今日も、歩いて行こうか…

近郊の山歩きや、昔の街道・古道を歩いてみたり…、鈍行列車で知らない町を訪ねると、探していたモノが…きっと見つかる。

2024年 春旅「関門海峡&四国沿岸ほぼ一周の船旅…」後半…

2024-04-15 17:51:40 | 知らない町を歩きたい…
●後半…門司港駅から小倉駅へ…

昼食場所として小倉駅周辺がベスト…で、
13:12発で門司港駅から小倉駅へ移動…
小倉駅に到着…ターミナルを撮影して~
  


駅周辺の飲食店をウロウロ~
結果、
駅ビル:ビエラ内「ごまそば 高田屋」へ…
店員の応対も良く、ゆっくり出来て…
美味しかった…。
食後、晩食のテイクアウトを考えたり~
店を探したり~めぼしい所は行列も…。
結局、気温が高いし生ものは避けて
ベーカリーでパンを購入。
その後、人出を避けて門司駅に移動…
門司駅(東側)を撮影…



門司駅の東側は国道に面していて、
バス停、タクシー乗り場で一見賑やか。
フェリー送迎タクシー=3階改札口前、
時間があるので、西側に行くと、
海が見えて…これは行くべきと出発。
門司駅の西側の外観…表情が変わりました…



駅を出て海に向かって歩きます…
東側と違って、静か……
海の近くで振り返り…



周辺にはレトロな建築物群…
レンガ造りの建物が良い雰囲気です…
”門司赤煉瓦プレイス施設群”など~





海は関門海峡の西端でした。
観光客の姿も見えず…
駅に戻り、観光マップで改めてチェック。
次回、是非散策したい場所になりました。
待合室で送迎タクシー待ち…
17:30頃、運転手がやって来たので
料金を前払い=¥440-
やがて、一人の方が現れ、乗客です。
結局、二人だけの乗車…
・運転手=高齢、発車までゆっくりペース…
 動き始めると、少しスピードアップ…
 急ぐこともないのに、煽り運転気味~
 フェリー乗り場に近づき、右折時に
 停車している対向車に衝突しそう…
 対向車の女性はビックリ顔でした。
・こんな運転手はアカン!
 H交通のK運転手=運転免許返上確定!
とりあえず無事にフェリー乗り場に到着。
手続きを終え、待合室へ…
タクシーで一緒だった方と少し話を…
熊本在住、和歌山出身…
今回初めて東京まで乗船されるとのこと。
時間が来て乗船…



・部屋は個室・窓あり、冷蔵庫、ハンガー、
 二段ベッド、寝具。
 ポットや湯飲み、洗面台など無し。
・窓が唯一の楽しみ(日中のみ)…
 食事など=冷凍食品などが豊富…
 レンジで温めて食べることが出来ます。
 お湯や水、紙コップなどは自由に使用。
・トイレや洗面所は広くて快適。
・浴室あり(使わなかった)。
定刻通りに新門司港を出港…(19:00)





ベッドに横になると、
小刻みのエンジン音が伝わります~
TVを見て過ごすぐらい~
他のフェリーにある船の位置情報画面が?…
これはつまらない…(TVの設定か?)
陸地に近いとGoogle Mapで位置確認…
やがて、就寝~~
豊後水道を過ぎ、太平洋に出ると揺れが~
それほど海が荒れていないので通常の揺れ…
揺れよりも小刻みのエンジン音が…。

4月14日(日)早朝、
窓から日の出を確認…(5:44)



室戸岬沖を通過中のようでした…。



朝食タイム…持参のパンと固形スープ…。
部屋に戻ってGoogle Mapで位置確認~
四国東部:伊島に近づいたので展望デッキへ、



船内前部の展望スペースへ…



イマイチ眺望が良くなく、部屋に戻り…
遠くを航行する船を眺めたり~
やがて、徳島港に近づき下船準備…
徳島港に接近…(9:00)



入港…(9:04)



下船口で待機中、一緒に乗船した方に会い、
少し話をしてからお別れ…。
9:20=下船~
下船後、振り返って撮影…



ここから南海フェリー乗り場まで歩きます~



歩いているとトンビの鳴き声…
電柱の上に一羽、休憩中…



その先の交差点を左折、直進すると…



南海フェリー乗り場に到着…(9:40)



待っているうちにフェリーが入港…



乗船開始~10:55出港~
岸壁を離れ、向きを変え…港外へ~



下船後のオーシャン東九フェリーの横を過ぎ…
(この後、11:20に東京へ向け出港~)



