディアにも当てはまると思う。
それほどメディアが担う社会的使命というのは大きなものだと思う。
しかし今や日本の大手メディアは社会のことじゃなく、
自分の保身のことを優先して考える連中によって占領されてしまったように感じる。
昨日の「久米宏ラジオなんですけど」のラストの一言、これは良かった。
非常に核心を衝いた一言で、唸ってしまった。
「テレビのニュースキャスターをやる覚悟とは何ですか?」とのリスナーからの質問に、
「殺されてもいいという覚悟です」
【時間も金もないので、どうせ読めないだろうけど、面白そうな本】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3a/92fad45a5862cc5495bb15036ade1ec9.jpg)
『NHKと政治権力――番組改変事件当事者の証言』
(著)永田浩三
岩波現代文庫
政権党有力政治家が2001年にNHK最高幹部に「圧力」をかけることで、
慰安婦問題を扱った「ETV2001」は著しく改変された。
担当プロデューサーによる苦渋に満ちた証言は、この事件の全過程を照らし出し、
放送現場で戦時性暴力をどう取り上げるべきかであったかを問いかける。
公共放送NHKによる政権党への癒着を厳しく批判する。
明日からあさってにかけてはまた夜勤。
いろいろと情報収集に勤しんだが、
今週はメディアに関する情報が多かったのではないかと思う。
まずは、TBSラジオの「久米宏ラジオなんですけど」。(土曜日13:00~14:55)
テーマは「テレビのニュース番組をみんなで斬ろう!」。
ゲストはドキュメンタリー作家の森達也さん。
推測するに、番組側が想像していた以上に
テレビ報道に対して辛口の投稿が多かったのではないだろうか?
(そうでなければ困る)
実は私自身も、「テレビのニュース番組なんてもういらない!」
と、かなり激烈な投稿文をこの番組宛てに送った。
なにしろ、日本を良くするための第一歩は、国民がテレビのニュース番組を見なくなること、
と真面目に考えている人間なもので・・・。
ラジオ番組としてはかなり踏み込んだ発言もあったものの、
個人的な感覚としてはちょっと物足りなかった。
NHKなんていうのはもっとボロクソに批判されてしかるべきだと思う。
例えば、NHK会長のモミイとやらが就任の時に、
「政府が右と言うのを、左と言うわけにはいかない」
と発言したが、この発言は未だに撤回されていない。
私に言わせれば、この発言は
「NHKは北朝鮮の朝鮮中央テレビと同じスタンスの放送局だ」
と宣言したも同然ということになるが、なぜこんなことがまかり通るのか信じられない。
日本社会は自暴自棄というか、思考停止状態になっているとしか思えない。
NHKのニュースなんて今やまるで見る気がしないけれども、今頃恐らく、
「我らが敬愛する安倍晋三首相さまが、本日、熊本の被災地を視察され、
被災者の人々は涙を流して喜んでいました。バンザーイ!」
と、デタラメな報道でも流しているんじゃないか?
一方で、久々の大ヒットは、「らっきーデタラメ放送局」。
権力を監視するという重要な使命を担うメディアであれば、
このくらい毒のある報道をしてもらいたいものだ。
らっきーデタラメ放送局★第198回『これまでのSNSの声』
そして、私が日本のメディア問題について色々と教えてもらった番組
「ビデオニュース・ドットコム」では、今週もメディア問題を取り上げていた。
ジャーナリスト・神保哲生と社会学者・宮台真司による
『国連報告者の会見で露呈したメディア問題の本質』
『自由論』で有名なJ・S・ミルの「大学教育について」という講演における言葉。
「自分自身と自分の家族が裕福になること、あるいは出世することを
人生最高の目的とする人たちに大学が占領されないよう、絶えざる警戒が必要である」
この言葉は大学だけじゃなく、メディアにも当てはまると思う。
それほどメディアが担う社会的使命というのは大きなものだと思う。
しかし今や日本の大手メディアは社会のことじゃなく、
自分の保身のことを優先して考える連中によって占領されてしまったように感じる。
昨日の「久米宏ラジオなんですけど」のラストの一言、これは良かった。
非常に核心を衝いた一言で、唸ってしまった。
「テレビのニュースキャスターをやる覚悟とは何ですか?」とのリスナーからの質問に、
「殺されてもいいという覚悟です」
【時間も金もないので、どうせ読めないだろうけど、面白そうな本】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3a/92fad45a5862cc5495bb15036ade1ec9.jpg)
『NHKと政治権力――番組改変事件当事者の証言』
(著)永田浩三
岩波現代文庫
政権党有力政治家が2001年にNHK最高幹部に「圧力」をかけることで、
慰安婦問題を扱った「ETV2001」は著しく改変された。
担当プロデューサーによる苦渋に満ちた証言は、この事件の全過程を照らし出し、
放送現場で戦時性暴力をどう取り上げるべきかであったかを問いかける。
公共放送NHKによる政権党への癒着を厳しく批判する。