一路、和歌山を目指します~
揺れも無く、波穏やかな航海…



遠くに四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋が…



淡路島:南側=沼島の近くを通る頃、
僚船とすれ違い~





やがて、友ヶ島を遠くに見て~



和歌山に近づきます~
和歌山港に接近…(12:52)



和歌山に到着…(13:03)



下船口から通路を進むと、
南海電車:和歌山港駅の改札口~
ホームから”めでタイ電車”に乗車~



一駅で和歌山市駅~特急サザンに乗り換え、
大阪難波駅へ…14:29到着。
難波駅周辺は多くの人~
地下街を歩くと益々混雑~
阪神難波駅=奈良から到着の電車、
降りる乗客の半数が外国人でした。
乗車し~芦屋へ…。
●次回=ゴールデンウイークを避け、
   平日で好天が続く頃に…??


















2024年 春旅「関門海峡&四国沿岸ほぼ一周の船旅…」前半…

2024-04-15 13:19:32 | 知らない町を歩きたい…
春真っ盛り…晴れが続く予報で”春旅”へ…
当初の予定…大阪南港から名門大洋フェリー、
しかし、希望の船室予約が取れず…諦め、
二年前に利用した”阪九フェリー”に決定。
・阪九フェリー:瀬戸内海を西へ~新門司港、
・新門司港からオーシャン東九フェリー :
 四国西岸を南下~高知沖を東進~
 室戸岬から北上~徳島港へ。
 これで「四国沿岸ほぼ一周」です。
・徳島港:南海フェリーで紀淡海峡を横断、
 和歌山を経て、大阪~芦屋へ帰着。

4月12日(金)夕方、芦屋を出発…
JR住吉駅前からフェリー連絡バスに乗車…
満席状態(フェリー会社2社の乗客)でした。
簡単に手続きを終え、乗船待ち…
(家族連れなど多めの乗船客…)
乗船後、部屋に荷物を置きレストランへ…
出航前に晩食を済ませ、出航待ち。
隣の岸壁から、
19:50発の”さんふらわー”が出港…



本船=阪九フェリーが出港…(20:00)



以前と同じ「やまと」で、DXシングルの部屋。
(窓無し、洗面台・ポット、寝巻などあり)
甲板で神戸の夜景を見たり、部屋で過ごしたり…
明石海峡大橋を潜り抜け~(20:54)



船内をウロウロしたりした後、部屋へ…
瀬戸大橋は午前0時を過ぎる頃で、諦め…
後は、寝るだけ…。

4月13日(土) 朝、
新門司港に近づき…(8:15)



今夜、乗船のオーシャン東九フェリーが停泊



少し遅れて、名門大洋フェリーも入港です…



新門司港に到着…(8:30)



下船後、連絡バスでJR門司駅へ…
予定では門司駅から西鉄バス(9:02発)…
結果、少し間に合わず…。
9:23発の電車で門司港駅へ向かいました。
8分後=門司港駅に到着…
レトロ感たっぷりで趣きのある駅舎…







正面から見ると立派な建築物…


遠くに関門海峡大橋が見え、歩いて出発…
好天に恵まれ、海沿いを歩くのも心地良く~
やがて、海峡と架橋が目の前に~



すぐ先に、関門トンネル人道口…(9:53)



エレベーターで地下60mに降りると、
トンネル入り口…歩き始めます~



緩やかな下りを進むと、中間の県境…




ここから緩やかな上りを進むと下関側…、
エレベーターで昇り、建物を出て…
坂道を登り、火の山RW駅へ進みます~



・火の山(標高268m)ロープウエイ…
 設置から60数年を経て、
 今年11月に営業終了…、3年後に
 新しく再開予定とか。
RWで山上に到着~展望台へ…



ここからの眺望は見事…
海峡全体=東:周防灘、西:響灘を一望…。



山上=旧陸軍の砲台跡があり、興味が尽きない…













ベンチも多く、車でも来れるベストスポット。
響灘方向もスッキリ…





眺望を楽しんだ後、RWで下山…



海沿いに進めば下関の観光スポットですが、
徒歩では時間が無く、門司側に戻ることに。
下関側:人道口を出発…



門司側人道口に到着…



火の山を振り返り…



海沿いの遊歩道を門司港駅へ向かいます…
往路とは少し変えてみたり~
レトロ観光列車に出合ったり…
歴史ある建築物も多く、楽しみな街歩き~
蚤の市が開催されて、人出が多く賑やか~
レトロな建物は静かな時に歩きたい…で、
今回は外観を見るだけ…






門司港駅から「九州鉄道記念館」へ…
駅のすぐ近くだと思って歩いた先に
レトロ観光列車の駅…、ここではなく、
一旦、車道に出て、
車道沿いに進んだ先の交差点を右折、
その先にようやく入り口…



JR九州の敷地の端っこに位置、
意外と離れた場所でした。
入場すると目の前に古い機関車、
電車、寝台列車などが保存…







本館にはマニア必見の資料が展示…
一番素晴らしいと思ったのが…














SLの実物保存=昔の機械の塊、
ボルトやナットの組み合わせ、
力強い鉄の塊の駆動輪…
近くで見るほど美しい…
デザイン的にも見事な作品と言えます。

感動を胸にしまい、記念館を出て…
門司港駅構内で小休止の後、
小倉駅に向かうことに…。

●後半…に続く…




2023年 晩秋・秋色を求めて「山崎町:最上山へ…」

2023-11-22 22:49:48 | 知らない町を歩きたい…
晩秋の朝、快晴…
兵庫県北西部、宍粟市山崎町の最上山…
紅葉の名所:紅葉情報でも有名な場所。
神戸・三宮から神姫バスで約1時間半…
意外と簡単に訪れることが出来ます。
朝9時15分にJR芦屋駅に着くと、
線路トラブルで運転停止。
結果、30分以上の遅れで三宮へ。
神姫バス11時発も遅れたりで、
山崎に約10分遅れで到着。
バス停から最上山に向かって出発。
途中、山の上に”展望台”を発見…

街並みを通り、最上山:入り口に到着。

整備された山道には、見事なモミジ…
紅葉の見頃を迎え、見事なほどの秋色。
写真でタップリ味わってください…





観光客の姿もそれほど多くなく…
ゆっくり楽しめます…
所々にベンチもあり、トイレも完備。
展望台を目指し、進みます…

やがて、展望台に到着…

展望台の最上部からの眺め…

眺めの後は、もう少し山道を進み…
「百畳敷」という広場へ…



東屋で昼食タイム…(13:19)
休憩の後、「千畳敷」という広場へ…
紅葉はこの辺りまでで、下ります…
途中、目を奪われるほどの紅葉…









下りきると「弁天池」に…

水面に映る紅葉…
池のほとりで休憩…
静かな雰囲気だったのに、
地元のお姉さん二人が近くのベンチに…
一人が仕事先の愚痴を大きな声で…
仕事仲間の悪口で騒音状態…
バカ丸出しの二人に呆れ果て、
早々に出発することに…(14:15)
街並みを歩き、老舗の老松酒造へ…



その後、山陽盃酒造…

古い建築物やお寺があったり…



時間があれば、ゆっくり歩きたい町です。
神姫バス:山崎案内所バス停に到着…
15:00発のバスで三宮へ…
中国自動車道は順調に走り…
終盤、新神戸トンネル出口で渋滞…
三宮に約20分遅れ=17:02に到着。
今回は”秋色タップリ”の小旅行…
猛暑の影響で色具合に不安…でも、
見事な紅葉が味わえました。
★ホームページは… ↓ クリック








2023年 夏旅 第二弾!「バスで行く伊吹山…」

2023-08-29 13:49:47 | 知らない町を歩きたい…
8月終盤、夏旅最後に伊吹山へ…
(麓からの登山道が崩落の為、通行止め)
2023年8月28日 夏旅第2弾…
名阪近鉄バス=7/15~8/31の季節運行便を利用。
(1日3便、土日、平日、乗車時現金先払い)
早朝、JR芦屋駅:7:05発の新快速で京都駅、
新幹線こだまに乗り換え→米原駅まで一区間、
JR東海の在来線で関ヶ原駅に到着(8:53)



関ヶ原駅前9:30発のバスに乗車…
伊吹山ドライブウエイの眺望を楽しみながら…



山頂手前9合目の駐車場に到着(10:05)



山頂への登山道は3ルート…
・西登山道=石ころが多いが一般的、野草も多い。
・中央登山道=距離は短いが階段状。
・東登山道=距離あり転倒事故多発、下り一方通行。
●山頂周辺マップ(国土地理院地図を利用)


一般的な西登山道から出発(10:15)
熊出没!の看板、フェンス扉を抜け…



トレッキングシューズでも歩き難いのに、
スニーカーやサンダルの観光客の姿も…。
野草も開花して、ゆっくり進みます。





途中、分岐があり…麓からの登山道方向へ…。
少し歩き難く成った先に、
登山道と合流=崩落で現在通行止め!の看板。
(7月の豪雨で大規模崩落…)



その後、クマの落とし物?を確認…



ガスって来た登山道を進むと



山頂の一角に到着…(10:40)
伊吹山寺・覚心堂(兼・避難小屋)



山頂は広く、建物や設置物があります。
上空は晴れているが、中腹からガスが流れ込み
眺望は全く見えず…
山頂はトンボが飛び交い、秋の気配です。



ベンチで休憩しながら軽食タイム。
家族連れなどが次々と登って来ます。
気温測定=25℃(11:47、やや曇り)



眺望が楽しみでしたが、一向にガスが消えず。
諦めて下山することに…
下山は、東登山道に進みます。



ここからは全く人の姿無し…
シカの落とし物も数カ所で確認。



一本道で迷うことは無いけど、荒れ道。
転倒事故が多いのも理解出来るほど。



ぐるっと大回りしながら少しアップダウン…



動物の気配も感じながら進むと…
駐車場が見えてきました…



フェンス扉を抜けると中央登山道と合流。
駐車場から振り返って…



駐車場=到着時よりも自家用、観光バスで
7割以上の駐車率。
乗って来た”名阪近鉄バス”も休憩中。



バスの出発まで時間があるので、
スカイテラスの売店に立ち寄り…
店内のレジは、買い物客で行列状態…。
駐車場の風が吹く場所を見つけて休憩…
相変わらず中腹からガスが山頂へ流れ…



13時になりバス停へ…13:15発で
JR関ヶ原駅に向かって出発。
下りながら車窓から山頂を…



13;55に駅に到着、改札を抜け、
13:56発の電車で米原駅に向かいます。
近江長岡駅付近の車窓から見る伊吹山…



北陸線や東海道線に乗車すると、
いつも眺める伊吹山…
今回は、手抜き登山でしたが大満足!
次回は”秋旅”になりそう…はてさて??





’19「紅葉を求めて…」JR福知山線:廃線跡を歩いて晩秋の彩りを…

2019-12-04 21:45:54 | 知らない町を歩きたい…

2019年、令和元年も残り数週間…今シーズンの秋色探しも今回で最後。

今日は近場…西宮市北部、宝塚市との市境にある旧・福知山線の廃線跡へ…

阪急芦屋川駅~宝塚、JRに乗り換えて武田尾駅~山トモ二人と歩き始めます…(10:20)

武庫川の渓谷沿いで枕木や砕石が残る廃線跡の遊歩道…

見上げる山腹は錦秋…次々現れるトンネル内を歩くのも楽しい…

休憩スポットでは河川敷に降りたり…

周囲の木々も最後の紅葉とばかりに色づいて…

距離の短いトンネルもあれば、長いトンネルも…(懐中電灯は必須です)

鉄橋も往時をしのばす歴史遺産かも…

渓流は所々に泡の溜まり場に…少々汚れているようです。

終盤、気温測定=11℃(12:10、日陰、寒風あり)

最後のトンネルを抜け…

ゆっくりペースで歩いたので約2時間でした。

前方に中国道の高架が見え始めると終点がすぐそこに…

生瀬・名塩側(入り口)に到着…(12:31)

ここからは狭い小道の住宅地を抜け、国道176号線に出て…

通行車両の多い国道沿いの歩道を下って行くと、

JR生瀬駅に到着です…(12:56)

(西宮名塩駅へは緩やかな登り坂、生瀬駅へは下り坂…)

生瀬駅から宝塚に戻り、少し遅めの昼食。

昼食後、今津線の電車に乗って動き出すと小雨模様…

でも、西宮北口から神戸線に乗ると雨も止んで…ホッ。

廃線跡を歩いている時は青空で好天気、大満足の渓谷歩きでした。

今年の紅葉=総体的に色づきがイマイチ…

異常気象?気温の高い日が続き、木々も戸惑っていたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 


’18 秋旅:最終章「紅葉を求めて…赤目四十八滝」へ…

2018-11-21 14:15:53 | 知らない町を歩きたい…

11月も半ばを過ぎ、紅葉の見頃が気になりながら…

ウェザーニュースの紅葉情報をチェックし、昔から有名な赤目の渓谷に行こうと。

奈良県と三重県の県境に位置する赤目渓谷は連続する滝と紅葉の名所でもあります。

紅葉情報では”見頃”で、落葉が12月2日頃~(11月19日現在)とのこと、

近接の香落渓が落葉…で、少々気になりながらの出発です。

11月20日(火)早朝に芦屋を出て、大阪難波駅で近鉄「赤目四十八滝 渓谷の自然探勝きっぷ」を購入。

(発駅往復、バス往復、入山料、商店の割引きなどがあり、2日間有効=¥2520-)

難波8:20→鶴橋で急行に乗り換え、赤目口駅9:20着。

駅から赤目滝までの三重交通バスの始発が10:00で、ノンビリ時間待ち。

9:40にバスがやって来て、乗車…出発まで、電車が到着するたびに乗客が増え始めました。

10:00に発車し、赤目滝入り口に10分で到着。

バス停から歩き、日本サンショウウオ・センターが、渓谷の入り口…入山券に交換後、

オオサンショウウオなどの水槽展示を見ながら渓谷へ…(10:20)

渓谷を歩き始めて、見頃は終盤…落葉時期と感じました。

地面・水面の落ち葉、木々には色づいた葉が少なく、落葉した木も…。

渓谷を歩くのは観光客とハイカーで同じくらいの割合。

歩き易い場所もあれば、急なアップダウン、石の階段、木道も…

石や岩に丸みがあり、濡れている所は非常に滑り易く…

登りよりも下る際が危険…お年寄りの観光客の歩く姿にヒヤヒヤ。

当初は、今年開通したという”長坂山ルート”を帰りに歩こうか…とか、

渓谷の最終地・巌窟滝から先へ、山越えで落合バス停に進み、香落渓へ…進もうかと思っていました。

しかし、赤目渓谷を歩きながら上部をチェックしても紅葉は終盤の様子…

結果、巌窟滝まで(約3.3k)歩き…到着(11:40)、ここから渓谷入り口まで戻ることに決定。

往路を戻りながら、途中の百畳岩で昼食タイム(12:20~12:40)

気温測定=10℃(日差し弱く、無風)

百畳岩近くにある”長坂山ルートの一方通行入り口”…

往路をノンビリ戻りながら、少しでも紅葉・黄葉・落葉を楽しもうと…

目線を変えて、風に舞い散る落ち葉も…

滝の入り口、日本サンショウウオセンターに戻り、水槽展示をゆっくり見て、

バス停へ…(13:20)

赤目口駅へのバス=13:45発に乗車し、駅へ…

14:00発の急行で鶴橋~難波へ…。

紅葉の見頃=人それぞれに見方・判断が異なるとは思いつつ…

10日前位が本来の見頃だったかもしれません。

観光地では、少しでも長く観光客を迎えたいということもあるのでしょうね。

ただ、今年の秋=気温が下がったと思うと上がったりの異常気象…でした。

これらが木々の色づきにも影響があったと思われます…こればっかりは仕方ない…。

 


’18 秋旅「紅葉を求めて奥入瀬渓流へ…」

2018-11-04 19:53:03 | 知らない町を歩きたい…

今年は晩夏の頃に東北を旅したいと思いつつ、天候不良で延び延びに…

10月下旬になって、東北の紅葉が例年より遅れているとのこと。

紅葉状況をチェックし、週間天気や天気図をチェックしながら実施日を設定。

ホテルも11月4~5日を予約、しかし、10月末に急な冷え込み…

急遽、ホテルの予約を変更、連休前、二泊三日の旅に行くことにしました。

1日目<11月1日(木)>晴れ…

芦屋を9時過ぎに出発、東海道新幹線で東京、東北新幹線で青森へ…。

新幹線の車窓から冠雪の富士山、岩手山を見て…冬の訪れを感じました。

(東北北部では前夜の寒波と降雨が山では初雪になったようです)。

新青森駅から青森駅に着くと小雨が降り、冷え込んでいて予想外(17:45)

ホテルにチェックイン…、市内で晩食を済ませホテルへ。

2日目<11月2日(金)>曇りのち晴れ…

早朝、ホテルの窓から青森駅が目の前に…

駅前からの十和田湖行きのJRバス(みずうみ2号)が7:45発

それまでに近接の”青函連絡船メモリアルパーク八甲田丸”へ…(7:05)

写真を撮って、バス停に向かうと早くも乗客の行列…(7:20)

並んでいると次々と乗客が並び、長い行列状態…係員が数え出したり…

行列の9割が中国人観光客でグループやらカップルやら…

定時便の他に臨時便も…丁度、臨時便の先頭になり少し安堵。

約15分遅れで発車…

このバスは八甲田山を経由して十和田湖へ向かうベストドライブです。

標高が上がるにつれ紅葉から落葉、積雪、標高が下がり始めると紅葉…

車窓から…

八甲田山の山頂も積雪…

出発が遅れた分、予定よりも15分遅れで奥入瀬渓流・遊歩道の出発地・焼山に到着…(10:00)

焼山(星野リゾート周辺)から遊歩道入り口へ、

ここから渓流沿いの紅葉をタップリと…

渓流沿いに子ノ口までバスも走る車道あり、マイカー観光客の姿も多かった…。

さすがに焼山から子ノ口まで約14kを歩く人は少なかったです。

水量豊富な渓流、樹木によっては紅葉から落葉もあったり…

水面に浮かぶ落葉も、それなりに絵になって…

両岸の断崖から流れる滝も数箇所あって…

終盤、渓流で一番落差のある銚子大滝は豪快な水しぶき…(13;25)

ようやく前方に十和田湖が近づき…

十和田湖畔・子ノ口に到着…(13:45)

(当初は13:30発の観光船で休屋に向かう予定でしたが、叶わず)

十和田湖から奥入瀬渓流への流れ…

湖畔は寒風が吹き、空はどんより…紅葉は終わりかけ。

子ノ口14:28発のバス(おいらせ24号)で八戸駅前へ…16:30着、ホテルへ。

3日目<11月3日(土・祝)>曇りのち晴れ…

今日は盛岡へ…

新幹線よりローカル線(青い森鉄道~IGRいわて銀河鉄道)を選択。

八戸駅7:13発の各駅停車の2両連結:ワンマン車両で出発…

目的地は渋民にある「石川啄木記念館」へ…渋民駅8:40着。

記念館まで徒歩約30分…冠雪した岩手山の麓に広がる渋民…

「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」 (啄木「一握の砂」より)

標高2038mの岩手山に見守られながら「石川啄木記念館」に到着…(9:10)

展示物を拝見し、学芸員の方と話をしたり、

隣に移設された「旧渋民尋常小学校」「旧斎藤家」(共に盛岡市指定文化財)も…

耳を澄ますと子供たちの歓声が聞こえて来るような…(現代の教室とは違って、天井高がとても低いです…)

旧斎藤家の内部…

厳しい自然環境の中では、昔の建物の保守・保存など大変な苦労があるようです。

啄木ファンの方だけでなく、「啄木記念館」に機会を作って訪れられることをお勧めします。

盛岡中心部へ行こうと…記念館前のJRバス11:04発=待てど、一向に来ず…(約20分遅れ)…

ようやくやって来たバスに乗って盛岡市内へ…

盛岡駅手前の夕顔瀬橋バス停で下車、タクシーが来れば…と、

全く来ずで、結局、徒歩約20分で「聖寿禅寺」を訪れた後、再び歩いて…

市内中心部の「啄木新婚の家」に立ち寄り…

その後、盛岡駅へ向かい…到着(13:35)

14:50発の(はやぶさ24号)で東京…

東海道新幹線に乗り換えて新大阪~芦屋へ21時過ぎに帰着。

JR新幹線:乗車時間=片道約6時間半、座っているだけでそれなりに疲れました。

歩いている方が疲れを感じなかったのは、六甲の山歩きのお陰です。

次回の旅…今年最後の「紅葉を求めて日帰り旅」になるかも…??

 

 


2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-30 01:25:53 | 知らない町を歩きたい…

関西だけでなく日本中が猛暑…、少しでも猛暑から逃れようと計画。

最初は7月前半の予定でフェリー、ホテルを予約していましたが…

その後六甲山にも大雨が降り、その影響も気になったので全てキャンセル、延期。

オフ中でしたが、六甲の影響チェックも済ませ、

週間天気で好天が続きそうということで改めて夏旅を…。

「夏休み自由研究:長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」と題して

夏旅へ出発…。

初めての長距離フェリーを経験、北海道・稚内も初めての訪問です。

稚内では観光協会が紹介している「フットパス」を歩くのが目的…

「フットパス」詳しくは…

稚内観光協会 http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/footpath 

<1日目=7月23日:午後>…気温33℃の芦屋から新大阪へ…

新幹線で名古屋(予報では40℃近い気温)、

下車するとムッとする体感…

駅構内はエアコンが効いていますが一歩外に出ると暑くて…。

名鉄バスセンターでフェリーターミナル行きチケット購入、乗り場を確認…

地下街を散策しながら…朝食用のパンを購入、エアコンの効いた待合室へ。

バスセンター17:20発のバスは満席…臨時バスも出るとか。

強い日差しを浴びながら満席のバスの車内も暑かった…

18:00…名古屋フェリーターミナルに到着、

太平洋フェリーで手続きをして乗船。

「いしかり」船内2泊で正味40時間の船旅なので、ちょっとリッチに特等室…。

(通常期なら利用不可ですが、A期間中はシングルユース可)

19:00 出航…

名古屋港を出航してから、西の空に夕日…

日が暮れてもデッキを歩けます…上空に薄雲があり満天の星空は諦めました…

ゆったりの船室で船窓から飽きもせず海を眺めたり、本を読んだり…

(沖合いを航海中はネットにも繋がらず…

  船室のモニターには現在位置を示す画面などだけ)

<2日目=24日 5:49 千葉県沖>船窓から日の出を眺めて…

福島県沖を航海している時、津波で流された被災者に向けて手を合わせ…鎮魂。

仙台→名古屋に向かう僚船「きそ」に手を振り、お互いに汽笛を鳴らしてお別れ…

仙台港に到着(16:40)…カモメが飛び交い、歓迎フライト…ではなく、

餌をねだってすぐそばに…(乗り慣れた人がパンなどを上空に投げ…)

仙台港で一時下船(約2時間)が可能です…が、暑いので船内でノンビリ。

車両などの下船・乗船作業が終わり…出航(19:40)

翌朝、青森県沖の日の出…(25日 4:46)

下北半島・尻屋崎沖では濃霧…

津軽海峡を過ぎ、苫小牧沖を航行中…

<3日目=25日午前11時>苫小牧フェリーターミナルに到着…

曇り空でヒンヤリ…暑がりには最適でした。

バス=11:46発の「高速とまこまい号」で札幌へ…、

札幌駅前13:38到着=札幌も暑い。

駅周辺で昼食など済ませ、地下鉄で大通駅へ…

駅から急ぎ足で大通りバスセンターへ向かい到着14:50.

(地下鉄で一駅:南北線より東豊線の方が近いと思ったけど、

  駅からバスセンターまで意外と遠かった…注意が必要です)

15:00発の稚内行きの高速バスに無事乗車…

国道~高速道路~国道…途中二箇所で休憩をして、

稚内に20:50到着、ホテルへ。

●太平洋フェリー:今回の船旅=伊勢湾を出てから少し揺れましたが、

 船酔いするほどでも無し。

 航海中は、ほとんど凪の状態が続き、船旅をタップリ楽しめました…お勧めです!

<4日目に続く…>

 

 

 

 

 

 


2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-30 01:25:03 | 知らない町を歩きたい…

<2018年:夏休み自由研究~Part 2>

「稚内フットパス~:

宗谷岬から宗谷丘陵、メグマ沼自然公園、ノシャップ岬を歩く…」

<4日目=7月26日>

稚内駅前5:45始発の路線バスで宗谷岬へ…

6:35 岬に到着…早朝で観光客も少なく静かな最北端でした。

 

残念ながら樺太は見えず…、

岬を散策した後、海の反対側の丘からフットパスの始まり…7:00

 

宗谷岬灯台のそばを通り…

前方の風車のある建物のそばを通り…

緩やかなアップダウンの舗装路で車両も通行するので注意。

時間帯によっては観光バスも…(歩くには早朝がベストかも)

どこまでも続く一本道…(分岐にはフットパスの表示板あり)

両側は牧草地・放牧地で立ち入り禁止(電気柵の設置も)。

目印になるのが「丸山」…山頂には自衛隊の施設があり、

遠めには西洋のお城のようです。

 

時には近くに放牧された宗谷黒牛がいたり…

野生動物の獣道があったり…

道端には「コウリンタンポポ」が咲いていたり…

 

高台に進むと今歩いてきた道、丸山、岬方面も眺められ…

宗谷丘陵の広さが実感できます。

宗谷ウインドファーム=強い風が吹き通る丘陵では、

風力発電の風車が立ち並び、独特の景観です。

ようやく、お目当ての「白い道」に…

 

気温測定=25℃(8:58 日差しあり、風あり)…

白いのはホタテの貝殻…

 

廃棄物の有効利用…地道に敷き詰めています。

白い道と樹木の緑、遠くに青い海、稚内中心部…

ホント…絵になります。

 

この先が終着点=宗谷の集落、宗谷バス停まで下り坂…

 9:35 宗谷バス停に到着…約11k 2時間半ほど。

 次のバスまで時間があるので近くの宗谷歴史公園へ…

 

公園では芝刈り作業中…見物をしながら東屋で休憩。

10:27発のバスで駅前へ…

観光案内所で「メグマ沼自然公園」へのアクセスを聞いたり、

昼食を済ませて、11:40発で稚内空港へ…

 

空港前から12:15に出発、自然公園入り口に12:22着

ここから木道のルートへ…

 

案内看板を頼りに木道をあっちへ行ったりこっちへ行ったり…

空港のすぐそばだけに、飛行機の飛び立つ姿も…

日差し強く、強風が吹きつけて帽子が飛ばされそう。

花期の狭間?ほとんど花は見られず…

「ワタスゲ」が一輪、強風に耐えていました…

「カキツバタ」「ハマナス」などが僅かだけ咲いていました。

案内板の9割のルートを歩き周り入り口へ、

その後、空港ターミナルへ戻り…13:45着

駅前行きの空港バス15:05発を待ち、乗車…

飛行機の到着便が遅延で、15:18に出発…駅前に15:48着。

一旦、ホテルに帰って小休止…

稚内公園フットパスに行くか、ノシャップ岬フットパスか…

結果、夕日を見ようとノシャップ岬まで歩くことに…16:25出発。

 

海岸沿いのフットパス…コンブの干し場や漁船、加工場近くを歩き

ノシャップ岬:稚内灯台に到着…17:19

 

灯台の先にノシャップ岬…

バスでの団体、自家用車、バイクでの観光客などがチラホラ。

 

やがてバスが去り、土産物店も閉店、夕日待ちの人だけ…

帰りの路線バスのバス停が判り難く、探したりして時間つぶし。

水平線に分厚い雲が集まり、夕日は望み薄…

雲の上の夕日を撮影してからバス停へ…18:23発で駅前へ。

駅前に戻ってから「手打ち さぬきうどんの店 やまだ」へ…

 

釜揚げうどん=こしがあって期待通りの美味しさでした。

関西人は三日に一度は食べたくなる”うどん”…

風貌はこわもての店主…けど、話をするととてもフランクな方。

いろいろ話をして、来年も稚内へ来たくなりました。

稚内を訪れる機会がある方、ぜひ立ち寄ってみてください。

今日は、それなりの距離を歩き…運動不足もあって、歩き疲れ。

ホテルへ戻り、就寝…

●稚内フットパス=4コースのうち3コースを踏破。

 残るは市内の稚内フットパス「氷雪の門コース」だけ。

 やまだの店主も記念塔からの眺望がベスト…と、お勧めでした。

 

<5日目に続く…>

 


2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-29 23:38:52 | 知らない町を歩きたい…

<2018年 夏休み自由研究~ Part-3>

稚内での最終日…曇り

<5日目=7月27日>

稚内フットパス=残りの「稚内公園フットパス」…

手打ちうどん やまだの店主もお勧めでしたが、

目的地である山の上は濃霧が発生…断念。

JR特急の出発まで時間つぶしで、周辺を散策…

目立つ建造物=北防波堤ドームへ…

観光バスも必ずやって来る観光スポットのようです。

巨大でユニーク…この部分だけ何故??

港の岸壁沿いに歩くと利尻島行きのフェリー…

離れた埠頭には豪華客船も停泊中…

稚内駅は日本最北端の線路…

ここも記念撮影のスポットです。

駅の待合室で時間待ち…

13:01発のJR北海道・特急サロベツ4号に乗車…

旭川に定刻より14分遅れで到着、

旭川17:00発の特急ライラック36号に乗り換え…

18:25 札幌に到着…。

途中下車をして晩食を済ませ、朝食用のパンを購入し…

札幌発19:26の区間快速で小樽へ…

小樽に到着すると、今日は花火の打ち上がる音。

運河方面で花火が見えて、人出も多め…

フェリーターミナル行きのバス乗り場を確認した後、

花火を見ようと、運河方面へ…

着いた頃には花火も終了(20:25)

大勢の人が駅に戻ろうと混雑…

同じように来た道を引き返し、バス乗り場の待合室へ。

21:00発のバスで新日本海フェリー・ターミナルへ…

ターミナル内は大勢の乗船客でいっぱい…

夏休みだけに子供の団体、家族連れ、グループなどで満杯。

23:30に小樽港を出航…

新日本海フェリー=部屋は時期的に”ステートA”でした。

予想通り、船内は子供たちが走り回る足音、賑やかな声…

翌朝のレストランもすぐに満席…

この船…オープンデッキは後部だけ…

サイドデッキは立ち入り禁止…

往路の太平洋フェリーとは構造が異なっています。

結局、食事は購入しておいたパンで済ませ、

ベッドで本を読んだり…引きこもり状態…

航海中はほとんど揺れることなく、海は凪状態…

若狭湾に入って、船から最後の夕日・・・18:58

遠くに海上自衛隊の護衛艦が航行…

台風12号の接近=舞鶴に近づく頃にかなり揺れるかも…?

覚悟はしていたけど、結果、全く影響なしで到着…21:00。

下船すると風が少し強いかな…という感じ。

21:30発のバスで一路、三宮へ…所々で小雨…

23:22 三宮に到着、風雨も無く…

急いで阪神三宮へ23:26発で芦屋へ無事帰着。

帰宅後、未明に風雨が強くなっていたようです。

●今回の夏旅…長距離フェリーの船旅をとても楽しめ、

 猛暑の夏に汗もそれほどかかず、贅沢な旅になりました。

 来年の夏は、北海道に長期滞在したいなァ…?!